chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
secret boots https://blog.goo.ne.jp/menfith81

ネタバレ必至で読み解く主観的映画批評の日々。

趣味は映画鑑賞。専門的な知識があるわけではありませんので、素人が楽しめる範囲内での「映画批評」を行っています。TB・相互リンクなど随時募集中です。

menfith
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2010/01/31

arrow_drop_down
  • ゴールデンカムイ

    評価点:75点/2024年/日本/128分監督:久保茂昭「再現度」は高い。しかし、それで満足していては……。1904年の日露戦争で両国ともに多くの死傷者を出した。その二年後、激戦を生き延びた杉元佐一(山崎賢人)は、北海道で砂金をさらっていた。しかし、見つからず途方に暮れていたところ、出会った酔っ払いがアイヌが隠した金塊の話をしはじめた。話によれば、その金塊は北海道のどこかに埋められて、そのありかが脱獄した死刑囚の体に暗号として入れ墨で刻まれているということだった。信じられない杉元だったが、ヒグマに襲われたその男には、不自然な入れ墨が入っていた。男の遺体を担いでいた杉元だったが、獲物を奪われたヒグマが杉元を狙っていた。「ヤングジャンプ」で連載されて大きな話題になったマンガの、実写映画化作品。速報が入った時点...ゴールデンカムイ

  • 東浩紀「動物化するポストモダン」

    言わずと知れた、東浩紀を論壇の舞台にあげた新書である。当時としては、オタクやギャルたちを論じている者は少なかった。オウム真理教やバルブ崩壊など大きな事件や出来事が続く中で、ゲームやアニメ、マンガといったサブカルチャーに没頭する者たちを、俎上に載せるということ自体が「価値がない」とみる考えが支配的だった。しかし、いち早く彼らに注目したのが、大塚英志であり、東浩紀だった。書かれた当時は懐疑的だったのかもしれないが、現在ではオタクと呼ばれる人たちのエートスはむしろ日本においても支配的になってきた。特に、新型コロナを巡る騒動(狂騒)によって、アニメやゲームがより多くの日本国民に親しみのあるものになったようだ。彼らの精神性に早くから注目した評論として、東浩紀はその地位を確固たるものにしている。それもすべてはこの「動...東浩紀「動物化するポストモダン」

  • 哀れなるものたち

    評価点:88点/2023年/アメリカ/141分監督:ヨルゴス・ランティモス彼女に欠落しているもの。私たちに欠落しているもの。外科医で全身傷だらけの男、ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)は、不思議な女性を自宅で育てていた。医学会でゴッドウィン医師に尊敬の眼差しを向けるマックス・マッカンドルス(ラミー・ユセフ)を見つけたため、自宅に呼び、ベラ(エマ・ストーン)を紹介する。ベラは、自殺した女性に子どもの脳を移植することで誕生した「実験体」だった。マックスが観察する中、赤ん坊のような振る舞いだった彼女は、次第に外の世界に憧れるようになる。そこに弁護士のダンカン・ウェダバーン(マーク・ラファロ)が現れて、ベラの生活が急変していく。オスカーノミネートも納得の映画だ。SFなのか、コメディなのか、ファンタジー...哀れなるものたち

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、menfithさんをフォローしませんか?

ハンドル名
menfithさん
ブログタイトル
secret boots
フォロー
secret boots

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用