オーストラリアを自転車で半分縦断!世界の中心?ウルル(エアーズロック)までの2000キロの冒険記。
突然思い立ったのはオーストラリアの砂漠旅行。アウトバックと呼ばれる広大な大地にポコンと現れる世界最大級の一枚岩「ウルル(エアーズロック)」が見たくてオーストラリアのてっぺんから自転車を漕ぎつづけた。果たして2000キロを越える旅は無事に終わるのか…。
ピンクパンサー・パブのなかは薄暗かった。 なかに入るとお土産屋さんと、食事を注文するカウンターがある。 ぼくらは注文している間にお土産を物色する。 どうやらこの店は「ピンクパンサー」を意識しているらしい。 お店の外にあった人形はピンクパンサーに見えなかったけれど、 ...
そのパブは黄土色の大地のなかにさり気なく建っていた。 周囲のところどころに木々が立ち、灼熱の砂漠に潤いを与えているかのようだ。 ぼくらが愛車を停め、パブのなかにはいろうとすると 後ろから自転車に乗った老人がさっそうとやってきた。 重装備ではない。 しかし、旅の装備を...
今回Satoru隊員は人生初のパンク修理を行い、 Masato先生の指導のもと立派に修理を終える事ができた。 と言いたいところだが実はパンクしたチューブを予備のチューブに変えただけ。 実際、ロングライドの旅をしているときにいちいちパンクの穴を塞いでるヒマはない。 「ま...
さあ、ここからは次なる大都市(といっても大きくない) 「テナント・クリーク」を目指して自転車をこいでいきますよ。 というわけでいよいよテナント・クリーク編です。 お待たせしました。 今日もいつも通りにまったり起きてまったり出発する。 今後は水がなくなるとかいうアホな...
さあ、次の町へ向けて自転車ジャカジャカ漕ぐぜ! 次の町はええっと、「Larrimah(らりまー?)」か。 でも出発するのが遅かったし、 MasatoとSatoruは冬用の寝袋が暑くて重いと言っているから この町の郵便局で荷物をケアンズに送ってしまうことに。 この先、...
翌朝、サーマルスプリングの近くで出発の準備をしていると どこかで見たことのある自転“者”が我々の目の前に現れた。 ドロップハンドル、 前後のホイールに取り付けられたサイドバッグ。 そしてバンダナを頭にまいたアジア人…。 「あっ、ユージンじゃん!」 ぼくらがベンチ...
さて、バラマンディの餌づけもみることができたし、 そろそろ自分達のに戻りますか。 という感じになったが、 さて今日はどこに泊まろうか。 我々旅人にとっての毎日の悩み事といえばどこを寝床にするか、 ということである。 旅人にも悩みはある。 まぁけっきょく考えたあと、例のサー...
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マタランカでは十分に遊んで、 それから近くの民宿でランチをとることした。 ランチはだいたい ポテト だ。 ジャガイモが主食扱いの文化があるこの国はポテトはやたら安い。 ま、そんなワケでランチにはたいていポテトを食べることになる。 ちなみにオーストラリアでフライドポテトのことは ...
砂漠のなかの自転車こぎはとっても辛い。 でも、おもしろ蟻塚のおかげで少しは楽しくなってきた。 こんなにいろんなカタチの蟻塚が見られるなんてそうそうないぞ。 とまあ、そんなこんなで次の街・マタランカにたどり着いた。 この街からちょっとだけ自転車で進んだところがウワサの 「サーマ...
どうやら食べ物は野性のカンガルーにやられたらしい。 野生動物がカンガルー……。 うーん。いかにもオーストラリアっぽいじゃないか! 今度から気をつけよう。 さて、もそもそと起きて今日も 日課の自転車こぎ だ。 もはや日々の日課が自転車とは。 なんという生活をしているのだろう。 ...
キャサリンで準備をした後は少しだけ街から離れて野宿をした。 ノーザンテリトリーの道路にはたくさんの休息地点があり、 夕方になると旅人が集い始める(車で)。 今回はキャサリンという都市から近かったからだろうか、 4、5台のキャンピングカーがすでに停まっている。 車に取り付けた巨...
キャサリンの街である。 昨晩は行きずりのアボリジニにぼくらの計画しているルートの話をしたら、 どうも思っているより難しそうなことがわかって 少しだけガッカリする、ということがあった。 それにしてもこのキャサリン、アボリジニだらけである。 ぼくらとも白人とも全く異なった顔の彼等...
街はやがて現れた。 橋の向こうに黄色い灯りが見えている。 辺りからは不思議な香りが漂っている。 ノーザンテリトリーの街、 キャサリン である。 ああ、これでやっとウマいビールを飲むことができる・・・。 やったんだ、俺たちはついにやり遂げたんだ! ぼくは一目散にキャサリンにあ...
再び自転者をこぎ出したぼくらは快調だ。 十分ではないとはいえ、 ギリギリの 水は持っている。 日が暮れて暗くなっても走るためのライトも装備している。 さあ、まだ日が沈む前にはキャサリンに着きたいな! じゃかじゃか、じゃかじゃか・・・(自転者をこぐ音) じゃかじゃか・・・。...
そう、ぼくらはオーストラリアの砂漠の上を走っている。 ちなみに走ってるといっても、 自転車で 、だ。 広大なオーストラリアのノーザンテリトリーを砂漠で走るのは楽しいばかりではない。 (たいてい辛いだけだ) そんな危険のなかの一つに 巨大な車 というものがある。 ...
キキーー。 突如車の停車音が聞こえた。 ここは制限時速120キロの高速道路。 風のように通り過ぎて行く車はいくらでもあったが止まることはな かったのだが・・・。 "Are you guys OK?" 車を停めてオージーが話しかけてくれた。 なんとやさしい人なんだろう。 ...
オーストラリアから帰国しました。 ということで徐々にブログの更新を再開し始めています。 また、一日ごとに 日付と走行時間・距離・平均速度・最高速度 を付け加えるようにしました。 オーストラリアの広大な土地を旅するときに、大胆かつ詳細なプランニングは必要不可欠。 そんなわけ...
僕たちは真っ昼間の砂漠のなか、ひたすらに日射しが弱まるにを待っていた。 いったい、この砂漠の気温は何度に達しているのだろうか? まるでアスファルトの道路はBBQではないか。 このままではさっきの町で買ってきたソーセージがこんがり焼けてしまう。 というか試してみたら 本当におい...
ダーウィンの街を抜けて最初の夜がやってこようとしている。 もともと「そのへん」でキャンプを張る予定だったぼくらは、 ダーウィンを離れてすぐに何もない土地に出会えてとりあえずひと安心した。 というのも、まだ町の雰囲気が残っている場所でのキャンプは不安からだ。 毒グモや毒ヘビなど、...
ただいまオーストラリアはタスマニアで生活しておりますが、 ネット環境が悪いため、更新することが困難な状況にあります。 またしばらく経ってから更新を再開いたしますので、 それまでは数少ない過去の記事をご覧になってお待ちください。
いよいよ旅らしくなってきた。 目に入る風景は果てしない一本道と二人の仲間。それだけだ。 ぼくらは周りの風景が明るくなるとともに自転車を漕ぎ出した。 両肩を心地よい風が通りすぎていく。 この旅最初の補給地点となる場所はAdelade Riverという小さな村だった。 最初に行...
ColesやWoolworthsといった大手スーパーマーケットで買出しを済ませた後、 ようやくぼくらの自転車旅行が本格的に始まった。 本格的な活動は初日となるこの日は、 街から離れて暗くなって来たら活動終了というきわめてアバウトな計画であった。 ダーウィンは限りなく赤道に近い...
さあ、食料の買出しをしてさっさとこの町からでようじゃないか! というわけで早速スーパーマーケットに向かってみる。 まあ、10時を過ぎればきっと営業するだろう。 なんて思っていたのだが。 9時の時点ですでに営業は始まっている上、よく見たら夜中まで開いていた! ケアンズだと夜は...
「海辺や川辺にはクロコダイルがいるから絶対に寝ないように」 そう知人に言われた翌日、 ぼくらはさっそく海辺で寝ることにした。 ここだけの話、自転車で旅行するぼくらには基本贅沢金はない。 だいたい、自転車で旅をすう目的の一つが「金を使いたくないから」だともいえる。 途中であ...
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