山岡洋一さんが他界された。まだ62歳の若さだった。すでに途轍もなく大きな仕事を成し遂げてきた氏ではあるが、これから本当の集大成と呼ぶべき時代を迎えようとしていたところであったに違いない。昨年、山岡さんの講演を聞きにいった。長年続けてきた「翻訳通信」の歩みを振り返るというテーマのものだった。特に明言はされていなかったように記憶しているし、私の主観でしかないのだけれど、話の節々から、後進の育成にかける氏の使命感のようなものが伝わってきた。そこには澄み渡るような純真さがあった。年齢的なものもあるのだろうし、何かを成し遂げた人の心境とはこのようなものかと感じたことを覚えている。山岡さんは、翻訳を先人達が積み上げてきた巨大な伽藍のようなものだと捉え、過去の資産に最大限の尊敬を払いつつ、その伽藍をさらに高く、豊かなものにす...翻訳という名の伽藍
すっかりご無沙汰してしまいました。前回のエントリのときは、それまでの炎天下とは打って変わって3日ほど急に涼しくなって、「たまにはこういう天気もいいなあ」などと思っていたのですが、それからすっかり夏はどこかに行ってしまいまして、この今も、カミナリがゴロゴロいっております。天気予報はここ数日、「明後日くらいから晴れる」という情報がスライド式に毎日報じられているような気がしてなりません。僕の愛する炎天下はどこに~。もう今年はずっとそうなのですが、ありがたいことに仕事も忙しく、忙殺されているうちにあっという間に日々が過ぎ去ってしまいました。ここ10日ほどで3回ほど大きな山場があって、ちょっと身体を壊しかけてしまいました。久し振りに寝込みました。でも、ようやくこの異常モードからは脱出できそうです。とはいえまだまだ仕事は山...長距離半裸ランナーの孤独~我の内なるC3POに異状なし~
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