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愛犬と暮らす幸せ https://blog.goo.ne.jp/doggy_hiro

ともに老いを迎えた姫犬シェラと、わが家へやってきた元気過ぎるコーギー小僧ルイのにぎやかな日々。

犬ブログ / 老犬・高齢犬

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Hiro
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2009/08/20

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  • ウチの子だから

    ルイが生まれたのは茨城県である。生後2か月で売られ、東京の南にある町のペットショップで商品になっていた。当時、わが家はそれまで12年間いっしょに暮らしていた、やっぱりコーギーのむぎが突然死んでしまい、家人はペットロスに陥っていた。ペットロスを和らげるには新しいワンコを迎えるのがいちばんとの理由から、せがれのすすめで家人はインターネットでコーギーのパピーを探しだした。2日後あたりの土曜日だった。ぼくは家人に急かされ、早朝からそのパピーを見にいくためクルマを走らせた。店の開店を待って店に入った。そこにかわいいパピーがいた。ひとめ惚れだった。家人は迷うことなく購入を決めた。家人は抱いたパピーをはなそうとせず、久しぶりに満面の笑みを見せていた。縁があったのだと認めざるをえない。だが、ぼくはまだ死んで3か月ほどしか経って...ウチの子だから

  • ゆっくり昼寝でもするか

    またしても土曜日の東京は雨の予報。台風14号の影響となると外れようはないだろう。それでも日曜日の午後からは太陽が拝めそうで、となると暑さが戻ってくるかもしれない。少なくとも蒸し暑さは必至だろう。暑ければ暑いでつらいし、急に涼しくなると、これまた身体がついていかない。ルイもぼくも夏バテでさんざんの9月となった。もっとも、涼しさを感じているのは人間だけで、ワンコたちは連日の蒸し暑さにいささかバテているようだ。台風がくれば秋もぐっと近づいてくる。というより、もうすぐ10月だ。そこかしこで彼岸花が咲き誇っている。この花ばかりはどんなに天候が不順でも、毎年、その名のとおりお彼岸のころにちゃんと花を咲かせている。みごとというしかない。せめて気持ちを強く持って涼しさに順応していきたい。せいぜいルイにならって昼寝をしっかりして...ゆっくり昼寝でもするか

  • 本当の秋が待ち遠しい

    いくぶん蒸し暑いものの、9月にしては涼しい日が続いいている。とはいえ、朝も夕方も、ルイの散歩には雨の用意が必要だった。出かける直前まで、煙るように雨が降っていたからだ。腰のナスカンに折り畳みの傘を提げて出た。ルイの雨具は持たなかった。もし、雨が降りはじめたらすぐに引返せばいい。大粒の雨はまず降らないだろう。朝も夕方も、幸いにして散歩の途中で雨は降らなかった。9月もなかばとなっているのにひどい天気が続いている。ほとんど太陽が出ていないからだ。きっと農家は大変だろうなと思う。サルスベリもムクゲも、花が散りはじめた。陽気はもう秋だ。凉しさにワンコたちもさぞや楽だろうと思うのだが、どうやら人間が感じるほどではないらしい。ルイはすぐにヘバってしまう。とくに夕方は散歩途中での呼吸も苦し気だ。この涼しさは、皮膚呼吸のできる人...本当の秋が待ち遠しい

  • つかのまの太陽

    目が覚めたとき、6時をまわっていた。きのうもきょうもすっかり遅い朝の目覚めだった。それというのも、秋雨前線の停滞で一気に秋に変わってしまったからだ。だが、今朝は太陽が出ている。暑かったら目も当てられない。急いでベランダに出てみた。きのうのような涼気にホッとする。6時30分に出るつもりでしたくをしても、涼しいという安心感から5分遅れ、35分の出発となった。外は寒いくらいだ。Tシャツに半袖シャツ、その上にメッシュのベストを着て正解だった。涼しくなったというのにルイの動きは緩慢だ。涼しくなったからなおさらなのかもしれない。近所のそこかしこでしつこくにおいを嗅ぐ。暑かったころは、暑さにまいって動きが鈍かった。いまは”情報収集”に余念がなくなってしまった。とくに住まいのあるマンションを出てから300メートルほどがルイの縄...つかのまの太陽

  • 夏の置きみやげ

    夕方、雨具なしでの散歩となった。ようやく雨が上がって、またすぐには降らないみきわめがついたからだ。何日かぶり、あるいは何回ぶりかでの散歩の解放感だった。ルイの(たぶん)求めに応じて、いつもの場所で持参の冷たい水を飲んだ。またたくまに蚊にが襲ってきた。やっぱり……。追い払っても戻ってくる。ルイには気の毒だが、休憩を切り上げてすぐにその場を離れた。しかし、蚊は追いすがってくる。涼しくなったからといって蚊は動きを制約されないらしい。1匹がしつこくルイの顔につきまとう。夏とその暑さは峠を越した。だが、置きみやげの蚊とだけはいましばらくつきあっていかなくてはならないようだ。それもまた秋なのだろう。夏の置きみやげ

  • 今朝の元気が頼もしい

    涼しい朝を迎えた。4日連続の涼しさになる。朝6時にルイの散歩に出た。雨の気配がなかったので雨具なしだった。いつもの4,000歩コースを逆に歩くことにする。歩きはじめてまもなく、ルイがリードをくわえて遊ぶようすを見せる。久しぶりだ。この夏には見せなかった余裕だ。春先までは、50メートル弱の、この下り坂でルイがよくぼくをこの遊びに誘っていた。久しぶりなのでたっぷり相手をしてやった。4日前から涼しくなっても暑いころのようにヘタリこんでいただけに、ぼくとしてはうれしかった。きのうまでとはちがう今朝だった。10月の陽気とはいえ、急激な涼しさに身体がついていかず、だるいし、ひたすら眠かった。人間だけではなく、ワンコもまた身体が対応できなかったらしい。ルイばかりではない。近所のワンコたちも散歩の途中でヘバっていた。今朝は4,...今朝の元気が頼もしい

  • ワンコもこの涼しさについていけないのかな

    秋雨前線の停滞でずっと雨が降りつづいている。6月から7月の梅雨のころでもこれほど雨には見舞われなかった。それ以上に涼しくなって身体がついていかず、ワンコもまいってしまったらしい。ようやく涼しくなったというのに、散歩の途中、ルイは何度となくへたりこんでしまう。ルイばかりではない。散歩へ出ると、カッパを着せてもらっているわんこが歩くのを拒んでいる姿をけっこう目にする。老犬ばかりか、まだそれほどの歳ではないはずの子まで歩きたがらずにいる。さすがに夏の暑さはつらかったが、突然の涼しさにも人間同様ついていけないらしい。これで秋雨前線が去り、9月らしい残暑が戻ってきたらどうなるのだろうと不安になる。むろん、ワンコばかりでない。人間のほうもかなりのダメージがあるのではないか、と。朝も夕方も散歩に出てくるワンコたちがめっきり減...ワンコもこの涼しさについていけないのかな

  • これも秋らしさならガマンしよう

    この3日ばかり、朝も夕方もルイとの散で休憩のときに黒くて小さなたくさんの蚊に襲撃されている。朝と夕方ではまったく別の場所にもかかわらずだ。朝は緑地の横で、夕方は草むらの近くである。いつもそこで水分補給のために休憩しているのに、この夏、経験しなかったような数の蚊の攻撃に驚いた。ぼくは露出している脚や腕に、ルイは鼻の周辺や耳を狙われた。さいわい刺される前に気づいて、すぐにそこから離れているから刺されてはいなかったはずだった。蚊の種類はわからないが、たぶんヤブ蚊というヤツだろう。“秋の蚊はかゆい”と聞いたことがある。経験的にも夏の終わりから秋にかけて蚊に刺されると、たしかにいつまでもかゆかった。ぼくが少年のころ、犬は外で飼うのがあたりまえだった。夏になると犬たちは鼻のまわり、耳、そしてお腹など毛が薄いところをめちゃく...これも秋らしさならガマンしよう

  • 給水でちょっと休憩

    年齢のせいだろう、ぼくは「もっと水分をとってくださいね」と医者からいわれている。新型コロナウイルスの二度めのワクチン接種のときと、さらにかかりつけの医師から血圧の定期検診のときである。ルイも、いまだぼくの年齢にはちょっと追いつていないだろうが、それでも老犬である。やっぱり水分は若いワンコよりは必要ではないだろうか。今年は、ルイの水にぼくもけっこうナーバスになっている。ふだん、家での水用の容器は念のためにふたつそなえている。まれにひとつがカラになっていることがある。それでも片方にはまだ水があるからホッとする。問題は散歩のときだ。たかが1時間程度だからと、散歩のとき、これまでは飲むための水は用意していかなかった。だが、医者の言葉に背中を押されて、この夏は飲むための冷水を、折りたたみのカップといっしょに430mlのペ...給水でちょっと休憩

  • だから暑さが怖い

    夕方の散歩で8歳のワンコ2頭に逢った。10歳のルイよりも2歳若いわけだ。まだ元気だが、飼い主さんたちからルイの毛並みがきれいだとほめられた。そればかりか、ヨークシャー・テリアの飼い主さんからは、この方が前に飼っていた同じヨークシャー・テリアは10歳のころに目がほとんど見えなくなっていたそうである。それにくらべたら、ルイは10歳には見えないともいわれた。わが家だと、12歳で逝ってしまったコーギーのむぎは、突然、死んでしまったのが信じられないくらい年齢を感じさせなかった。ただ、さすがに12歳、体力の衰えはあって、活発さがなくなりはじめていた。17歳で逝ったシェラの10歳のころなど、まったく年齢を感じさせなかった。15歳を過ぎたころからおばあさんワンコになったものの、もし、ガンに魅入られなかったら、きっとあと2年か3...だから暑さが怖い

  • 猛暑に思う

    暑い!他所がどうかは知らないが、当地はきのうから尋常でない暑さに見舞われている。蒸し暑さというやつだ。この夏、午後は4時半を待って夕方の散歩に出かけていたが、昨日からは5時を過ぎて出ている。それでも暑さは相変わらずである。暗くなってからも皮膚に粘りつくような暑さは変わらない。こんな炎熱地獄の夏の記憶が、はるか昔に何度となくある。まだエアコンなど持っていなかったころだった。ワンコたちだって、毎日、日陰ではあっても炎暑の外に繋がれてあえいでいた時代である。昼間、冷房のきいた部屋の中で熟睡しているルイに、「あのなぁ、昔はよぉ……」と教えてやりたくなるほどだ。夕方の散歩で出逢うワンコたちも、まだ若くともやっぱりヘタっている姿をよく見かける。彼らの姿勢を好意的に解釈すると、地面にお腹をくっつけて身体を冷やしているのではな...猛暑に思う

  • 寝坊して得をした

    近所のココちゃんのママから聞いたのだが、19日の朝は大きな虹が西の空に見えたという。5時半には消えてしまったそうだ。ぼくはその5時半に起きたからその虹が拝めない。スマホで撮った見事な写真を見せてもらった。たしかに大きさも色もすごい。朝が早いリンちゃんのママもスマホにしっかり撮っていた。今朝は昨日以上に寝坊してしまった。6時だとわかり、あわてて居間にいってみると外は陽光があふれている。急いでしたくをして外へ出たのは15分後だった。風はさわやかながら、ほとんど雲がなく、陽射しはさすがに強い。日向道は急足で、あとは日陰を選んで歩くが、ルイはいうことを聞いてくれない。だいたい、散歩にいきたくないのである。毎朝のことながら、4,000歩コースの三分の一は歩きたがらないルイとの闘いとなる。頑固者なので一筋縄ではいかない。い...寝坊して得をした

  • なおさら残暑が辛いよな

    たしか1週間ぶりの晴れ間である。西日本では、まだ、長雨が残っているらしいが、東京はひと足早く夏が戻ってきた。昼前、にわか雨が二度ばかりやってきたが、明らかに夏だ。1週間の空白があると、朝の同じ時間帯であっても太陽の位置がだいぶ動いている。ルイの朝の散歩コースで、夏場、晴れていると日陰がないから外さざるをえなかったいつもの道なのに、今朝は南側の木立がかっこうの日陰を作っている。久々の4,000歩コースを歩いた。長雨の前にくらべていくぶん涼しくなっていた。日陰もだいぶふえている。太陽の色、角度が秋に近づいているからだろう。ルイの喘ぎ方も、さほど辛そうではない。だが、このところの雨つづきで朝は3,000歩弱しか歩いていなかったせいだろう、そのくらい歩いただけですっかりバテてしまった。給水休みを取って、冷たい水を飲ませ...なおさら残暑が辛いよな

  • いかれなかった上高地

    昨日、6年前に最初のオンエアの再放送ながら「上高地」をテレビで見た。NHKBSプレミアムの新日本風土記である。さんざんとはいわないが、上高地は何度となく近くをかすめながら、ついに訪れることができなかった。いつかいってみたいと思っていた。40代後半から70代の前半までのおよそ30年間、毎年、春から秋に長野や岐阜へいっている。だが、同じような場所を往復するだけで、あちこちいったわけではない。それというのも、50代以降はいつも例外なくワンコといっしょだったからである。ペットと泊まれるホテルやペンションが各地にあるのでは承知していたが、それらを利用したことは一度もない。旅先ではできるかぎり気を遣いたくないからだ。いつも気楽なテント泊のキャンプしか頭になかった。とはいえ、キャンプ場も“ペット不可”はたくさんある。“ペット...いかれなかった上高地

  • なんという今年の夏だろう

    雨が降りつづいている。朝の散歩も夕方の散歩も雨具を着て出かけた。梅雨のころだって朝夕とも雨具での散歩はあまりなかったはずだ。真夏の容赦ない太陽が直接に差さないから過ごしやすいかというと、蒸し暑さは避けられない。もしかすると、ワンコには人間以上にこたえているかもしれない。この雨、関東地方の明日はもっと強くなるという。夕方までに120ミリの雨が降るだろうとの予報である。活発な前線が日本列島をすっぽり包んでいる。九州や西日本を中心にどこでも災害の可能性かあるなんて、こんな夏は記憶にない。多くの人がお盆休みだというのにこの空模様である。この異常気象はアルジェリアをはじめ、世界各地で発生している。そればかりか、新型コロナウイルスが新しいフェーズに入って、地球規模でますます感染が深刻化しているという。テレビでさまざまな暗い...なんという今年の夏だろう

  • ルイのために買ってやったから

    朝の散歩で、帰路にある小休止の場所まできた。6時を少し過ぎて雲が払われ、太陽の光が射しはじめて暑かった。ルイの喘ぎもひどくなっていたので、さっそく水を飲ませようと腰をさぐった。だが、折りたたみの水飲み用カップがない。きのう、夕方の散歩で水を飲ませたのまではよく覚えている。拾い上げず、あそこに置いたままで帰ったのかもしれない。ルイは、へたりこんで喘いでいる。しかたなく、手のひらにペットボトルの水を受け、数回にわけて水を飲ませた。水は昨夜から冷蔵庫で冷やしてあり、まだ冷たかった。家に帰るとすぐ、ルイを置いてカップを探しに夕方の散歩コースに向かった。すでに真夏の太陽がまぶしく照りつける。マンションの隣の家の若い男性が犬を散歩させている。どうやら8月の盆休みに入っているらしい。きのうルイに水を飲ませた場所ににカップはな...ルイのために買ってやったから

  • 冷たい水を分けあって

    暑い!ワンコも暑さに慣れてくれるのか、この2、3日、ルイの散歩途中のへたりこみがなくなった。むろん、喘いでいるし、日陰で小休止のときはたちまちへたりこんでしまう。ただ、歩きながらへたりこんで、「オレはいきたくない!」という抵抗はなくなった。暑さに慣れたというより、逆らっても無駄だとわかったからかもしれない。こちらも、外に出る時間帯に気を配り、とにかく日陰を選んで歩いている。夕方の散歩で、カンタくんに逢った。お父さんと一緒だった。100円ショップで「霧吹きヘッド」を買い、真似をして使っている旨を話した。カンタくんがお母さんといっしょに散歩しているときに、お母さんには話しておいたが、あの調子では伝わっていないかもしれない。ルイはカンタくんのように喜ばないが、このごろでは吹きつけても顔をそむけなくなったとことも話した...冷たい水を分けあって

  • どこまでつづく泥濘ぞ

    台風10号が銚子沖を通過して東北地方の海上に去ったあと、今度は9号が九州から西日本に上陸した。やがて、この9号が反対側の日本海方面から関東に影響を与えようとしている。そのせいだろう、朝から晴れたり、強い風雨にさらされたりと、荒れもようの天候になった。朝のルイの散歩は、さいわい晴れていた5時過ぎから6時過ぎの1時間ですませることができた。だが、1時間後にはいかにも台風の影響とわかる風と雨に見舞われてしまった。台風9号の影響はまだだいじょうぶだと思い込んでいただけに、かなりショックだった。雲があったので、散歩の暑さも少し楽だった。それでもルイの喘ぎ方はいつもと変わらなかったし、小休止すればすぐに腹這いになっている。太陽の光が少し黄色くなって、秋が近づいているのが実感としてわかる。だが、犬たちを苦しめる暑さにはさほど...どこまでつづく泥濘ぞ

  • すばらしい!

    カンタくんは、目を細め、顔を突き出してお父さんの次の行動を待った。お父さんもシュッシュッと噴霧状の水をカンタくんの顔に吹きかけた。カンタくんは、2歳になる雑種のワンコである。スリムだが、身体の大きさはシバよりほんの少し大きく、脚は長い。「りこうですよ」とお父さんの折り紙つきだ。そうだろうと思う。ほかのワンコに対してもだが、それ以上に、飼い主以外の人間にはまるで関心を示さない。たとえば、何度も会って、いつも名前を呼んでいるぼくに対して、まるでぼくが存在しないかのように徹底して無視する。それでいて飼い主には従順だ。そして、なんとも静なワンコである。知れば知るほどぼくはカンタくんに惚れ込んでしまった。最近では彼の性格を尊重して声はかけないでいる。というより、その孤高の精神に圧倒され、気安く名前など呼べなくなっていた。...すばらしい!

  • 犬が飼い主を反映するなら

    そのゴールデン・レトリバーは、散歩しながら背後から連れているお母さんの腰にしがみついて遊んでいた。慣れているのだろう、お母さんのほうもワンコを叱ったりしない。いいなぁ、と心から思った。10歳のオスだという。ルイと同じ年齢である。ぼくも家人も大きい犬が好きだ。ルイは中型犬とはいえ、それに「大きいコーギー」とはいわれるものの、やっぱり小型犬よりやや大きいといったところである。今朝逢ったゴールデン・レトリーバーは体重が45キロあるという。人間なみだ。いま13キロのルイがいちばん体重があったときで15.5キロだった。これだけの体重があると、性格が荒かったら飼い主もなかなか御しきれないだろう。ゴールデン・レトリーバーは性格が穏やかだと聞いていたが、犬同士だと攻撃的になるヤツがいる。もう、15年ほど前になるが、横浜の公園を...犬が飼い主を反映するなら

  • メルヘンチックな気分になれた朝

    暑い!まさに真夏だ。朝4時半ごろに目が覚めてベランダへ出てみる。すでにむし暑さが予感できてゲンナリする。きょうは5時には散歩へいこうと決めて準備する。外へ出ると、マメシバのリンちゃんがちょっと先に出ていた。「きょうは、昼間35度になるそうですよ」リンちゃんのママから教わる。聞いだけでメゲそうになる。朝の5時過ぎだというのに、いつもよりやっぱりむし暑い。この調子だと6時になったらどれだけ暑くなるのだろうか。まだ5時台も前半なので日陰はたくさんある。5時半を過ぎていたら太陽でまともに照らされて歩けない東向きの道もたどることができた。予定ルートの3分の1ほどを歩いたところにあるマンションが造った小さな公園のベンチで1回目の小休止。暑いときの、ここも給水ポイントにしている。だけど、ルイは冷たい水に見向きもしなかった。再...メルヘンチックな気分になれた朝

  • マダニの怖さ

    この夏もマダニが話題になっている。アウトドア花盛りの日本の夏、都会人にはあまりなじみがないが、マダニの恐怖ははかりしれない。アウトドアでは、マダニでなくてもワンコがダニの被害を受けやすい。ずっと昔、シェラとむぎを連れて裏磐梯の秋元湖畔でキャンプをしたときだった。帰りの東北道路のサービスエリアで休憩時、シェラとむぎの目のまわりに何匹ものダニを見つけた。このときのダニに咬まれたところが傷痕となって死ぬまでむぎのまぶたに残っていた。気づかずに、血を吸って大きくふくれたダニをシェラのお腹のあたりに見つけたこともあった。さいわい、シェラもむぎも血を吸われただけで、ほかに体調がわるくなったようすはなかった。しかし、これがマダニとなると、人間で30パーセント、犬では40パーセント、猫にいたっては60パーセントが死ぬかもしれな...マダニの怖さ

  • 夏らしく夕立がきた

    午後4時過ぎから黒い雲に覆われ、雨が降り出した。天気予報のとおりだ。南西方向の大和市のほうはかすんでいる。しかも、どんどん見えなくなっていく。雨脚が強くなっているのだろう。ちょうど、近くまで買い物に出かけていて、あやういところで帰ってきたばかりだった。これで少しは気温が下がってくれるとありがたいが、湿度が高いままで暑さはさほど変わらないかもしれない。外に出たとき、同じマンションの黒シバのリンちゃんに逢った。雨が降る前に散歩をすませようと思い、早めに散歩に出たとリンちゃんのママがいっていた。そのママも、最初、ぼくがだれかわからなかったらしい。ルイを連れていないし、メガネをかけていたからだ。それにいつもどおりマスクをしている。相棒のワンコといっしょじゃないとわかってもらえない経験は何度もしている。ワンコ仲間にとって...夏らしく夕立がきた

  • 猛暑だから寝て過ごしたら

    朝から猛暑の予報が出ていた。きょうから8月、まだまだ当分、酷暑に耐えていかなくてはならない。昼は絶対に外へ出ないと決めて冷房のきいた部屋でゴロゴロして過ごす。リタイアしてこの8月で1年、最近はテレビにも飽きた。熱闘を展開するアスリートたちには申し訳ないがオリンピックにも飽きてしまった。ソファーに寝転がってルイを引き寄せ、脚のあいだにはさんで惰眠をむさぼる。たいがいは逃げていくはずのルイがすっかりくつろいで、ぼくの腹を枕にしていっしょに昼寝をする。ギンギンに冷房を入れているから一緒に寝ても暑くないのだろう。そんなことをしたら、以前は毛だらけになったが、いまは毎日二度の散歩のあとにコーミングしてムダ毛を取っているからたいしたことはない。それよりも、ルイのヨダレで濡れたぼくのお腹のあたりが気持ちわるい。猛暑だから寝て過ごしたら

  • ダブルコートだから暑よね

    暑いのはわかっているよ、ルイ。夏だからね。だから毎朝早起きして涼しいうちに散歩に出ている。今朝も5時を少しまわったばかりのころに出かけていた。雲が朝の陽射しを覆っていたから、暑さもそれほどではなかったはずだ。それなのに、ルイは歩きはじめてすぐ、身体をかがめ歩きたくないと抵抗する。目が強く訴えている。「いきたくない」と。たしかに、毛皮を着たままのルイにとっては、人間のぼくたちには涼しく感じても、暑さに変わりないのかもしれない。まして、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは短毛ではあるが、ダブルコートの毛を持つ犬種である。かたく短い上毛の下したには、ふわふわの下毛がたっぷり生えている。暑さがひどく苦手なのはしかたない。だが、半年あまり地道に歩いてきたおかげでダイエットにも効果があった。うしろ脚のふるえから歩けなくなる...ダブルコートだから暑よね

  • 雷が怖い!

    正午ごろ、雷雨が通り過ぎていった。ルイは雷が鳴っても動じる気配すらないが、9年前までいっしょにいたシェラは、雷や花火が怖く怖くててどうしようもなかった。急に落ち着かなくなるので、どうしたのかなと思っていると、まもなく遠くから雷鳴が聞こえてくる。人間よりもすぐれた耳で遠雷をキャッチしていたのだろう。身体がふるえ、よだれをたらし、とにかくひたすら怖がった。家にいれば風呂場に逃げ込んでしまう。2歳までは雷も花火も平気だった。2歳になった年の5月、裏磐梯にある秋元湖へぼくとふたりでキャンプに出かけた。そのとき、湖に遊びにきていたグループが、「キ〜〜〜ン!」と人間でも不快な金属音がする花火を打ち上げた。それが引き金になって打ち上げ花火が苦手になり、雷もだめになった。夏に花火はつきものである。「打ち上げ花火禁止」のキャンプ...雷が怖い!

  • 犬の聴力はすごい!

    窓辺に置いてあるひとり用のソファーに向かってルイが唸り出した。かなり真剣だ。むしろ怯えている。ぼくのそばにきてうずくまる。「よし、わかった。サンキュー!」ヤツがそのあたりに隠れているのを確信した。ルイを遠ざけ、殺虫剤の缶をもってそっと近づくとソファーの背後に噴霧した。ほんの数分前だった。朝の4時過ぎ。まだ空はほんのわずか白んでいるだけだ。ベランダへ出て雲のぐあいをたしかめる。ルイの散歩に出かける時間を決めるためだ。少し雲がある。5時に出かけようと決めて振り向き、部屋へ戻ろうとした。開けたままの網戸の隙間から、ぼくより一瞬早く、正体不明の虫が翅を広げて飛び込んでいった。部屋は明かりを消したままだったから虫の行方を見失った。この数日、台所のコバエに手を焼いていた。市販のトラップがまったく役立たない。前日も新しい駆除...犬の聴力はすごい!

  • 見張られてしまった

    ソファーの前に置いた小さなテーブルのうえに電子書籍の端末を置いて電子書籍を読んでいた。文字が大きくなるので使っているだけなのだが、今夜はなぜか落ち着かない。すぐに理由がわかった。じっとこちらをうかがうふたつの瞳があったからだ。もちろん、ルイの目である。いつもなら爆睡しているはずなのに、ぼくを見ていた。理由は簡単だ。ぼくがポップコーンをつまんでいたからである。ほかのものを食べていると寄ってくるのに、今夜は見張っているだけなのは、ポップコーンは決してもらえないとわかっているからだ。これが「たべるにぼし」なんかつまんでいたら、見ているだけじゃなくて足元へきてもらえるのを待っているだろう。でも、自分の食べ物じゃないからねだったりはしない。ひたすらぼくの気まぐれに期待する。たいていぼくが根負けして、ちょっこっと分け前をや...見張られてしまった

  • ほんとうに台風はくるみたいです

    朝5時に外をのぞくと小雨が降っている。台風8号が近づいているのだからしかたない。空は灰色の雲に覆われているが、6時には雨が上がりそうな気がした。直感どおり、6時が近づくと雨は上がっている。すぐにルイを連れて散歩に出た。いつもどおり4,000歩コースをいくつもりだった。傘も雨具も持たなかった。だが、歩きはじめて5分ほどで、雨が降り出し、しだいに雨足が強くなっていく。さいわい、ルイは排泄の大小ともにすんでいる。きょうは台風だし、「ここまで」と決めて戻った。だいぶ濡れた。だが、住まいがあるマンションの前までくると雨が上がった。結局、再度、2,000歩コースを歩いたが、トータルで3,000歩にはわずかに届かなかった。そして、途中でまた降られ、さらに濡れてしまった。午後は時間とともに夏の空が広がっていった。夕方の散歩前に...ほんとうに台風はくるみたいです

  • 台風のおかげでひと息つけた朝

    南東の太平洋々上から列島をうかがう台風のおかげで、朝から空を灰色の雲が一面に覆っている。湿度はあるがやっぱり涼しい。このところ、ほぼ絶えまなく夏の陽射しにさらされていたのでありがたい。5時半に出かけると、外には顔見知りのワンコたちがすでに散歩をしていた。リンちゃんにカンタくんたちだ。リンちゃんとは、おととい、お父さんと散歩中に逢っているが、お母さんとは久しぶりだ。お父さんといっしょのカンタくんは、連休中、毎日逢っている。このあとも、二度逢ったから、なんときょうの朝だけで三度すれ違ったことになる。ぼくたちはいつもの4,000歩のコースを歩く。月曜日なので農家がやっている直売所でキュウリとピーマンをひと袋ずつ買う。キュウリは小ぶりながら6本、ピーマンは5個でそれぞれ100円だからお買い得ではないだろうか。陽射しが雲...台風のおかげでひと息つけた朝

  • ただいまダイエット中

    「やっぱり脚がふるえていますね。ああ、よかった」おととい、はじめて逢った2歳のコーギーの飼い主のお父さんは、ルイを見てそういった。たしかに、体重が20キロ近くあるというその子の後ろ脚も、かすかにふるえている。「ああ、よかった」とは、あんまりだが、ぼくもその子を見ながら、やっぱり“コーギーの脚のふるえは珍しくないらしい”とあらためて思っていた。ルイの前に12年間いっしょに暮らしたコーギーのむぎも若いころから、やっぱりうしろ脚がふるえていた。むぎの時代、コーギーはテレビCMの影響でたくさんいたが、うしろ脚がふるえている子はとりたてて記憶にない。かかりつけの獣医師にも、「うしろ脚がふるえていますけどだいじょうぶでしょうかね」といってみたが、返事がなかった。たしかに、最後までそのうしろ脚に支障は感じなかった。だから、ル...ただいまダイエット中

  • コーギーに逢った!

    きのう、夕方の散歩のとき、曲がり角で出合い頭にコーギーに逢った。はじめて見る子だった。「わあ、コーギーだ!」うれしくなって写真を撮るのを忘れた。連れていたお父さんもぼく同様に喜んでいる。ワンコたちは同じ犬種だと知ってかしらずか、オス同士ながら友好的にあいさつを交わしている。まだ若い。2歳だという。ルイも大きいといわれるが、その子もかなりのデカコギだった。連れていたお父さんには指摘しなかったが、明らかに太りすぎである。それもハンパじゃない。20キロ近くあるという。胴体の長さはルイのほうがいくぶん大きいように見えるのに、見た目も、実際の体重も比較にならないほどちがう。ルイが15.5キロあったのを苦労して13キロまで落としたというと、お父さんは驚いていた。たぶん、自分の家の子が太り過ぎだとあまり認識できていないらしい...コーギーに逢った!

  • ヤンチャな昔もあったよね

    朝の散歩の途中、中間の折り返しからだいぶ歩いたところで小休止した。暑くないときだったら休まずに歩き通してしまういつもの散歩コースだ。梅雨明け以来、やってきた猛暑でルイはすぐに呼吸(いき)が上がってしまう。きのうの朝の散歩からこまめに休み、後半では5分ほどの小休止を入れている。小休止は、ルイとぼくの給水タイムでもある。前の晩から冷蔵庫で冷やしておいた広口の水筒の水に氷を入れて持参している。これをルイと分けあって飲む。水だけで500mlはあるが、分けあって飲むとギリギリで2回分というところか。ルイのオシッコを洗い流す水は別に430mlのペットボトルを2本持っているので、夏は水だけでけっこうな量と重さになる。休憩中、きのうの夕方、久しぶりに逢った2歳のワンコがやってきた。きのうはまったく方角違いの場所で逢っていた。南...ヤンチャな昔もあったよね

  • 暑いからってサボるわけにはいかない

    きのうからの本格的な暑さにあわてた。まぎれもない東京らしい夏の暑さだ。これからふた月ほどつきあっていかなくてはならない。去年の夏は、無理をしないようにと散歩の距離をちぢめて対応したが、今年はあまり運動量を減らしたくない。昨秋からのウオーキング効果があってルイのダイエットに成功してきた。15キロあった体重が13キロまでになった。下肢のくびれもしっかり見える。だからといって、食べる量は減らしていない。むしろ、増やしている。そればかりではない。下肢の状態が、たぶん、かなりよくなっている。3年ほど前からうしろ脚がふるえる。ちょっと無理をすると歩けなくなっていた。よかれと思ってマッサージをしてやったが、かえって悪化させてしまった。ルイの前にいたコーギー犬のむぎもうしろ脚がふるえていた。だからルイのふるえにも、ぼくはわりと...暑いからってサボるわけにはいかない

  • なんとか暑さをやり過ごそう

    暑い。本格的な夏がやってきたとわかる。今朝も5時に出かける予定だったのに、ぼくが寝過ごしたために30分遅れの5時半になってしまった。暑さはすでに尋常ではない。これが夏だと、あらためて思う。オレは歩きたくない!ルイの抵抗が、きょうはいちだんと激しい。なだめ、すかしながら、日陰をたどっていく。もう、イヤだ!ぼくを見上げるルイの目が訴えている。たしかに暑さはひどいけど、生まれつき下肢に障がいをもつおまえにはウオーキングが必要だ。だが、この暑さだと夕方の散歩はもっと歩けないかもしれないな。暑くても、いまはまだ朝じゃないか。最後の1,000歩足らずのアプローチを、半分近くにショートカットしてようやく帰り着く。風呂場で足を洗うついでに胸からお腹にかけて水をたっぷりかけて身体をクールダウンしてやる。この夏は新たなフェーズに入...なんとか暑さをやり過ごそう

  • 今朝は失敗した

    昨夜も寝落ちしてしまったので、今朝の目覚め早かった。一度、4時前に目覚めてしまった。そこから二度寝して、このところの起床時間の5時前にちゃんと目が覚めていた。外は曇り空がひろがっている。これなら夏時間の散歩タイム、つまり5時のスタートを変えても問題なかろうと、またベッドへ戻ってまどろんだ。結局、ルイといっしょに外へ出たのは6時半をまわっていた。それでも、太陽を雲が隠しており、まだ涼しかった。夏でもたまに雲りだったら、朝ゆっくり散歩に出かけることができる、な~んて考えたのが甘かった。a7時を過ぎたあたりで雲が切れ、けっこう強くなった朝の陽ざしの直撃をうけてしまった。散歩は、まだ、ようやく半分を消化したばかり。暑さが、ジワジワと、だが、急激に迫ってくる。ルイのあえぎもひどくなる。今朝は出だしから、ルイがいつもよりも...今朝は失敗した

  • しばらくそのままで

    ただの気まぐれだろうが、昼過ぎからずっとルイが足元で横になったままだ。じゃまだけど、どかしたりせず、そのままにしておく。わるい気持ちじゃないからだ。ルイにとっては、別にとりたてて意味はないのだろうが、めったにない彼の”気まぐれ”を、ぼくは喜んでしんぼうする。あすも同じことをしてくれるわけじゃない。また、きっとぼくから少し離れたところに横たわり、呼んでもせいぜい頭をもたげ、物憂そうにちらりと目を向けてくれるのがオチだろう。リタイアしてから、ぼくは自分の部屋はほとんど使っていない。家にいるときは、たいてい、居間のテーブルの前に座っているか、脇のソファーで横になっている。そばにいても、ルイはいつも一定の距離を保ちながら、付かず離れずで寝ている。呼んでも決してそばにこない。こちらの指示どおり”芸達者ぶり”を見せてくれる...しばらくそのままで

  • 梅雨が明けたから久しぶりにシャンプーをした

    昨日、久しぶりにルイを洗った。ペットサロンでプロのトリマーさんに洗ってもらったほうがいいのはわかっている。だが、サロンへ頼むと、たいていその直後にルイは歩けなくなってしまう。そうならないサロンはひとつだけあるのだが、予約を取りにくいのでついついご無沙汰している。毎日二度、散歩のあと、足とおなかを洗ってから濡れタオルでかなりていねいに全身を拭いてやっている。そのあと、クシでムダ毛を取り、もう一度足を洗い、乾いたタオルで水分を拭き取る。元々、毛並みはきれいな子なので、しじゅうほめられるが、シャンプーは久しぶりだった。午後3時過ぎ、風呂場へ連れ込み、シャンプーで全身を洗った。毎日の拭き取りが効いているからだろう、泡立ちはいいし、その泡も真っ白だ。ルイへの身体の負担を軽くしたいので、残り湯が入った湯船に入れて、一気にシ...梅雨が明けたから久しぶりにシャンプーをした

  • 10歳の誕生日!

    ルイ10歳の誕生日である。スマホが教えてくれなかったらきれいに忘れていただろう。だが、10歳という節目だから、やっぱり忘れなくてよかった。でも、誕生祝いなんてな〜んにも用意してない。それがわが家の流儀だし、うちの子だったら誕生日など少しも特別の日ではないからね。もちろん、ルイばかりではない。お父さんもお母さんも同じだ。それでも、やっぱりルイにだけは、ちょっとだけ例外の誕生日にしてやりたい。10歳だしね。お肉を誕生祝いに少しふるまってやろうと思っている。この1年、よく歩いたね。2年前、15.5キロあった体重が、いまは13キロになっている。毎日よく歩いたからダイエットもできた。ご褒美をかねて、お祝いにおいしいステーキで10歳の誕生日を祝おう。ルイ、おめでとう!10歳の誕生日!

  • 梅雨明けのルイはバテなかった

    東京地方の梅雨が明けた。関東甲信越といっしょに東北の南部と北部でも、四国、近畿、東海よりも先に梅雨が明けたという。この狂いが、今夏の異常気象の先駆けでないことを祈りたい。ルイといっしょに冷房の効いた部屋にこもったままで夕方を迎えた。午後4時を過ぎても陽ざしはたいして衰えていない。いかにも暑そうだ。天気予報では、この1週間は最高気温が30℃を超えるという。きのう、夕方の散歩ではルイのバテぶりを見せつけられている。何度となく座り込み、荒い息をしていた。ぼくが道端の花を写真に撮っているとき、あるいは、顔見知りの犬に出逢って、ぼくが飼い主の方とおしゃべりをはじめたりすると、「ラッキー!」とばかり、写真のように腹這いになってハアハアやっているのである。ルイの、そんな姿を見て、これからしばらく思いやられると覚悟した。梅雨の...梅雨明けのルイはバテなかった

  • 地獄の季節

    大気が不安定で、いつ、天候が急変するかわからない。東京には、朝からそんな予報が出ていた。昼近くにはやや強めの雨が通り過ぎていった。13時をまわると、たちまち、晴れて夏の空が広がった。なんとも目まぐるしい。雨雲が去り、晴れてからも雲は忙しく動き、陽射しはたびたび隠された。やっぱり、いつ変わってしまうかわからないきょうの空だ。ルイの夕方の散歩がどうなるのか心配している。もう、雨のなかの散歩はうんざりだ。それに、雨が降ればいつ雷に見舞われるかわからない。だが、太陽に照らされた空の下に出ていくのもつらい。この青空が残っていたら、確実に散歩の時間を遅らせなくてはならないだろう。思い切って日没後に出たほうがいいかもしれない。梅雨が明けてしまえば、当分は連日、そんな時間帯の散歩となるはずだ。いまは、ぼくは老犬といっしょに冷房...地獄の季節

  • まもなく炎暑がやってくる

    九州北部と中国地方で梅雨が明けたという。午後、そのニュースを、遠くから雷鳴の響く灰色の雲に覆われた梅雨空を横目に見ながら聞いた。どうやら、東京の梅雨明けは週末近くになるらしい。雨具が欠かせないのもあとわずか。雨が上がっていても、途中で降られはしないかと空を見上げながら出かけたり、きょうの夕方の散歩のように、実際に降られて逃げ帰ってくるなんていうのも、これからはそうたびたびあるわけじゃなくなる。しかし、夏の暑さがワンコにとってはなんとも深刻なのはわかっている。朝の散歩は遅くも5時半、できたら5時には出たい。夕方の散歩は午後5時だってまだ暑い。日がかげってからも、熱さが残るアスファルトの路面に気をつけてやらなくてはならない。とくにコーギーは四肢が短いから路面からの輻射熱によるダメージが大きい。10年前の7月、同じコ...まもなく炎暑がやってくる

  • 1時間遅い朝の散歩は辛い

    すっかり寝坊してしまい、ルイの朝の散歩に出たのは、いつもより1時間も遅い7時近くになっていた。まもなく梅雨が明ければ、5時くらいには出ていきたいと思っていただけに、今朝の遅れはぼくもショックだったし、恥ずかしかった。昨日の午後からの晴れ間が見えた空は、今朝、また梅雨の雲で覆われていた。当然、湿度を感じるものの、幸いなことに気温はそれほどではない。日曜日だから道いく人もクルマもまばらで、町はまだまどろんでいる。時間がいつもより1時間ばかり遅いのと休日のせいで、散歩しているワンコたちもはじめて逢う顔ぶればかりである。散歩時間は遅れたが、夕方の空模様がどうなるかわからない。雨でショートカットを余儀なくされるかもしれないのでいつもの4,000歩の長めのコースを歩く。散歩の途中、7時を過ぎてさらなる蒸し暑さがじわりと迫っ...1時間遅い朝の散歩は辛い

  • 切ない夏がやってくる

    久しぶりの晴れ間だった。しかし、7月も今日で10日、暑さもハンパじゃなくなっている。西陽にさらされた夕方の散歩は、午後4時を過ぎてもさすがに暑い。来週は梅雨が明けると天気予報が告げている。いよいよ夏本番。気が重い。夏ともなれば、夕方の散歩は午後5時だってルイには暑い。今日もまだ陽が残っていたので日陰を選びながらの散歩となった。しかし、いくら道を選んでも、まったく日向を避けるわけにはいかない。それに日陰だとて安心はできない。いましがたまで陽にさらされていれば、路面はまだ熱いままだ。ルイばかりではない。この夏はぼくにとってもひときわ辛い。新型コロナウイルスが跋扈して、鎮静の気配さえない。二度のワクチン接種はすませたが、だからといって感染から完璧に逃がれることができるわけではない。夕方のルイの散歩から戻ってテレビをつ...切ない夏がやってくる

  • 悪ガキだった10年前のルイ

    ■怒らなかったシェラ昨日がむぎの命日だったから、久しぶりに昔の写真を見て、涙に暮れそうになった。幸せなんていつか終わりがくるんだと、あらためて知る。犬や猫たちとの生活は、ぼくにとって幸せそのものだったからだ。それにしても、デジタルカメラの時代になって、なんと写真の多いことか。印画紙に焼き込んだ写真をアルバムに貼っていた時代があったのさえ遠い昔のように思えてくる。やっぱり、ときどき整理しないと写真の海で溺れてしまう。悪ガキだった時代のルイ(写真上)の写真も出てきた。16歳の老犬だったシェラにルイが飛びつき、だからといってシェラは反撃せず、ルイはぼくに大目玉を食らっていた。いまにして思うと、ぼくに怒られながら涼しい顔でいるルイにぼくもかなり手こずった。■ちょっとばかり寂しいかなこんな写真を見ると、いまでもぼくはシェ...悪ガキだった10年前のルイ

  • 幸せだったむぎ

    今日は先住コーギー犬であるむぎの命日だ。スマホに登録してあるので知らせがきた。10年前の今日、むぎが旅立ち、9日後にルイが生まれている。さらにそれから2か月後、ルイはわが家の子になった。同じウェルシュ・コーギー・ペンブロークでありながら、むぎとルイは実に対照的である。まず、身体の大きさが正反対だ。むぎは小さく、ルイは大きい。性格的には、女の子と男の子というちがいがかかわっているかもしれない。パピィ時代、ムギはひたすらおとなしかったが、ルイはヤンチャで悪さばかりしていた。元気でヤンチャなルイに迷惑をこうむったのは、16歳から17歳になったミックス犬のシェラだった。ぼくたちに溺愛されいたシェラは、4歳のある日、突然、むぎを押しつけられた。だが、12年間、それは見事に母犬として生き抜いた。2代目コーギーのルイも目の前...幸せだったむぎ

  • 梅雨の中休みくらいほしい

    雨が上がっているからと油断したのがまずかった。夜明けから外はガスっていたので、雨よりも、もし、晴れたら暑かろうと反対のことを心配ながら6時前に散歩に出かけた。歩きはじめてすぐ雨が降りはじめた。ルイを置いて傘を取りに戻ったが、たいした雨ではなかろうと、ルイの、やっと乾いたカッパは持っていかなかった。やがて雨は本降りとなり、ルイは濡れるのにまかせて散歩を強行せざるをえなかった。朝の散歩としてはいつもより1,000歩ばかり少ない3,500歩のコースを歩いた。ルイが歩くペースはいつもと変わらないものの、「雨だからオレはもう歩くのはイヤだぜ」とばかり、最初は抵抗をみせた。「そうはいっても、おまえ、出すものを出さないとまずかろう」なんてなだめながらの散歩となった。もし、傘がなかったらぼくはびしょ濡れになっていただろう。それ...梅雨の中休みくらいほしい

  • とりあえず「お預け!」だ

    先週、散歩の途中で出逢ったワンコ仲間の奥さんから、ニボシの話を聞いた。知り合いのところにいて19歳まで生きたワンコに、ずっとニボシを食べさせていたので、死ぬまで歯が健在だったという。だから、彼女も飼っているチワワに、散歩のときに煮干しをやっているというのである。それではさっそくルイにも煮干しを買ってやろうと思ったものの、連日の雨でなかなかスーパーマーケットにいかれなかった。煮干しなら近所の店でも手に入るが、これは人間用のものであって、犬や猫用ではない。気になるのが“塩分”である。今日買った煮干しは「ペット用」ではあるが、買ってから急に迷いはじめた。ペット用だからといって、塩分がまったくなくなっているわけではないだろうからだ。原材料となっているイワシは、海から揚げた魚である。当然、塩分とは不可分だ。イワシが日本近...とりあえず「お預け!」だ

  • 10年いっしょに生きてきた

    朝からの雨は、記憶が間違っていなければ、4日連続となる。ようやく乾いたカッパをルイに着せて、鬱陶しく濡れた町へと出ていく。ほかに2着のカッパがあるが、着せるのが簡単ないつものカッパをもっぱら使っている。雨だからほかのワンコに出逢うことはほとんどないが、今朝は珍しく元気なゴールデン・レトリバーと遭遇した。中年の奥さんを引きずるようにしてやってきた。ルイを見つけると、数歩の距離まできて立ち止まった。ルイがフレンドリーなワンコだと見きわめるや、ダッシュした。太いリードに別のロープを結び、それを胸にまいた奥さんが倒れ込むようにぼくにぶつかってきた。その身体をあわてて抱きとめる。飼い主は、それこそ命がけの散歩である。レトリバーは2歳半だという。元気なはずだ。ルイは形だけ相手をして、奥さんのほうにいって愛想を振りまいている...10年いっしょに生きてきた

  • イモムシとルイ

    この3日間、雨に降られたが、夕方も雨具が必要だったのは、たしか昨日だけだった。一昨日も、そして、今日も幸い夕方の散歩は雨が降っていなかった。しかし、明日も雨の予報が出ているので、気分はちょっとばかりメランコリーだった。近所の集合住宅の前にある駐車場のフェンスでこのイモムシを見つけたとき、自分の顔がほころんでいるのがわかった。連日の雨で気分が重くなっていたのが、イモムシのおかげで癒されていたのである。つる草の茎を伝っていたら、先端へ達してしまい、それ以上先にはいかれなくなっている。進退きわまったイモムシの迂闊さが滑稽だった。いや、いや、そうではなく、サナギになるためにつる草の先端をあえてめざしていたのかもしれない。それにしては、つる草の茎が細すぎないか。それと、この場所だってさえぎるものは何もなく、ぼくに発見され...イモムシとルイ

  • カッパに染みついたにおい

    昨日につづき今朝もかなりの雨だった。だからといってルイの散歩をやめるわけにはいかない。なんせ、大事な排泄があるからだ。カッパを着せていたので身体のほうは濡れなかったが、頭から顔、それとお尻はびしょ濡れになってしまった。同じ時刻に散歩に出ていった同じマンションのシバイヌは、カッパを着せてもらっていなかった。すぐにずぶ濡れになってしまったろうが、わんこには毛皮があるから雨など怖るるに足りないのかもしれない。わが家でも先住犬のシェラやムギが若いころはカッパを着せないで雨のなかに出ていくことがあった。だが、帰ってからがたいへんだった。それと、乾くときに体臭がにおうことがあった。それがわかってカッパを着せるようになった。その彼女たちが使っていたカッパを捨てることができたのは去年だった。死んでしまって10年近くになるという...カッパに染みついたにおい

  • 雨の日はいさぎよく

    ■大雨の日の散歩は朝からけっこう強い雨だった。これもまた梅雨の表情のひとつだろう。ルイもぼくも雨具に身をかためて散歩へ出た。すでに6時半をまわっており、いつもより遅めの出発だった。こんな日は、ルイの排泄が終わったら散歩はおしまい、というつもりである。そのために、常日ごろからちゃんとそれなりの距離を歩いている。今日から明日にかけて大雨との天気予報どおり、外はけっこうな降りの雨である。いくら雨具を着ても、ルイは頭から顔が濡れてしまう。さぞかし嫌だろうと思うが、顔をしかめつつ、ときどき、ブルブルと身体をふるって水滴を払いながらルイはついてきてくれる。今日は、ぼくが想定した距離をいくのを嫌がって、自ら途中で右折し、さっさと帰ろうとする。雨は相変わらずの降り方である。いつもならそうそうルイの思いどおりの道をいかないが、今...雨の日はいさぎよく

  • 高齢者同士だから歩かないと

    ■スマホの歩数計をたよりに今朝は珍しく雨のなかでの目覚めだった。梅雨に入ってもあまり雨が降っていない。だから、6時ちょっと前からの今朝の散歩は、いつもより1,000歩あまり少ない、トータルで3,000歩ちょっとのコースだった。歩数の計測はスマホのものだが、正確ではない。1割あまり、あるいは2割弱、実際より多めにカウントしているからだ。市販の歩数計は、そこそこの値段のものを3種類試してみたが、スマホ以上にアテにならなかった。だから、歩数計は捨てて、カウント数がいちばん少なかったスマホに頼っているわけだ。このところ、いつも、朝は4,000歩あまりをメドに歩いている。コースは決まっている。夕方の散歩は、その日のルイとぼくの体調や空模様、気温などによって3,000歩のコースと、4,000歩を歩く、朝とは別のコースを使い...高齢者同士だから歩かないと

  • 3年半ぶりの復活

    前回の投稿は2018年の1月である。おおよそ3年半ぶりの復活となる。ルイは来月7月12日で10歳になるし、ぼくは先月76歳になっている。ルイはさして変わりなく毎日を過ごしてきたが、ぼくのほうは、中途入社で35歳から世話になってきた会社を一昨年の8月で円満退社し、晴れて年金生活者となった。ルイと終日いっしょの生活となったわけである。この3年あまり、ぼくにとってはかつてなかった激動の日々だった。一時期、身体的にブログどころではない状態に陥っていたこともある。必要があれば、ここにも書いていくつもりだだが、ともかく、ルイもぼくも生きて今日を迎えている。どちらもそれなりに齢をとったが、もっかのところはなんとか元気でいる。これから、ルイとぼくの老いた男たちの日々をここに記録していきたい。ところが、ずっと使わずにいたカメラの...3年半ぶりの復活

  • ようやく出逢えた恋なのに

    ■ルイのお嫁さんになってほしい!ルイにも大好きな彼女がいる。そろそろ3年越しくらいのおつきあいになるだろうか。朝、散歩時間が重なるので会えるご近所のチコちゃんである。チコちゃんは、写真のとおり美形のコーギーである。同じ犬種だからというわけではないだろうが、ふたりは仲良しである。相思相愛だろう。コーギーなのにチコちゃんには立派な尻尾がある。これがまたかわいい。ルイにはないこの尻尾をいつも触らせてもらってきた。ルイと仲がいいから、もし、お嫁さんに迎えられたらいいなぁ、などとできもしない夢想を何度となく描いてきた。半年ほど前からチコちゃんの下半身はきかなくなってしまったが、それでもかまわないと思っていた。年齢はルイよりチコちゃんのほうが少し年上らしい。正確な年齢がわからないのは、チコちゃんは保護犬で、縁あってご近所の...ようやく出逢えた恋なのに

  • 冬の暗い朝はあぶないからね

    前日が寝不足だったので早々とベッドに入り、今朝は早く目が覚めた。おかげでいつもよりほんの少し早く30分間のルイの散歩に出かけることができた。このところ日の出がどんどん遅くなっている。おかげで、5時半すぎの世間はまだ暗い。あぶないので今季はじめて、ルイに夜間散歩用の「トラックジャケット」を着せた。メーカーのモンベルのウェブサイトによると、「夜間散歩や、暗い場所でも犬の位置が確認しやすいジャケットです。視認性の高いオレンジカラーで、胴の左右には反射素材を採用しています。腹の部分は伸縮性のあるメッシュを使い、優れたフィット感を実現。生地には撥水加工を施しています。ビーコンを取り付けられるループ付き」という。むろん、オプションのビーコンを両脇に2個つけている。モンベルだから登山用の本格的なビーコンである。きっと視認性も...冬の暗い朝はあぶないからね

  • テントの中に泥足のままのルイがいた

    ■テントのポールが怖いルイ9日の「体育の日」がらみの三連休を、今月もキャンプにいってきた。ぼくの唯一の趣味のキャンプなのだし、ルイはもう6年も親しんでいるに、子犬のころからどうしてもなじめないことがある。テント類を設営するとき、そして、撤収するときである。いちばん嫌いなのが、アルミのポール(柱)の動きらしい。次がテントの幕体である。テントの設営あるいは撤収がはじまると、突然、激しく吠え出す。むろん、リードはつけてあるが、ポールをかじり、幕体にも突っかかっていく。油断したために破かれてしまったテントだってあるくらいだ。やっぱりオスのわんこはきついなんていってられない。子犬のころは、こうした作業が見えない場所に連れていって繋いでおけば静かにしていた。だが、最近では、われわれが何をやっているかわかっているから見えよう...テントの中に泥足のままのルイがいた

  • 遊び過ぎてさすがに疲れたぜ

    ■食欲が落ちたらしいけどこのところ、朝のルイは食欲を失っている。原因は、もっとおいしいご飯がほしいからか、歳のせいだからなのか、それとも、疲れがたまっているからか?もしかすると、全部が原因かもしれない。ルイのご飯は獣医さんから推薦されたドライフードである。どこにでも置いてあるわけではないので、毎回、インターネットで取り寄せている。ドライフードだけでは、あまりにも無味乾燥でかわいそうだというので、女房は、毎回、においづけのようにふりかけやそぼろのような別のフードを混ぜている。最近、においづけ代わりにチーズをやってしまったという。それからというもの、朝の食べが悪くなった。ふりかけだけを食べてドライフードを食べようとしない。小言をいいながら、女房はふりかけをもう一度まぶし、ドライフードを手で食べさせている。「甘やかす...遊び過ぎてさすがに疲れたぜ

  • わんこのように純な心で

    ■筋金入りのチキンハート怒涛のような1年だった。といってもルイには直接関係がない。ルイのとうちゃんに余裕がなくなってしばらく放っておかれたけど。去年の今日、勤めている会社の代表になった。就任までひと月を切ってのオーナーからの指名だった。予期していなかっただけに慌てた。最初の半年ほどは仕事のことばかり考えていて気持ちの余裕が持てなかった。もちろん、いまも余裕はないのだが、少し慣れてきて「社長を演じる」のが楽しめるようになっている。春までは、会社で疲労困憊となり、夜、家に戻ってからはルイと遊ぶどころではなかった。朝の散歩以外放っているのに気づき、これはいかんと、少し前からルイには意識的に声をかけてやり、スキンシップも再開した。だが、当のルイは迷惑らしい。放っておかれたのに慣れてしまい、かえってそのほうが心地よかった...わんこのように純な心で

  • 飼い主が年寄りだから大変だね

    ■大人になってしまったのかい?もしかしたらルイは発育が遅いのかもしれない。3歳になったとたんおとなしくなったというわんこの話を何度か聞いた。先住犬のシェラは、シェパードの血筋を彷彿とさせるだけあって子供のころから活発だったが、4歳間近になってから落ち着いた。4年遅れてわが家の子に迎えたコーギーのムギは最初からおとなしい娘だった。ムギへの愛惜からやってきたルイは、男の子だけあってシェラやムギとはまた違った個性を発揮している。気の小さなところは飼い主譲りだが、やっぱり男の子だと辟易するくらいわんぱくである。だが、毎日の大半を一緒にいる女房にいわせると、このところすっかりおとなしくなって日がな一日寝ているそうだ。ようやく大人になったというのはぼくにもわかる。ぼくが会社から帰ってもほとんど相手にしてくれない。「おい、遊...飼い主が年寄りだから大変だね

  • 今朝も追われるようにして

    昨秋、勤めている会社の代表取締役社長就任という予期しなかった一身上の都合で、いっとき、ルイをなかなか遊んでやれなかった。正直、精神的にも、また、体力的にもそれどころではない毎日だった。「これはいかん」と気づき、年明けあたりから、ことあるごとに声をかけてやるようにした。ルイにどれだけルイを思っているかを言葉で伝えてきた。前にも書いたが、散歩のとき、ルイはこちらの気持ちを推し量ろうとするように並んで歩きながらこちらの顔を見てくれる。目が合えば、笑顔で話しかけてやってきた。いつまでも亡くなったシェラやむぎにこだわっているよりも、その存在から日々を楽しませてくれるルイに心から気持ちを傾けてきたのである。もし、いま、ルイがいなくなってしまったら……。そんなことはとてもじゃないけど考えられない。想像さえできない。いまや、ぼ...今朝も追われるようにして

  • ルイに目で殺されて

    ■ついシェラやむぎと比較してしまう人間の子供を比較して論じてはいけないように、わんこだって、たとえば、「死んだあの子のほうがいい子だった」なんてあれこれあげつらってはいけないはずだ。それぞれに個性があるのだから、それぞれが持って生まれた美質を認め、評価してやるべきであろう。分かっちゃいるけど、わが家はしじゅうこの鉄則を破ってる。やっぱり、ヘタな人間以上に情緒が豊かで気持ちが通じ合っていたシェラはぼくたちにとって最高の子だった。そのシェラを生涯母親にしてぼくたちなど眼中になかったむぎへの愛惜もなみなみならないものがある。かなうなら、もう一度あの子たちを抱きしめて、心から「ありがとう。出逢えて幸せだったよ」と言いたいくらいだ。シェラもむぎも聞き分けのいい、おとなしい子だったから、ルイが大人になってずいぶん落ち着いた...ルイに目で殺されて

  • 弱虫わんこならではの立ちまわりか?

    ■男の子はあまったれだから「きっと男の子だからあまったれなんでしょうね」と女房がまんざらじゃない顔でいう。この冬の間、彼女に言われてもしかたないくらい夜から朝のルイは女房に張りついて寝ていた。身体のみならず同じ枕で頬をすりよせて寝ていたのである。去年までは寒くなるとベッドに上がり込んでいたが、さすがに枕を共有するまでにはいたっていなかったはずだ。そういえば、ルイの前のコーギーのむぎも冬になると女房の布団の中にさっさともぐりこんで寝ていた。寒がりだったからしかたないとぼくは思っていた。寒さにめっぽう強かったシェラでさえ、真冬の時期はベッドに上がってきて、裾のほうで寝ていた。ときどき布団のなかにひっぱりこんで抱いて寝てもすぐに暑くなって逃げていった。だが、むぎもシェラも枕まで一緒にして寝てはいなかった。ルイが、とり...弱虫わんこならではの立ちまわりか?

  • 朝の激しい抵抗はなんだったのだ?

    5か月ぶりの書き込みとなります。この間、ルイもぼくも元気でしたし、変わりなく過ごてきました。年末年始は例年どおり、伊豆の里山でキャンプを張り、新しい年を迎えています。しかし、さまざまなことが重なってこのブログから遠ざかってしまいました。ご心配いただいた方々へは心からお詫び申し上げます。ルイは今年の7月で5歳になる。ずいぶんおとなしくなった。それでも、相変わらずスリッパをかっぱらっていって逃げまわり、遊びに誘い込もうとするし、朝、ぼくが会社へ出掛かる段になると抵抗する。どんな抵抗かというと、激しく唸りながらスーツやコートの裾を噛んで、「行くな!」という。気をつけてはいるが、スーツのズボンを破かれたし、女房は何着も服をやられている。居間から玄関までの廊下を、毎朝、上の写真のようにルイにおもちゃをくわえさせて引きずり...朝の激しい抵抗はなんだったのだ?

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