声のよさが生かされた第三作 ティモシー・B・シュミット(Timothy B. Schmit)は、アメリカ西海岸出身のベーシスト。1970年代、ポコでの活動後、イーグルスのメンバーだったことで知られる。1980年代に入っ
ロック、ジャズ、ポップス、ラテンなど、名盤や名曲を紹介する独り言です。
カーティス・フラー・セクステット 『スライディング・イージー(Sliding Easy)』
豪華ハード・バップの面々との吹込みによる名トロンボーン奏者の1枚 カーティス・フラー(Curtis Fuller)は、1934年にデトロイトで生まれたトロンボーン奏者で、2021年に86歳で没している(追悼過去記事(1)
J・J・ジョンソン 『ダイアルJ.J.5(Dial J.J.5)』
トロンボーン奏者率いるクインテット演奏の代表盤 J・J・ジョンソン(J. J. Johnson,1924年生れ2001年没)は、モダン・ジャズを代表するトロンボーン奏者。彼の大評判として知られ、彼が率いたクインテッ
セロニアス・モンク 『モンクス・ドリーム(Monk’s Dream)』
不調和が調和する瞬間 ブルーノート、プレスティジ、リバーサイドと所属を変えていった後にセロニアス・モンク(Thelonious Monk)が行きついたのはコロンビア・レコードで、キャリア後期のかなりの期間・
ニルス・ロフグレン 『ナイト・フェイズ・アウェイ(Night Fades Away)』
ギター小僧のその先へ、幅が広がり始めた1枚 ニルス・ロフグレン(Nils Lofgren)は、グリンというバンドでメジャーデビューし、1970年代、地味ながら着実にソロ活動を繰り広げていった。この間の活動で、“ギ
ジョニー・ウィンター・アンド 『ジョニー・ウィンター・アンド(Johnny Winter And)』
ロック色を強めた好盤 “100万ドルのギタリスト”と言われたジョニー・ウィンター(Johnny Winter)がコロンビアと契約してから、メジャーデビュー盤、セカンド作(過去記事)に続いて、3枚目のリリースとな
輝かしきバンドのデビュー盤 1970年代後半、デヴィッド・ペイチ(キーボード)とジェフ・ポーカロ(ドラム)を中心にスタジオ・ミュージシャンたちから成るバンドが動き始めた。これら2人以外のメンバーは
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声のよさが生かされた第三作 ティモシー・B・シュミット(Timothy B. Schmit)は、アメリカ西海岸出身のベーシスト。1970年代、ポコでの活動後、イーグルスのメンバーだったことで知られる。1980年代に入っ
オールマン・ブラザーズの弟によるリーダー盤 グレッグ・オールマン(Gregg Allman)は、デュアン(デュエイン・オールマン)の弟で、オールマン・ブラザーズのヴォーカリスト。1947年テネシー州出身で、20
愛すべきトランぺッターの初リーダー作 ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)は、代表作とされる『静かなるケニー』の人気もあって、よく知られたトランペット奏者である。ジャズ音楽の発展史の中で大きく評価
安定したトリオとのワンホーン盤 ベニー・ゴルソン(Benny Golson, 1929年生まれ、2024年死去)は、作曲家・編曲家でもありつつ、テナー奏者としてもまた優れた音楽家であった。そんな彼のテナー・サックスを
HAPPY NEW YEAR 2025 新たな年が明けました。年齢を重ねるにつれ、1年がどんどん短くなるような気がします。このブログも早15年が経過しました。とはいえ、本年も少しずつ記事をアップしていきたいと思っています
2024年に亡くなったアーティストたちを偲んで(中編) 前回に引き続き、2024年に亡くなったミュージシャンたちの何人かについて、動画を交えながら振り返ってみたいと思います。 7月22日、ブルース・ロッ
2024年を振り返って(2/2) 前回記事に続き、アルバムを扱った今年の記事の中から収録曲を取り上げていきたいと思います。最初は、ガトー・バルビエリ(ガート・バルビエリ)の『フェニックス』に収められ
2024年を振り返って(1/2) 年末ということで、何曲か動画とともに、今年記事として取り上げたアルバムからのナンバーをピックアップしてみたいと思います。まずは、不世出の天才ギタリスト、ダニー・ガッ
2024年に亡くなったアーティストたちを偲んで(後編) 今年亡くなった方々の楽曲をということで、この後編、まずは11月3日に逝去したクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)です。ポピュラー音楽からジャズの
2024年に亡くなったアーティストたちを偲んで(前編) だんだんと年末が近づいてきて、一年を振り返るという機会も増えてきました。悲しいけれど、何人ものミュージシャンが今年、この世を去りました。そのうちの
1か月以上更新していませんでしたが、INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのトップページ(フリーページ欄)からお入りくだ
2024年クリスマス曲集(その10) 2024年のクリスマスも目の前となりました。ここのところ、クリスマス曲やクリスマス盤を取り上げてきましたが、今回で一区切りということにしたいと思います。 最後は
2024年クリスマス曲集(その9) ロッド・スチュワート(Rod Stewart)が年齢を重ねてからの作品は、懐メロ集のようなものが多くなってしまって、個人的にはがっかりしていたのですが、そんな中、このクリス
2024年クリスマス曲集(その8) 今回は、シカゴ(Chicago)による定番クリスマス曲です。このバンドは複数のクリスマス・アルバムを残していますが、1998年に発表したクリスマス盤(表題は『シカゴ25―ザ・ク
2024年クリスマス曲集(その7) さて、今回はモータウンの設立に関わり、副社長も務めたブラックミュージック界の大物によるクリスマス曲です。スモーキー・ロビンソン(Smokey Robinson)という人は、楽曲
2024年クリスマス曲集(その6) アルバム紹介を2回挟みましたが、その前に取り上げたのは、サンタナによるクリスマス曲でした。ギターインストと言えばやはりこの人の演奏も、ということで、今回は、イング
ファンキーでソウルフルなジャズ・クリスマス盤 ジャズ・オルガン奏者のジミー・スミス(Jimmy Smith)がキャリア絶頂期に吹き込んだクリスマス盤が、この『クリスマス・クッキン(Christmas Cookin')』であ
伝統的クリスマス・ソング集 ジョーン・バエズ(Joan Baez)は、1941年生まれのシンガーソングライターで、フォーク、フォークロックの分野で1960年代から先駆的な活躍をしたアーティストである。そんな彼女
2024年クリスマス曲集(その5) 今回は、サンタナ(Santana)によるクリスマス曲です。カルロス・サンタナを中心とするバンドで、1969年のデビューですから、優に半世紀を超えて活動しているレジェンド級の
2024年クリスマス曲集(その4) 前回のミハーレスのクリスマス曲と同じように、“コロナ時代”のクリスマス企画といえるナンバーをもう一つ取り上げてみます。エド・シーラン(Ed Sheeran)とエルトン・ジョン
レスポールを使用した異色作 テレキャスターの名手として知られるロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)が、あろうことかレスポールを演奏してしまったというのが、1978年発表の『レスポールとの遭遇(You’re Not
日本武道館の名を冠した2枚組ライヴ盤(前編) 1978年、ボブ・ディラン(Bob Dylan)はワールド・ツアーの日本公演を行った。2月28日~3月1日の日本武道館での公演の音源をアルバム化したのが、本盤『武道館
日本武道館の名を冠した2枚組ライヴ盤(後編) (前編からの続き) さて、2枚組の本盤の2枚目(LPではC面に6曲、D面に5曲)を見ていきたい。最初のII-1.「風に吹かれて」は、前回記事にも書いたように、元の
ジェネシスを脱退し、ソロとなった第1作 本盤は、一般には『ピーター・ガブリエル1』と呼ばれ、ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)のセルフタイトルのソロ第1作である。ちなみに、彼のソロ作は第1作から
新年早々、大きな地震に航空機事故と決して明るいとは言えないニュースが続いています。新しい年を景気よく始めたいと思っていたのですが、ひとまずは応援ソングということで、中島みゆきの「ファイト!」です。
新年あけましておめでとうございます。 慌ただしい師走を過ごしていたせいか、気がついたら年が明けていたような状態です。とはいえ、新たな年を迎え、気分も新たに本ブログもマイペースながら無理のない範囲で更
長らくそのままになっていたINDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここ2か月ほどの記事へのリンクを追加しています。 INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのト
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その30) 900万アクセス記念の”いま聴きたい曲”の30回目で、かつ今年(2023年)のクリスマス曲の締めくくりは、マライア・キャリー(Mariah Carey)です。彼
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その29) 次なるクリスマス・ソングはU2によるものです。言わずと知れたアイルランド出身の世界的なトップバンドで、1980年のデビュー以来、現在まで活動を
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その28) メキシコのポップ界の大物シンガー、ミハーレス(ミハレス,Mijares)は、2020年に『フェリス・ナビダー』というクリスマス・アルバムを発表しまし
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その27) 今回も日本の楽曲を取り上げたいと思います。浜田省吾は1970年代から活躍しているシンガーソングライターで、ライヴ活動やCD制作に力を入れ、テレ
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その26) さて、再び趣向を変えて、あらためて本邦のクリスマス・ソングです。谷村新司が1991年に発表したアルバムに収録されていたナンバーで、「Christmas
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その25) 前回に続き、クリスマス向けのコンピレーション盤からの1曲です。1997年、スティーヴ・ヴァイの呼び掛けで、ロック・ギタリストによるクリスマス曲
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その24) さて、がらりと趣向を変えて、今回はヘヴィメタルのクリスマス・ナンバーです。といっても、曲そのものはお馴染みのクリスマス・ナンバーで「クリ
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その22) 前回に続き、今回も「ホワイト・クリスマス」です。スペイン語で歌われていますので、表題は「ブランカ・ナビダー(Blanca Navidad)」(文字通り“
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その23) きわめて個人的な話で恐縮ですが、都内でよく行く定食屋さんに、いかにも昭和の趣といった場所があります。そして、そこで流れているBGMが、いつ行
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その21) 今回は、エリック・クラプトン(Eric Clapton)によるクリスマス・ナンバーです。クラプトンは、2018年に『ハッピー・クリスマス』というクリスマ
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その20) サウスサイド・ジョニー(Southside Johnny)ことジョン・ライオン(John Lyon)は、ニュージャージー出身のロック・アーティスト。1990年公開の映
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その19) 再び、日本の楽曲です。1986年、サザンオールスターズの原由子が産休に入るタイミングで期間限定で活動したのが、KUWATA BANDでした。桑田佳祐が率
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その18) 続いては、伝説的バンド、クイーン(Queen)によるクリスマス・ナンバーです。1984年のクリスマス・シーズンにシングル曲として発売され、年末年始