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困った時はダンマパダ、スッタニパータで悟りを開く http://76263383.at.webry.info/

題を「困った時はダンマパダ」から「困った時はダンマパダ、スッタニパータで悟りを開く」に変更しました。

ダンマパダ423詩の解説を何回か終えた段階で、少し趣を変えて、異なるお経の勉強を始めようという思いに至りました。どのお経を選択するかいろいろ迷いましたが、毎日少しずつ勉強するのに都合がよく、仏教を勉強する人たちに人気のあるお経として、スッタニパータを選びました。

ワンギーサ
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2009/08/08

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  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 34偈

    34 知識あり、勤めはげみ、身を慎しみ、心を安定統一させ、禅定を楽しみ、聡明なる人は、再び迷いの生存に生まれないために、心のこれらの思考作用を悉く捨てる。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 人はなぜあれこれ考えるのでしょうか? わからないからです。 あれこれ考えると、エネルギーを失います。エネルギーを失うと疲れます。ゆ…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 33偈

    33 心を揺れさせるために現われ出たこれらの粗大な思考および微細な思考を絶えまなく思いつつ、心の乱れた人はつねに走る。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 「心の乱れた人はつねに走る。」とは、心の乱れた人はつねにあちらこちら走り回って、ゆとりのない疲れるだけの人生を送っているいるということです。 これは嫌ですね。ゆとりの…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 32偈

    32 起きつべき時に気力が無く、ことばでは力(りき)んだことを言うのに怠りなまけていて、希望もなく、つねに意欲が害われ、怠惰でものうい人は、知慧の道をつねに知らない。 (ダンマパダ280 起きるべき時に起きないで、若くて力があるのに怠りなまけていて、意志も思考も薄弱で、怠惰でものうい人は、明らかな知慧によって道を見出すことがない。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫よ…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 31偈

    31 汝はつとめておれ。なおざりになるな。___情欲の対象が汝の心を乱さないように。なおざりのゆえに鉄丸を呑むな。地獄では(灼熱した鉄丸で)焼かれるときに泣き叫ぶが___ (ダンマパダ371 修行僧よ。瞑想せよ。なおざりになるな。汝の心を欲情の対象に向けるな。なおざりのゆえに鉄丸を呑むな。(灼熱した鉄丸で)焼かれるときに、「これは苦しい!」といって泣き叫ぶな。) (中村元訳「ブッダの真理のこ…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 30偈

    30 人が快楽に耽り、官能にしたがい、心のままに動くならば、この世で名誉はいつもかれを捨て去る。___果実の落ちてしまった木を、鳥が立ち去るように。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント この偈はブッダの方便でしょう。「この世で名誉はいつもかれを捨て去る。」と言われていますが、ブッダは名誉には関心がないのです。 八世間法と…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 29偈

    29 心を流し去る三十六の激流があれば、その波浪は、悪しき見解をいだく人を貪欲に根ざした想(おも)いによってその人を漂わし去る。___ (ダンマパダ339 快いものに向って流れる三十六の激流があれば、その波浪は、悪しき見解をいだく人を漂(ただよ)わし去る。___その波浪とは貪欲にねざした想(おも)いである。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) …

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 28偈

    28 心が安住することなく、正しい真理を知らず、信念が汚されたならば、明らかな知慧は全からず。 (ダンマパダ38 心が安住することなく、正しい真理を知らず、信念が汚されたならば、さとりの智慧は全からず。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 私が、ダンマパダ38をパーリ語から訳すと次のようになります。 心が確立せず…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 27偈

    27 心が敵意でかたまり、怒り猛っていて、汚れているならば、よく説かれた教えを識(し)りわけることは容易ではない。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 昨日、掲載した25偈と同様の趣旨が述べられています。 一昨日2月20日、SRKWブッダが次のようにツイートしてました。 「覚る前は、覚り後のことは分からない。ところで、覚っ…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 25偈、26偈

    25 心が不浄で汚れ、動揺していて、あるいは怒り猛(たけ)っているならば、道理をはっきりと知ることができない。 26 しかし、怒りと不浄を制し、害心を除いて、よく説かれた教えを明らかに知る人は、___ (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 毎朝ラジオ体操をするために、近所の運動広場に行きます。始めにラジオ体操の歌を歌います…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 23偈、24偈

    23 ものごとは心にもとづき、心を主とし、心のように疾く動く。もしも汚れた心で話したり行動したりするならば、苦しみはその人につき従う。___車をひく牛の足跡に車輪がついて行くようなものである。 24 ものごとは心にもとづき、心を主とし、心のように疾く動く。もしも清らかな心で話したり行行動したりするならば、福楽はその人につき従う。影がそのからだにつき従って離れないようなものである。) (ダン…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 18偈〜22偈

    18 屋根をよく葺いてある家には雨の洩れ入ることが無いように、心をよく修養してあるならば、憎しみの侵入することが無い。 19 屋根をよく葺いてある家には雨の洩れ入ることが無いように、心をよく修養してあるならば、迷妄の侵入することが無い。 20 屋根をよく葺いてある家には雨の洩れ入ることが無いように、心をよく修養してあるならば、高慢の侵入することが無い。 21 屋根をよく葺いてある家には雨の…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 17偈

    17 屋根をよく葺いてある家には雨の洩れ入ることがないように、心をよく修養してあるならば、情欲の侵入することが無い。 (ダンマパダ14 屋根をよく葺(ふ)いてある家には雨の洩れ入ることがないように、心をよく修養してあるならば、情欲の侵入することがない。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 今回の偈は、第31章11偈と対…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 16偈

    16 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、愛執が心に侵入する。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント すべての苦しみは、執著から生じます。すべての執著がなくなることを解脱と言います。ですから、解脱すれば、すべての苦しみがなくなるのです。 執著には、愛執と我執があります。愛執は私のものと…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 15偈

    15 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、貪ぼりが心に侵入する。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 「貪る」とは、「満足することなく、欲しがる」ことですが、これも心を修養すなければ、すなわち考え方を変えなければ、貪りが現れます。 例えば、多くの人々は甘いものが好きですが、これは砂糖…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 14偈

    14 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、高慢が心に侵入する。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 高慢の慢は、他人と自分を比較するという意味です。比較には、相手より自分を上に見る、相手と自分を同等に見る、相手より自分を下に見る、ということがあります。高慢は他人より自分を上にみることで…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 13偈

    13 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、迷妄が心に侵入する。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 迷妄の意味は、「物事の道理がわからず、事実でないものを事実だと思い込むこと」と、辞書に書いてありますが、実はこの状態は苦しいのです。 ちょうど、昨夜ある方から「疑惑という苦しみも多分に…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 12偈

    12 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、憎しみが心に侵入する。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 今回の偈は、昨日掲載した11偈「屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、情欲が心に侵入する。」の「情欲」が「憎しみ」に変わったものです。 昨日、「心…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 11偈

    11 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、情欲が心に侵入する。 (ダンマパダ13 屋根を粗雑に葺(ふ)いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、情欲が心に侵入する。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 「心を修養していないならば」とは、何でしょうか? 端的に言え…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 11偈

    11 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、情欲が心に侵入する。 (ダンマパダ13 屋根を粗雑に葺(ふ)いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、情欲が心に侵入する。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 「心を修養していないならば」とは、何でしょうか? 端的に言え…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 10偈

    10 母も父もその他の親族も、正しく向けられた心が自分のためにしてくれるほどの益をしてくれない。 (ダンマパダ43 母も父もそのほか親族がしてくれるよりもさらに優(すぐ)れたことを、正しく向けられた心がしてくれる。)
 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 10偈は、昨日掲載した9偈の逆で、母や父など自分のためになることを…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 9偈

    9 憎む人が憎む人にたいし、怨む人が怨む人にたいして、どのようなことをしょうとも、邪(よこしま)なことをめざしている自分の心が自分に対して自分でなすほどには、それほどひどいことをしない。 (ダンマパダ42 憎む人が憎む人にたいし、怨む人が怨む人にたいして、どのようなことをしょうとも、邪(よこしま)なことをめざしている心はそれよりもひどいことをする。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 8A偈

    8A 心は遠くに行き、独り動き、形体なく、胸の奥の洞窟にひそんでいる。この心を制するであろう人々は、大きな恐怖からのがれるであろう。) (ダンマパダ37 心は遠くに行き、独り動き、形体なく、胸の奥の洞窟にひそんでいる。この心を制する人々は、死の束縛から逃れるであろう。)
 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 「大きな恐…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 8偈

    8 心は、動揺し、ざわめき、護り難く、制し難い。英智ある人はこれを直くする。____弓作(ゆみつくり)が力強く矢の弦を直くするようなものである。 (ダンマパダ33 心は、動揺し、ざわめき、護り難く、制し難い。英知ある人はこれを直(なお)くする。____弓矢職人が矢柄を直くするように。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメン…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 6偈、7偈

    6 汝は、幾多の生涯にわたって、生死の流れを無益に経めぐって来た、___家屋の作者(つくりて)をさがしもとめて。あの生涯、この生涯とくりかえすのは苦しいことである。 7 家屋の作者(つくりて)よ! 汝の正体は見られてしまった。汝はもはや家屋を作ることはないであろう。汝の梁(はり)はすべて折れ、家の屋根は壊れてしまった。心は形成作用を離れて、汝はこの世で滅びてしまった。 (ダンマパダ153 わ…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 5偈

    5 この心は以前には、望むがままに、欲するがままに、快きがままに、さすらっていた。今やわたくしはその心をすっかり抑制しよう、___あたかも象使いが鉤(かぎ)をもって、発情期に狂う象を全くおさえつけるように。 (ダンマパダ326 この心は、以前には、望むがままに、欲するがままに、快きがままに、さすらっていた。今やわたくしはその心をすっかり抑制しよう、___象使いが鉤(かぎ)をもって、発情期に狂う…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 4偈

    4 この心は胎児の状態にあり、牢固としていないし、見ることもできない。わたしはつねに教えさとす、___わがためにならぬように外へ出歩くことなかれ。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント この心とは、衆生の心です。衆生の心は胎児のようなものだというのです。赤子であっても、弱々しく、壊れそうなのですが、胎児であればすぐに壊れてし…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 3偈

    3 心は別々の方向に走る。___太陽の光線のゆに。それ故に賢者は心を制する。___鉤(かぎ)で象を制するように。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 「心は別々の方向に走る。」・・・とは何でしょうか? 静かに座って、眼を閉じてください。そして、あなたの行ったことのある場所に想いをはせて下さい。熊本でも、北海道でも、東京で…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 2偈

    2 水の中の住処(すみか)から引き出されて陸(おか)の上に投げ捨てられた魚のように、この心は、悪魔の支配から逃れようとして、もがきまわる。 (ダンマパダ34 水の中の住処(すみか)から引き出されて陸(おか)の上に投げ捨てられた魚のように、この心は、悪魔の支配から逃れようとしてもがきまわる。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコ…

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 1偈

    1 心は、捉え難く、軽々(かろがろ)とざわめき、欲するがままにおもむく。その心をおさめることは善いことである。心をおさめたならば、安楽をもたらす。 (ダンマパダ35 心は、捉え難く、軽々(かろがろ)とざわめき、欲するがままにおもむく。その心をおさめることは善いことである。心をおさめたならば、安楽をもたらす。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) …

  • #感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第30章 楽しみ 52偈

    52 立派な人々は、いかなるところにあっても、快楽のゆえにしゃべることが無い。楽しいことに遭(あ)っても、苦しいことに遭っても、立派な人々は動ずる色がない。 (ダンマパダ83 高尚な人々は、どこにいても、執著することが無い。快楽を欲してしゃべることが無い。楽しいことに遭(あ)っても、苦しいことに遭っても、賢者は動ずる色がない。) 以上第…

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