ネタバレ・あらすじを交えて感想(批評?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。
映画館で観た作品やテレビのドラマ、DVDなどについても語ります。
『宇宙戦艦ヤマト2202』とは何だったのか 第七章「継承篇」
(この連載の初めから読む) 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の企画の初期段階で、羽原信義監督と福井氏は「今の時代にあった新しいことをやるべき。ただし、観客が『あ、この場面知ってる!』という映像的な記憶は随所に入れよう」と語り合ったという。 その言葉どおり、沖田艦長の命日にかつてのヤマトの乗組員たちが「英雄の丘」に集まって、上空のアンドロメダを見上げる場面など、旧作の印象的な場面が2202では再現され...
『宇宙戦艦ヤマト2202』とは何だったのか 第六章「オカルト篇」
(この連載の初めから読む) ここまで『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』について語る中、私はおかしいと感じることを挙げてきた。 第一章「SF篇」では、第1話冒頭の大戦艦の登場が不自然で理にかなわないと述べた。 第二章「ミリタリー篇」でも、第1話冒頭の大戦艦の登場がおかしいこと、加えてガトランティス艦隊の配置までもがおかしいと述べた。 第三章「断絶篇」では、地球から遠く離れた宇宙の彼方、ガトランティス人た...
『宇宙戦艦ヤマト2202』とは何だったのか 第五章「作劇篇」
(この連載の初めから読む) たとえば、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の第9話「ズォーダー、悪魔の選択」。 帝星ガトランティスの大帝ズォーダーともあろう者が、なぜか辺境の星・地球の一士官ごときに目をかけて延々と自分の心中を語り続ける。 それを聞かされた古代は古代で、ズォーダーの長広舌から解放されると三隻のガミラス艦に向かい、三隻に分乗している民間人らすべてに声が届く状態で、艦内の森雪一人への個人的...
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