映画のブログ
住所
出身
ハンドル名
ナドレックさん
ブログタイトル
映画のブログ
ブログURL
http://movieandtv.blog85.fc2.com/
ブログ紹介文
ネタバレ・あらすじを交えて感想(批評?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。
自由文
映画館で観た作品やテレビのドラマ、DVDなどについても語ります。
更新頻度(1年)

26回 / 365日(平均0.5回/週)

ブログ村参加:2009/07/04

ナドレックさんの人気ランキング

  • IN
  • OUT
  • PV
今日 08/19 08/18 08/17 08/16 08/15 08/14 全参加数
総合ランキング(IN) 47,809位 49,304位 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 969,326サイト
INポイント 0 10 0 0 0 0 0 10/週
OUTポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
PVポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
映画ブログ 218位 222位 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 10,518サイト
日本映画(邦画) 10位 10位 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 397サイト
SF映画 3位 3位 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 102サイト
アクション・アドベンチャー映画 1位 1位 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 64サイト
今日 08/19 08/18 08/17 08/16 08/15 08/14 全参加数
総合ランキング(OUT) 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 969,326サイト
INポイント 0 10 0 0 0 0 0 10/週
OUTポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
PVポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
映画ブログ 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 10,518サイト
日本映画(邦画) 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 397サイト
SF映画 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 102サイト
アクション・アドベンチャー映画 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 64サイト
今日 08/19 08/18 08/17 08/16 08/15 08/14 全参加数
総合ランキング(PV) 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 969,326サイト
INポイント 0 10 0 0 0 0 0 10/週
OUTポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
PVポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
映画ブログ 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 10,518サイト
日本映画(邦画) 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 397サイト
SF映画 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 102サイト
アクション・アドベンチャー映画 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 64サイト

ナドレックさんのブログ記事

  • 『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』 退職したらゲームをしよう

     ゲームを原作とする映画や、ゲームを扱った映画は少なくない。それらの中には面白い映画、優れた映画もあるのだが、総じて私はゲームを扱ったり原作にすることに肯定的になれなかった。 なぜなら、映画よりもゲームのほうがずっと面白く、強烈な体験だからだ。 アクションゲームやアドベンチャーゲームに比べれば、映画のほうが物語性の豊かさや、人情の機微の描き方において勝り、ゲームファンをも楽しませる作品になるかもし...

  • 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』 事件の裏にいる者

     【ネタバレ注意】 ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの過去のスパイダーマン映画、すなわちサム・ライミ監督のスパイダーマン三作(2002年~2007年)とマーク・ウェブ監督のアメイジング・スパイダーマン二作(2012年~2014年)は、いずれも純愛物語だった。 サム・ライミ監督作では、三作すべてを通じて主人公ピーター・パーカーと幼馴染MJ(メリー・ジェーン・ワトソン)の関係が描かれた。 マーク・ウェブの監督作では、...

  • 『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男』 山崎貴監督のここが違う

    (前回「『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』のそこは違う」から読む) 失礼ながら、山崎貴監督はあまりアニメをご覧になっていなかったのではないか。 『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』の「解説」を読んで、そんな疑問を抱かざるを得なかった。 先日の記事に書いたように、牧村康正・山田哲久共著『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』はヤマトファン必読の書だ。もともと面白い...

  • 『カイジ 動物世界』が描く人間社会

     中国映画『カイジ 動物世界』を鑑賞したのは、日本のマンガ、映画で知られる作品を中国映画界がどう料理したか興味を引かれたからだ。 一見すると奇異な映像に面食らう。劇中で突然、セルルックなアニメやCGIで描かれた化物たちとの壮絶な殺し合いが挿入されるのだ。ときには激しいカーチェイスも繰り広げられる。 これらは「頭がおかしい」主人公の妄想なのだが、そんな映像を挿入しなくてもストーリーは語れるのだから、いさ...

  • 『グリーンブック』のただ一つのフィクション

     【ネタバレ注意】 「天才であるだけでは十分ではありません。人々の心を変えるには勇気が必要です。」 (Being genius is not enough, it takes courage to change people's hearts.) ピアニストの黒人ドン・シャーリーが仕立て屋の前で「自分はサイズが

  • 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』 がんばれキング!

     ゴジラ、ラドン、モスラはいずれも単独主演映画を持つスター怪獣だ。1954年公開の『ゴジラ』、1956年の『空の大怪獣ラドン』、1961年の『モスラ』は、タイトル・ロールの怪獣が出現することで充分に観客を魅了する作品だった。 残念ながら、ゴジラ、ラドン、モスラのようなズバ抜けた魅力を持つスター怪獣を次々に生み出せるものではない。 東宝怪獣映画で怪獣が単独主演した作品には、他にも『大怪獣バラン』(1958年)があるけ...

  • 『クレイジー・リッチ!』 金持ちの不条理

     出演者をアジア系の役者ばかりで固めた現代作品としては『ジョイ・ラック・クラブ』以来25年ぶりといわれ、しかも徐々に公開館数が拡大した『ジョイ・ラック・クラブ』と違い、米国で封切られるや三週連続で週末興行収入ランキング第一位を記録して話題になった『クレイジー・リッチ!』。 日本が経済大国と呼ばれ、米国の反発を抑えるために米国に工場を建設して米国の労働者を雇用しはじめた1980年代とは隔世の感がある。当時...

  • 『サウンド・オブ・ミュージック』 おじさんからの手紙

    Y**ちゃんへ お元気ですか。 実写映画のBlu-ray Discを贈るのは初めてでしたが、『サウンド・オブ・ミュージック』は楽しんでもらえたでしょうか。 これまで贈るのは本ばかりで、たまに『ズートピア』などのアニメーション映画のBlu-ray Discを贈るぐらいでしたが、Y**ちゃんも大きくなったのでそろそろ実写映画も楽しめるかなと思いました。 『サウンド・オブ・ミュージック』はもともとブロードウェイで大ヒットしたミュージ...

  • 『ハンターキラー 潜航せよ』は面白い上に面白い

     【ネタバレ注意】 いやはや、『ハンターキラー 潜航せよ』はなんて面白い映画なんだ。 よくもまぁこんなに面白く作れるものだと感心した。 ロシア海域でロシアと米国の原子力潜水艦が沈没した。両者が交戦したわけではない。何者かによりどちらも沈められたのだ。 その頃、ロシアではドゥーロフ国防相がザカリン大統領を拘束し、クーデターを起こしていた。ドゥーロフ国防相は米国と開戦し、ロシアの全権を掌握しようと企ん...

  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 ありがとうアベンジャーズ

     【ネタバレ注意】 こんな映画が作れるとは! 『アベンジャーズ/エンドゲーム』には感服するばかりだ。 2008年の『アイアンマン』にはじまり、11年の歳月と21作品に及んだマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)が、22作目の『アベンジャーズ/エンドゲーム』で遂に堂々たる結末を迎えたのだ。 過去、映画界でこんなことはなかっただろう。 MCUは全世界の興行収入が100億ドルを超える大ヒットシリーズで、アベンジャー...

  • 『運び屋』 90歳は運び屋ではない

     【ネタバレ注意】 史上最高齢にして最大の麻薬の運び屋レオ・シャープに取材したサム・ドルニックの記事「The Sinaloa Cartel's 90-Year-Old Drug Mule(シナロア・カルテルの90歳の運び屋)」にインスパイアされたクリント・イーストウッド監督の映画『運び屋』は、まぎれもない傑作だ。 レオ・シャープをモデルにした老いた運び屋アール・ストーンを、『人生の特等席』(2012年)以来の主演となるイーストウッドが演じ、麻薬取締...

  • 『レゴ ムービー2』 またもやサイコー!!

     【ネタバレ注意】 凄いことだ。傑作『LEGO ムービー』の続編『レゴ ムービー2』もまた傑作だった。『レゴバットマン ザ・ムービー』、『レゴニンジャゴー ザ・ムービー』と並んで、レゴ映画にハズレがないことを立証したのだ。 『LEGO ムービー』は一回こっきりしか使えない仕掛けをほどこした重層的なメタフィクションだった。『シュガー・ラッシュ』がゲーム中のキャラクターを擬人化した映画だったように、『絵文字の国のジ...

  • 『アクアマン』 世界は英雄を待っている

     【ネタバレ注意】「王は国のためにだけ戦う。みんなのために戦う者が必要なの。」(A king fights only for his own nation. You fight for everyone.) 『アクアマン』は面白い物語のお手本だ。 なにしろそのプロットは1980年の映画『フラッシュ・ゴードン』にそっくりなのだから、面白いに決まっている。 とてもマッチョで、地元ではヒーロー扱いされている男が、異世界に入り込んで超文明に仰天する。ところがそこは高度な科...

  • 『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』のそこは違う

    ■ヤマトファン必読の書 ヤマトファンならぜひ読んでおきたいのが、牧村康正氏と山田哲久氏の共著『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』[*1]だ。 西崎義展氏の誕生から死までの全生涯を膨大な証言と資料の検証で紐解いたこの本は、型破りな人物の評伝としてはもとより、アニメ業界、映画業界、芸能ビジネス業界の実態を教えてくれる貴重な書だ。 この本を最後まで読めば、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの続編、リメイ...

  • 日本インターネット映画大賞への投票 2018年度

     気がつけば、今年で当ブログの開設から10年になります。 お読みくださる皆様、コメントをくださる皆様、ありがとうございます。 これからもぼちぼちやっていきますので、よろしくお願い致します。--- さて、今年も応援したい作品を以下に挙げて、日本インターネット映画大賞に投票したいと思う。 応援したいと思う作品は、必ずしも優れた作品、面白い作品と一致するわけではないが、そこには人を惹き付けるものがあると思う...

  • 『泣き虫しょったんの奇跡』への共感

     【ネタバレ注意】 瀬川晶司氏の自伝を映画化した『泣き虫しょったんの奇跡』の素晴らしさを語るには、ストーリーの説明が欠かせないと思う。 ストーリーを説明すれば、『泣き虫しょったんの奇跡』の素晴らしさはお判りいただけるであろう。 したがって、本稿は『泣き虫しょったんの奇跡』のあらすじの紹介である。未見の方はご注意願いたい。 映画は、"しょったん"こと瀬川晶司が小学五年生になった春からはじまる。将棋好き...

  • 『シュガー・ラッシュ:オンライン』 ディズニー帝国の逆襲

     ディズニー帝国の権勢をまざまざと見せつけられた思いがした。 以前の記事に書いたように、前作『シュガー・ラッシュ』は、多元宇宙もののSFに通じる痛快作だった。ゲームセンターの各ゲーム機がそれぞれ一つの世界になっており、高層マンションの住民から邪険にされる格差社会の「フィックス・イット・フェリックス」や、怪物サイ・バグと激戦を繰り広げる「ヒーローズ・デューティ」の世界や、お菓子の国のレースゲーム「シュ...

  • 『宇宙戦艦ヤマト2199』 佐渡先生の大事な話

     『宇宙戦艦ヤマト2199』の第2話は、とても大事な回だった。 なのにブログで取り上げなかったのは、「云うまでもない」と思ったからだ。 私は反省しなければならない。 大事なことは、はっきり言葉にして伝えなければならないのだ。きっと判っているだろう、察しているに違いない、そんな期待や思い込みは、大事なことを埋もれさせ、誤りを定着させかねない。■30年以上かけた成果 『宇宙戦艦ヤマト2199』は『宇宙戦艦ヤマト』...

  • 『近松物語』を改めて受け止めよう

     【ネタバレ注意】 「午前十時の映画祭9」の作品解説に「溝口健二監督の代表作の一本」と書かれる『近松物語』(1954年)。公開当時のキネマ旬報ベストテンで第5位、キネマ旬報社の「映画人が選ぶオールタイムベスト100・日本映画編」(1999年)では第49位にランクインする名作だ。 そんな作品に私ごときが何か書くのは気が引けるのだが、作品の受け取り方は時代とともに変化しても良いと思うので、ここに取り上げる次第である。 ...

  • 『若おかみは小学生!』 ちゃんとした仕事

     【ネタバレ注意】 高坂希太郎監督の言葉にビビった。---この映画の要諦は「自分探し」という、自我が肥大化した挙句の迷妄期の話では無く、その先にある「滅私」或いは仏教の「人の形成は五蘊の関係性に依る」、マルクスの言う「上部構造は(人の意識)は下部構造(その時の社会)が創る」を如何に描くかにある。--- こんな難しいことを考えて映画を作っていたのか! 「五蘊」なんて意味が判らないどころか、読めない人もたく...

  • 『クワイエット・プレイス』 機内上映で観てはいけない

     【ネタバレ注意】 間違っても旅客機に乗ったときの機内上映などで観てはいけない。 周囲がざわついていたり、騒音がやまないようなところで鑑賞できる映画ではない。 それが『クワイエット・プレイス』(静かな場所)。静寂の中に身を置いて、息を殺して観る映画である。 悲鳴を上げてしまいそうな恐怖、声を漏らすほどの痛み――。静寂の中、それらの想いは観客にも伝わり、観ているほうまで叫び出しそうになる。 でも、駄目だ...

  • 『サイボーグ009』の秘密と「天使編/神々との闘い」の正体 【後編】

    (前回から読む)■石ノ森章太郎が明かしたこと 1960年代の後半、石ノ森章太郎氏はある作品に執着し、なんとしてでもその要素を自作に取り入れてみたかったのだと思う。 「神々との闘い編」の元ネタ、いやそれどころかブラック・ゴースト(黒い幽霊団)との戦いを終えて以降の『サイボーグ009』の方向性を決定づけたもの、それはおそらく日本SF史に名高い小松左京氏の名作『果しなき流れの果に』だ。 『S-Fマガジン』の1965年2月号か...

  • 『サイボーグ009』の秘密と「天使編/神々との闘い」の正体 【中編】

    (前回から読む)■『サイボーグ009』の完結編はどれ? 『サイボーグ009』は何度も完結しそこなっている。 新編集長が打ち出した頑迷な方針のため『週刊少年キング』の連載が打ち切られた後、石ノ森章太郎氏は「ミュートス・サイボーグ編」の単行本化に当たって20ページも加筆し、一応の結末を示した。 翌年、ラインナップを多様にするためSFを欲していた『週刊少年マガジン』[*1]に迎えられてはじまった「地下帝国ヨミ編」は、完...

  • 『サイボーグ009』の秘密と「天使編/神々との闘い」の正体 【前編】

     ある本に書かれた疑問が、別の疑問を呼び起こした。 その本とは、2018年に発行された『生誕80周年記念読本 完全解析! 石ノ森章太郎』。 2018年は、1938年1月25日に生まれ、1998年1月28日に没した、石ノ森章太郎氏の生誕80周年にして没後20周年である。そのため、石ノ森氏に関する本がいくつも発行されたり、氏の半生を描いたテレビドラマ『ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語』が放映されたりした。『サイボーグ009』を軸に...

  • 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』と『サニー 永遠の仲間たち』、少し『タクシー運転手 約束は海を越えて』

     2018年公開の日本映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は、韓国映画の傑作『サニー 永遠の仲間たち』を、『モテキ』『バクマン。』の大根仁監督がリメイクしたのだから鉄板だ。歌あり、ダンスあり、恋と喧嘩と友情あり。懐かしい1990年代のヒット曲に乗せて、ついホロリとさせられる、とても素敵な作品だ。 ストーリーは原作映画とほぼ同じである。主人公たち六人組の暮らす現代と、彼女らが回想する高校時代を並行してたどりなが...

  • 『インクレディブル・ファミリー』 世界は女で回ってる

     【ネタバレ注意】 2004年公開の『Mr.インクレディブル』は、スパイアクションの傑作だった。ジョン・バリーが音楽を手がけた頃の007シリーズ、その音楽にそっくりな曲に乗せて、アクションと秘密兵器をてんこ盛りにした映画だった。 ちょうど本家007シリーズの空白期間に公開されたこともあり(『007/ダイ・アナザー・デイ』を最後にピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンド役のシリーズが終わり、ダニエル・クレイグが『007...

  • 『ブリグズビー・ベア』 僕たちの映画

     まったくもって他人事ではない。 多くの人が『ブリグズビー・ベア』を観て、深く共感したに違いない。 映画の紹介文を読むだけだと、ずいぶんエキセントリックな作品に思える。 ――赤ん坊の頃から25年、有害物質に覆われた地上を避けて、地下のシェルターで両親と三人きりの生活を続けてきたジェームスにとって、子供向けの教育特撮番組『ブリグズビー・ベア』が人生のすべてだった。毎週の新作を見るのはもちろん、過去の膨大...

  • 『バリー・シール/アメリカをはめた男』 主演は断然トム・クルーズ

     トム・クルーズが悪漢を演じるとは! 観客がそう驚くのを見越した配役なのであろう。トム・クルーズといえば、『ミッション:インポッシブル』シリーズのヒーローや、『ジャック・リーチャー』シリーズのヒーローや、『オブリビオン』や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』等のヒーローや、とにかくヒーローやカッコイイ役を数多く演じてきた俳優だ。そのトムが麻薬まみれの(文字どおり頭から麻薬を被った)犯罪者に扮するのだ...

  • 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』 万人に薦めたい

     その面白さに満足した上、万人に自信をもって薦められる映画は滅多にない。 だから、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のような作品に出会うとたいへん嬉しい。 147分の長丁場にもかかわらず、本作は観客の目を釘付けにして離さない。 作り手たちは、主人公イーサン・ハントを次から次へと危機的状況へ突き落す。任務遂行中の思わぬ事故や、敵味方の計算外の行動、恐るべき奸計と巧妙な罠。まったくもって脱出...

  • 『しっぽの声』 成熟度を高めよう

     そのずっしりとした読後感に言葉もない。 それは、ここに人間の本質が――人の世の何たるかが、もっともきつい形でえぐり出されているからだ。 『しっぽの声』は、まるでマンガ『デビルマン』の後半部分や、平井和正氏の"人類ダメ小説"のように壮絶だ。しかも、それらの作品以上に悲しくおぞましく感じるのは、ここに描かれていることが、現代の日本の現実だからだ。 狭いところに糞尿まみれのまま閉じ込められ、極度の飢えから...