何というザマじゃ！（怒）

G7後の記者会見での中川元財務大臣の醜態を見てワシは怒るのを通り越して痛みさえ感じてしもうた。この未曾有の経済危機という国難じゃというのになんたる無様な姿であろう。お陰で今日は株価どころか円までも下がっておる。日本が売られているのじゃ、笑われておるのじゃ。財務大臣があのザマでは無理もない。国民は一所懸命働いて良い製品を作り、贅沢もしないでコツコツと貯蓄をし頑張っておるのに国の指導者がぶち壊すから日本という国が世界で評価されないのじゃ。まるでビートたけしの自伝小説に出てくるお父さんみたいではないか。家族が一所懸命頑張って勉強して体裁を整えているのに、お父さんが酒に酔っぱらってそれをぶちこわしにして世間に恥をさらす。ビートたけしのお父さんは酒癖が悪いだけで良い人みたいだが、中川元財務大臣はあの醜態を酒のせいだとちゃ...何というザマじゃ！（怒）

サラ金がサラ金地獄に墜ちて行く

出資法と利息制限法の二重の金利体系で生じたグレーゾーンが違法判断となり今サラ金は過去に取りすぎた過払い金利の請求を受け深刻な事態を迎えておる。ところがここに来て最高裁が新しい判断を下し、過払い金利の返還請求権の消滅時効を認めないと言う判例がでたのじゃ。普通、民法による債権の消滅時効は10年と定められておるがサラ金は一定の枠の中で金の借り入れと返済を繰り返すから起算日が特定出来ないためらしい。と言うことは10年どころか場合によっては20年30年前の過払い金利まで支払わなければならなくなるということじゃ。しかも返還金利には年率5パーセントの法定利息を付けなければならない。今0パーセント金利に近いデフレ社会で5パーセントとは法外に近い金利ではないか。しかも返還される過払い金には弁護士費用も含まれるのだから弁護士が「費...サラ金がサラ金地獄に墜ちて行く

米中冷戦の抑止力

ベルリンの壁が崩れる前の東西冷戦ではアメリカとソ連は互いに核ミサイルを向けあって抑止力とし、結局は大きな戦争は起こせなかった。米ソの冷戦はソ連崩壊でひとまず終わったが、共産主義国家として生き残った中国とは依然、台湾、北朝鮮を挟み冷戦は終結していない。しかしここに来て世界同時不況にともない冷戦も新しい局面をむかえ始めている。今回の経済危機前は中国からアメリカにイケイケどんどんで、軽工業製品を輸出し、アメリカもあとさき考えず中国製の安物を借金で買いまくっておった。しかしここに来てそれが行き詰まり、互いの国が今まで自分に取ってどれほど大切な存在であったかわかってきた。中国はアメリカに物を売ってきたお陰で経済成成長出来、国民の政治に対する不満をそらすことができた。アメリカはアメリカで中国に大量の国債を買って貰ったお陰で...米中冷戦の抑止力

名犬ラッシーの世界

若い方達はご存じないと思うがワシの子供の頃、「名犬ラッシー」というテレビ番組があった。アメリカのホームドラマで少年とコリー犬のラッシーの物語じゃった。テレビが普及し始めた頃で小学生だったワシは毎週欠かさず観ておったものだ。まだ戦後間もない貧しい日本と違いアメリカの家庭の豊かさには子供ながら圧倒されたものじゃった。アメリカの農家という設定であったが、日本の田舎とは比較にならないほど明るく都会的でまばゆい暮らしだ。家も大きくて家のドアは2重になって靴のまま入るようになっておった。電話が各家にあり友達と遊ぶ約束が出来るのじゃ。特に覚えているのは牛乳が大きなガラス瓶に入っていて見たこともない冷蔵庫という物にしまわれておった。当時日本の牛乳瓶はコップ一杯分ほどの大きさしかなかったで本当に豊かだと思ったものじゃ。車は乗用車...名犬ラッシーの世界

地デジから取り残される年寄りをどうする？

ワシには地方の実家に84歳になる母がおる。ここのところ足腰が弱くなり家に閉じこもりがちになってしまった。だから楽しみはテレビである。もう液晶やプラズマが主流であるにもかかわらず相変わらずブラウン管の大きな画面で好きな時代劇などを観ておる。新しいテレビを買ってあげると言うと「このテレビは買ったばかりだからもったいないです」と頑なに遠慮するのじゃ。買ったばかりといってももう10年近く観ている物でもちろん地デジに対応はしていない。「もうすぐこのテレビは映らなくなる」と説明してもわからんようで「まだ新しいし、ナショナルのだから大丈夫」と訳のわからないことを言うので処置無しである。あの年代はナショナル神話がまだあって、家電はナショナル（現パナソニック）でなければ駄目だと思っている（汗）そのナショナルのテレビが映らなくなる...地デジから取り残される年寄りをどうする？

正社員という蜃気楼

哀しいことに人は当てにはならぬものを当てにして頼っていく習性がある。そのひとつが「雇用」というシステムじゃ。会社に雇われるということは他人に自分の将来を託すことなのだ。それが以前、あまりにひどく脆弱なシステムであったから労働三法が出来、労働安全衛生法が出来、最低賃金法が出来、男女雇用機会均等法が出来と際限なく法律で縛り、タガをはめようとしてきた。しかし所詮「雇用」も経済現象であるため、法律より需給関係が優先され、頼れるものではけしてないのじゃ。それでは皆おちおち安心して暮らせないので、平成の世になりながらも、あたかも封建時代の身分制度がごとき正社員、期間契約社員、パート、派遣社員などの複雑な雇用形態を作り一定の秩序を作り上げてきた。しかしそれでは勝手に身分を下げられたパートや派遣労働者が我慢するわけはない。最近...正社員という蜃気楼

男のくせに～

仕事時間中、車に乗ってラジオを聞いていたら、最近弁当を持っていく若い男が増えているという特集をやっておった。男のくせにチマチマと弁当など持って行きおって～と舌打ちしておったのだが、先日次男が台所でなにやら探しておる。何を探しているか聞いたら「中学生の頃使った弁当箱があったよね？」と聞くではないか。ワシは悪い予感がして「何に使うんだ」と聞いたらやはり勤務先に弁当を作って持っていくと言う。「男のくせに弁当など作らないくてもいい」と言ったのだが、職場の先輩が持ってくるのに影響を受けたらしい。その先輩は、最近マンションを買って住宅ローンが大変で生活費を浮かすために苦肉の策で弁当を作り始めたらしいのだ。「外食すれば最低800円はかかるが弁当なら300円で腹一杯食べれる」という言葉に感銘を受けたらしい（汗）考えてみれば無駄...男のくせに～

帰り道

しばらく連絡がなかった友達から電話が入って久しぶりに飲んできた。駅の改札で待ち合わせて、安い居酒屋に入った。ここのところ何ヶ月か音信不通で心配したが久しぶりに見た彼は少し疲れている様子であったが元気であった。彼はワシの高校の同級生で、根っからの映画好きが高じてテレビ局に就職し、若いときは奴隷のようなAD（アシスタントディレクター）を経て、ディレクター、プロデューサーと勤めてきた男だ。ゴールデンの時間帯の番組も数え切れないくらい手がけてきたし、まあ頑張ったんだと思う。しかしじゃ、2年ほど前にリストラで局を退社せざるを得ず、フリーになった。若い才能がどんどん出てくる世界だから仕方ないのかもしれぬがの。しばらくは局に勤めておった頃と変わらぬ仕事をしておったが、ここのところ仕事がぱったりと来なくなったようで、かなり焦っ...帰り道

中国ロシアの不運、日本列島

アメリカのF22戦闘機が沖縄に配備されるとイヌアッチイケー放送局がテレビのニュースで伝えておった。沖縄の反戦団体らしき人物を映し、県民の負担軽減にはならなくなり遺憾である旨のコメントを取材し流している。しかし、その番組で軍事評論家の江畑謙介氏は中国の軍事力の近代化は凄まじく進んで日本の持つF15戦闘機に匹敵する戦闘機を持ち始めていると話しておった。私見ではあるがワシは沖縄へF22を配備してもらうのはありがたいと思っておる。昔、社会党の議員が「こんなに小さな日本を誰が侵略する？」と言っていたがそれは大きな間違いじゃ。日本な200海里の領海を含めれば世界でも有数の領土大国である。そして日本は中国やロシアにとって消してしまいたいほどの邪魔な存在なのだ。いつも見慣れている日本列島の地図の方向を変え大陸の目線で日本を見れ...中国ロシアの不運、日本列島

ファミレスにて

午後3時頃、遅めの昼食を取るためファミレスに入った。ワシが通された席の隣は、40歳から50歳くらいの奥さん達が7～8人座っておった。席に座ったときなぜか嫌な予感がしたのだがしばらくしてそれは現実になる。奥さん達、とにかくよく喋るのだ。みんなテニスのラケットらしき物をもっているので近くの公園から流れてきたのであろう。寒いのに元気なことだ。そして昼真から皆ビールを飲んでいる。飲みっぷりはけっこう凄い。話しを聞いていると自分の家庭のこと、とくに子供の進学問題そして亭主のこと・・いろんなことを話している。しかし呆れたのは「うちはパパが死んだら住宅ローン払わなくてよくなるのよね」「旦那が死んだら遺族年金てどのくらいおりるのかしら」「今離婚して年金どのくらい分割してもらえるの？」亭主が聞いたら卒倒しそうな話しばかりだ。今頃...ファミレスにて