サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十八弾はエクシードアンドエクセル系。Exceed and Excel はドバイレーシングクラブCなど豪GI2勝をあげた活躍馬で、種牡馬としては欧州・豪州両方で供用され、ムーランドロンシャン賞などGI3勝をあげた Excelebration 、サイアー
2020年の競馬がすべて終わりました。今年の競馬を漢字一文字であらわすなら私は迷わず「牝」にします。今年度牝馬が制したGIは15レースにのぼり、そのうち9レースが古牡馬との混合戦(うちワンツー4回)でした。その内訳もアーモンドアイによる史上初の芝GI9勝達成、グランアレ
それでは最後に四大メジャー父系であるナスルーラ系、ターントゥ系、ノーザンダンサー系、ネイティヴダンサー系、そしてそれ以外のファラリス系の種付け数をまとめておきたいと思います。といっても特に四大メジャー父系に関しては全馬掲載すると大変なことになるので、メジ
続いては現代競馬の主流血統であるファラリス系を除いたエクリプス系の種付け数をまとめていきたいと思います。いわゆるマイナー父系ということになりますが、具体的に言うとヒムヤー系、ハンプトン系、テディ系、ブランドフォード系、そしてセントサイモン系の5系統になりま
続いてはわれらがサンデーサイレンス系の世界での種付け状況を見ていきましょう。その勢力は日本だけにとどまらず、欧州や北米、南米、オセアニアと世界各国でサンデー系種牡馬が供用されており、ノーザンダンサーやミスプロのように主流血統の祖と呼ばれる存在になる日もそ
有馬記念も牝馬のクロノジェネシスが制し、結局安田記念のグランアレグリア以降、古馬混合芝GIでは一度も牡馬が制すことなく終わりました。もっと言えば牝馬が出走しなかったGIを除き、今年の全GIで牡馬が牝馬を下して優勝したのは天皇賞(春)とNHKマイルCのみ。そのNHKマイル
2020年に種付けを行った種牡馬を系統別にまとめてみました。対象となる国はイギリス・アイルランド・フランス・ドイツ・アメリカ・カナダ・日本・アルゼンチン・ブラジル・ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカの各パート1国(チリ・ペルーは資料無し)と、比較的種付
続いてはオーストラリア編。ソースはAUSTRALIAN STUD BOOKより。以前は種付け料のみの紹介でしたが、今回は思い切ってサブスク登録してみましたので、謎に包まれていたオーストラリアの種付け数がすべて判明しました。南半球ということで2019年度の種付け数をまとめています
続いてはドイツ編。ソースはTurf-Timesです。ドイツと言えば Acatenango や Monsun に代表されるようなドイツ国内で何代にもわたって築き上げられた土着父系が有名ですが、今年供用された種牡馬もドイツ産馬自体は多いものの、3代以上の内国産馬は Monsun 産駒の Protecition
続いてはフランス編。ソースはfrance sireで、相変わらず一部の種牡馬はページこそあるものの種付け情報が得られなかったのですが、ifceというかなり優秀なデータベースがあることを発見しまして、これらの種牡馬の種付け数も判明しました。ということでおそらく今年は完全な
朝日杯FSはフランケル産駒の伏兵グレナディアガーズがコースレコードを更新する快勝でGI初勝利をあげました。前走が未勝利戦でのGI勝ちはあのブエナビスタ以来ということになるでしょうか。母が米BCF&Mスプリント勝ち馬ということで今後距離延長がどうかというところですが、
続いては北米編。ソースはもちろんTHE JOCKEY CLUBですが、この「北米」にはアメリカのほか、カナダとプエルトリコの種付け数も含みます。言うまでもなく世界最大の馬産国で、全盛期からは半減したとはいえ今なお2万頭近い生産頭数を誇りますが、来年度から5年目のシーズン以
海外種牡馬事情 - イギリス・アイルランド編 2020年度版
せっかくなので日本以外の今年の種付け数も見ていきましょう。といっても前回のようにすべての国をチェックする気力はないので、とりあえずは競馬主要国についてのみ紹介していきたいと思います。と言うことでまずはイギリス・アイルランドから。例によってソースはWEATHERBY
続いて100頭未満の種牡馬一覧です。惜しくも3桁の大台には届きませんでしたが、日本初となる Kitten's Joy の後継種牡馬でエクリプスSなどGI2勝をあげたホークビル、ダンジグ系 Langfuhr 産駒で東京大賞典などダート重賞3勝をあげたアポロケンタッキーなどが新種牡馬としてそ
少し遅れましたが、スタッドブックのほうに2020年度の種付け数がアップされましたので、まとめておきたいと思います。頭数が多いので、種付け数100頭以上の種牡馬とそれ未満の種牡馬で2回に分けて紹介していきます。以前紹介したように2000年に初めて種付け数が200頭を突破
いろいろ盛沢山の週末でしたが、まずはソダシの白毛馬による世界初のGI制覇でしょう。白毛のサラブレッドは世界中で誕生していますが、多くは突然変異か、乗馬用に生産されたもので、おそらく日本以外に重賞レベルの活躍をしている馬はいないはず。一族の祖であるシラユキヒ
ノーザンダンサー系の小父系 No.2 - サイアーラインで辿る日本競馬
ノーザンダンサー系の小父系の続き。トップサイダーはシンコウウインディやトーシンブリザードの父*デュラブ、ウイングアローやスマートボーイの父*アサティスが出たラインで、とにかく日本のダートに非常に適応した系統でした。ストームバードは米国の主流血統のひとつ、Sto
ノーザンダンサー系の小父系 No.1 - サイアーラインで辿る日本競馬
ノーザンダンサー系で単独で取り上げるまでもない小父系をまとめておきます。ヴァイスリージェントは今でもそれなりの勢力を誇る Deputy Minister の父ですが、自身はカナダ国内にとどまったためそれ以外のラインは壊滅状態です。日本では*パークリージェントが地方で大成功
ノーザンダンサー系 No.3 - サイアーラインで辿る日本競馬
ノーザンダンサー系の続き。*セクレトは英ダービーの勝ち馬で、種牡馬としては期待ほどの結果を残せずに日本にやってきました。日本で唯一供用された Northern Dancer 直仔の欧州クラシックホースが青森県での供用というのもすごいですが、阪神ジュベナイルフィリーズを制し
クリソベリルが4着に敗れ、ついに同馬の国内無敗記録がストップしました。コントレイルといい、デアリングタクトといい、連勝はいつかは途絶えるものですが、それにしてもいつもの同馬らしい伸びが今回は全くありませんでしたね。勝ったのはチュウワウィザードで、昨年4着か
ノーザンダンサー系 No.2 - サイアーラインで辿る日本競馬
ノーザンダンサー系の続き。この当時はノーザンダンサーバブル真っただ中ということで、実績のある直仔種牡馬はまったく輸入されず、導入されたのは競走馬としては全く無名の馬たちばかりでしたが、重賞未勝利馬*コリムスキーがダービー馬メリーナイスを出したほか、同じく重
ノーザンダンサー系 No.1 - サイアーラインで辿る日本競馬
ネイティヴダンサー系もコンプリート出来ましたので、この調子でノーザンダンサー系に突入していきたいと思います。Northern Dancer はカナダ生まれの米クラシック二冠馬で、種牡馬として英三冠馬 Nijinsky 、歴史的名種牡馬 Sadler's Wells など競馬史に残る優駿を次々に輩
ではネイティヴダンサー系のラスト、シャーペンアップ系です。父*エタンは7歳時より日本で供用され複数の重賞馬を送り出しましたが、もといたアイルランドでの最終年度に種付けされ生まれたのがこの Sharpen Up で、GIミドルパークSなど2歳時に5戦無敗の成績を残しました。種
「ブログリーダー」を活用して、Organaさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十八弾はエクシードアンドエクセル系。Exceed and Excel はドバイレーシングクラブCなど豪GI2勝をあげた活躍馬で、種牡馬としては欧州・豪州両方で供用され、ムーランドロンシャン賞などGI3勝をあげた Excelebration 、サイアー
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十七弾はダンシリ系。Dansili は重賞を3勝したものの、GIは2着が最高で母 Hasili の産駒としては目立つ実績ではなかったのですが、種牡馬としては凱旋門賞の Rail Link をはじめ多数のGI馬を送り出すことに成功し、きょうだいの
上半期の総決算、宝塚記念はメイショウタバルがまんまと逃げきり、ゴールドシップ産駒の牡馬として念願の平地GI初勝利をあげました。鞍上は武豊J、オーナーは松本氏、そしてトレーナーは石橋守師ということで、20年来の競馬ファンにはたまらない組み合わせとなりましたね。し
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十六弾はコディアック系とホーリーローマンエンペラーをまとめて紹介します。Kodiac は重賞勝ちすらない平凡な競走馬でしたが、Invincible Spirit の半弟という良血から種牡馬入りし、多数のGI馬を送り出しました。さらにその天
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十五弾はフライングスパー系およびロックオブジブラルタル系をまとめて紹介します。Flying Spur は*デインヒル初期の活躍馬で、ゴールデンスリッパーSなどGI3勝をあげました。さらに種牡馬としても多数のGI馬を送り出して豪リー
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十五弾はデインヒル系の続き。*デインヒルは2005年にそれまで13年連続でリーディングに輝いていた Sadler's Wells を破って初めて英愛リーディングに輝きましたが、これは同馬の死後のことであり、それでいてこの拡散力ですから
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十四弾はデインヒル系の続き。North Light は*デインヒル産駒として唯一の英ダービー勝ち馬でしたが、引退後はアメリカにて種牡馬入り。ご存知の通り芝では変幻自在の活躍を見せる*デインヒルですが、ダートはからっきしで、唯
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十三弾はデインヒル系の続き。様々なカテゴリでチャンピオンホースを送り出してきた*デインヒルですが、実は種牡馬として一番不得意だったと思われるのが自身が一番得意としていた欧州スプリント路線で、3歳時にジュライC、ナン
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十二弾はデインヒル系。本格的なシャトルスタリオンの走りとして欧州、オセアニア両方で大成功を収めたということもあり、多数の枝分かれを分岐させてもなお4回に分けての紹介という超大作となります。*デインヒル自身は超一流
安田記念はジャンタルマンタルが力強く抜け出し、朝日杯FS、NHKマイルCに続くGI3勝目をあげました。父*パレスマリスは昨年まで大旋風を巻き起こしながら今年はかなりおとなしかったのですが、やはりその力は本物でしたね。NHKマイルC勝ち馬としては2014年のミッキーアイル以
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十一弾はアイアムインヴィンシブル系およびキングマン系をまとめて紹介します。I Am Invincible はGIIIを勝ったのが目立つ程度の競走馬でしたが、種牡馬としては多数のGIウイナーを輩出し、豪リーディングにも輝きました。さら
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十弾はインヴィンシブルスピリット系。Invincible Spirit は決して超一流馬ではなく、ラストランとなったスプリントCで超人気薄ながらようやくGI初勝利をあげたような馬でしたが、種牡馬としては欧州の2歳馬の勝ち上がり記録を
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十九弾はシーザスターズ系。Sea the Stars は英二冠に凱旋門賞など怒涛のGI6連勝を飾って欧州年度代表馬に輝いた歴史的名馬で、半兄に Galileo がいる血統もあって種牡馬として期待され、実際に多数のGI馬を送り出して欧州のト
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十八弾はオアシスドリーム系。Oasis Dream はミドルパークSなどスプリントGIを3勝した快速馬で、種牡馬としてヨークシャーオークスやヴェルメイユ賞といったクラシックディスタンスのGIを勝った Midday のような馬も出しました
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十七弾はグリーンデザート系。ダンジグ系二大系統のひとつに入っていきましょう。Green Desert はGIジュライCの勝ち馬で、種牡馬としても数々の快速馬を送り出して成功しました。種牡馬の父としても成功し、Invincible Spirit
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十六弾はウォーフロント系。War Front はGII時代のアルフレッド・G.ヴァンダービルトBCHの勝ち馬で、種牡馬入り当初は1万ドルそこそこでの供用でしたが、種牡馬として数々のGIウイナーを送り出すことに成功し、最高で25万ドルの
92回を数える東京優駿はキタサンブラック産駒のクロワデュノールが人気に応え、現役時代に大敗を喫した父の雪辱を果たすとともに、世代の頂点に立ちました。直系内国産3代目競走馬によるダービー制覇は日本競馬史上初となりますが、まさかこれがディープインパクトやキングカ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十五弾はアナバー系およびハードスパン系。Anabaa はジュライCやモーリスドゲスト賞を制した一流スプリンターで、種牡馬としても多数のGI馬を送り出すことに成功しました。代表産駒は何といっても欧州のGI最多勝利となる14勝を
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十四弾はチーフズクラウン系およびオーペン系。Chief's Crown は Danzig の初年度産駒にして最高傑作の1頭で、BCジュヴェナイルやトラヴァーズSなどGI8勝をあげました。種牡馬としてもセントジェームズパレスSの Grand Lodge 、
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十三弾はダンジグ系の続き。父 Northern Dancer 自身がそうだったように、Nijinsky や Lypard など、早期に出した有力後継が次第に勢いをなくし、後発の種牡馬が父系を継承するというパターンが多くみられるのですが、Danzig に
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十八弾はサクラユタカオー系。サクラユタカオーは天皇賞(秋)など重賞4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としてもスプリンターズS連覇などスプリント戦ほぼ負けなしのサクラバクシンオー、安田記念やマイルチャンピオンシップを制
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十七弾はトウショウボーイ系。トウショウボーイはTTGの一角として皐月賞や有馬記念、宝塚記念を制すなど大活躍した馬で、種牡馬としても三冠馬ミスターシービーをはじめ多数の大レース勝ち馬を送り出し、内国産馬として当時
今週はJRAの重賞競走がマーメイドSだけという少々寂しい状況でしたが、4番人気のアリスヴェリテが軽量を活かしてまんまと逃げきり、重賞初勝利をあげました。鞍上の永島まなみJはテン乗りでの出走だったのですが、見事勝利に導いてうれしい重賞初勝利。これでJRA所属の女性騎
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十六弾はテスコボーイ系。*テスコボーイはクイーンアンSなどの勝ち馬で、プリンスリーギフト系種牡馬として初めて日本で供用されましたが、これが超の付く大当たりで、瞬く間に日本のトップサイアーに上り詰め、その後のプ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十五弾はプリンスリーギフト系の続き。最初に輸入された*テスコボーイが大当たりしたのが大量輸入のきっかけになったのは間違いないでしょうが、それ以外にも年度代表馬カネミノブを出した*バーバー、仕上がりの早さが持ち
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十四弾はプリンスリーギフト系。ネヴァーセイダイ系とともに日本にナスルーラ系ブームを巻き起こした系統で、やはり数が多いため2回に分けて紹介します。英ダービー・セントレジャーの二冠を達成した Never Say Die と違い
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十三弾はネヴァーセイダイ系の続き。やはりこの系統を代表する種牡馬といえば*ネヴァービートでしょう。競走馬としては全くの平凡でしたが、種牡馬としては重賞9勝のマーチス、大障害馬グランドマーチスなどを輩出し、リー
エプソムCはリアルスティール産駒のレーベンスティールがセントライト記念以来となる重賞勝ちをあげました。クラシックに出走することはできませんでしたが、セントライト記念ではソールオリエンスを下しており、世代上位の力を持っていることは間違いないでしょう。母父トウ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十二弾はネヴァーセイダイ系。量が多いので2回に分けて紹介していきます。日本でナスルーラ系といえば当初はこのネヴァーセイダイ系で、初期に輸入された種牡馬が20頭近い重賞馬を送り出した*ダイハード、年度代表馬にも選
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十一弾はナシュア系およびフリートナスルーラ系。Nashua は大種牡馬 Nasrullah が出した活躍馬の中でも最高傑作と呼べる馬の1頭であり、米二冠などアメリカの大レースを勝ちまくった馬で、種牡馬としても一定の成功を収めま
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十弾はナスルーラ系。いよいよメジャー父系に突入ですね。ただいくら主流血統のひとつとはいえすでに誕生から80年以上が経過していますから、そのラインの多くはすでに過去のものとなっており、当面はかつての栄光をしのぶ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第七十九弾はニアークティック系。ナスルーラ系、ターントゥ系、ノーザンダンサー系、およびネイティヴダンサー系のいわゆる「メジャー四大父系」を除いた系統は今回がラストとなります。Icecapade はGI勝ちなどはありませんで
香港の英雄 Romantic Warrior が不慣れなマイルも全くものともせず、3か国目のGI制覇を達成しました。あまりにも2000mでの実績が圧倒的なだけであって、マイルも2戦1勝、負けた1戦もあの Golden Sixty に1馬身差の2着に敗れただけで、しかも父が短距離志向の強い Acclamation
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第七十八弾はニアークティック系。カナダ生まれの Nearctic は同国の年度代表馬にも選ばれた活躍馬で、種牡馬としても多数の活躍馬を輩出し、加リーディングサイアーにも輝きました。代表産駒は言わずと知れた Northern Dancer
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第七十七弾はロイヤルチャージャー系。Royal Charger はご存知*サンデーサイレンスや*ブライアンズタイムらの父方祖先にあたる馬で、ほかにも輸入された*ロイヤルチャレンヂャーが名馬スピードシンボリの父となり、*ジルドレか
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第七十六弾はモスボロー系。Mossborough は重賞勝ちすらない平凡な競走馬でしたが、種牡馬としては英セントレジャーや凱旋門賞を制した Ballymoss などを出して英愛リーディングにも輝きました。日本では Ballymoss 産駒の持込
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第七十五弾はダンテ系。種牡馬としての父 Nearco の名を一躍高めたのがこの Dante で、目を負傷しての出走だった英2000ギニーこそ僅差の2着に敗れましたが、それ以外は英ダービーも含め圧勝続きという名馬でした。種牡馬として
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第七十四弾はネアルコ系。ここでついに世界の最大派閥の登場ですね。Nearco は Ribot と並ぶフェデリコ・テシオ氏の最高傑作で、伊ダービーやパリ大賞など14戦無敗の成績を残しました。ただ後の種牡馬としての成功を知っている
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第七十三弾はハードソース系。仏ダービーや凱旋門賞を制した Ardan を父に持つ Hard Sauce は父とは似ても似つかぬスプリンタータイプでしたが、種牡馬となってからは英ダービー馬*ハードリドン、持込馬として牝馬二冠を達成し
エピファネイア産駒ダノンデサイルが最内をついて突き抜け、世代の頂点に立ちました。ダノンデサイルの母父はエーピーインディ系の Congrats ですが、母父ボールドルーラー系がダービーを制すのはここ数年でもドウデュース、シャフリヤールに続く3度目で、3歳春に完成する早