2021年11月
さて、製造工程を見学した後は貯蔵庫です。 貯蔵庫はダンネージ式、高いところで4段、また地面の下には地下水が流れているらしく地面には石灰が撒かれていました。 カビ防止になるそうです。 そして遊佐蒸溜所では熟成樽は基本アメリカンホワイトオーク樽と決めているそうです。 因みに多いのはワイルドターキーやジャックダニエルの樽だそうです。 とはいえもちろん若干量ではありますがシェリー樽(年に12丁)にミズナラ樽(年に6丁)、またワイン樽(国産ワインで6丁)なども使ってはいるそうです。 左の写真がワイルドターキーの樽で右はワイン樽 それとモルトのタイプとしては基本ノンピートと考えているそうです。 また樽詰め…
さて遊佐蒸溜所のウイスキー製造ですが、前回に少し書きましたが1回の仕込みにモルトを1トン使用するそうです。 それで3回のマッシング(糖化工程)で得られる麦汁が4,900リットル、マッシングの際の湯量や温度は伺ったのですが現場のスタッフに聞けなかったので正確なところはここでは分からず、ちょっと残念ではありましたが見学させて頂けるだけで感謝なので致し方無し。 上の写真はマッシュタン(糖化槽)とマッシュタンの内部 そして得られた麦汁4,900リットルをウォッシュバック(発酵槽)に移して発酵、ウォッシュバックはダグラスファー(米松)で出来た容量が7,480リットルの物が5槽で使用している酵母はピナクル…
11月22日(月)12時42分、JR遊佐の駅に到着です。 ここで一緒に蒸溜所を見学する友人と待ち合わせ、約束の午後1時半から見学をさせて頂きました。 遊佐蒸溜所は残念ながら今のところ一般の見学は予定されていないとの事で、ウイスキー好きの皆さんが見学出来るようになるのは何時になるか分かりませんが、将来的には遊佐の町と協力して町の観光の一環として厚岸蒸溜所のような見学方法を取り入れられればと仰っていました。 なのでしばらく見学は出来そうもないので、あるじの下手な文章と写真でちょっとは見学した気になって頂ければと思います。 遊佐蒸溜所は蒸溜所の背後に鳥海山を臨む広々とした田んぼの中に位置する蒸溜所で…
11月22日(月)、遊佐蒸溜所に行って来ました。 来年2月に蒸溜所初のシングルモルトウイスキーをリリースするという事もあり、無理を言って見学をさせて頂きました。 あるじ的には蒸溜所のスタッフが案内してくれるのかと思っていたのですが、なんと佐々木社長と佐藤常務がわざわざ蒸溜所まで来て案内及びテイスティングの相手をして下さり自分としてもビックリしましたし、忙しい中見学やテイスティングをさせて頂き社長に常務、また作業中のスタッフには心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 また見学させて頂いた内容をどこまで紹介出来るか分かりませんが、「小言」に書いても良いと仰って頂いたので、簡単です…
2021年11月
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