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2008/11/02

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  • 『卑怯者の流儀』深町秋生著 徳間書店 〈言葉について〉

    言葉で輪郭をなぞらないとそれが存在することすらわからないのだけれど、言葉にしてしまうと何かを逸してしまった気がする。何かが零れ落ちたような、あるいは逆に何か余計なものを抱え込んだような。いつも過少か過…

  • 『滑走路』萩原慎一郎著 KADOKAWA 〈いじめ〉

    子どもたちによる自殺があとをたちませんね。日本全体の自殺者数は減っているそうですが、小中高生ではあまり減っていないという統計。いじめをきっかけに命を絶つというケースがほとんどということですが、これほど…

  • 『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子著 小学館 〈トイレの話〉

    今日はトイレのお話を少し。日本ほどシャワートイレが普及している国は世界の文明国を見渡しても見当たらないといいます。清潔好きの日本人の気質ゆえか、シャワートイレを使いだすと海外のトイレ事情に耐えられず、…

  • 『みかづき』森絵都 集英社 〈小さな塾をしていたとき〉

    ずっと以前、次男が2歳くらいのころ、自宅の2階で小さな私塾を開いていたことがあります。どういういきさつでそうなったか、今となっては忘れてしまいましたが、頼まれて5人の中学生を一グループとしての英語塾を…

  • 『代理人』本城雅人 実業之日本社 〈堀ちえみさん〉

    タレントの堀ちえみさん。アイドル時代には関心もなく出演ドラマを観たこともありませんでしたが、舌がん公表のニュースをネットで見てからときどき彼女のブログを訪れるようになりました。夫が部位は異なりますが、…

  • 『子育てはもう卒業します』垣谷美雨 祥伝社 〈シジュウカラの子育て〉

    先日遠出した和気のギャラリー兼お蕎麦屋さんでお蕎麦を食べながら、目の前に広がる畑を見ていると・・・一隅にある樹木に小さな巣箱がかかっていました。五百円玉ほどの丸い小さな穴があり、そこから忙しなくシジュ…

  • 『その犬の歩むところ』ボストン・テラン著&田口俊樹訳 文春文庫 〈多忙な一週間〉

    先週から今週にかけてけっこう目まぐるしい日々でした。まず一回り若い友との後楽園でのお花見。30年ほど前に共に英語漬けの日々を過ごした仲、その頃の若かりし彼女のイメージが抜けなくていまだに私のなかでは若…

  • 『漱石の妻』鳥越碧 講談社 〈悪妻について〉

    唐突ですが悪妻について・・・私の愛する『新明解国語辞典』第5版には「第三者から、悪い妻と目される女性。(当の夫は案外気にしないことが多い)」、ついでに大辞林第版では簡単に「夫にとってよくない妻」。一般…

  • 『監禁面接』ピエール・ルメートル著&橘明美訳 文藝春秋 〈道後温泉〉

    新しい元号が決まりましたね。「令和」慣れるまでしばらくかかりそうですが見た瞬間なにやらゆかしそうだなという感想。そのあと、出典が『万葉集』巻五、大伴旅人が大宰府で催した「梅花の宴」での梅花の歌三十二首…

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