網走の天都山にあるオホーツク流氷館です。流氷の天使と呼ばれるクリオネを始め、ナメダンゴやオオカミウオなどの不思議で珍しい生き物を飼育展示しています。下の写真はフーセンウオです。この水槽のまわりは大きなスクリーンになっており、360度カメラで撮影した映像をまるで潜っているような感じで映し出しています。流氷幻想シアター(撮影不可)の前で、コンパニオンの女性から流氷についての「レクチャー」があります。流氷...
これまでの北海道旅行での情報や風景を中心としたブログです。また地元の関西周辺のお出かけ見聞録も多く掲載しています
1993年に初めて北海道を訪れて以来、何度となく訪れた北海道の見聞録です。また地元の関西周辺のことも掲載しています。
2024年10月
網走の天都山にあるオホーツク流氷館です。流氷の天使と呼ばれるクリオネを始め、ナメダンゴやオオカミウオなどの不思議で珍しい生き物を飼育展示しています。下の写真はフーセンウオです。この水槽のまわりは大きなスクリーンになっており、360度カメラで撮影した映像をまるで潜っているような感じで映し出しています。流氷幻想シアター(撮影不可)の前で、コンパニオンの女性から流氷についての「レクチャー」があります。流氷...
地域タグ:北海道
和歌山の高野山といえば空海(弘法大師)が標高800mの山地に開いた一大宗教都市です。高野山の二大聖地のひとつである「壇上伽藍」は、空海が真言密教の根本道場を開くにあたり最初に整備した場所です。このたび、この壇上伽藍の中の11の建物が国の重要文化財に指定される見通しになったと新聞記事で読みました。壇上伽藍のシンボル的存在の根本大塔です。高さ約50mの日本最初の多宝塔です。創建は887年ですが、現在の建物は1937年...
これまでの観光案内所が入った小樽運河プラザが移転リニューアルし、新しい観光拠点として「小樽国際インフォメーションセンター」ができました。今までの木骨石造倉庫の小樽運河プラザと違い、全面ガラス張りの近代的な建物になっています。さっそく行ってみました。小樽国際インフォメーションセンターはいわゆる観光案内所ですが、併せて1階には「ポートマルシェotarue(オタルエ)」という大きな売店があります。2階は展望テラス...
地域タグ:北海道
昨日は将棋のJT杯を観戦した話を書きましたが、その将棋会場へ行く前にレストラン「SEA & FARM by YANMAR MARCHÉ」で昼食をとりました。店名だけを見るとどこの高級フランス料理レストランかと思いますが…実はここは梅田茶屋町のヤンマー本社ビルにあるレストラン。つまり社員食堂です。平日はヤンマーグループ社員のための社員食堂ですが、9月から土日限定で一般客向けのランチ限定ビュッフェレストランとして運営されるようにな...
地域タグ:大阪府
将棋の八大タイトル戦に次ぐグレードの「将棋日本シリーズJTプロ公式戦(通称JT杯)」が進行中です。この大会はタイトル保持棋士や賞金ランキング上位棋士などのトップ棋士12名で争われる有観客のトーナメント戦です。6月に始まったこの大会もいよいよ大詰めで準決勝・決勝を残すのみとなりました。現在、稲葉八段・渡辺九段・広瀬九段・藤井七冠(前回覇者)のベスト4が出そろった状態です。観戦は無料ですが、事前申込制で、応...
地域タグ:大阪府
以前書きました「どさんこ牧場」や「鶴見台」のある鶴居村は釧路市の北に位置する村です。村名や風景だけでなく、とくに村の中心部は建物も美しい村です。下の写真は鶴居村の村役場です。鶴居村のこのあたりは実におしゃれな雰囲気です。村役場も美術館のような外観で、役場前の芝生広場にもオブジェが飾ってあります。となりには以前泊ったことのあるホテルTAITOがあります。ここもメルヘンチックな感じです。役場の東には広い村...
地域タグ:北海道
門司港レトロ地区にある旧大連航路上屋は、昭和4年に国会議事堂を手掛けた大熊善邦氏の設計により「門司税関1号上屋」として建設されました。その後、第二次世界大戦終戦で航路が断絶するまで、門司港の国際ターミナルとして重要な役割を果たしました。その旧大連航路上屋で、現在ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也氏の作品展「ミニチュアライフ展」が開催されています。田中達也氏の作品はミニチュアの視点で日常にある物を...
地域タグ:兵庫県
JR浜小清水駅は前回書きました道の駅はなやか小清水と兼用の駅舎になっています。「鉄道の駅」が「道の駅」と機能を共有する形態は全国的にも珍しく、道内ではこことJR稚内駅が道の駅と兼用になっています。駅構内の踏切を渡るとすぐオホーツク海の砂浜に出ることができます。網走駅と斜里駅の中間あたりに位置する駅です。下の写真は斜里方面です。網走方面の丘の上にはピラミッドの形のフレトイ展望台が見えます。停車する列車は...
地域タグ:北海道
道の駅はなやか(葉菜野花)小清水です。昨年も行きましたが、2024年3月にリニューアルオープンしたということで改めて訪れました。施設の間取りが増え、新たにキッチンスペースができていました。以前からあったのか、それともリニューアルで増設されたのかはわかりませんが、「はなやか(葉菜野花)展望台」という案内があります。上ってみれば、単なる道の駅の建物の2階屋上で、ほとんど高さもなく見通しも良くありません。知床連山...
地域タグ:北海道
道の駅ピア21しほろです。2017年に場所も少し移動してリニューアルオープンしました。館内には士幌町の特産物が数多く並んでいます。しほろ牛を食べられる「にじいろ食堂」もありますが、この日は別の場所で昼食を食べる予定でしたので、ここはがまんしました。その代わりに「生産者還元用ポテトチップス」を購入しました。袋の裏側に「本製品は、原料じゃがいも生産者への還元を目的として生産したもので、関係店舗以外での販売は...
地域タグ:北海道
阪急うめだ本店で秋の北海道物産大会が9月25日から10月7日まで催されていました。訪れたのは10月6日でした。開催期間で最後の日曜日ということで大勢のお客さんが来ていました。海鮮などは高くて手が出ないので、その場でソフトクリームを食べました。これだと500円で済みます。8種類あった中から選んだのは帯広の「十芋」という店の「熟成さつまいもソフトクリーム」です。思った以上にさつまいもの風味と食感があっておいしかっ...
地域タグ:大阪府
エゾシカが札幌中心部の北大植物園や赤れんが庁舎の前庭に出没して話題になっています。近年はエゾシカの個体数が増え、市街地にも出てくるケースもありますが、それでも近くに山林があります。今回はJR札幌駅近くのビル街で近隣に山はありません。一体どこからやって来たのか謎です。植物園は安全のため休園状態が続いています。札幌市の担当者は「捕獲しようとすると道路に飛び出して事故になる可能性もあるので、夜になって車が...
地域タグ:北海道
タンチョウの二大給餌場の一つとして知られる鶴居村の鶴見台です。毎年12月頃から3月頃まで多くのタンチョウが餌を求めにやってきます。ですからそれ以外の期間はこの場所でタンチョウを見かけることはあまりありません。以前ここに同じ時期に行ったときはたまたま数羽がおりました。下の写真はそのときのものです。冬であれば給餌以外の時間でも多くのタンチョウでにぎわうようです。(下の写真は借り物)タンチョウの数はかなり...
地域タグ:北海道
前回紹介した鶴居どさんこ牧場のホーストレッキングのプログラムは2種類あります。5時間の1日コースと2時間の半日コースです。このときは9~11時の半日コースです。折り返し地点あたりで休憩です。馬は全般的に雨や寒いのは平気ですが、暑いのは苦手です。とくに北海道でも最近の酷暑はつらそうです。馬も人間も十分に給水して復路を進みます。釧路湿原で馬の背に揺られてのホーストレッキングなどあまりできる経験ではありません...
地域タグ:北海道
鶴居どさんこ牧場は釧路湿原に隣接する観光牧場で、北海道の開拓に欠かせなかった「道産馬(どさんこ)」によるホーストレッキングができる施設です。センターハウスには宿泊用の客室も備えているため、外乗の集合時間8時30分のことを考えれば前日から泊るのもありです。ちなみに私は釧路市内に宿泊しました。釧路市中心部からでも1時間足らずで来ることはできます。鶴居どさんこ牧場にいるどさんこは、暑い夏も、雪の積もる冬も、...
地域タグ:北海道
2024年10月
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網走の天都山にあるオホーツク流氷館です。流氷の天使と呼ばれるクリオネを始め、ナメダンゴやオオカミウオなどの不思議で珍しい生き物を飼育展示しています。下の写真はフーセンウオです。この水槽のまわりは大きなスクリーンになっており、360度カメラで撮影した映像をまるで潜っているような感じで映し出しています。流氷幻想シアター(撮影不可)の前で、コンパニオンの女性から流氷についての「レクチャー」があります。流氷...
和歌山の高野山といえば空海(弘法大師)が標高800mの山地に開いた一大宗教都市です。高野山の二大聖地のひとつである「壇上伽藍」は、空海が真言密教の根本道場を開くにあたり最初に整備した場所です。このたび、この壇上伽藍の中の11の建物が国の重要文化財に指定される見通しになったと新聞記事で読みました。壇上伽藍のシンボル的存在の根本大塔です。高さ約50mの日本最初の多宝塔です。創建は887年ですが、現在の建物は1937年...
小樽の乗馬クラブ「春香ホースランチ」です。国道5号線の銭函あたりから春香山に向かって細い道を2kmほど上がった場所にあります。ここへ行くのは3回目です。この日は朝から雨が降ったり止んだりでしたが、乗馬する午後は雨は上がるという予報でした。でも雨は止むことは無く、同時刻のホーストレッキングを予約していたほかの人たちは全員キャンセルの連絡があったそうです。おかげで貸し切り状態でしたが、ずぶ濡れになりました...
これまでの観光案内所が入った小樽運河プラザが移転リニューアルし、新しい観光拠点として「小樽国際インフォメーションセンター」ができました。今までの木骨石造倉庫の小樽運河プラザと違い、全面ガラス張りの近代的な建物になっています。さっそく行ってみました。小樽国際インフォメーションセンターはいわゆる観光案内所ですが、併せて1階には「ポートマルシェotarue(オタルエ)」という大きな売店があります。2階は展望テラス...
このブログでも時々紹介している造形作家の松原一彦氏が所属する大阪彫刻家会議主催の「第55回花と彫刻展」が大阪の靭(うつぼ)公園で開催中です。毎年秋にこの公園で作品展が開かれ、私が訪れるのも今年で6回目です。今回も30人以上の作家の方々の作品が公園のあちこちにに展示されています。そして下の写真が松原氏が今回出品されている「ビッグ蜘蛛の巣(CUBE)」です。立方体の枠の中にタイトル通りビッグな蜘蛛の巣がいくつ...
自家用車をトヨタのヤリスに買い換えたのは2020年春の新型コロナ流行直前でした。それ以来、フェリーに乗船してヤリスで北海道へ3回行きました。ハイブリッドなので燃費は伸びます。日常の市街地でも28~29km/L程度は走っていますが、北海道ではさらに燃費は伸びます。そして今回の北海道では1850km走って32.0km/Lを記録しました。このあとも31.7~32.0km/Lを推移して帰りのフェリーに乗り込みました。結局、敦賀港に帰港...
北海道のきのこ王国はその名の通りきのこをメインに扱っているレストラン・お土産店です。現在は大滝本店と仁木店があります。私が行ったのは仁木店です。きのこ関係の商品だけでなく、それ以外の商品もたくさんあります。名物なめ茸をはじめ、チーズ・ヨーグルトなどの乳製品や仁木の果物を使ったジャムなど、多種多様の商品が並んでいました。。またレストランでは名物のきのこ汁のほか、そばやうどんなど多くのメニューがありま...
昨日は将棋のJT杯を観戦した話を書きましたが、その将棋会場へ行く前にレストラン「SEA & FARM by YANMAR MARCHÉ」で昼食をとりました。店名だけを見るとどこの高級フランス料理レストランかと思いますが…実はここは梅田茶屋町のヤンマー本社ビルにあるレストラン。つまり社員食堂です。平日はヤンマーグループ社員のための社員食堂ですが、9月から土日限定で一般客向けのランチ限定ビュッフェレストランとして運営されるようにな...
将棋の八大タイトル戦に次ぐグレードの「将棋日本シリーズJTプロ公式戦(通称JT杯)」が進行中です。この大会はタイトル保持棋士や賞金ランキング上位棋士などのトップ棋士12名で争われる有観客のトーナメント戦です。6月に始まったこの大会もいよいよ大詰めで準決勝・決勝を残すのみとなりました。現在、稲葉八段・渡辺九段・広瀬九段・藤井七冠(前回覇者)のベスト4が出そろった状態です。観戦は無料ですが、事前申込制で、応...
以前書きました「どさんこ牧場」や「鶴見台」のある鶴居村は釧路市の北に位置する村です。村名や風景だけでなく、とくに村の中心部は建物も美しい村です。下の写真は鶴居村の村役場です。鶴居村のこのあたりは実におしゃれな雰囲気です。村役場も美術館のような外観で、役場前の芝生広場にもオブジェが飾ってあります。となりには以前泊ったことのあるホテルTAITOがあります。ここもメルヘンチックな感じです。役場の東には広い村...
門司港レトロ地区にある旧大連航路上屋は、昭和4年に国会議事堂を手掛けた大熊善邦氏の設計により「門司税関1号上屋」として建設されました。その後、第二次世界大戦終戦で航路が断絶するまで、門司港の国際ターミナルとして重要な役割を果たしました。その旧大連航路上屋で、現在ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也氏の作品展「ミニチュアライフ展」が開催されています。田中達也氏の作品はミニチュアの視点で日常にある物を...
JR浜小清水駅は前回書きました道の駅はなやか小清水と兼用の駅舎になっています。「鉄道の駅」が「道の駅」と機能を共有する形態は全国的にも珍しく、道内ではこことJR稚内駅が道の駅と兼用になっています。駅構内の踏切を渡るとすぐオホーツク海の砂浜に出ることができます。網走駅と斜里駅の中間あたりに位置する駅です。下の写真は斜里方面です。網走方面の丘の上にはピラミッドの形のフレトイ展望台が見えます。停車する列車は...
道の駅はなやか(葉菜野花)小清水です。昨年も行きましたが、2024年3月にリニューアルオープンしたということで改めて訪れました。施設の間取りが増え、新たにキッチンスペースができていました。以前からあったのか、それともリニューアルで増設されたのかはわかりませんが、「はなやか(葉菜野花)展望台」という案内があります。上ってみれば、単なる道の駅の建物の2階屋上で、ほとんど高さもなく見通しも良くありません。知床連山...
道の駅ピア21しほろです。2017年に場所も少し移動してリニューアルオープンしました。館内には士幌町の特産物が数多く並んでいます。しほろ牛を食べられる「にじいろ食堂」もありますが、この日は別の場所で昼食を食べる予定でしたので、ここはがまんしました。その代わりに「生産者還元用ポテトチップス」を購入しました。袋の裏側に「本製品は、原料じゃがいも生産者への還元を目的として生産したもので、関係店舗以外での販売は...
阪急うめだ本店で秋の北海道物産大会が9月25日から10月7日まで催されていました。訪れたのは10月6日でした。開催期間で最後の日曜日ということで大勢のお客さんが来ていました。海鮮などは高くて手が出ないので、その場でソフトクリームを食べました。これだと500円で済みます。8種類あった中から選んだのは帯広の「十芋」という店の「熟成さつまいもソフトクリーム」です。思った以上にさつまいもの風味と食感があっておいしかっ...
エゾシカが札幌中心部の北大植物園や赤れんが庁舎の前庭に出没して話題になっています。近年はエゾシカの個体数が増え、市街地にも出てくるケースもありますが、それでも近くに山林があります。今回はJR札幌駅近くのビル街で近隣に山はありません。一体どこからやって来たのか謎です。植物園は安全のため休園状態が続いています。札幌市の担当者は「捕獲しようとすると道路に飛び出して事故になる可能性もあるので、夜になって車が...
タンチョウの二大給餌場の一つとして知られる鶴居村の鶴見台です。毎年12月頃から3月頃まで多くのタンチョウが餌を求めにやってきます。ですからそれ以外の期間はこの場所でタンチョウを見かけることはあまりありません。以前ここに同じ時期に行ったときはたまたま数羽がおりました。下の写真はそのときのものです。冬であれば給餌以外の時間でも多くのタンチョウでにぎわうようです。(下の写真は借り物)タンチョウの数はかなり...
釧路湿原を流れる雪裡川という川があります。昨日書いたツルハシナイ川はこの川の支流です。川は鶴居村から釧路湿原へと流れて、最後は新釧路川へ合流します。この雪裡川を道道243号が渡る橋が音羽橋です。このあたりはタンチョウを驚かせることなくねぐらを見られる貴重な場所だそうで、冬は多くのカメラマンがやってくるそうです。厳冬期の川霧に浮かぶタンチョウの姿は幻想的です。下の写真は上の写真と画角は違いますが橋上か...
鶴居どさんこ牧場の近くの道から馬の写真を撮っていると…その馬の向こうにタンチョウの姿を見つけました。道の近くでしたが逃げずにうろうろしています。すると草の陰からもう1羽姿を現しました。つがいだったようです。写真を撮り終えて、すぐ目の前の橋を見ると「ツルハシナイ川」とありました。「ツルハシナイでツル」とはよくできた話だと思い少し調べてみると、かつては「チルワツナイ川」という名前だったそうで、アイヌ語の...
前回紹介した鶴居どさんこ牧場のホーストレッキングのプログラムは2種類あります。5時間の1日コースと2時間の半日コースです。このときは9~11時の半日コースです。折り返し地点あたりで休憩です。馬は全般的に雨や寒いのは平気ですが、暑いのは苦手です。とくに北海道でも最近の酷暑はつらそうです。馬も人間も十分に給水して復路を進みます。釧路湿原で馬の背に揺られてのホーストレッキングなどあまりできる経験ではありません...
北海道最初の鉄道は1880年に開通した官営幌内鉄道(手宮駅-札幌駅-幌内駅)の一部で、前回紹介した銭函駅が開業したのもそのタイミングでした。そのうち小樽駅-手宮駅間が1909年に手宮線となり、1985年に廃止になるまで、小樽の発展に貢献しました。手宮線の廃線跡は散策路として整備されており、このブログでもよく紹介しています。この日は手宮線跡を歩いていたら突然の雷雨に見舞われ、線路跡もあっという間に水に浸かりました...
前回書きましたように、小樽駅から普通列車に乗って銭函駅までやって来ました。銭函駅は相対式2面2線のホームで、ホーム間の移動のための跨線橋があります。真ん中の2番線にはホームは無く、となりのほしみ駅発着の列車が折り返すために使用されます。利用者は意外に多く、1日に約2800人の乗降客があります。普通列車しか止まりませんが、札幌のベッドタウンとして新しい住宅ができている影響でしょうね。現在の駅舎は1931年に建て...
前回書きましたように、小樽駅から普通列車に乗って銭函駅まで行きました。ちょうど向かいのホームに新千歳空港発で札幌経由の快速エアポートが到着し、びっくりするくらいの大勢の観光客が降りてきました。列車で小樽観光に来る人も多いのですね。私が乗ったのは快速ではなく各駅停車の普通列車です。銭函駅は普通しか停車しません。おかげで車内はガラガラです。ちなみに列車のドアは自分でボタンを押して開閉する方式です。しか...
JR小樽駅から列車に乗りました。行先は銭函駅です。列車に乗る前に、改めて名物の4番ホームの裕次郎ホームをチェックしました。石原裕次郎さんの等身大パネルもそのまま飾られています。ヨットに見立てたデザインのホームの番号表示灯「4」もそのままです。乗車する2番ホームには「むかい鐘」のレプリカが飾られています。昔は列車の到着を知らせるために鐘を鳴らしており、上り列車は2回、下り列車は3回鳴らしていたそうです。ち...
前回紹介した城岱牧場展望台から景色を眺めていたら、すぐ下に広いスペースがあるのが見えました。あそこの先端から見るとまた違うかなと思い行ってみました。何のためのスペースかわかりませんが、かなり広いです。下の写真中央に見えている建物が先ほどまでいた展望台です。そして広いスペースの先端から函館山を見ました。上から見るのとほぼ同じ景色でした。標高はほとんど変わらないので、まあそうでしょうね。城岱スカイライ...
七飯町の城岱牧場展望台です。城岱スカイラインという14kmのワインディングロードがあり、その頂上あたりにあるのが城岱牧場です。160haの広さがある町営牧場で、その一角に展望台があります。正面に函館山が見えます。天気は良かったのですが、残念ながら少し霞んでいました。標高は約500mです。七飯の町もよく見えます。夜には函館の裏夜景を見ることができる絶好の観光スポットでもあります。条件があえば雲海風景も見られる...
今週土曜日に将棋のJT杯準決勝が大阪で行われます。タイトル戦ではありませんが、それに次ぐ一般棋戦といわれるグレードの公式戦です。しかも対戦は先週の王座戦と同じ藤井八冠VS永瀬九段という注目の顔合わせです。実はダメもとで観戦を申し込んでいたのですが、幸運にも当たりました!生の藤井VS永瀬の対局が楽しみです。八冠となった藤井聡太竜王名人は、これからはひたすら8つのタイトルの防衛あるのみという追われる一方の立...
2016年に中学2年の藤井少年がプロ棋士デビューしてから八冠制覇するまでの7年間で、藤井ファンはもとより将棋ファンも一気に増えました。その将棋ファンの増加に一役買っているのが、対局中に表示される人工知能(AI)による形勢判断です。将棋に詳しくない人もAIの表示を見て、どちらが優勢なのかや今の一手で形勢が逆転したなどの情報がわかり、将棋との距離が縮まりました。そして今やほとんどの棋士がAIを導入して将棋の研究を...
美瑛のセブンスターの木と親子の木と超人気のカシワの木を紹介しましたが、それ以上に立派なカシワの木があります。それは北見市の銘木「緋牛内(ひうしない)の大カシワ」です。国道39号線を北見から美幌に向かって走ると、市境の緋牛内あたりで美幌方面に向かって道路左手に下の写真の白い案内板があります。これさえ見逃さなければ大丈夫です。しばらく砂利道を走るとど~んと大きなカシワの木が立っています。高さ17m、推定樹...
美瑛にある「親子の木」は、3本のカシワの木が親子のように見えることから名付けられました。前回紹介したセブンスターの木と違ってCMなどに採用されたことはありませんが(おそらく)、こちらも人気のあるカシワの木です。確かに真ん中の小さい木が子供のよう親と手をつないでいるように見えます。2015年に強風により子供の木が倒れてしまいましたが、翌年に再び植樹されました。下の写真は子供の木が倒れる前の初代・親子の木で...
美瑛のセブンスターの木です。立派なカシワの木です。昔は「北瑛の一本木」と呼ばれていたそうです。それが昭和51年にたばこのセブンスターのパッケージに採用され、CMにもこの木の映像が流れるようになり、一気にメジャーになりました。それ以来「セブンスターの木」と呼ばれるようになりました。ちなみに「セブンスターの木」の前にある白樺並木もけっこう人気があり、ドラマのロケ地になったこともあります。近くに無料駐車場が...
京都の大徳寺の塔頭のひとつに龍源院という寺があります。下の写真の龍源院の方丈は1517年頃の建立で国の重要文化財です。この寺には4つの枯山水庭園があります。枯山水というのは、水を使わずに石や砂、植物などを用いて水が流れる風景を表現した石庭で、禅宗の寺院に見られる庭です。龍源院の主庭となる方丈前庭「一枝担(いっしだん)」です。苔によって大きな亀島を表現しているのが特徴的な枯山水で、1980年作庭の新しい庭園...
六花亭円山店に行きました。前回書いた北海道神宮の近くにあります。2階が喫茶室になっています。初めて見た「花の首飾り」というお菓子を注文しました。上に乗っているのはホイップクリームです。ちなみにレジで教えてもらいましたが、この店のレシートを北海道神宮の六花亭神宮茶屋店で見せると名物の「判官さま」というお菓子がもらえるそうです。買えば1個120円です。私はそれを知らず、先に北海道神宮を参拝したあとに円山店...
札幌の北海道神宮です。北海道を代表する神社です。札幌には何度も行きましたが、北海道神宮を参拝したのは初めてです。バラエティ番組「ブギウギ専務」で知った札幌開拓使の島義勇像もちゃんと見ておきました。札幌市役所のロビーにもあるそうですね。「神宮茶屋」は令和に開店した六花亭の新しい店で、名物はこの店舗だけで提供されている「判官さま」という焼き餅です。ちなみに、この「判官」は上で書いた島義勇のことを指して...
前回は函館文学館を紹介しましたが、今日は神戸文学館です。神戸文学館は、谷崎潤一郎や横溝正史など明治以降に活躍した神戸ゆかりの作家42人の作品や資料が展示されています。建物はもともと1904(明治37)年に関西学院大学のチャペルとして建てられたもので、大学移転後もそのまま残され、現在は神戸文学館として活用されています。チャペルの尖塔は戦災で失われましたが、平成5年にヴォーリズ建築事務所によって建築当時の姿に...
函館市電の末広町電停のすぐ近くに道をはさんで2つの洋風建築があります。海側にある函館市文学館は1921年に第一銀行函館支店として建てられたもので、煉瓦及び鉄筋コンクリ−ト造3階建ての建物です。中は石川啄木など函館にゆかりのある作家の自筆資料などが展示されています。その向かいにある函館博物館郷土資料館は、金森赤レンガ倉庫の前身「金森洋物店」の建物を活用した郷土資料館です。1880年の建築物で、函館大火の教訓を...
NHK大河ドラマ「どうする家康」の全国巡回展がNHK京都放送局で開催されています。6月にはNHK神戸放送局、8月にはNHK大阪放送局の巡回展にも行ったのでこれで3回目です。これまで2度も行ったので京都までは行くつもりはなかったのですが、たまたま京都に行く用があったので、ついでに寄りました。神戸・大阪と比べて、人物パネルの家康と秀吉が現在描かれている年齢まで老けていました。さらにお市との二役で話題の北川景子さん扮す...
道北の玄関口・JR旭川駅です。イオンや買物公園などいろいろな店が集まるにぎやかなエリアは旭川駅の北口方面ですが、反対の南口には忠別川が流れ、駅と川の間に北彩都ガーデンが広がっています。私はガーデンでもほんの駅の近くしか歩いたことがないですが、12ヘクタールの広さがある公園になっています。東京ドーム2.5個分の面積です。ハルニレの木があるエリアは「疎林テラス」といいます。森ができ始めの頃の「明るい林」をイ...
9日までの日程で大阪の阪急うめだ本店で「秋の北海道物産大会」が催されています。最近は北海道でも観光地の海鮮丼などは驚くような金額ですが、道外の北海道物産展でもまったくお得感はありません。それでも百貨店にとっては北海道物産展はドル箱イベントです。私も何を買うでもなく行ったのですが、まだ大阪は暑かったのでソフトクリームを食べました。これだと安く済みます。期間中で20種類のソフトクリームが登場し、この日も1...
北海道医療大学が現在の当別町から北広島市の「北海道ボールパークFビレッジ」へ2028年度を目途に移転すると発表しました。移転理由として、JR学園都市線「北海道医療大学駅」と直結しているものの札幌から通学に時間がかかるなど、少子化の状況下での学生の確保が難しくなっていることなどが挙げられています。それに対してFビレッジは新駅建設が予定され、通学の利便性が上がるほか、学生のアルバイト先が見つけやすいといった...