今回は前記事「キバの嗅覚」の続編です。 前記事は キバの 「ヒナタの前だからって強がんなくてもいいぜナルト!」の雑考でしたが、このセリフには“その続きと さらなる意味”があった・・ キバとナルトの物語には、その続きがあったのだ。
NARUTO-ナルト-の考察、登場人物考察、背景考察など。
ジャンプ最新号のNARUTOの考察(雑考)や登場人物考察、背景風景、セリフの考察を連載時から続けています。 2019年よりはてなブログに移転しました。(サムライ8八丸伝の感想ブログも別に書いてます)
“鷹”のツッコミ役担当・鬼灯水月(2月18日、水月の誕生日)
何気なく公式のXを見て、今日2月18日は鬼灯水月の誕生日だと知った‥ 公式データブック「陣の書」の説明によると、水月は《悪名「鬼人」を継承せし水も滴る「刀」の申し子/巨大な首斬り包丁を冷酷非情に振るう姿は、まさに「鬼人」そのもの》とある。 うん・・強そうだし、冷酷キャラっぽい。 小悪魔っぽいルックス、数々の「ぶった切る」発言‥ 加えて「香燐とサスケのあいだをぶった切りたい」等々の発言‥ 鬼鮫には「やんちゃですね」と言われ、重吾には「ろくでもない」と言われる始末。 お得意の《ろくでもない発言》をする水月(574話から) 上の絵は「ぶった切りたい衝動」を語る水月。 残忍で冷酷な表情になってますけど…
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今回は前記事「キバの嗅覚」の続編です。 前記事は キバの 「ヒナタの前だからって強がんなくてもいいぜナルト!」の雑考でしたが、このセリフには“その続きと さらなる意味”があった・・ キバとナルトの物語には、その続きがあったのだ。
ナルトとサスケの「何で」。何でだよサスケェ・・ お前は何なんだ、何でだ?二人はぶつかり合ってばかり。それでも最後に二人は「答え」にたどり着く。そのキーパーソンは我愛羅だったのだ。 そこに至る二人の「何で」の歴史と、伏線とは・・
「アナタ‥ 知りたいことがどんどん増えるわね‥それはいいことよ」 (大蛇丸の言葉、584話「薬師カブト」より) うん、知りたい事が増えるのはいいことだと思う。 思えば人生は《なぜ》を追いかける連続で、ナルトたちの物語もまた それぞれの「なぜ」を追いかける物語だったと思う。 ・ナルトの「知りたい」願望 まずは第一話、イルカ先生が身を挺してナルトを守ってくれた時に「何で」が出てくる。 驚いてイルカ先生を見るナルト・・ ミズキが投げた手裏剣を背中に受けて、盾となってくれたイルカ先生。 ナルトは「何で」と戸惑った。 ナルトは全く訳が分からなかったらしい。 この《何で》はナルトならではと言いますか… 一…
今年は蛇年ってことで、NARUTOキャラでもっとも“ヘビっぽい” 大蛇丸の雑考を。 大蛇丸ってば当初のイメージはロクなモノじゃなかった。 怖い、不気味,、残忍‥ サクラが言ったみたいに《モラル欠如のヘビ野郎》でしかなかった。 それがいつしか《変な面白キャラ》ぐらいになって、終わる頃には《それなりに凄い忍だったんだな》にまでイメージ爆上がり。 《不気味》に変わりはないけど、そこから派生する印象が《怖い》から《面白い》に変わったのだ。 “暁”が本格的に始動すると 大蛇丸の悪役としての存在感が薄くなった分、“普通の人間っぽい”一面も描かれるようになったからだと思う。 たとえば有名な場面だと コレ‥ …
寒いと恋しくなるのが、あったか~いもん・・ラーメンとかね。 “NARUTO-ナルト-お馴染みの風景”のひとつといえば、ご存知一楽ラーメン。 ナルトひとりでふらっと立ち寄ってる絵も多いし、イルカ先生におごってもらったり、第七班のみんなと行ったり‥ ナルトにとっちゃ日常の食事の場であり、憩いの場。 ポツンと過ごす自分ん家の食卓より、ずっと居心地がよかったと思う。 一楽のほうが「家」みたいな感じだったんじゃないかな。 第一話から出てくる一楽ラーメン で‥どうしてナルトにとって“一楽”はこんなに居心地いい空間だったかというと‥ もちろんラーメン好きだからってのもあるだろうけど、やっぱりあのカウンターが…
さて今日7月23日はうちはサスケの誕生日。 ってことでサスケに関する雑考を・・というか昨日の記事「回想シーン」に関する雑考の続きです。 回想ならではの《個人フィルターかけまくり描写》の影響の大きさ・・その最たる例のひとつが「イタチとあの日の真実」じゃないかと思います。 イタチについては、当初ほとんど情報が無かったんですよね。 サスケは「ころしたい奴がいる」とか「オレは復讐者」とか何やら物騒なことを言ってるし‥一体何があったんだ?と思ってた。 その対象が「兄さん」だと分かってからも 兄さんとの間に何があったのか、どんな兄さんだったのかも分からない。 ゆいいつの手掛かりが「サスケの回想」だった(特…
さて今回は気まぐれに「回想」の雑考を少々。 ご存知のとおりNARUTO中には「回想」がいっぱい出てきます。 回想ってのは謎だった過去の秘密や真実が分かったり、その人の本来の姿が垣間見えたりするから面白いんですがね・・ ただしバトル中に「敵の長~い回想」が入るなんてのもしょっちゅうで、その都度(あぁこれで戦闘がまた延びるな‥)なんて思ったりしたもんです。 でもバトル中の長い回想シーンはNARUTO名物とでも言いましょうか、敵の長い回想が入ったら《その人物との和解》に至るのはほぼ確実。 逆に入らなかったら《その敵とは和解に至らず》フラグ。 そしてなんと言っても回想シーンは 考察好きにとって「お楽し…
何気なく公式のXを見て、今日2月18日は鬼灯水月の誕生日だと知った‥ 公式データブック「陣の書」の説明によると、水月は《悪名「鬼人」を継承せし水も滴る「刀」の申し子/巨大な首斬り包丁を冷酷非情に振るう姿は、まさに「鬼人」そのもの》とある。 うん・・強そうだし、冷酷キャラっぽい。 小悪魔っぽいルックス、数々の「ぶった切る」発言‥ 加えて「香燐とサスケのあいだをぶった切りたい」等々の発言‥ 鬼鮫には「やんちゃですね」と言われ、重吾には「ろくでもない」と言われる始末。 お得意の《ろくでもない発言》をする水月(574話から) 上の絵は「ぶった切りたい衝動」を語る水月。 残忍で冷酷な表情になってますけど…
雨隠れの里に潜入する決意をした自来也は こう言っていた… 「いずれは あの術をナルトに完成させるのが あやつの遺志だとワシは思う」 (370話から) “あの術”って何だ? 連載された当時、ものすごーく気になっていた。 いったいこれからどんな凄い新術が出てくるんだろうってね。 個人的には《ナルトの飛雷神習得フラグ来たぁ〜》と勝手に期待したりしていた。 だけど ゲロ寅(ガマ寅ともいう 九尾の封印を開ける鍵を持つ蝦蟇)が“あいつに九尾のチャクラをコントロールすることなんて出来りゃーせん!”と言ってることから、あの術とは「九尾のチャクラをコントロールすること」だろうというのが当時一般的な見解だった。 …
さて、今回は「術」のはなしです。 NARUTOには莫大な数の術が出てきますよね‥ 個人的に最も好きなのは「飛雷神の術」だし、一番使ってみたいのは「影分身の術」と「口寄せの術」かな。 じゃあNARUTOの術のなかで“とっておき”の術ってなんだろうかといえば・・これだと思うんです、それは「封印術」。 「封印術」っていうとインテリ系が使うちょっと地味な術というイメージがあるかもだけど、意外と重要なシーンで切り札的に使われているんですよね。 たとえば第一部最初のクライマックス、木ノ葉崩しのラストで三代目火影が決着をつけたのが「屍鬼封尽」。 これは封印術です。 三代目火影の「屍鬼封尽」 死神を呼び出して…
池袋のアニメ東京ステーション行ってきた! アニメ東京ステーションとは、東京都がアニメ文化発信の場として今年2023年10月31日にオープンしたばかりの施設。いまNARUTOの展示をやっておる。 (NARUTO-ナルト- フィギュア&ゲーム展示) こりゃ行くしかないという訳で‥ 場所は池袋東口からGoogleを頼りに5分ほど歩いたところ。 池袋は詳しくないからいつも迷子になる‥人も多いし出口分かりにくいし。 梅田地下のラビリンスよりはマシだけどね。 というかフツーのオフィスビルっぽい建物だから、ちょっと見落としそうになるかも。 しかも道路側ガラス面には、電車の顔が並んでる。 これ“ステーション”…
さて2015年から始まった舞台ナルトも、ついにラスト! 完結しちゃった、終わっちゃったんだなぁ… それは寂しいんだけど、それ以上に8年もかけてラストまで舞台化してくれたこと、それが何よりも嬉しい! ラストの戦争編なんて とてもじゃないが舞台化は厳しいと思っていただけに感激です。 製作スタッフの皆さま、キャストの皆さま本当にお疲れ様、ありがとう(って、まだ終わってないけどね)。 しかも、原作にほぼほぼ忠実で、原作ファンとして最高に大満足。 それに役者さんたち、本当にキャラになりきっているのが素晴らしい。 柱間とかマダラとかキラービーとかホンモノにしか見えない・・ 他の役の皆さんももちろん素晴らし…
ナルト、誕生日おめでとう! 1999年に連載が始まって今年はもう24年も経つんですねぇ‥ さて、ナルトの誕生日には《ナルトのどの術が好きか》《ナルトのどの場面が好きか》とか話してきたんですが、今回は《絵》。 ナルトの絵でどれか選ぶとしたら‥やっぱりコレかなと。 687話「お前は必ず」より これだけ見て《あぁあの場面ね》とすぐ分かっちゃう方もあると思うけど、ざっくりいうと これは終わりのほうのカグヤ戦の一場面‥ オビトが最後にナルトを守って死んでいく‥ その最後の言葉としてナルトに「お前は‥必ず火影になれ」と言うんですよね。 それにナルトが答えるのが この絵。 なんといっても、このナルトの「顔」…
さて、今日は「渦の中のつむじ風」の中から、九尾の九喇嘛のことを。 九喇嘛の「ある言葉」がすごく引っかかりましてね・・ さて、九尾の九喇嘛は、NARUTOP99投票で 世界総合22位だった。 だったんだけども‥原作者の岸本先生は《実は僕個人としては九喇嘛を応援していました》だったそうな。 実際、NARUTO-ナルト-は九喇嘛無しには話が成り立たない「最重要キャラ」なんですよね。 だけどいかんせん、九喇嘛が「ナルトと仲良くなる」のは遅すぎるほど遅かった‥ そのぐらい、九喇嘛の憎しみや不信はガチガチだったってこと。 そして・・今回の外伝に出てくる九喇嘛も、当然ながら とんでもなく闇、憎しみ、不信のカ…
‥冒頭、岩隠れのハンと老紫が「ワシらとやり合うなら九尾の人柱力を連れて来るんだな」って言ってるけど・・ 《九尾の人柱力が木ノ葉に居る》ことは、どうやら公然の秘密‥というより《誰でも知ってる周知の事実》っぽいですね。 本編の中盤ぐらいまで《九尾は人の邪気が淀んで自然発生する天災のようなもの》と言われていたんです。 自来也でさえかつてはそう考えていた‥という事になっていた。 だけどそのうち《初代火影・柱間が尾獣を大国に分配してパワーバランスをとり、互いに抑止力としてきた》という話が出てきて、辻褄があわなくなってくる‥ 《あれ?九尾の人柱力が木ノ葉に居ることは周知の事実だったのか?》と‥ まぁ連載が…
これ、これ、これですよ、これを待っていた! 岸本斉史先生の絵、 岸本先生のストーリー。 それでこそNARUTO-ナルト-の世界。やっぱり岸本先生じゃないとNARUTOの世界観は描けない(個人の感想です!) 待ちに待った、岸本先生の読切・・・・!! NARUTOP99のファン投票で全世界第1位になったキャラの外伝を岸本斉史氏が描くと知って、とっても楽しみにしてたんです。 正直、どのキャラでもいい。 どのキャラの外伝も読んでみたいって思ってた(あまりにもマイナーな、背景にしか出てこないキャラはちょっと‥だけど)。 その結果が、波風ミナト。 世界が選んだのは、木ノ葉隠れの四代目火影・波風ミナトだった…
さて、139話雑考の続きです… 今回は139話のタイトルのを中心とした雑考を。 139話のタイトルは、「その者の名は…!」。 でもその者って、誰のことなのか明確には分からない。 だけど最も可能性が高いと思うのは‥うちはイタチ。 139話の冒頭、木ノ葉崩しで破壊された里に 異様な姿の二人組が現れる。 鮫みたいな顔した一人が「故郷にはやはり未練がありますか?アナタでも‥」と尋ねると、もう一人がこう答える… 「いいや‥まるで無いよ」と。 139話冒頭、木ノ葉崩しで破壊された里に謎の装束をまとった忍が現れる‥ こ、これは… うちはイタチ! これ、イタチの初登場シーンなんですよね。 それまでサスケの話の…
7月18日発売の週刊少年ジャンプ33号、センターカラーで いよいよ岸本斉史先生のミナトのストーリー《NARUTO-ナルト-外伝~渦の中のつむじ風~》が公開されます! 全世界投票第1位記念ね。 いやぁ楽しみですな! さて今回は、ラストのコマに その四代目火影・波風ミナトの火影岩が描かれたコミックス16巻、139話の雑考を。 私は前々からコミックスで一番好きなのが16巻と言っておりまして、というのはこのあたりがストーリ上「重要な転換点」であったり、 雑考オタにはたまらない《伏線の大宝庫》となっているからです。 お宝の山と言いますかね‥ その中でも最も推しなのが「139話」。 今回は、まずその中から…
さて、ついに NARUTOP99 ナルト・全世界キャラクター人気投票 結果発表!! 本日(2023年4月13日)、結果が発表されたってばよ…!! 全世界のナルトファン、460万票が選んだ第1位は・・ 波風ミナト(四代目火影)!! そして10位まではこの忍たち! 波風ミナト うちはイタチ 春野サクラ うちはシスイ はたけカカシ うずまきナルト はたけサクモ うちはサスケ うちはマダラ 日向ヒナタ イタチとミナト、どっちかだろうと(中間発表結果から)思ってたけど、 やはりミナト。 特に海外での人気が高そうだよね、ミナトは。カッコいいヒーローのイメージが強いかも。 サクラ3位はすごいな・・!ナルトや…
さて・・ NARUTOP99 全世界キャラクター人気投票 本日14日、中間発表がありました! その結果は・・ 波風ミナト うちはイタチ 春野サクラ うちはシスイ はたけカカシ うずまきナルト うちはマダラ はたけサクモ うちはサスケ 自来也 なんと。今度ははたけサクモが8位にはいっとる・・! サクモとカカシ。 かなり昔の記事で描いたものですが; サクモ、カカシの父さんですね。「木ノ葉の白い牙」と呼ばれ、彼の前では三忍(自来也・綱手・大蛇丸)の名も霞むと言われたほどの伝説の忍。 カカシが幼い頃、任務より仲間の命を選択し、それがもとで亡くなった・・ 凄い忍ではあるけど、彼もまた「回想だけ」登場のキ…
何気なく公式のXを見て、今日2月18日は鬼灯水月の誕生日だと知った‥ 公式データブック「陣の書」の説明によると、水月は《悪名「鬼人」を継承せし水も滴る「刀」の申し子/巨大な首斬り包丁を冷酷非情に振るう姿は、まさに「鬼人」そのもの》とある。 うん・・強そうだし、冷酷キャラっぽい。 小悪魔っぽいルックス、数々の「ぶった切る」発言‥ 加えて「香燐とサスケのあいだをぶった切りたい」等々の発言‥ 鬼鮫には「やんちゃですね」と言われ、重吾には「ろくでもない」と言われる始末。 お得意の《ろくでもない発言》をする水月(574話から) 上の絵は「ぶった切りたい衝動」を語る水月。 残忍で冷酷な表情になってますけど…
雨隠れの里に潜入する決意をした自来也は こう言っていた… 「いずれは あの術をナルトに完成させるのが あやつの遺志だとワシは思う」 (370話から) “あの術”って何だ? 連載された当時、ものすごーく気になっていた。 いったいこれからどんな凄い新術が出てくるんだろうってね。 個人的には《ナルトの飛雷神習得フラグ来たぁ〜》と勝手に期待したりしていた。 だけど ゲロ寅(ガマ寅ともいう 九尾の封印を開ける鍵を持つ蝦蟇)が“あいつに九尾のチャクラをコントロールすることなんて出来りゃーせん!”と言ってることから、あの術とは「九尾のチャクラをコントロールすること」だろうというのが当時一般的な見解だった。 …
さて、今回は「術」のはなしです。 NARUTOには莫大な数の術が出てきますよね‥ 個人的に最も好きなのは「飛雷神の術」だし、一番使ってみたいのは「影分身の術」と「口寄せの術」かな。 じゃあNARUTOの術のなかで“とっておき”の術ってなんだろうかといえば・・これだと思うんです、それは「封印術」。 「封印術」っていうとインテリ系が使うちょっと地味な術というイメージがあるかもだけど、意外と重要なシーンで切り札的に使われているんですよね。 たとえば第一部最初のクライマックス、木ノ葉崩しのラストで三代目火影が決着をつけたのが「屍鬼封尽」。 これは封印術です。 三代目火影の「屍鬼封尽」 死神を呼び出して…