【漫画紹介】ヒューマンドラマや恋愛モノ、ちょっと考えさせられるような読後感を得られる漫画を、短編中心に紹介していきます。 ちょっとニッチで筆者の独断と偏見ありありですが、ぜひお付き合いください!
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絵と言葉で描く、心の中の出会いと大切なもの【人生がそんなにも美しいのなら/萩原浩】
直木賞作家が漫画家デビュー!もう、帯の一文で負けましたよね。直木賞の作家が原作というだけでなく、作画までしてしまう。原作と作画の分業体制とはまた一風違う、小説で最上位に位置する作家さんが頭の中を表現したいくつかの短編で紡がれた一作です。
たわいない毎日の極みを描いた青春群像コメディ【潮が舞い子が舞い/阿部共実】
今日取り上げるのは、阿部共実先生の連載作品、「潮が舞い子が舞い」。阿部先生といえば、青春ならではの心の痛みを描くのが、もうとにかく上手い!情景を文字に落とす抜群のセンスと、頭の中を覗いてみたくなるようなぐらい、ときに毒々しいまでの絵で読者を惹きつける、と
言葉に刻まれる痛みと希望。ラップが紡ぎだす人間ドラマ【スーパースターを唄って。/薄場圭】
僕、パワーのある作品が大好物なんですよね。読後感がなんか殴られたあとみたいな。こう、全力疾走したような錯覚を覚えるような。今回取り上げるのは『スーパースターを唄って。』という作品。ラップを題材とし、言葉で世界を変えていくであろう主人公の物語です。
【おすすめ】心にほっこりを届ける癒し系漫画5選日々の忙しさやストレスで、なんだか心が疲れてしまうこと、ありませんか?そんな時は、癒しを求めているサインなのかもしれません。(少なくとも、筆者はわりといつもそう。)今回は、人間ではない存在にほっこりさせられ
読むたび心が揺れる、多彩な感情の福袋【ご機嫌ナナメの吉岡さん~福地翼短編集~/福地翼
Xも漫画家さんにとって重要な活動拠点となっている昨今ですが、読み手としても気軽にちょい読みができるこの環境、もうほんと、大変ありがたい限り。今回は、Xでも精力的に活動され、高いクオリティの短編マンガで界隈を賑わす福地翼先生の短篇集、『ご機嫌ナナメの吉岡さ
【おすすめ】心に沁みる、人を好きになった2人のあれこれ5選1月ももう終わりに近づいてきていてびっくりしちゃうんですが、冬はやっぱり恋の季節だと思うんです。今日は心に沁みる恋愛模様をベースに、いろいろ恋や愛のあり方を描いた5つの漫画作品をご紹介します。それぞ
それは絆か、因縁か?父殺しの真相を暴くクライムサスペンス【クジャクのダンス、誰が見た?/浅見理都】
1/24よりTBSドラマで放送される『クジャクのダンス、誰が見た?』が本日のテーマです。これはいいミステリー・サスペンスものかと思いますよ!ぜひ、こんな話というのを掴んでドラマをご覧になってください。 Amazonで読む 楽
【おすすめ】冬が舞台のミステリー漫画3選寒さが身に染みる冬は、心まで凍らせるような緊張感が漂うミステリーに浸るのにぴったりの季節ですね。雪景色や凍える風景が、物語の緊迫感をより一層引き立てる冬が舞台のミステリー作品は、読者をその世界に引き込む魔力を持
圧倒的臨場感に触れるべし。SFサバイバルの超期待作!【スターウォーク/朝白優作】
これは、すごい表現力。ページを一杯に使って読み手を引き込むSFサバイバル作品、『スターウォーク』が今日のテーマです。 Amazonで読む 楽天で読む 『スターウォーク』3ポイントレビュー ✔
【おすすめ】命の美しさを描いた漫画5選人生には、ふと立ち止まり「命」について考える瞬間があります。それは大切な人との別れ、誰かとの新しい出会い、あるいは日常のささやかな出来事からふいに訪れるかもしれません。今回ご紹介するのは、命の儚さや尊さであったり、そ
コンプレックスと、自信と。ロックを媒介にして変わる青春【ふつうの軽音部/くわはり、出内テツオ】
高校、大学と、バンドを組んでいました。まぁ、下手の横好き(少なくとも僕は)な感じでなんてことないバンド活動だったんですけど、それが大きな人生の中での思い出となっていることもまた確かでして。今回のテーマは、『ふつうの軽音部』。初めてのバンド活動に戸惑いな
【おすすめ】自分自身を見つめ直す夜に読みたい漫画5選さすがに寒さが厳しくなり、冬も本番を迎えたこの季節。今週末は、街中では華やかな振袖姿の若者たちがみられることでしょう。そう、成人式の季節です。いいですねぇ。新たな一歩を踏み出す希望と、これまでの道のり
伏線回収の名手が贈る近未来サイエンスフィクション!【天国大魔境/石黒正数】
ときおりコミカルに、そしてリズミカルに、なのに一握りのシリアスさで全てをがばっと持っていき。終わってみればちょっとほっこり、最高の読後感を与えてくれる奇才。みんな大好き石黒正数先生。「このマンガがすごい!2019」第1位!そりゃあそうですよ。だって石黒先生な
毒親と息子の葛藤、狂気が紡ぐ圧倒的な緊迫感【血の轍/押見修造】
生きていく中での不器用さを描く上で、現役の漫画作家においてはこの先生の右に出る人ってなかなかいないんじゃないだろうか。押見修造先生の名作、「血の轍」が今回のテーマです。 Amazonで読む 楽天で読む 『
ある小さな憧れは恋となり、すべての垣根を超える。【インプレゾンビの初恋/きたしま】
今回のテーマは『インプレゾンビの恋』。こちらは、日本のとある絵師に憧れた少女による、遥か遠い国からさりげなく想いながら、勇気を出して綴ったリプライメッセージから始まる恋の物語。もし、インプレゾンビかと思われていたリプの中に、国境を超えた想いが紛れ込ん
「ぼくらの」、「なるたる」など、"命"にフォーカスを当て、思春期の登場人物を通じて、鋭い切れ込みを読み手の心に残していく名手。鬼頭莫宏先生。まさに絶品とも言えるヒューマンドラマを数々描かれている鬼頭先生の作品が、これまた僕はとっても好きでして。今回は、
心の動きが生む衝動の美学、福島ワールドを体感せよ!【ローカルワンダーランド/福島聡】
ぜひ、福島作品を読んでいただきたい。このサイトに来て、2記事以上読んじゃった人にはぜひ、声を大にしてオススメしたいのがこの福島先生。今回ご紹介するのは、師の短編集では最新の作品、「ローカルワンダーランド」。タイトルからして、もう素晴らしい。
30代が夢を忘れそうになった時に。【三十路病の唄/河上だいしろう】
みなさん、「夢」って持っていますか?夜寝ていてうんぬんとかじゃないですよ!将来これこれやりたいなー。みたいなやつです。夢。今回のテーマは「三十路病の唄」。文字通り、30歳をむかえた6人が、「あの頃の夢叶えてやんぜ!」的に夢に向かっていくお話です。
今回のテーマは「ロッタレイン 」。全3巻。恋愛がベースとなった作品は多々あるわけですが、テーマがテーマゆえ、とてつもない読後感をもたらしてくれる名作中の名作と、僕は思っています。表紙の女の子の表情からは、ただならぬ雰囲気を感じ取ることができると思います
今回のテーマは衿沢世衣子先生が送る短編集、「光の箱」です。小さな出来事や会話の中に普遍的なテーマを盛り込み、感動を与えてくれる衿沢作品。ファンも多いですよね。 Amazonで読む 楽天で読む 『光の箱』3
人類が忘れてはならないヒロシマの記憶【夕凪の街 桜の国/こうの史代】
毎年、暑さも極まってくる頃。8月に入ったころになると、必ずメディアの題材としてヒロシマのことが上がってきます。本書は、広島出身のこうの史代先生が描いた、昭和二十年八月六日を起点にしたお話。『夕凪の街 桜の国』が今回のテーマです。
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