【漫画紹介】ヒューマンドラマや恋愛モノ、ちょっと考えさせられるような読後感を得られる漫画を、短編中心に紹介していきます。 ちょっとニッチで筆者の独断と偏見ありありですが、ぜひお付き合いください!
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コンプレックスと、自信と。ロックを媒介にして変わる青春【ふつうの軽音部/くわはり、出内テツオ】
高校、大学と、バンドを組んでいました。まぁ、下手の横好き(少なくとも僕は)な感じでなんてことないバンド活動だったんですけど、それが大きな人生の中での思い出となっていることもまた確かでして。今回のテーマは、『ふつうの軽音部』。初めてのバンド活動に戸惑いな
【おすすめ】自分自身を見つめ直す夜に読みたい漫画5選さすがに寒さが厳しくなり、冬も本番を迎えたこの季節。今週末は、街中では華やかな振袖姿の若者たちがみられることでしょう。そう、成人式の季節です。いいですねぇ。新たな一歩を踏み出す希望と、これまでの道のり
伏線回収の名手が贈る近未来サイエンスフィクション!【天国大魔境/石黒正数】
ときおりコミカルに、そしてリズミカルに、なのに一握りのシリアスさで全てをがばっと持っていき。終わってみればちょっとほっこり、最高の読後感を与えてくれる奇才。みんな大好き石黒正数先生。「このマンガがすごい!2019」第1位!そりゃあそうですよ。だって石黒先生な
毒親と息子の葛藤、狂気が紡ぐ圧倒的な緊迫感【血の轍/押見修造】
生きていく中での不器用さを描く上で、現役の漫画作家においてはこの先生の右に出る人ってなかなかいないんじゃないだろうか。押見修造先生の名作、「血の轍」が今回のテーマです。 Amazonで読む 楽天で読む 『
ある小さな憧れは恋となり、すべての垣根を超える。【インプレゾンビの初恋/きたしま】
今回のテーマは『インプレゾンビの恋』。こちらは、日本のとある絵師に憧れた少女による、遥か遠い国からさりげなく想いながら、勇気を出して綴ったリプライメッセージから始まる恋の物語。もし、インプレゾンビかと思われていたリプの中に、国境を超えた想いが紛れ込ん
「ぼくらの」、「なるたる」など、"命"にフォーカスを当て、思春期の登場人物を通じて、鋭い切れ込みを読み手の心に残していく名手。鬼頭莫宏先生。まさに絶品とも言えるヒューマンドラマを数々描かれている鬼頭先生の作品が、これまた僕はとっても好きでして。今回は、
心の動きが生む衝動の美学、福島ワールドを体感せよ!【ローカルワンダーランド/福島聡】
ぜひ、福島作品を読んでいただきたい。このサイトに来て、2記事以上読んじゃった人にはぜひ、声を大にしてオススメしたいのがこの福島先生。今回ご紹介するのは、師の短編集では最新の作品、「ローカルワンダーランド」。タイトルからして、もう素晴らしい。
30代が夢を忘れそうになった時に。【三十路病の唄/河上だいしろう】
みなさん、「夢」って持っていますか?夜寝ていてうんぬんとかじゃないですよ!将来これこれやりたいなー。みたいなやつです。夢。今回のテーマは「三十路病の唄」。文字通り、30歳をむかえた6人が、「あの頃の夢叶えてやんぜ!」的に夢に向かっていくお話です。
今回のテーマは「ロッタレイン 」。全3巻。恋愛がベースとなった作品は多々あるわけですが、テーマがテーマゆえ、とてつもない読後感をもたらしてくれる名作中の名作と、僕は思っています。表紙の女の子の表情からは、ただならぬ雰囲気を感じ取ることができると思います
今回のテーマは衿沢世衣子先生が送る短編集、「光の箱」です。小さな出来事や会話の中に普遍的なテーマを盛り込み、感動を与えてくれる衿沢作品。ファンも多いですよね。 Amazonで読む 楽天で読む 『光の箱』3
人類が忘れてはならないヒロシマの記憶【夕凪の街 桜の国/こうの史代】
毎年、暑さも極まってくる頃。8月に入ったころになると、必ずメディアの題材としてヒロシマのことが上がってきます。本書は、広島出身のこうの史代先生が描いた、昭和二十年八月六日を起点にしたお話。『夕凪の街 桜の国』が今回のテーマです。
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