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2005年冬に健康診断で肺がんが分かり切除手術、昨年冬に左肺に再発し放射線治療、仕事をしながら治療中。

50歳を目前に治療や仕事など悩みは尽きないが、それでも生きていたい。遠くを見ず、今を悔いなく、感謝の気持ちを忘れずに与えられた時間を大切に過ごしたい。

ketsumichi
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2008/09/15

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  • 退院というけれど・・

    夕方、先生が回診に来て、今朝のレントゲンを見て、今週末で退院とのこと。まだ右肺の肺炎の陰が消えたわけではない。ステロイド剤は内服薬になったが薬の量は減っていないし。大丈夫というなら大丈夫なんだろう。でもはっきり言って体に自信は無い。1か月近く居たから、出るというよりも、出される感じ・・今回は暑さ、脚の浮腫の酷さもあって、ほとんど歩くリハビリが出来てない。体全体の筋力が落ちているし、息苦しさ、息切れもするだろう。今回も酸素ボンベが要らないのは有難いのだが、入院の時に自分で持ってきたカバンすら持てない状態だ。息子にもお願いして荷物持ちを手伝ってもらおう。猫たち、よく見ると5ついる。

  • 緩和ケア医療相談

    思い悩んでも仕方ない。緩和ケアに関する医療相談に行った。相談員さんは聴いてくれる。それが仕事なんだろうけど。手続き的なことで、まず緩和ケア外来を受診することが必要らしい。実際の診察は希望者が多くて1か月も先になるそうだ。外来診察は本人、家族、医師、看護師が立ち会う。当然ながら緩和ケアを受けること(積極的治療をしない、疼痛緩和である)に家族も同意していることが前提だ。必要な主治医の意見については、先生から私に話をした時点で既に緩和ケアを告げていると捉えて良い。考え方として即入院と言うことではなく、予め準備しておいたらどうかという余裕を持たせた考え方。外来を受ける前に用意するのは審査会に出す用紙で、本人と家族が記入。入院は当日の審査会で決定され、重症者が優先される。ここでは長期入院はさせていない。疼痛がコントロールできれば退院させる。患者の中には希望で治療に戻る人もいるらしい。当然ながら治療し..

  • 緩和ケアの話・・

    今の治療の説明をした後で、今後のことを先生は切り出した。5月に使った「アブラキサン」は、副作用の間質性肺炎が比較的少ない薬だった。この薬で肺炎を起こして、ステロイド剤治療後にまたぶり返したとなると、他の抗がん剤はもっとリスクが高い。そうなると肺炎のリスクを承知の上で、無理な抗がん剤治療はできない。間質性肺炎とはそれほど危険なのだ。まだ肺炎が治っていない段階では早いかもしれないが、緩和ケアを考える時期が来たと思う、と言う。在宅ケアでマンパワーはあるか?入院が希望か?家族が働いていて、在宅が無理なら、ここでも良いし、他の施設でも良いが、緩和ケア病棟がある施設に入院することになるだろう。ここは希望者が多く、今から予約しても9月の診察になる。早くとしろ言う訳ではないが、あらかじめ家族で話をしておいて欲しい。…畳み掛けるように言われて、一人しばらく呆然となってしまった。確かに、再度間質性肺炎になった..

  • 医療用麻薬系鎮痛薬

    今朝のレントゲンが月曜日に比べて良くなって来た(悪くなってはいない)ので、明日から40mgで点滴を連休明けまで続け、その後内服薬にする。まず、酸素ボンベ無しでの退院を目指す。ステロイド剤は肺炎がぶり返した経緯があるのでゆっくりと減らして行く。左胸、左脇腹に鈍い重苦しい感じが続く。今使っている鎮痛剤は、消炎鎮痛剤ロキソニン、神経ブロック系の鎮痛剤リリカに加えて、時折ある背中や胸の痛みには頓服として鎮痛解熱剤のカロナールをもらって飲んでいる。先生から医療用麻薬系の薬を使う話があった。オキシコンチン錠、オキノーム散といった、オキシコドン成分の薬。“麻薬”とか“モルヒネ”が持つ依存性、常用性の悪いイメージがあってどうしても身構えてしまうが、疼痛の治療には従来の鎮痛剤と組み合わせて、がん患者には普通に使われている薬らしい。上手く使えばオキシコンチンは長い時間効き、オキノームは即効性があるという。便秘..

  • ステロイド剤治療はさらに続く

    今週も間質性肺炎に対する点滴治療が続いている。主治医の話では先週金曜と今日のレントゲン画像を見ると、炎症の影は薄くなってはいるが余り変わっておらず、そのため今週は薬剤量は減らさずに60mgで点滴治療を続ける。左胸は閉塞感、拡がらない、圧迫されて詰まる感じ。左側の脇腹と腰は歩いたり、屈んだり立つといった動作が続くと次第に張って来て苦しくなる。酸素は取れているが、心拍数は早くなる。横になって休むとだんだん楽になって来る。茶トラに警戒され。 

  • MRIの結果は転移が多数・・

    転移性脳腫瘍について詳細なMRI検査を受けた。撮影はスライス間隔を細かくして造影剤を増やした。先月の通常のMRIでは約2ミリサイズが2か所あったとのことだったが、今回の放射線科の診断では、腫瘍が場所や大きさは不明だが7か所もあるとのことだった。この病院の基準では4か所を超える腫瘍にはサイバーナイフは行わないとされている。見る限り治療後に新たな転移再発が出て来る可能性があり、繰り返しサイバーナイフを行うことのリスク(無駄?)を見ているようだ。この治療方針は、脳全体に放射線を照射する治療(全脳照射)とされた。何れの腫瘍もまだ小さいらしいので、すぐに症状が出ることはないようだが、経過観察を続けて、浮腫、マヒやけいれんなどの症状があらわれた際に治療を行うことになった。全脳照射は一度しか出来ないもので、副作用は認知機能障害や脱毛等があるらしい。認知障害?…やはりショックだった。この厳しい結果は、主治..

  • ステロイド剤治療は続く

    点滴治療は続いている。先生によると、先週のレントゲンと今朝のレントゲンを比べて、あまり変化がなかったようだ。入院時よりは良くなっているが。悪くはなっていないようだ。そのため、薬の量を増やすことはしないが、減らさずに80mgのまま治療を続ける。息苦しさが相変わらず続いているので、それほど良くなっているとは思っていなかったが・・。焦らずに根気強く治療するしかない。熱は微熱、血圧は高め安定。酸素量94~93%低め安定。脈拍は安静でも98でかなり早い。運動歩行後の息切れには、酸素1㍑吸ってひとやすみ。咳き込みには、濃厚ブロチンコデインシロップ。痰は無理して出さない。うがいを小まめにして出やすくする。血痰は見ると怖くなるから、なるべく見ない。両手両足の痺れは、抗がん剤の引き続きだから諦める。耳鳴りはセミの鳴き声と思えば気にならない?両足のむくみがひどいので、足首からふくらはぎまで包帯巻き。これが結構..

  • 呼吸不全で、また緊急入院

    病院に電話を入れて先生に緊急で診察を入れてもらえた。一人で何とか病院にたどり着く。駅からはタクシー。採血とレントゲンの後、診察を受ける。今日のレントゲンを見ると先週と同じように白い影が同じ場所に出ているが、大きくは変わってない。急に悪化してはいないが、良くなってもいない。しかし血中酸素量が下がっていて、息苦しさは日常生活に支障が出るレベル。すぐに入院し、明日CTを撮って治療を検討することになった。またも呼吸不全で緊急入院。車イスで病室まで運ばれた。今回は酸素吸入は起床歩行時に1㍑。息苦しいのだが、常時酸素吸入ではないのか。明日から点滴治療が始まる。前回と同じステロイド剤だ。前回の担当看護師に何日か仕事に出たことを話したら、悪化しても仕方がないと呆れられた。三毛猫がゆったり散歩

  • 急に息切れ、息苦しくなり

    先生から体調に異変があれば、すぐに連絡して受診するよう言われていた。昨日の夜から左胸の違和感、圧迫感、息切れがひどくなって来て、安静にしている時は良いが、部屋を歩いたり体を動かすとすぐにハアハアするようになった。これって異変だ。薬を増やしてもらったのだが、効かなかったのか。悪化しているのは自分でも良くわかる。鎮痛剤リリカを増やしてもらったので左胸や背中の痛みは治まったが、朝起きてしばらくはふらつく状態。どうするか。すぐに行くべきか?休日に緊急で病院に行っても主治医は居ない。専門外の当直医に診察を受けることになりそうだ。今日は安静にしていて、明日にする。憩いの場所、適度な距離、今日も集会。

  • 転移性脳腫瘍の再発で放射線科の診察

    転移性脳腫瘍の再発で、脳神経外科の紹介で放射線科で診察を受けた。MRIを詳細に見たところ、再発病変は2か所あるが、治療を目的とした詳細な検査をすればまだ見つかるかもしれないとのこと。外科的治療、薬剤による内科的治療は不可能だが、サイバーナイフによるピンポイントの放射線照射は十分に可能である。 なお、病変の大きさや再発の部位ともにすぐに脳や体幹の機能に影響するものではないので、もう少し大きくなってから(3㌢まで)でも治療は可能。治療は頭部を固定して1か所につき30日分間照射し、2か所なら2日を要する。肺炎により呼吸状態が悪化している中で30分間の治療(固定)に耐えることができるかがポイントになる。改めて詳細なMRIを撮って診断し、治療計画を立てることになった。 ツツジの中から子猫

  • 間質性肺炎がぶり返した

    退院してから久しぶりの外来診察日、先生がレントゲンを見ると、退職前に消えていた白い影が同じような場所に出ている。聴診でも薬剤性肺炎の音がするとのことだ。ぶり返した可能性が高い。これまでのステロイドの内服薬を増量して来週の診察日まで様子を見ることになった。このまま改善されれば良いが、そうでなければ入院して治療になる。もし息切れ、咳、発熱など体調に異変があれば、すぐに先生に連絡して受診することと言われた。今週から少しずつ仕事に出始めたのが悪かったのだろうか。茶トラの子猫が後からついてくる。

  • 治療と仕事、 人事規定

    今回は19日間入院、4月から3回目だ。職場には迷惑のかけ通しで、仕事はほとんどしていない。これまで中心となって動いて来た会議なども投げ出して来た。それでも仕事は動いているし、まだ自分の席(籍)はある。上司は、退院しても無理をせず体を第一に考え、治療に専念してと言ってくれている。職場での理解を得られず、いたたまれなくなり、止むなく退職に追い込まれる人も多いと聞く。本当にありがたいことだ。病状は予断を許さず、悪化して再び入院する可能性は高い。病気休暇は日数に限りがあり、既に使い尽くした。残った有給休暇を使い切った時から休職になる。そうなったときは、そのときに考えるしかない。大トラ猫がグデッと寝て。

  • 退院したが・・

    レントゲンで大丈夫とのことで退院できた。主治医と担当看護師から指導、ステロイドの治療で免疫が低下しているので、十分な手洗いうがいで感染症予防に留意すること。もし咳がひどくなったり発熱があった時にはすぐに電話して診察を受けること。退院時処方としてステロイド剤内服薬は20ミリで出ている。これを毎朝飲むこと。睡眠導入剤も出してもらった。薬の影響もあって眠れなかった。呼吸困難で入院した時は肺の機能が低下しており、自発呼吸で血中酸素量が戻らなければ退院後も酸素ボンベを使うことになるかも知れないと言われていた。在宅酸素治療が必要になりそうだと覚悟して調べてみたりもしたが、今回は必要はなかった。それだけでも有難いこと。ひどく体力が落ちた。筋力もほとんど無い。入院中も酸素吸入が取れてからは歩く練習はしていた。外は院内とは違うことは分かっていたが坂や階段など、息が上がってしまって本当にゆっくりしか歩けない。..

  • ステロイド剤が内服薬になり

    点滴が抜けて内服薬になると暇になった。体の痛みは左胸から脇腹にかけてと左の背中の肩甲骨辺り。ロキソニンを毎食後飲んでいるが、鈍い痛みが時折やってくる。大きく息を吸うと左胸が突っ張る感じで苦しい。毎食後咳止めを飲んでいる。痰には血が混じっているが、少なくなったと思う。驚いたのは、痰だと思ったら気管支の奥から肉片のような平べったい固形物が出たこと。明らかに痰じゃない。先生に聞くと粘膜栓というもので気管支に貼り付いていたものらしい。取れたら喉の奥のゼロゼロが減ってスッキリした。寝たきりだったので、運動もしなければと息が切れない程度に病院内を歩く。パルスオキシメーターを付けて酸素量をモニターしながら。ふらつきがあるし、目が回りそうな時もある。すぐに疲れてしまい立ち止まって休む。酸素量の回復は早くなってきた。あの白い猫。 

  • 酸素吸入が取れて

    担当看護師が酸素吸入量を1㍑に下げた後も血中酸素飽和度が95%を保つようになったので、2日後に酸素吸入を外してしまった。酸素ボンベが片づけられてしまうと少し不安になったが、動きが自由になった。呼吸を整えてゆっくり歩くが、すぐにハアハアして息が苦しい。歯磨き、洗顔やトイレも呼吸が乱れて苦しい。それでも、動いた後の呼吸の回復が早くなって来たという実感がある。ベッドで安静にしていたので筋力が落ちてしまったためか、体重は4キロも減った。フラフラするのは仕方ない。先生が昨日のレントゲンで確認したところ、間質性肺炎の影が少しずつ薄くなって来たそうだ。ステロイドの点滴は60ミリに減った。経過が良ければ40ミリに減らすとのことだが、これでもかなりの薬の量が入っている。憩いの場所で、いつもの仲間と集会

  • ステロイド治療は続く

    指先にはずっとパルスオキシメーターが付けられていて、スタッフセンターにデータが送られている。夜中、眠っていて酸素吸入のチューブが外れていると看護師が飛んで来る。血中酸素飽和度は安静時なら95%を保つようになったので、担当看護師が酸素吸入量を2㍑に下げた。息苦しさは少しずつなくなって来た。先生が昨日のレントゲンで確認したところ、胸の影が少し薄くなって来たらしい。まだはっきりしないが、間質性肺炎の可能性があるとのこと。ステロイド剤の点滴治療は昼1日1回、80ミリに減量している。ステロイドで抵抗力が落ちているため、感染症予防のため抗生剤の内服も追加された。ぐっすり、キジトラ。 

  • 「ステロイドパルス療法」

    呼吸不全はかなり重症で、酸素吸入量は3㍑でかなり多い。鼻に管を繋がれベッドで安静。トイレなど病室内は酸素ボンベを乗せた車を引いて歩く。病棟から出る時はボンベ付き車イス。酸素吸入していても血中酸素飽和度は95%を切ってしまう。ステロイド剤の点滴治療は昼と夜1日2回500~1000mg、かなりの量を入れている。レントゲンで効き目を確かめて、量を減らして行く。治療の行方によっては酸素吸入ボンベが手放せない生活の可能性もあると言われた。治療3日目から少し体が楽になってきた。咳の回数や痰の量が減ったし、左胸や脇腹、背中の痛みも軽くなってきた感じがする。あの白い猫。

  • 「アブラキサン」3回目は中止、緊急入院

    この日は点滴治療のために休暇を取って病院に来ていた。体調が悪いのは副作用のためかと思っていた。前の日あたりから、少し歩くだけで息が苦しくなり、駅の乗り換えではホームのベンチで休まないとハアハアして歩けない程だった。何とか病院にたどり着いた感じ。明らかにおかしい、こんな苦しさは初めてだ。採血とレントゲンを済ませると、診察に呼ばれた。主治医が先週撮ったCTと今日のレントゲンを見る。右の肺に白い影が出ている。右肺の機能が落ちている。急に悪化した原因は不明だが、今日予定していたアブラキサンの点滴は中止。血中酸素量も92%しかなく、90%を切ることも。自発呼吸で酸素が足りていない。どおりで息が苦しいわけだ。最も考えられる可能性、原因は、最も高いのが、左肺のがんがリンパ管を通って右肺に転移した、がん性リンパ管症。次が、アブラキサンの副作用によるアレルギーの発症か感染症。効果はわからないが、ステロイドの..

  • 「アブラキサン」2回目

    アブラキサンの2回目の点滴を受け、翌日仕事に戻ったが、その次の日から体調が悪くなった。薬剤が蓄積されて副作用がきつくなることは聞いていたが、脚の関節、左胸や背中、腰、あちこちが痛いしだるい。 痰が絡んで咳が出るとしばらく続いて苦しい。咳止めの薬は飲んでいるのに。気管支辺りからぜロゼロ音がしている。痰は血が混じったのだったが、真っ赤なのが出たのには驚いて寒気がした。通勤が厳しかったから、ちょっと高いが確実に座れるグリーンで行くことにした。ところが二日続けて人身事故で電車の運転はひどい状態。さんざん遅れて職場にたどり着く。ただでさえ疲れるのにヘロヘロだ。午後からは外部会議があったが、終了後は直帰させて貰った。ハチワレちょび髭がじっーと見上げてる。

  • 7次治療は「アブラキサン」

     連休明けの火曜日に再び入院。同じ病棟だが病室は違った。化学療法の7次治療として、抗がん剤「アブラキサン」の点滴治療を行った。「アブラキサン」は今年の2月、肺がんにも効能・効果が追加された薬で、従来の抗がん剤「パクリタクセル」にヒト血清アルブミンを結合させたもので、がん細胞分裂増殖抑制、症状緩和の効果があるとされている。出現が予想される副作用は、アレルギーによる過敏反応等のほか、骨髄機能抑制(白血球、血小板等の減少)、脱毛、手足のしびれなどの末梢神経障害、関節痛、筋肉痛のほか、肝機能障害の可能性がある。脱毛は既に「ドセタキセル」で抜けてしまっているし、手足のしびれも「シスプラチン」から引き続きの症状だ。治療は1週間のサイクルで毎週。効果が無いと判断されるまで続ける。点滴自体は1時間程度で終了するが、経過観察のため当初の治療は入院して行った。以後の治療は、通院治療センターで行い、治療前に採血..

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