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  • 害vs悪 必殺アンチヒーロー

    「我、邪で邪を制す」悪名高き殺し屋の陳桂林は、暴力団の組長を射殺し逃亡するが、潜伏中に自分が末期がんで余命いくばくもないことを知る。死ぬ前に自分より重大扱いされている凶悪指名手配犯二人を殺すことを決意し、彼らの行方を追う陳だったが…韓流に押され気味だった華流ですが、ここのところ新作映画やドラマの公開や配信が盛んで、復調の兆しを見せているようです。ジャッキーやウォン・カーウァイ監督が人気だった80・90年代、最盛期の香港映画が大好きだったので、華流の再興は喜ばしいかぎりです。現在は香港ではなく台湾が華流の主流になってるみたい?「君の心に刻んだ名前」や「恋の病」「青春弑恋」など、最近の台湾映画はイケメンが出てる良作が多い、というイメージが。この台湾映画は、なかなかクレイジーな怪作でした。エグいヴァイオレンスと...害vs悪必殺アンチヒーロー

  • 鳩に愛をあげないでください

    「Lesailesdelacolombe」高級娼婦のカトリーヌは、ヴェネツィアで音楽ライターの青年サンドロと出会い恋人関係になる。裕福だが孤独な娘マリーとも親しくなったカトリーヌは、マリーが不治の病で余命いくばくもないと知り…ずっと前から観たかった1981年のフランス映画を、ようやく!文豪ヘンリー・ジェームズの小説「鳩の翼」を、現代のイタリアに設定を置き換えての映画化。本家イギリス版の「鳩の翼」は、主演のヘレナ・ボナム・カーターがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、高く評価された時代劇の佳作です。このフランス版は何といっても、若かりし日のイザベル・ユペールとドミニク・サンダの競演!大女優の競演って、その美と個性と演技での火花散る対決だけでなく、撮影の裏話も気になりますよね~。和気あいあいよりも、...鳩に愛をあげないでください

  • 俺は不死身のイケメンだ!

    「ゴールデンカムイ」日露戦争の帰還兵である杉元は、大金を稼ごうと北海道で砂金を採っていた。そんな中、アイヌが秘蔵していた金塊の情報を得た杉元は、ヒグマに襲われたところをアイヌの少女アシリパに救われる。利害が一致した杉元とアシリパは、共に金塊の行方を追うが…日本にも大好きなイケメン俳優はいっぱいいるのですが。残念ながら、そのほとんどが観たい!と思える映画やドラマには出てくれません。山﨑賢人もその一人です。賢人くんの出演作って、よく考えたら映画は「羊と鋼の森」とTVで観た「キングダム」、ドラマは「トドメの接吻」と「グッドドクター」ぐらいだわ。賢人くん、ほんとカッコカワイイですよね~。昔から好き。女よりきれいで可愛い顔!けど全然キャマっぽくない涼しげで凛とした男らしさ!汚れない透明感!メイク感のないナチュラルさ...俺は不死身のイケメンだ!

  • 初恋の放火魔

    皆さまには今、推しの子はいますか?わしは最近、この男子にハマってます(^^♪竹村祐樹くん。NHK手話ニュースのキャスターです。すごい可愛いですよ~スポーツマンっぽい長身のベビーフェイス小顔イケメン手話ニュースの時のスーツ姿もイケてますが、もうひとつ担当しているNHKこども手話ウィークリーの時の彼は、ニュースのトピックに合わせて被り物してたり、表情が豊かでウルトラキュート食い入るように見てしまうので、注意散漫なせいか手話の読み取りがなかなか上達しない私には最高の先生でもあります。ろう者だということ以外、詳しいプロフィールは不明ですが、NHK手話Kキャスターになる前に、いくつか映画にも出てるらしいので、いつか観てみたいものです。「エンドレス・ラブ」高校生のデヴィッドとジェイドは、深く愛し合い求め合うあまりジェ...初恋の放火魔

  • 幸せの隣は地獄

    「関心領域」アウシュビッツ強制収容所の隣で、所長のルドルフ・ヘスとその妻ヘートヴィヒは子どもたちと幸せに暮らしていた。壁の向こうにある収容所からは悲鳴や銃声が聞こえ、煙が立ち上っていたが…カンヌ映画祭グランプリ、そしてアカデミー賞国際長編映画賞(外国語映画賞)受賞など、昨年度の賞レースを席捲した話題作を、やっと観ることができました。評判通り、なかなかのディープインパクト作でした。人類最大の汚点のひとつである、ナチスドイツのユダヤ人虐殺。その象徴といえるアウシュビッツ強制収容所と、そのすぐ近くで楽しそうに幸せに暮らしている家族、まさに天国と地獄が壁ひとつ隔てての隣り合わせ、という異様で異常なシチュエーション。この映画の特異で怖いところは、収容所で行われているであろう非道で残忍な虐殺や人体実験の描写がいっさい...幸せの隣は地獄

  • イケメン刑事に調教されたい♡

    久々に庭いじりを楽しみました(^^♪春の花はほとんど姿を消してしまい、ちょっと寂しくなっているマイリトルガーデンです。シネラリア、また種まきに失敗して、たったこれだけしか咲きませんでした。でも大好きなので、懲りずにまた秋に蒔きます。数年前の引っ越し祝いに老母が買ってくれた食虫植物も、枯れずに元気いっぱいです。アーティチョークも元気いっぱい。今年も存在感抜群です。このナスタチウム、花色が独特で好きなんです。ブータンルリマツリが咲くと、近づく夏に揺れる想い~♬byZARD「湖の女たち」琵琶湖の近くにある高齢者施設で、入居者の不審死事件が発生する。事件を捜査する刑事の圭介は、施設の介護職員である加代との歪んだ愛欲に溺れていくが…吉田修一の小説って、たくさん映像化されてますが。残念ながら、特にすぐれた作品はないよ...イケメン刑事に調教されたい♡

  • 太陽がしょっぱい

    Netflixのドラマ「リプリー」を観ました。全8話。ニューヨークで詐欺をしながら孤独に生きていたトム・リプリーは、金持ちのグリーンリーフ氏から放蕩息子のディッキーを家に連れ戻す仕事を引き受ける。イタリアのアトラーニで暮らすディッキーに近づき親しくなるリプリーだったが、ディッキーの恋人マージはリプリーに警戒心を抱き…アラン・ドロン主演の名作「太陽がいっぱい」や、マット・デーモンの「リプリー」など、これまで何度も映像化されたパトリシア・ハイスミスの小説の最新テレビドラマ版。3つの中では最も原作に近いリプリーではないかと思いました。アラン・ドロンのトム・リプリーは、ダークで怪しいところは合ってたけど、いかんせん美男子すぎる。退廃的で刹那的な悪い男っぷりといい、わかりやすく魅力的すぎるところが、本来の複雑で異様...太陽がしょっぱい

  • 原爆の父オッピー

    「オッペンハイマー」第二次世界大戦の最中、カリフォルニア大学で教鞭をとっていた理論物理学者ロバート・オッペンハイマーは、ナチスドイツより先に原子爆弾を開発するための「マンハッタン計画」のリーダーに抜擢されるが…作品賞や監督賞、主演男優賞に助演男優賞など、今年のアカデミー賞の最多受賞作。日本人にとってはかなりの問題作なのですが、原爆を茶化したバーベンハイマー騒動とか、アメリカではそうでもなさそうです。多くの米国人の無知ゆえの悪意なき無神経さや、日米の原爆に対する思いの温度差には、やはり引っかかるものがあります。日本人、そして広島県民としては、観なきゃいけないと思いつつ気が重くて、映画館へなかなか足が向かずにいたのですが、先日ようやく。期待よりも不安と懸念のほうが大きかったけど、クリストファー・ノーラン監督の...原爆の父オッピー

  • 君の運命のひとは僕、じゃない?

    「恋するプリテンダー」恋人になる寸前で気まずい別れ方をしてしまうビーとベン。ビーの妹とベンの友人が結婚することになり、二人は結婚式に出席するためオーストラリアへ。顔を合わせばケンカになる二人だったが、ある事情により恋人のふりをすることに…ハリウッドでは今でもこういうライトなラブコメ映画、定期的に作られているようですが。日本では全然ヒットしないからか、ほんとんどが劇場公開されず配信に回されてるみたいですね。私も女子受けを狙ったスウィート&ロマンティック系は苦手。でもポリコレ・コンプラ無視のブラック系と、ハイテンションなノーテンキおバカ系のアメリカンコメディは大好き。「殺したい女」とか「トロピック・サンダー」「ふたりにクギヅケ」「永遠に美しく」や「シリアル・ママ」など、ほんと大好きで何度も観たくなります。閑話...君の運命のひとは僕、じゃない?

  • 愛は涅槃で待つ

    「異人たち」ロンドンで暮らす脚本家のアダムは、かつて両親と住んでいた郊外の家に立ち寄る。そこで幼い頃に事故死した両親と再会したアダムは、両親に会うため旧家に通い始める。そんな中、同じマンションの住人ハリーと恋に落ちるアダムだったが…今年上半期の腐マスト映画、やっと&ついに観に行くことができました!結論から申し上げますと…せつなかった!尊かった!期待し過ぎると「落下の解剖学」みたいなことに…という心配は、杞憂に終わりました。期待通り、期待以上の佳作でした。古今東西いろんなBL映画を観てきたけど、正直そんなに胸に刺さる、胸に残るような作品には出会ったことないんですよね~。ほとんどのBL映画、BLドラマは、現実味のない絵空事なファンタジーだけど、カッコいいイケメンや男前を愛でることができればそれでいいかな、みた...愛は涅槃で待つ

  • Blessed Boys

    「異人たち」公開記念BL映画祭⑤「LaSantaPiccola」ナポリの小さな町で暮らすリノとマリオは、幼い頃からの親友同士。リノの幼い妹アンナルーチェが奇跡を連続して起こし、信心深い町民たちから聖なる少女として崇められるようになる。リノは一変する生活に、マリオは自分がリノに恋をしていると気づき戸惑うが…イタリアのBL映画、なのですが。BLそのものががっつりメインじゃなかったのが物足りませんでした。リノとマリオの友情がBLへと形を変えていくプロセスをもっとじっくり描いてほしかったです。それにしても。男同士の仲が良すぎる友情って、立派なBLですよね。女とはヤルし結婚もするけど、一緒にいたい、楽しいことも悩みも分かち合いたいのは男の親友。そういう深く強い心の結びつき、精神的な同性愛の美しさと危うさも、腐をとき...BlessedBoys

  • 南の島のBL不倫!

    皆さまCommentçava?早いもので、もうゴールデンウィーク!🎏貧乏ヒマなしワーキングプアな私ですが、珍しく今年は3連休をいただきました!嬉しい!休みに何をするわけでもないけど、まったり怠惰な休日を満喫したいと思います(^^♪皆さまは素敵なご計画がおありでしょうか。春の花はすっかり散ってしまい、ちょっと寂しくなったマイリトルガーデンですが、代わりに初夏の使者が訪れ始めています。ラベンダーとゼラニューム、ナスタチウムが早くも元気いっぱい。ほぼほったらかしでも毎年きれいに咲いてくれるので重宝してます。フェニックスという変わった形のナスタチウム。次々と咲いてどんどん伸びて、何か怖いくらい強健です。休日は庭いじりも楽しみたいと思います(^^♪「異人たち」公開記念BL映画祭④「PlaytheDevil」カリブ海...南の島のBL不倫!

  • イケメンとウミガメ

    「異人たち」公開記念BL映画祭③「Loggerheads」10代の時に産んですぐに手放した息子を探し出そうとするグレース。保守的な夫と家出した養子との間で苦悩するエリザベス。浜辺でウミガメを探す青年マークと出会うゲイのジョージ。面識もなく遠く離れた場所で暮らす彼らは、あることで深くつながっていた…ようやく観ることができました!この映画、すいぶん前から気になっていたんです!何でかって?「タイタンズを忘れない」や「ドリヴン」などで、いっときハリウッド次世代スターとして期待されていたイケメン、キップ・パルデューがゲイの役を演じてるからです(^^♪キップくん、ほんとイケメンだったんですよね~。金髪と白い肌、明るく健康的、優しそうで上品な雰囲気があり、アメリカのいいとこの坊ちゃん、優等生って感じがすごい好きだったん...イケメンとウミガメ

  • 愛した男の息子と…

    「異人たち」公開記念BL映画祭②「Arrêteavectesmensonges」人気作家のステファンはワイン会社の招待を受け、35年ぶりに故郷であるコニャック地方に帰ってくる。ワイン会社で働く青年リュカと親しくなるステファンだったが、リュカが高校時代の恋人トマの息子と知り…初恋は実らないと言いますが、だからこそ忘れられないスウィートペインな思い出になるのですね。それがBLならなおのこと。男子高校生二人のファーストラブが、美しい田舎町を舞台に甘く切なく描かれているフランス映画です。主役のDK二人が、翳のあるイケメン不良少年と真面目な地味メガネ男子、という定番ともえいるベタなカップリング。いつも不良をドキドキ目で追ってたメガネが、ある日突然こっそり近づいてきた不良に人の来ない体躯倉庫の連れて行かれ、当惑しつつ...愛した男の息子と…

  • 彼が愛したフランケンシュタイン

    ゆっくり愛でる間もなく、今年も桜は慌ただしく儚く散ってしまいました…🌸今年こそたくさん映画館で映画を観る!というマニフェフェストも、例年通り守れていない「オッペンハイマー」もいまだに。このままだと、観なくていっか(^^♪になっちゃいそうです。オッペンはそんな感じですが、絶対に外せないのが「異人たち」です。今月中には観に行くぞ!それまで他のBL映画をアペリティフに、BL映画祭じゃ(^^♪って、もう最近ほぼBL映画しか観てねーじゃん!なんてツッコミ、自分でしてみます「異人たち」公開記念BL映画祭①「ゴッド・アンド・モンスター」かつてフランケンシュタイン映画で人気を博し、引退後は家政婦のハンナと静かな余生を送っていた映画監督のジミーは、庭師の青年クレイトンに魅せられ彼をモデルに絵を描き始める。クレイトンと心を通...彼が愛したフランケンシュタイン

  • 御心のままにBL

    ドイツのTV映画「SoaufErden」を観ました。敬虔なキリスト教信者で布教活動にも熱心なヨハネスとリディア夫妻は、路上で倒れていたドラッグ中毒の青年シモンを自宅に連れ帰り介抱する。シモンに強く惹かれるヨハネスは、罪悪とされている同性への欲望に苦悩するが…愛しのドイツイケメン、ヤニス・ニーヴナーがゲイの青年役(^^♪を演じてるこのドラマ、前からすごく観たかったんですよ!念願かなってIchbinglücklich!「Jonathan」の翌年、「マクシミリアン」と同年の作品で、当時25歳のヤニヴ。可愛い~やっぱイケメンですね~。やんちゃさと優しさがいい感じにブレンドされてて、男らしいけど清潔感があって。シモンはストリートミュージシャンなので、ヤニヴの歌声も聞けます。スウィートなハスキーヴォイスあんな男の子が...御心のままにBL

  • 疑惑に落とす女!

    皆さま、こんばんは!どうしても心に秘めておけないことがあり、家族にも職場でも話せていないことを、ここで打ち明けさせてください。それは…ああ、私ついに、高額宝くじに当選したんです!!!100万200万じゃないですよ!黙ったまま誰にもビタ一文あげません!もう仕事も辞めます!バラ色の優雅な引きこもり生活をエンジョイします!そして一か月ほどハワイとイギリスで過ごそうと思ってます♬ワーキングプアライフよ、さようなら!なんてね。今日はエイプリルフールですね(^^♪自分でも悲しく虚しくなる嘘ついちゃいました。いつかこの嘘が真になりますようにと祈りながら、ワーキウングプア生活を今年も続けます…「落下の解剖学」フランスの雪深い山里で、作家であるサンドラの夫サミュエルの転落死体が発見される。第一発見者は夫妻の息子で視覚障害の...疑惑に落とす女!

  • 味わい合いたい男たち

    「趣味の問題」レストランで働くニコラは、美食家で有名な実業家フレデリックにスカウトされ、破格の報酬で彼専属の味見係となる。フレデリックは料理だけでなく、味覚やファッションのセンスまでもニコラが自分と同じになるよう仕向け、要求はしだいにエスカレートしていく。ニコラは戸惑いながらも、フレデリックとの危険なゲームにのめり込み…このフランス映画、すごく好きなんです。エレガントな変態映画というか。金持ちの熟年と若いイケメンが主役という設定からしてソソられますが、二人が繰り広げるイビツな主従関係、愛憎が異常でスリリング。性的な関係にはならないけど、どんな手段を使ってでもすべてを共有、果ては同化しようとする男ふたりの言動は、じゅうぶんに濃密で耽美的な同性愛のぬめりが。フレデリックとニコラ、人生と命を賭けて二人だけのゲー...味わい合いたい男たち

  • 音楽騎士♬

    朝晩はまだ寒いけど、日中はだいぶ春めいてきましたね(^^♪マイリトルガーデンにも春の兆しが。ぼちぼちと花が咲き始めてます。ラケナリアもボケも例年以上にきれいに咲いてくれました。トリカブトも芽を出してくれました。ロマネスコもやっと収穫。サラダやシチューにして食べます🥦植えっぱなしの球根や宿根草、花木が無事に寒い冬を越えて春に元気な姿を見せてくれると、何だかホッとします。春は心身ともに憂い季節ですが、草花に負けないよう元気に過ごしたいと存じます。「シュヴァリエ」18世紀のフランス。貴族と奴隷の黒人女性との間に生まれたジョゼフは、類まれな音楽の才能を父に認められパリの寄宿舎で学び、やがて王妃マリー・アントワネットの信寵を得て爵位を授かるまでに。オペラ座の指揮官の座を賭けた舞台の主役に、美声の若い人妻マリー・ジョ...音楽騎士♬

  • もう会えないディスタンス

    「再見、在也不見」3つの物語から成るオムニバス映画。「背影」中国の広西州に仕事で来た陳は、自分と母親を捨てて失踪した父を発見する。ひそかに父を観察し続ける陳だったが…「湖畔」音信不通だった幼なじみから手紙を受け取る陳。友人は死刑囚としてシンガポールの刑務所で刑の執行を待つ身だった…「再見」大学教授の陳は、講演のためタイを訪れる。そこにはかつての恩師で恋人だった女性がいて…日本でも活動していた台湾の俳優チェン・ボーリン主演作。久々に見たチェン・ボーリン、「藍色夏恋」の可愛いイケメンも、すっかり色気のある大人の男に。繊細で愁いのある演技も魅力的で、いい男いい俳優になりましたね~。映画そのものよりも、チェン・ボーリンの成熟に感銘を受けました。とはいえまだ若く(この映画の時は33歳)おっさん臭は全然ありません。父...もう会えないディスタンス

  • 春きぬと人はいへども

    遅ればせながら。アカデミー賞が発表されましたね!これといったハプニングとか大番狂わせ受賞とかもなく、順当に下馬評通りの結果といった感じでしょうか。今年も授賞式は観られなかったので、帰宅して主な部門の受賞シーンだけ、youtubeでチェックしました。スターたちの華かやで個性的なファッションも楽しみのひとつですが、何だろう、男優も女優もみんな例年になくカジュアルな感じなってたような。ノータイの男優が多かった。ロバート・ダウニー・ジュニアとかライアン・ゴスリングとか、お水っぽくてベテランホストみたいだった。フォーマルなタキシードでビシっとキメてるスターが好きなので、ちょっと残念でした。女優もお葬式、お通夜っぽい黒ドレスが多かったような。↑ブラパはもちろんママ同伴。レオナルド・ディカプリオ&レオママも見たかった。...春きぬと人はいへども

  • 奇々怪々人間ベラの冒険

    「哀れなるものたち」ヴィクトリア朝時代のロンドン。天才的な科学者デクスター博士は、自殺した女性の脳を彼女が身ごもっていた胎児のものと取り換え、赤ん坊の心で蘇生した女性をベラと名付け養育する。幼児から少女へと精神が成長したベラは、屋敷から出られないことに反発と不満を募らせ、弁護士のダンカンの誘惑に乗って彼と共にリスボンへと出奔するが…独特すぎる作風が一度ハマるとクセになる、ギリシアの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督の新作を、ようやく観に行くことができました(^^♪前作「女王陛下のお気に入り」も強烈でしたが、この最新作はさらにスケールアップ、パワーアップしていて、まさに驚異とインパクトのカオス状態でした。内容も演出も演技も、すべてが文字通りぶっとんでます。まさにクレイジーファンタジー。ポリコレ、コンプラ時代の今...奇々怪々人間ベラの冒険

  • おっさんずアモーレ

    「David'sBirthday」精神科医のマッテオとその妻フランセスカは、友人のディエゴ夫妻と共に海辺の別荘で夏を過ごすことに。そこにディエゴ夫妻の18歳の息子デヴィッドが海外から帰国し加わる。マッテオは美しいデヴィッドに心を奪われ…イタリア版おっさんずラブ?といっても、こちらはシリアスで破滅的な大人のBLです。日本のおっさんずラブは正直、もう観るのがキツくなってきてるんですよね~。同性の恋愛や結婚、性生活に、何の障害も苦悩もないなんてファンタジーすぎる。もう男女の話と同じだし。春たんを女にしても成り立つ話になってるような。男も女も関係ないという内容は、確かにLGBTの理想形だとは思うのだけど、男と男ならではの試練や葛藤の欠如はやはり不自然だし、それらに傷ついたり乗り越えたりする姿を描けば、もっとLGB...おっさんずアモーレ

  • 癒しの村

    「ひと月の夏」第一次世界大戦で心に深い傷を負ったバーキンは、ヨークシャーのオズゴッドビーで教会の壁画修復の仕事に就く。村人や牧師の妻アリス、村で発掘調査をしているムーンとの交流は、バーキンの心を静かに癒していくが…ヘレン・ミレンがカンヌ映画祭女優賞を受賞した佳作「キャル」のパット・オコナー監督作。空前?の英国美青年ブームが起こった80年代後半、「アナザー・カントリー」で人気美青年リスト入りしたコリン・ファースの初主演作。1987年の作品だから、コリン当時27歳!当然ですが、わ、若い!お肌つるつる&すべすべ!韓流アイドルやイケメン俳優と違い、メイクばっちり感がない自然な美白肌は、まさにイギリス美青年。輝くばかりの若さですが、元気溌剌!な若者ではなくて、もう人生の酸いも甘いも嚙み分けたような沈着と憂いは、すで...癒しの村

  • 皇后と私

    「Sisi&Ich」オーストリア皇帝の皇后エリーザベトの侍女に選ばれた伯爵家の娘イルマは、家族と離れ公務を放棄しギリシャのコルフ島で隠棲生活を送っているエリーザベトのもとへ。自由奔放で気まぐれな皇后に翻弄されるイルマだったが…シシーの愛称で知られる皇后エリーザベトは、フランスのマリー・アントワネットと並ぶ有名な人気王室ヒロインなのでは。シシーが登場する映画やドラマ、舞台はあまたありますが、やはりシシーといえばロミー・シュナイダーですよね~。「プリンセス・シシー」三部作と、ヴィスコンティ監督の「ルートヴィヒ」でのロミーasシシーの美しさ、高貴さは他の女優の追随を許さぬものです。シシーといえばロミーと完全にインプットされてるので、この映画のシシーにはちょっと面食らってしまいました。この映画のシシーも美人なんで...皇后と私

  • 愛されすぎた女!

    「L'AmouretlesForêts」教師のブランシェは、理想的な男性グレゴワールと恋に落ちて結婚する。愛する子どもにも充実した仕事にも恵まれるブランシェだったが、やがてグレゴワールが偏執的な独占欲の持ち主であることに気づき…ヒロイン役のヴィルジニー・エフィラは、「年下のカレ」や「ヴィクトリア」」などラブコメで人気を博し、最近は「エルELLE」「ベネデッタ」と連続してヴァーホーヴェン監督の変態映画に出演し、「パリの記憶」で昨年度のセザール賞主演女優賞を受賞。主演作が引きも切らず、名実ともに今やフランスのトップ女優。熟女だけど童顔で、すごく親しみやすい可愛さ。ちょっとブリトニー・スピアーズ似?お高くとまった感じが全然なくて、悪女役とかは似合わなそうな明るさと温かみがあります。でもすごい大胆なところも彼女の...愛されすぎた女!

  • 号外!汚れっちまったイケメン記者

    「幻滅」19世紀前半のフランス。詩人として立身したい青年リュシアンは、愛人関係にある貴族の人妻ルイーズに伴いパリに出るが、貧しい田舎者であることを上流社会の人々に嘲られ、ルイーズにも見捨てられてしまう。そんな中、新聞社の編集者エティエンヌと出会ったリュシアンは、エティエンヌに導かれるまま記者となるが…セザール賞で作品賞など7部門を受賞した話題作、やっと観ることができました。大好きな時代劇というのも観たかった理由のひとつですが、最大の目的は主演のバンジャマン・ヴォアザンです(^^♪「Summerof85」や「社会から虐げられた女たち」などでのイケメンぶり、そして大胆な演技はかなり印象に残るものでした。さすが20代のフレッシュさ、美しさ可愛さなんだけど、いろんなことをもう経験済みみたいな倦怠感と色気が、日本の...号外!汚れっちまったイケメン記者

  • 親日死すべし

    「復讐の記憶」80代の老人ピルジュは、進行する認知症により記憶が失われる前に、日本の占領下時代に家族を死に追いやった者たちへの復讐を決行しようとしていた。何も知らないアルバイト仲間の青年インギュは、ピルジュの運転手を気軽に引き受けるが…ナム・ジュヒョク目当てで観ました~(^^♪ジュヒョクくん、やっぱ可愛いですね~へたな女優より可愛いけど、ぜんぜんキャマっぽくなくて、男の子!って感じがチョアチョア。若い韓流俳優やKPOPアイドルって、メイクばっちり感や整形感がすごくて気持ち悪い人が多いけど、ジュヒョクくんは人工的なところがなくてナチュラル。すごいシンプルなあっさり顔も好き。たまにチョイブサに見えるところもご愛敬。ジュヒョクくんの最大の魅力は、やはりあのハンパない透明感と清潔感でしょうか。悪役とか汚れ役、生々...親日死すべし

  • 崩壊天国の男!

    すねこすりさんのベトナム旅行記を拝読していると無性にベトナム料理が食べたくなり、ジミーを連れてK市に最近できたベトナム料理店でランチ(^^♪スナックが多い場末感ある裏通り、雑居ビルの2階にあるNgon(ンゴン)というお店。どう見ても日本人ではない先客さんたちがベトナム語?で話してたり、インテリアや販売されてるベトナムの雑貨や食品など、異国情緒ある店内。流暢な日本語の店長さんもベトナム人?ベトナムといえばやはりフォー。私は鶏肉、ジミーは牛肉のフォーランチセットをオーダーしました。フォー、揚げ春巻きと生春巻き、サラダ、デザートはチェー(緑豆のぜんざい)、食後にベトナムコーヒー。全体的にあっさり低カロリー、でもお腹はふくれるので、女性向きかも。チェーが珍しくて美味しかったです。こってり好きの大食漢肥満児ジミーに...崩壊天国の男!

  • 花の月夜に殺される

    アカデミー賞のノミネーションが発表されましたね!ちょっとサプライズもありましたね。ノミネーション発表を待っていたかのように、問題作「オッペンハイマー」の日本公開も3月29日に決定。キリアン・マーフィーとロバート・ダウニー・Jr.も順当に候補入り。今いちばん観たい映画かもしれない「落下の解剖学」のザンドラ・ヒュラーのノミネートも嬉しいです。大ヒット作の「バービー」が冷遇されたとの批難や抗議もあるようですが、個人的には世間の高評価がいまだに理解できてないので、そんなもんじゃない?と納得でしたが。マーゴット・ロビーは授賞式を華やかにするため候補になってほしかったけど。残念な候補落ちといえば、やはりレオナルド・ディカプリオですよ。共演者の受賞を客席で見守っているレオの優しい笑顔、今年は見られないのか~。久々にレオ...花の月夜に殺される

  • 愛は未知との遭遇

    「もっと遠くへ行こう。」2065年。代々続く農地で静かに暮らしていたヘンとジュニア夫婦のもとに、テランスという男が現れる。テランスは夫婦に、ジュニアが宇宙への移民要員に選ばれたと告げるが…シアーシャ・ローナンとポール・メスカルの共演作、ということで以前から気になってました。共にアイルランド人、若き実力派の二人。シアーシャのほうは、もう若手と呼ぶには違和感があるほどのキャリアと貫禄。「つぐない」の可憐な少女も、今では堂々たる大人の女性、そして年下の俳優を相手役に従える大物女優に成長。この作品でも、もはや大女優の風格が漂っていました。日本の同性代の女優のように、まだキレイカワイイだけな役だってできるはずなのに、見る者によっては怖くて気持ち悪いかもしれない、女の複雑で悲しい懊悩や業に悶える難役に挑み演じ切る表現...愛は未知との遭遇

  • インドの愛人

    「トリシュナ」インドの貧しい農村で家族と暮らす美しい娘トリシュナは、イギリス育ちの御曹司ジェイと出会い恋に落ちる。彼の子を身ごもったトリシュナは、両親に連れていかれた病院で堕胎する。それを知ったジェイは…ロマン・ポランスキー監督の映画や、エディ・レッドメイン出演のテレビドラマ版など、何度か映像化されてるトマス・ハーディの小説「ダーバヴィル家のテス」を、19世紀末のイギリスから現代のインドへと舞台を置き換えて映画化。トリシュナがテスなのですが、ジェイはテスに関わる男ふたりを合体させたキャラになっているなど、大胆なアレンジがなされています。究極のだめんず女といえば、真っ先にテスが思い浮かぶ私です。男たちに翻弄され傷つけられ、挙句は身を滅ぼすヒロインなんて、今の自立した強い女性たちからすると、ただのバカ女にしか...インドの愛人

  • 魔の山

    心よりも体が、いまだに正月抜けしていない私。暴飲暴食が止まりません。寝る前にポテチ大袋をドカ食いしたり、ワインボトル一本空けたりしてますそろそろ禁区by明菜。太ることよりも、生活習慣病になるのが怖い。心と体の切り替え、リフレッシュにはトレッキングがいちばん!さっそく休日、早起きして山に登りました今回登ったのは、K市の灰ヶ峰です。K市の郵便番号737は、灰ヶ峰の標高。K市のシンボル的な山です。映画「孤狼の血」のロケ地にもなりました。私が今住んでいる家は、灰ヶ峰の麓にあります。市街からは遠く見える頂上の気象レーダーも、私の家からだとすごい間近。まん丸いホワイトドームのような気象レーダー、今も昔もK市民をお山から見守っていてくれています。自宅を出る時はいつも、気象レーダーを見上げて行ってきます、と言ってる私です...魔の山

  • 青い珊瑚礁の男

    「サンゴレンジャー」大規模な橋の建設工事をめぐって賛成派と反対派が対立していた石垣島に、環境省の自然保護管である矢島が赴任。同期の岸谷を強引に仲間に引き込み、サンゴ防衛レンジャーを結成し環境保護のため奔走するが…現在はイケオジになりつつある青柳翔ですが、この10年前の主演作では当然ながら若い(当時28歳)、そしてやっぱいい男某事務所のタレントは苦手だけど、エグザイル系は好きだった私。見た目も芸も子どもっぽい男より、男らしい男くさい男のほうが素敵。青柳翔はエグザイル系の中で最もドストライクな男。三代目JSoulBrothersの「FIGHTERS」のMVの彼、いま見ても惚れ惚れするようなカッコよさ!でも。私が好きなイケメン俳優によくあることですが、観たい!と思える面白そうな映画やドラマには、あまり出てくれな...青い珊瑚礁の男

  • 男色亭主VS不倫妻!

    「禁じられた情事の森」40年代のアメリカ、ジョージア州にある陸軍兵舎の教官ペンダートン少佐とその妻レオノーラの夫婦関係は冷え切っていた。ペンダートンは同性愛者であり、レオノーラは女を愛せない夫を嘲笑うかのように、夫の同僚であるラングトンと情事を重ねていた。ラングトンの妻アリソンは精神不安定で、フィリピン人の召使アナクレトと自宅に引きこもっている。若い兵卒のウィリアムズが全裸で馬に乗っている姿を目撃したペンダートンは…あいや~。正月早々、とっても面白い映画を観ることができました(^^♪こういう狂った映画が好きなんですきれいきれいすぎる愛に白けてしまった「マエストロ」よりも、こっちの醜悪な夫婦関係のほうが百倍面白い。露骨な性的シーンは皆無なので、ポルノチックなエロさを期待して観るとがっかりしますが、性の抑圧や...男色亭主VS不倫妻!

  • この世界の暗闇に

    皆さま、あけましておめでとうございます!🎍よきお正月を過ごされたことと存じます。例年通り、あっという間に正月休みは終わり、今はもういつものワーキングプアライフに戻ってる私です。今回の休みも、自宅でまったり引きこもり満喫、を予定してたのに。ジミーの遊び相手をさせられて休みは終わった、みたいな感じです。冬休みに入ると速攻で実家にジミーを連れて戻り、家事も育児も放棄して、パジャマのまま一日中コタツから出ずにお菓子食べながら韓流ドラマ観るか、おめかしして友だちと遊びに行くかしてたM子。帰る時、2㎏太った!と嘆いていましたが、せめてものグウタラの天罰でしょうか老母はほとんどM子母子の女中状態、私はジミーをどこかに連れて行く役目。私も自宅で独りグウタラしたい!でも、近い将来孤独死が予想される身としては、M子には今から...この世界の暗闇に

  • 2023年my cinema lifeを総括する

    皆さまCommentallez-vous?いよいよ明日で2023年も終わりですね!新年を迎える準備は整ったことでしょうか。わしもやっと昨日から休み!正月は完全引きこもり態勢に入るために、今日は食料などを買い出しに出かけました。ああ、これで今年も無事に終わりそう…ほっと安堵したのが油断につながったのでしょうか。慎重に慎重を重ねて運転していたはずの新車、スーパーの駐車場で壁にちょっと擦ってしまった!!ショックで気絶してしまいそうになりました…いつかは傷はつくもんだけど、ちょっと早すぎじゃね?と、みんなに嗤われました予期せぬ悔しさと自己嫌悪。モヤモヤしたまま新年を迎えそうです皆さまもくれぐれもお気をつけて!すっきり気分でお正月を!閑話休題。今年もいろんな映画を観ましたね!いったいどんな映画を今年は映画館まで観に...2023年mycinemalifeを総括する

  • めおと交響曲

    「マエストロその音楽と愛と」若き音楽家レナード・バーンスタインは、臨時の指揮者として立ったカーネギーホールでのコンサートを大成功させ、チリ出身の女優フェリシアと出会い結婚する。公私ともに順風満帆なバーンスタイン夫妻だったが、レナードには同性を愛するというもうひとつの顔があった…うう~ん…すごく期待してたんだけど…同性愛者の天才音楽家とその妻の、スキャンダラスで破滅的な愛と人生…チャイコフスキー夫妻を描いたケン・ラッセル監督の怪作「恋人たちの曲悲愴」みたいなのを期待しちゃってたのですが、全然そんなんじゃなかった。期待はずれすぎて、何だか詐欺にでも遭ったかのような気分に。ある意味、今年観た映画の中ではキムタクの「レジェンド&バタフライ」よりもがっかり。映画やドラマに過度な期待や勝手な思い込み、先入観は禁物と、...めおと交響曲

  • もろびとこぞりて

    MerryChristmas!JoyeuxNoël!皆さま、よきクリスマスをお過ごしのことでしょうか。私は例年通り、クリぼっちです(^^♪独り寂しく気楽な、いつもと変わらぬ夜です。Mayyourwishescometrue!今年も様々な映画を観ましたね!来年も面白そうな作品が公開されます。その中で、特に観たい陽春日本公開の作品をピックアップしてみました(^^♪「コンクリート・ユートピア」イ・ビョンホンVSパク・ソジュン、韓流新旧スター俳優の競演。ベテランの熟練か、若手の勢いか。どちらの演技に軍配が上がるか楽しみ(^^♪「哀れなるものたち」「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが、またもや傑作を!と絶賛の嵐。大好きなマーク・ラファロも出てます。「落下の解剖学」今年のカンヌ映画祭...もろびとこぞりて

  • 彼とチョコホリック♬

    「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」豊かなイマジネーションと技術を武器に、世界一のチョコレートの店を開くことを夢みてチョコレートの街にやって来たウィリー・ウォンカだったが、街を牛耳るチョコレート会社の経営者たちは彼を脅威と見なし…ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」は大好きな映画。その前日譚、ウィリー・ウォンカの若き日を描いた作品。ドリーミーでファンタジックな映画でした!ミュージカル仕立てになってたのが楽しかったです。「メリー・ポピンズ」や「パディントン」みたいに子どもも安心して観られる、児童向けの映画かもしれません。私のようなおっさんが観る映画ではないんだけど童心に戻れて幸せな時間を過ごすことができました。でも、チャリチョコの毒気、狂った笑いのほうが私好みです...彼とチョコホリック♬

  • リムジンの男

    向井理主演の舞台「リムジン」を観に、福岡に行ってきました(^^♪広島公演のチケットを取り忘れて気づけばソールドアウト福岡公演はまだ完売しておらず、迷ったのですがムカイリー会いたさのあまりチケットゲット!師走の忙しい中、インフルから回復したばかりの身で、博多行きの夜行バスに乗り込んだのでした。九州は、大分と長崎には行ったことがあるけど、福岡は初めて。広島からは大阪よりも近い。仕事帰りの疲れ果てた状態でバスに乗ったので、シートに座った瞬間にバタンキュー。気づくと早朝の博多バスターミナルでした。朝6時頃の博多駅、まだ真っ暗で人影もほとんどありません。寒くなかったのが幸いでした。お腹減ったので、モーニングでも食べようと博多駅内をウロウロしてたら、地下街の博多一番街で開店を待つおじさんたちの列がある店を発見。たんや...リムジンの男

  • 風雲たけし城! 戦国おっさんずラブ&バトル

    「首」戦国時代。暴君である織田信長に忍従しながら、羽柴秀吉や明智光秀ら家臣たちは、信長の後釜を虎視眈々と狙っていたが…北野武監督の新作は時代劇、本能寺の変の直前直後を描いた戦国ものです。もう映画やドラマで数えきれないほど取り上げられ、時代劇の定番中の定番といえるネタ。つい最近もキムタク主演の「レジェンド&バタフライ」が公開されたばかり。今年のNHKの大河ドラマともカブっています。日本人ってほんと戦国時代劇が好きなんですね!私も大好き!でも、手垢にまみれているネタでもあるので、よほど斬新な切り口や魅力的な演技がないと、粗製濫造のひとつに堕してしまいます。たけし監督の戦国時代劇はどうだったかというと…ぶっちゃけ、キムタクの映画の100倍は面白かったです!北野監督なので当然、お花畑なスウィーツ時代劇になるはずも...風雲たけし城!戦国おっさんずラブ&バトル

  • 幸福の王子を探して

    秋の夜長の国際BL映画祭⑤イギリス「さすらいの人オスカー・ワイルド」人気作家としての華やかな暮らしから一転、男色の罪で投獄され、富も名声も失ったオスカー・ワイルドは、パリで孤独な日々を送っていたが…オスカー・ワイルドの人生は、彼が書いた小説に負けず劣らずな数奇と波乱に満ちていたようで、映画化にはもってこいな題材です。この作品は、刑務所から出た後にオスカー・ワイルドがたどった、没落と失意の日々を描いています。それにしても。当時のイギリス、「モーリス」とかでもそうでしたが、同性愛が犯罪だったなんて、今では考えられない理不尽さ、非道さです。作家としてみんなからチヤホヤされてたのに、同性愛者と知れると手のひら返しの迫害。人権なんかあったもんじゃない仕打ちに戦慄。今でも芸能人や野球選手など、身の処し方を誤った人気者...幸福の王子を探して

  • 君の拳に恋してる

    秋の夜長の国際BL映画祭④ニュージーランド「Punch」ニュージーランドの田舎町で父スタンと暮らす高校生のジムは、元ボクサーであるスタンの厳しい指導を受けながら、ボクシングのプロテストに向けトレーニングを重ねていた。そんな中、学校で変わり者扱いされているゲイのウェトゥと親しくなるジムだったが…ニュージーランド映画も普段あまり観る機会がありません。同じ田舎の風景でもニュージーランドは、イギリスやアメリカといった馴染みのある国と違い、どこか原始的な趣きが感じられました。お隣のオーストラリアは明るく開放的なイメージですが、ニュージーランドはどこか寂寥とした閉塞感が。ニュージーランドにはカンガルーもコアラもいないんですね。BLが特殊な恋愛じゃないのはフィクションの中だけで、今も現実では人間として異常な誤った“逆さ...君の拳に恋してる

  • シネマみたいなBLをした

    秋の夜長の国際BL映画祭③イタリア「ニュー・オリンポスで」1970年代のローマ。映画館で出会ったエネアとピエトロは、すぐに激しい恋に落ちる。しかし、思わぬ事態により二人は離れ離れになってしまう。会いたいと願いながら年月は過ぎ、エネアは映画監督、ピエトロは医師としてそれぞれの人生を歩んでいたが…BLといっても多種多様で、腐にとっても好みが別れます。私も三度の飯よりBL好きですが、男同士の恋愛ものなら何でもOK!ではなく、かなり偏ってます。まず絶対条件は、イケメンや男前の俳優主演好きな俳優がBLしてくれた時の至福ときたら。次は、適度な性愛シーンがあること。セックス?何それ?な乙女すぎるBLはダメ。かといって、生々しすぎるポルノみたいなBLも苦手。そして、ありえなさすぎる設定やキャラのファンタジー系BLも個人的...シネマみたいなBLをした

  • 男のコになりたい

    秋の夜長のBL国際映画祭②ドイツ「Romeos」トランスジェンダーのルーカスは、ホルモン療法を受けながら性適合手術の日を待っていた。そんな中ルーカスは、魅力的なゲイの不良青年ファビオと出会う。互いに強く惹かれ合う二人だったが…これも厳密に言えば、BL映画ではないかも。同性愛よりもさらにハードルが高いテーマ。トランスセクシャルの恋愛と人生、その心身や社会的な苦労と苦悩、苦痛は重すぎて、同性愛が何でもないことに思えてしまうほど。ノーテンキにBLを楽しんでる自分が軽薄に思えて罪悪感。心は男なのに女の体で生まれてしまったルーカスの、体も人生も男として生きようとする奮闘が涙ぐましく痛ましく、それを見て居心地の悪さを覚えてしまう自分にまた罪悪感。心と体の性の不一致だなんて、神さまって何で残酷なことをするんだろう。不一...男のコになりたい

  • BLブートキャンプ!

    おほかたの秋をば憂しと知りにしをふり捨てがたき鈴虫の声深まりゆく秋、皆さまいかがお過ごしでしょうか。日中と夜との寒暖差のせいか、ちょっと風邪気味な私です。早く寝ればいいのに、チビチビと酒を飲みながら、大好きなBL映画で秋の夜更かしを楽しんでます。BL映画もいろんな国のものがありますね。各国のお国柄も楽しめるBL国際映画祭を開催しちゃいますよ(^^♪秋の夜長のBL国際映画祭①南アフリカ「Moffie」1981年、人種隔離政策下の南アフリカ。軍隊に徴兵された同性愛者の青年ニックは、目立たぬようにしながら過酷な訓練に耐え続けるが…普段あまり観る機会がない南アフリカの映画。ビル・ナイがオスカーにノミネートされた「生きるLIVING」のオリヴァー・ハーマナス監督作。軍隊って、BLでは人気のジャンルですよね。屈強なイ...BLブートキャンプ!

  • さらわれてサランヘ

    韓流ドラマ「誘拐の日」を観たニダ!全12話。しがない中年男のミョンジュンは、失踪していた妻から大富豪の医者の娘ロヒを誘拐する計画を持ち掛けられる。白血病の娘の手術費のため、仕方なく誘拐を実行しようとするミョンジュンだったが…大好きなユン・ゲサン主演、ということで観ました。ゲサンといえば、翳りのあるクールな切れ者の男前、というイメージですが、このドラマの彼はそれとは真逆、ほとんどアホなお人よし、妻に逃げられ病気の娘の治療費も捻出できない貧しい社会底辺者、というかつてないポンコツ男役、ダメ男役のゲサンが衝撃的、かつ可愛かったです。コメディ演技もお上手ですね~。もっさい髪型、貧乏くさい服装、無精ひげという風貌と、いつもオタオタオロオロしてる情けない挙動で、寡黙でミステリアスなこれまでとは別人みたいな冴えないおっ...さらわれてサランヘ

  • 運命の旅は道連れ

    「ボイジャー」国連のエンジニアとして世界各国に赴いているアメリカ人のフェイバーは、ニューヨークからフランスまでの船旅で若く美しいドイツ人の娘エリザベスと出会う。恋に落ちた二人は、エリザベスの母がいるギリシャまで旅を続けるが…すごく好きな恋愛映画。運命と禁断の恋なんだけど、全然ドロドロでもなく変にドラマティックな悲劇仕立てもしてない、清々しい感じさえする年の差ラブストーリーです。こんな恋に憧れるわ~と、旅をするとこの映画を思い出します。静かな雰囲気と流れの中に、どこか奇異で冷徹なもの、知的で文学的な台詞やモノローグなど、フツーの恋愛映画とはかなり一線を画してる作風は、さすがの世紀の怪作「ブリキの太鼓」のフォルカー・シュレンドルフ監督の作品。ブリキの太鼓ほどトンデモぶっとびではなく、とても観やすい映画になって...運命の旅は道連れ

  • 風立ちぬ 今は秋♬

    今日から私は心の病み人、じゃない、旅人~(^^♪皆さま、ご機嫌いかがですか?秋深し煙草吹かして芋蒸かし、すっかり秋になりましたね!私は久々に山に登ってきました!去年、四国の石鎚山に登って以来、1年ぶりのトレッキング。今年は体調を崩すことが多かったことに加えて、恐怖の京都わらび採り事件のせいで、山に行けなくなってしまっていたのですが、あまりにも気持ちのいい秋晴れの休日、いつものように家に引きこもって一日を終えるのももったいないと思い、奮起して山を目指しました。今回は、時間と体力を考慮して近場の山、野呂山に登りました。野呂山も久々、前に登った時はコロナ休業だったレストランで、今度こそイノシシ料理を食べるぞ!🐗途中でガソリンスタンドに寄ってセルフ給油(これが後に思わぬ事態になろうとは、この時は知る由もなかった!...風立ちぬ今は秋♬

  • 壮亮来たりてジャズを弾く

    「白鍵と黒鍵の間に」ジャズピアニストを目指す博は、修行のため銀座のキャバレーでピアノ演奏のアルバイトを始める。元ヤクザと思しき男からリクエストされた「ゴッドファーザー」のテーマを弾く博だったが、それが思わぬ騒動を巻き起こすことに…大好きな池松壮亮主演作を観てきました~(^^♪もう随分と長いこと壮亮くんのファンやってますけど、最近はあんまり観たいと思えるような作品に出てくれなくて、気づけばほとんど昔のオトコと化してました久々の壮亮くん、やっぱ彼っていい役者!と心から再確認しましたよ。わらわらいる同世代の若い俳優とは、十把一絡げにはできない個性と才能、そして魅力の持ち主だと思いましたよ。おそらく壮亮くんは、業界でも若手では別格の存在、日本映画界の至宝、と見なされ大事にされているのでは。ヒット作や話題作に出てる...壮亮来たりてジャズを弾く

  • 惨劇の降霊会!

    「名探偵ポアロベネチアの亡霊」終戦直後のヴェネツィア。探偵を辞め隠棲生活を送っていたエルキュール・ポアロは、旧友の作家アリアドニに誘われオペラ歌手ロウィーナの屋敷で催される降霊会に参加する。超常現象を信じないポアロは、ロウィーナの亡娘の霊を呼び出すという霊媒師レイノルズを詐欺師と見なすが…ケネス・ブラナ監督・主演の名探偵ポアロシリーズの第3弾。前作の「ナイル殺人事件」から間を置かずしての公開。精力的なブラナ監督です。原作はアガサ・クリスティの「ハロウィーン・パーティー」。クリスティ女史の推理小説は中学生の時にハマって読破したはずなのですが、ハロウィーン・パーティーは読んだはずだけど全然記憶にないこの映画を観てビツクリしました。こんなオカルトホラーな内容だったっけ?!と。ミステリじゃないじゃん!?いわくあり...惨劇の降霊会!

  • インドの恋人

    「Maya」シリアでテロ組織に拘束されていたフランス人ジャーナリストのガブリエルは、解放後にインドのゴアで静養生活を始める。旧友の娘マヤと親しくなるガブリエルだったが…ミア・ハンセン・ラブ監督の日本未公開作。佳作なのにもったいない。ラブ監督の「未来よこんにちは」でイザベル・ユペールの教え子役だったロマン・コリンカが、主役のガブリエルを演じてます。「未来よこんにちは」でMYイケメンレーダーをビビビとさせたコリンカくん、主演に格上げされたこの作品では、さらにイケメン!ちょっと見、顔はガエル・ガルシア・ベルナル+ザック・エフロン、みたいな?イケメンなだけでなく、雰囲気が優しそうで知的で育ちがよさげ。パリでもゴアでも高価そうな服なんか着てないんだけど、何を着ても洗練されて見えるんですよね~。パリの街を歩きながら、...インドの恋人

  • イケメン銀行

    「アキラとあきら」大手銀行の新人行員として出会った山崎瑛と海堂彬。育った環境も性格も違う二人は、銀行の在り方について互いに相容れぬ考えを抱いていたが、やがて人生を賭けた試練に協力して立ち向かうことに…今を時めく(?)竹内涼真と横浜流星の競演。売れ始めた頃は、どっちも???な存在でしたが、最近は見た目も演技も魅力的になってきて、二人とも今では好きな俳優さんに。なので共演は嬉しかったのですが、映画の内容にはあまり惹かれなかった。みんな大好きな池井戸潤先生の作品、という点でもう躊躇するものが。池井戸先生の作品って、私の好みとはまさに対局にあるといっていいかも。私、善い話より悪い話のほうが好きなので私の大好物である毒、魔、色、とは無縁な池井戸先生の、日曜日の夜に家族で楽しく観られる系の映画やドラマは、つい敬遠して...イケメン銀行

  • イケメン&イケオジ 拳闘プライベートレッスン

    「春に散る」不公平な判定負けをして以来くすぶっていたボクサーの翔吾は、元ボクサーの老人仁と出会い彼に教えを乞う。重い心臓病を患う仁はそれを拒むが、いつしか翔吾の情熱と才能は仁の闘志を甦らせて…「ヴィレッジ」に続いて今年2作目の横浜流星主演作。再来年のNKH大河ドラマ主演など、まさに現在キャリアは昇竜な流星くんですが、あれれ?この新作、あっという間に劇場上映が終わった。危うくチケット無駄にするところでした。ヴィレッジといい、終わるの早すぎるわ。聞くところによると、両作とも興行成績が芳しくなかったとか。コケ連続で、横浜流星ではヒット無理、なんて言われてるみたいですが。私はヒット狙いの幼稚な漫画映画よりも、流星くんの選んでる出演作のほうに惹かれるし、地味だけどクオリティも高いと思ってます。わらわらいる若手イケメ...イケメン&イケオジ拳闘プライベートレッスン

  • 闇落ちZ世代

    「青春弑恋」大学にも行かずゲームばかりしているミンリャンは、ネットでエロティックな動画を配信していたミッシーに恋をしている。コスプレイヤーの女子高生キキは、ミンリャンの彼女になりたいと思っている。劇団員のユーファンは、同じく女優を志しているモニカと親密になる。外国船のコックだったシャオジャンは、喫茶店でバイトしているユーファンに想いを寄せている。恋人同士となったユーファンとシャオジャンに、思いもよらぬ凶事が…ずっと気になってた台湾映画を、やっと観ることができました(^^♪予告編が怖くて、かつ美しくて、すごくソソられてたんですよね~。キレイカワイイ女子とカッコいいイケメンの漫画ちっくな軽い恋愛ものも悪くないけど、そんなの嘘っぱちなファンタジー。人間関係も恋愛も構築できない保てない、努力や忍耐をしてまで家族や...闇落ちZ世代

  • 最強の童貞DK

    「Gメン」女子に人気の男子校武華高校に転校してきた門松勝太は、他の生徒たちから隔離された不良や問題児ばかりの1年G組に配されるが、すぐに仲間もできて楽しく過ごすようになる。そんな中、伝説のグループであるGメンによって壊滅されたはずの極悪組織、天王会が再び動き始めて…大好きな岸優太くんが初主演した映画、観に行ってきました~(^^♪岸くん、いいですよね~猿みたいな可愛い顔、小柄だけど筋肉質な体、男らしい雰囲気、すべてがMYどストライクなんよね~。バラエティや歌番組でしか見たことがなかったので、俳優としての岸くんがとても楽しみでした。彼の天然アホの子キャラは、演技力もかなり高いのでは?と思わせるものがありましたし。加えて、原作漫画も好きなんです。大昔に男の部屋にあった小沢としお先生の初期の作品「フジケン」にハマ...最強の童貞DK

  • 人形の国から来た女

    「バービー」バービーランドで幸せに暮らしていたバービーは、ある日突然起きた体の異変に戸惑う。自分の持ち主である人間に会えば原因がわかることを知ったバービーは、ボーイフレンドのケンと共に現実世界のロサンゼルスへとやって来るが…「ストーリー・オブ・マイライフわたしの若草物語」のグレタ・カーヴィク監督の新作。大ヒット(アメリカでは)中の作品そのものよりも、原爆を茶化したネタ画像が日本では物議をかもしましたね。広島県民としては、とても残念で悲しい。でもまあ、一般的なアメリカ人の原爆に対する意識って、そんなもんなんだろうな~とも。悪意や敵意よりも、無知で無神経であることのほうが怖い、危険だとあらためて思いました。閑話休題。おかしな話題に日本では水を差されてしまったけど、映画じたいはド派手でハチャメチャカオスなコテコ...人形の国から来た女

  • 楽聖は美青年がお好き

    「ベートーヴェンの甥」19世紀前半のウィーン。世界的音楽家ベートーヴェンは、亡き弟の息子カールを大切に養育していた。実母ヨハンナから引き離され会うことさえ許されず、自分に異常なまでに執着する伯父にカールは追い詰められ…誰もが知ってるベートーヴェンですが、彼が生み出した音楽ほどにはその生涯や人柄は知られていないのでは。この映画はベートーヴェンの晩年を描いているのですが、こんな困った爺さんだったなんて驚き呆れるばかりでした。とにかく甥っこのカールへの執着が異常!まずカールの母ヨハンナへの敵意や警戒心が尋常ではなく、毒婦・淫売呼ばわりしてカールに会うことを禁じたり妨害したり。カールの行く先々に付いて来たり追いかけたり、周囲に尾行や監視をさせたり。カールが女とヤってる最中に乱入して大騒ぎしたり。ぶっちゃけストーカ...楽聖は美青年がお好き

  • BL冥婚♡

    「僕と幽霊が家族になった件」刑事のウー・ミンハンは、捜査中に公園で赤い祝儀袋を拾ってしまい、死者と結婚をしなければならなくなる。相手は轢き逃げされて死んだゲイの青年マオ・バンユーだった。幽霊となってミンハンの前に現れたバンユーは、嫌がるミンハンにつきまとい轢き逃げ犯を捕まえるようせっつくが…ちょっと前から気になってた台湾映画。日本で公開されたらいいな~と思ってたら、いつの間にかNetflixで配信になってました。成仏できない幽霊が人間にとり憑いてドタバタ騒動という、結構ありきたりな内容には目新しさはないのですが、幽霊がゲイという設定、そして冥婚という台湾の風習をネタにしていたのはユニークでした。冥婚、つまり死後結婚というオカルトめいた風習が、今でも台湾にあることに驚きました。もしあんな赤い封筒が落ちていた...BL冥婚♡

  • 永遠の佳人

    残暑お見舞い申し上げます!お盆も終わりましたが、暑さはまだまだ続きますね~…やってらんない毎日、どう生きるかなんて大きなお世話よハヤオ先生!なんて八つ当たりしながら、涼しい秋を待ちわびてます…夏のマイリトリルガーデンは、もう無惨なほどに草花が死に絶えてしまってますが、クルクマは元気に鮮やかに咲いてます。春に初めて球根を植えてから、待てど暮らせど芽が出てこなかったので、土の中で球根が腐っちゃったのかなとガッカリしてたのですが、知らぬ間に発芽しててグイグイ急成長してビツクリ。この猛暑と日照り、あまり水やりもできないのに、ケロっと咲いてる強さに感嘆。可愛いけど強い、そんなクルクマのように生きてる人に憧れます。私も夏の暑さのような精神的肉体的疲労に負けたくないです。「サン・スーシの女」人権擁護委員会の会長マックス...永遠の佳人

  • 英米ロイヤルBL♡

    「赤と白とロイヤルブルー」互いに悪感情を抱き合っているアメリカ大統領の息子アレックスとイギリスの王子ヘンリーは、ヘンリーの兄の結婚式でトラブルを起こしてしまう。国際問題に発展しそうな事態を収拾するため、アレックスとヘンリーは二人が友好関係であると世界にアピールすることを強いられるが…人気BL小説、待望の映画化!私も小説を読みながら、アレックスはティモシー・シャラメ、ヘンリーはハリス・ディキンソンとかよさげ?なんて、理想妄想キャストを脳内で楽しんでいました。実際に起用されたテイラー・ザハール・ペレスとニコラス・ガリツィンは私のイメージとはちょっと違うんだけど、見た目といい演技といい、おおむね原作ファンもイイネ!できるカップルだったのではないでしょうか。アレックス役のテイラー・ザハール・ペレスは、この作品で初...英米ロイヤルBL♡

  • 悪魔のクローン計画!

    「ブラジルから来た少年」ナチハンターのアメリカ人青年バリーは南米パラグアイで、アウシュヴィッツ収容所で非道な人体実験を行っていた医師メンゲレを目撃する。バリーは著名なナチハンターのリーバーマンにそのことを報告した直後、ナチ残党によって殺害されてしまう。世界9か国に住む94人の65歳前後の公務員を殺す、という不可解な計画を実行し始めるメンゲレを追うリーバーマンは、やがて恐るべき真相にたどり着くことに…秀作とか佳作とかでない、どちらかと言えば珍作・怪作なのですが、面白かったです!ナチスドイツの犯した罪業を糾弾するシリアスなドラマかと思いきや、ぜんぜん違いました。ヒトラーやメンゲレなど実在の人物たちが登場しますが、お話はまったくのフィクションです。文字通りのサイエンスフィクション。クローン人間というタブーが描か...悪魔のクローン計画!

  • 彼は情夫

    「セフレの品格初恋」「セフレの品格決意」バツ2のシングルマザーである抄子は、高校の同窓会で初恋の相手だった一樹と再会し、ホテルで関係を持つ。結婚も恋愛も相手に求めないセフレになることを、一樹から提案された抄子は…大好きな青柳翔目当てで観に行きました。青柳さん、最近はいい感じに熟れ始め、素敵なイケオジに進化中。加齢臭がするおっさんでもなく、青臭い若造でもない男盛り。若い時からの色気が発酵して、すごくジューシーになってきてます。日本にはイケメンや男前な俳優はいっぱいいるけど、男の色気があってそれを活かす役や演技ができる俳優は少ない。映画やドラマでバイプレイヤーとして活躍してる青柳さんですが、クセがあるだけの役じゃ何か物足りない、もったないないと思ってたので、大胆な濡れ場に挑んでいるというこの作品、とても楽しみ...彼は情夫

  • 真夏の神国

    島根の出雲大社に行ってきました!⛩ずっと前から行きたいと思ってたので、やっと&ついにといった感じ。独りで行くつもりだったのですが、夏休みに入ってヒマを持て余してゲームばかりしてるジミーを連れて行って!とM子に懇願され、仕方なくコブツキ参拝に。ジミーは大喜び。彼の目的は、神さまではなく出雲そば。私は遠距離運転が苦手なので、広島駅から高速バスで出雲へ。広島からは約3時間で到着。出雲市駅から一畑電車に乗って、出雲大社前へ。どこかノスタルジックなローカル線、窓外は田んぼが広がる鄙びた夏の風景。日本の田舎はのどかでいいですね~。出雲大社前に到着!島根も暑い!容赦なく照り付ける真夏の陽ざしは、明るすぎてめまいがするほど。肥満児のジミーは、おっさんのように早くも汗だくだけど元気いっぱい。バチ当たりなまでに蕎麦蕎麦ばかり...真夏の神国

  • 君に薔薇薔薇という感じ!

    「苦い涙」映画監督のピーターは、親友の大女優シドニーが連れてきた青年アミールに一目で恋し、自宅兼オフィスであるアパルトマンで彼と同棲を始め、彼を映画に起用してスターに育てる。しかし、しだいにアミールの言動は冷めたものとなり、彼の不実さはピーターを深く傷つけるが…ほぼ一年に一作というハイペースさで新作を発表しているフランソワ・オゾン監督が、ドイツの鬼才ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」をリメイク。オゾン監督の旧作「焼け石に水」も、ファスビンダー監督の作品がオリジナルだとか。主人公とその若い愛人を、女性から男性に変えるという挑戦的な、いや、オゾン監督が思い切り手腕を発揮できる設定に変えてのリメイク、とも言える今作。オリジナルのペトラは、イタくてキツい中年女の醜態狂態に...君に薔薇薔薇という感じ!

  • 暮れがたき夏の日ぐらし

    暑中お見舞い申し上げます!今日から8月!猛暑で身も心も溶解寸前ですが、皆さまお元気にお過ごしのことでしょうか。どんどん夏が危険な季節になっていってますね。何とぞ御身おいといください…夏はガーデニングも休憩状態なので、庭がとっても寂しくなってます。でも、暑さにも負けず元気な姿を保ってくれてる草花を見ると、とても勇気づけられます。泣いちゃだめ、ひまわりさんに笑われる…わしの家は山の上にあるので、いくぶん涼しいおかげか夏には枯れてしまう花も、まだチラホラ生き残ってます。ナスタチューム、キンギョソウ、除虫菊、そしてボケもまだ花が。引っ越し記念で植えたライラックも、ようやく花を咲かせてくれました。去年は全然咲かなかったエンジェルトランペットも。夜にすごい芳い香り!あじさいも雨の日は風情があって好きです。クチナシも甘...暮れがたき夏の日ぐらし

  • 食べたい男、食べられたい男

    夏のホラー映画祭④「GrimmLove」ドイツに留学中のアメリカ人大学院生ケイティは、数年前に起こった人食殺人事件をテーマにした論文を書くため、犯人のオリヴァーと被害者のサイモンについてリサーチを開始する。事件を知るにつれ、ケイティはカニバリズムの闇にのめりこみ…ゲロゲロ(死語)うげげな映画でした。ぜんぜん怖くないけど、内容といい残虐シーンといい、ひたすら気持ち悪くて不愉快でした。人食、カニバリズムに興味がある人にだけおすすめしたいです。オリヴァーとサイモンの言ってることやってることが、全然理解できません。まあ、できなくて当然。できたらヤバいですし。それにしても二人とも、何であんな異常者になっちゃったのよ。不幸な少年時代と母親との関係、孤独な身の上、という共通点があったけど、カニバリズムに走る理由にはなら...食べたい男、食べられたい男

  • 剥ぎとられた美貌!

    夏のホラー映画祭③「顔のない眼」高名な外科医ジェネシェ博士は、交通事故で顔に重傷を負った娘クリスティアーヌのために、助手のルイーズと共に誘拐した娘たちの顔の皮膚を剥ぎ、クリスティアーヌに植皮手術を施していた…1960年のフランス映画。美女の顔の皮を剥ぎ取って移植するという、ゲロゲロ(死語)な設定のホラーなのですが、美しいモノクロ撮影や、神秘的な森の奥深くにある洋館、不気味なマスクを被った可憐なヒロインなど、クラシカルでゴシックな雰囲気の怪奇映画になってました。わたなべまさこ先生とか高階良子先生が描きそうな少女漫画みたいでした。顔皮剥ぎの手術シーンは、思ってた以上にエグくてウゲゲ。あんな植皮手術が成功するわけがなく、惨劇のラストへと向かってしまうのですが。博士も愛娘のためというより、自分の医学的野心にとり憑...剥ぎとられた美貌!

  • 悪夢の帰宅

    夏のホラー映画祭②「TakeMeHome」記憶喪失の青年タンは、病院で働きながら自分の出自を探っていた。そんな中、奇怪な現象で家族の存在を知り生家に戻ったタンは、そこで双子の姉タブティムとその夫、夫の幼い連れ子二人に出迎えられる。再会を喜びつつも、姉一家の異様さにタンは戸惑うが…タイのオカルト映画です。呪われた家、というのはホラーやオカルトの定番中の定番ですね。似たような映画や漫画たくさんあるので、設定や恐怖シーンに目新しさはなかったです。オカルトよりも、双子の姉タブティムの秘密と正体が怖くて気持ち悪かったです。あの豪邸の前の持ち主の呪いで、タンはこの世に存在していない者たち生前に繰り広げた惨劇を目の当たりにし、恐怖のどん底に…というのが大まかなストーリーだと思うのですが、後半になるとちょっと???な展開...悪夢の帰宅

  • 蜂蜜と鮮血!

    夏のホラー映画祭①「プーあくまのくまさん」大人になったクリストファー・ロビンは、都会から恋人を連れ少年時代にプーやピグレットたちと幸せな時間を過ごした森へ戻ってくる。しかしプーとピグレットは、血に飢え人間を憎悪する凶獣と化していた…ちょっと気になってたトンデモ映画、やっと観ることができました(^^♪こんなん作って大丈夫なの?著作権に関してはディ〇ニーって怖い会社なんでしょ?訴えられないの?と思ったけど、著作権って年月が経つとなくなるみたいですね。なので堂々と製作できたようです。世界中で愛されてる可愛い〇ィズニーキャラが、恐ろしい殺人鬼となってアノ手コノ手で残虐な殺戮を繰り広げる、なんてファンには受け入れがたい冒涜、暴挙かもしれませんが、特に思い入れのない者にとっては、そのユニークな発想に苦笑いです。最近は...蜂蜜と鮮血!

  • 流れ星⑨~⑯ You're my only shinin' star

    「流れ星」第9話から最終話まで観たニダ(^^♪☆スターの受難家政婦の正体に、テソンだけでなく視聴者も困惑。百恵ちゃんや福山雅治みたいな例ならいざしらず、堂々と合法にスターの自宅に潜入。それにしてもあのおばさん、いったい何がしたかったの?やってたことは塩辛い食事を作るだけとか。テソンの私生活、暴き放題できたのに。テソンのアンチサイトを運営してた元マネージャーとかもだけど、イヤガラセがセコすぎ。大したダメージじゃないので、騒動がバカバカしく思えた。☆日本でもやってる人いるの?お酒に飴玉を入れるテソンやハンビョル。あれ、美味しいの?見た目は可愛いけど。☆病女若年アルツハイマー?に罹っていたウン・シウ。記憶喪失や白血病など、チェ・ジウってヒロイン時代もいろんな病気になってましたよね。☆リターンボーイズユソンが前に...流れ星⑨~⑯You'remyonlyshinin'star

  • 海に葬る愛

    「God'sCreatures」アイルランドの港町で家族と暮らすアイリーンは、数年ぶりに戻ってきた息子ブライアンとの再会を喜ぶ。しかし、アイリーンの職場の同僚サラを暴行した容疑でブライアンは逮捕されてしまう。息子を救うため、アイリーンは警察に彼のアリバイを偽証。それはやがて、アイリーンの家族や狭いコミュニティの人間関係に亀裂を生じさせて…秀作「aftersunアフターサン」でオスカーにノミネートされ、若手最旬の俳優として注目と期待の的となってるポール・メスカルの出演作を観ることができました(^^♪主役ではないけど、物語の核となる重要なブライアン役。素朴で優しい、けどどこか不安定で危険なものを感じさせる役と演技は、「アフターサン」と似ています。アイリーンじゃなくても、この子が婦女暴行なんかするわけない!と信...海に葬る愛

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