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騒惣記 http://habou.seesaa.net/

廉価美食快呑河岸開拓。

 廉価美食、緑酒、佳人交盃のためなら努力辞さず。如何所何時でも参上。不惑漢の独白。

弊衣破帽
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住所
四條畷市
出身
大阪府
ブログ村参加

2008/05/07

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  • ルーツ居酒屋

    今は無くなってしまったが、かつて阿倍野斎場の近くに「N」と言う伝説の居酒屋、と言うか呑み処が有った。日本酒地酒バーのはしりで、よそでは見たこともないうまい酒が毎夜振舞われ、行く度大いに満喫し、かつ堪能したものであった。しかも女将は闘球好。何度か行くうちに先輩の馴染であることも判り、おおいにはまってしまった。割と好きだった銘が最近なんか旨くないんス…とか言いかけたとたん、「最近活性炭つかってろ過しててダメ。」なんてレアな返事がぽんぽん飛び出し、あての方は美大食系にはつらかったが、お世辞にも綺麗とは言いにくいカウンターに近くの人気ショットバーのマスター、バーテンダー氏が来てたりしてけっこう賑わっ..

  • 休日の呑

    一般というか多くの勤め人の方々は、たいてい日曜祝日にまで呑み歩かんというか、会社、職場が休みの加減でこの日には、呑み処を定るに往生する。結構、試合や練習の加減で土日も出て行く都合上、流れで飲み会というかぜひ麦酒は呑みたいと心に響くので、河岸を定めにかかるのだが、これがたいがい行き付けが閉まっていて困る。これを解消すべく、何度か日曜にやっとる処だけ探したことがあった。梅田ならK寿司、曽根崎のショットバーA、風とかはよく行ったが、どうも居酒系が弱い。寺田町のSは遠いし…。どっかやって欲しいものなのだが。 仕方なく中華料理屋で呑んだりもしたが、おやじソフト、熟女排球の打ち上げとかと一緒になった..

  • 出資型居酒屋

    やりたいビジョンは尽きないが、先立つものにはめぐまれぬ。そこで挫けてまえばそれまでよといろいろ絞ってみたところ、一つ思いついたとのが出資者公募集という手。以前から連れ方面には、自分が開店した暁には月極契約で月額3万で飲み食い放題、ただし、同道者は一律2000円という話をしていて、結構賛同を得ていた。そこで一口いくばくかの出資を募り、出資額に応じて飲食を提供し、宴会等には優先的にサービスする、と言う案。出資者が曜日を決めるなどして自分で営業する日を作り、自分の好みのあて、酒、音楽などを設定、または準備してその日は自分色の経営をするかもしくは依頼する。他に、帰りの足を前もって確保してやる、夜通..

  • 理想河岸作れれば

    理想郷、なかなか出現ならず、期待しても微妙に異なりてついには自分がやってまおうなどとも考えが…。 理想と現実は全然違うのだが、想像を巡らすのに資金は不要。 まずハコの間取りだが、基本的に自作の線で。半地下と中二階・ロフトを作る。西天満の方にこのコンセプトに近いとこが有るが少々違う。 櫓組んで、滑車で料理あげる。民芸基調の焼き板で。入り口くぐり戸なるも、中少々見えて、カウンターと掘りごたつ。木を生かしやわらかく。さして広くなく樽か桶の椅子。 酒は純米系と濁りを各2〜3品種、焼酎は麦を1種のみ、ウィスキーは、ジャック・ラフロイグ・バレル。生と黒生エビスで。 あては串焼き、..

  • 理想郷は?<br />

    木のカウンターで、30〜45位の和服の似合う女将、語るでなく無愛想でもなく、さして美形ならずとも愛嬌あり、ぼつぼつ冗談も交えながら、かつ手は止まらず、紫煙薫もたしなまず、注されれば干すも決して強請らず無理強いせず。調べも特に無く、適度の明かり。時には姦しくとも静寂を旨とし、美肴と緑酒、たまに黎明まで。 あては和洋中見栄えより、実をもって良しとし廉価を追求、高貴よりも季のもの重視。時には味噌干物、造り燻製。純米の酒絞りて冷やし、時に人肌、新酒、濁り、黒生麦酒、シングルモルト、メルロー系葡萄酒。餓鬼近寄らず、識者、粋人、硬派集う処。そんな河岸にて私はトグりたい。−いやぁ言うてて照れます−..

  • 桜花爛漫に思う

    今年は急激に桜前線が北上、あっと言ふ間に満開になってしまいました。花見参加要請の全く無いワタクシとしましては、繁通河岸諸兄に何度もお伺いしておるのですが、それら主要河岸の経営者各位は全く食指を動かされておりまへん。件の女将刀自にも喧しく頼んでおるのでありますが、右顧左眄、ヌルられております。 実は、ワタクシ、学生時代を九州某県で過ごしたのですが、そこで串焼き屋を経営していたことがある(と言えば青年実業家みたいだが、大家の店舗の中に寄生していたのが現状。)ので串をレクチャーしようと言ったのであるますが、先の鯛づくしでこりごり状態らしいのであります。このままではイカン。あとは造幣局通り..

  • エピローグ

    帰る段になって、会費の受け取りを拒む女将に無理やり1000円握らせ、(安!)終電へ。「K新地」駅はぎりぎりになると鉄扉閉めおる根性ババやから、エレでいかんと漂流してまう可能性が。一度、SF映画のエスケープシーンみたいに出口がことごとく封鎖され、一時はこのまま朝まで脱出不能かと思ったこともあったので変な階段をうかつに使えない。 しかし幹事君、「僕も休みとって昼からきまっせ」いうときながら…。来たん直前ちゅうか乾杯後。♪裏切り者の名を受けて〜。彼は、この日、デビルマンと呼ばれていた。 しかし、「中高年の出会い」コーナーではないが、こんな集まりは例を聴かんなぁ。普段、会釈程度しかしな..

  • 完成!しかし…

    造りで引いた皮、ポン酢、アラ炊き、完成。ガンガン薄切り引いていく。骨処理したら、なんか身が激減しているような気がするが、多分、気のせいであろう。 女将が嫁入り道具でもってきたという柳刃、よう切れる。ちゅうかほとんど新品。あんた家で使てへんな。 本日の誕生会の主役。到着。 あとちょっとや。まっとって。…ちゅうかとりあえずポン酢、アラ炊きでつないどいて。 このころから救援部隊、主婦・元主婦連登場。で野菜、豆腐は瞬く間に。そうそう締めの素麺忘れ取った。と、あわてて10束入れたら、「そんなにいらんてー」と女将。あとで店主夫妻は二日間ソーメン三昧やったと聞いた。 180..

  • いよいよ佳境

    女将が向いの割烹から頼んでた姿造持ってきた。さすがプロ。 横で女将が下身の皮を引き出した。がなんか身に皮がいっぱい。 よし、この分やったら少々まずくとも糾弾されまい、たかをくくって腹骨、中骨をどんどん処理。ちょつとマズるが気にしない。皮は引かずに松皮にすることにしどんどん柵化。しかしなんか小さいなぁ。気にしたら負けや。どんどんいこ。 並行して粗炊きもスタート。霜降りして氷水漬け、鱗洗い取りし調味料合わして突入。 まず牛蒡を敷く。形のええのからいれてバラけ系は後にすると盛り付けの時に逆になって見栄えのええのが上にくる。とはくだんのビデオの受け売り。..

  • いよいよ…

    まず鰓とワタを抜く。プロはスッスッスーと包丁入れて、まとめてさっと抜くが、そうはいかのなんとやらで、バラけてしまい苦戦。子があった。鯛は捨てるとこ無い。というらしいが、養殖ものはなぁんか脂がぎとついてて…そういえば以前ワタ系を酒蒸にしたが臭ぅて食べれんかったん思い出した。養殖物はあかんらしい。(あとで例の割烹氏も言うとった。) 次、兜。鯛のはらをめくって関節を探る。今一よう判らん。が見当つけて切っ先を入れると、おっ、はいったではないか。ことのほか簡単にはずれ、京料理道場が役立つ。 兜をかっこよくカウンターに上向きに並べ、女将が来たらさりげなく見えるようし、次へ。ここで女将登場。遅い..

  • 鯛・たい・タイ。

    でもっていよいよ当日。「1400に来てね」というのが前の予定がキャンセルで気合が入って1330に到着。 ここは昼間は酒屋である。 ご亭主に聞くと鯛君はすでに御到着、発泡スチロールに御鎮座なされていた。 開ける。でかい。4kちかくあるやろ。でかい方が失敗しても身とれるから安心と自分に言い聞かす。 げっ、何もしてないやんか。わたと鰓とっとくゆーとったのに。 女将はまだ見えない。とりあえず誰でもできる鱗を取っとくことに。 飛び散って後始末に困らんように表ですることにして机担ぎ出す。。まさにこのシーンだけ見ればまさに恵比寿翁。ごみ袋のなかでべっべっと鱗を取る。最近のごみ袋は透明で..

  • タイ抱えて…

    前の職場で「タバコの似合うひと」とい風に○○の似合う人という話が出て、最後に調子に乗り、少々猿面冠者の向きの有る君に、「君に似合うのはバナナだ」と言ったところ大いに受けたまでは良かったが、本人顔色怪しくなってきた為、急遽、「わしは、さしずめタイやな」と自虐受けでごまかしたところ、「それでヱビスビール党ですねんな」とさらに受けてくれ、急場をしのいだが、しばらく酒席等でタイの似合う男と言われていた事があった。まぁ布袋よりええか。縁起のええ方やしと。もっとひどいのは、こなきじじいと言われていた輩もいる。-閑話休題- で、タイ抱える段近づいて、いよいよ心配増大。我が家でつれに供すなら愛嬌も利くが..

  • 桜鯛にはちとはやいが…

    「誕生会兼ねて宴会しよ」と行きつけの「A」の女将。「おっ、えーな」とみんな。「で、どないしょ」…。ちょっとあんた呑み屋やろ!はおいといて、酒の勢いもあり甲論乙駁。出尽くしたところでおもむろに「そら鯛シャブや」といったところ、沈黙3秒。しもた外したか、と思いきや「それそれ」「えーがな」と一転団結。「そんなんようせんて」と渋る女将に「簡単簡単やったるって」と広げた大風呂敷の肩越しから「私にお任せ」と実家へ親孝行ついでに鯛5枚瞬く間に注文 (ま、待ったれって) した輩が出て急展開。しかも3.5�`¥2500。激安ってか!みなさま大喜利状態で満場一致してしまい (いいだしっぺは渋々賛成) やんやの喝采..

  • 騒々啓蟄

    気がつけば幾星霜、この間も順調に酒販業界に貢献しました。一つ変ったことは、四号機撤収に伴い回胴遊戯から撤退し、時間が大きく空いたことで、開拓事業もそこそこ順調であった。太融寺裏の「M」。野郎二人で、生(多分発泡)×4、酎ハイ、酒、ちぢみ、メンチかつ、スパサラダ、豚足、後一つぐらい何か食ったとおもいます。で、勘定。3000両也。まあそんなもかねと連れに「3000通しや」と振り返る上から、「いや全部で」と板兄。「え゛」と絶句。後、「いやあのイッパイ食いましたが。」「わかってま」ときっぱり言い切られ、会計。帰路すがら連れともう一回喰った品々指折り数え、いったいそれぞいくらなんやと議論がくがくまぁ安..

  • 旨食快飲

    今日は、太融寺戦域へ。かねてより行き着けていた「S」が先月の襲撃時に閉まっており、心配の再確認。此処は姦し姉妹と柔和な母君のやられる居酒屋。看板は ご飯や と謳うだけに毎日ご飯系が日替わりで。ただ、リーマン諸氏には少々張る。今日はやっていて一応安心。聞けば姉上事故受難やったとか。たわいもなく管をまいて、貸していた本回収。ここの妹子は読書家だが少々弁が立ちすぎるのが…。帰りに「おもろいもん」と1mm位のいかを。ちょうど縮緬ジャコにまれに混じっているやつでこれだけ集めたんは初見。ちょっと珍味。また件の毒舌を聞き乍飲めるのを確認して帰投。

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