介護福祉士、認知症ケア専門士、介護支援専門員の資格を持ち日々介護にあたっている事柄を綴っています。
2004年に「介護への道 〜優しい思いが理解できた」という本を出版しました。 認知症介護に命を賭けています。 介護には関係ありませんがポエムも書いています
267 病床に一束の野の花が届けられた。それ以来回復への足取りが速くなった。10/15
ナイチンゲールが実体験した出来事です。日本では植木鉢は、病気が根を張るというので良くないと言われたりしますが、お見舞いに花束を持ってきてくれて、飾ってくれたら、花を見ているだけで心が癒され、前向きにな
266 美しい事物、輝くように美しい色彩は病人を元気にする 10/14
引用文「色彩や変化への渇望はふつう患者の「気まぐれ」と呼ばれる」 ここのところは150年前から進化していない。同じ部屋の形、同じ壁紙で色はほとんどが白。 2019年、鳥取県にある障害者が入居している
音楽の持つ旋律が人の心にダイレクトに伝わるのだと思う。明るい曲を聞けばポジティブになれる。明るく、前向きになれる。懐かしい曲を聞けば涙が流れる。音楽はタイムマシンなのかもしれない。思い出の曲を聞けば、
264回 自分を失わずに心をしっかり持ち続けること 10月12日
医龍というドラマを思い出す。手術の前に何度も何度もシミュレーションをして、どんな問題が出るのか、どんなミスが出るのかということを徹底的に検討したのちに手術に入るというシーンが毎回出てくる。そうやって心
263回 医師が決断に躊躇ったり、看護師が冷静沈着さを失ったとたん患者は死へと傾く 10月11日
患者は医師や看護師を絶対的に信頼している。信頼しているから自分の全てを委ねられるのだ。その医師が決断を迷うようなことがあれば、「自分の見立てが間違っていたのかもしれない。」「自分は誤診したのかもしれな
配慮の欠けた看護師の行動を予想して、看護師よりも先回りして準備や簡単な片づけを患者がするのをナイチンゲールは何度も目撃していると言っている。 これでは本末転倒であり、患者の療養を邪魔していると言って良
261回 不必要な音は、病人、健康人にも打撃を与える 10月9日
引用文「不必要な音は、かすかであっても、はるかに大きくても人に害を与える。病人なら尚更である」 音で人に害を与えると言うと、騒音で隣人をノイローゼにしたニュースを思い出す。そう考えると、人間の精神に
患者を不安にさせる話し声や物音のせいで精神錯乱を起こしたり、病状が悪化する例は多い 10/8
病気やけがなどで寝ている時というのは、音に敏感になっているのか、物凄く色々な音が聞こえる。話し声も戸が閉まっていて、別の部屋で話しているのに、結構クリアに聞こえてくる。聞き耳を立ているわけではないが、
高齢者介護の本に、高齢者は眠れば眠るほど、よく眠ると書いてあることを思い出した。 人間は肉体だけではなく、霊的な存在でもある。それから考えると、眠るという行為が、霊的なパワーを心と体にチャージする時
眠っている患者を起こすようなことは、絶対に在ってはならない 2020,10/6
引用文「睡眠がとれていない場合、痛みや興奮はすさまじい勢いで強まって行くことになる。寝入りばなに起こされると眠る力を失ってしまう」 夜勤で巡回に行くと鼾をかいて寝ていることやスースーと寝息立てて寝て
ドアの外での聞きなれた人の囁き声はなどには患者はとても耐えられない 2020,10/5
引用文「足場を築ているような大きな音には耐えられる」 患者に聞こえるか聞こえないかのようなヒソヒソ話は、患者を不安にし、自分の容態は悪いのだと思わせてしまい、絶望の淵へ落としてしまうような行為である
50年前にこれを言ったナイチンゲールは強い人だと思う。看護に専心させてくれない多くの邪魔者が居たことが予想できる。本来看護の仕事でない仕事をやらざる得ずに涙を呑んで、唇をかんでやっている姿が目に浮かぶ。
150年前にこれを言ったナイチンゲールは強い人だと思う。看護に専心させてくれない多くの邪魔者が居たことが予想できる。本来看護の仕事でない仕事をやらざる得ずに涙を呑んで、唇をかんでやっている姿が目に浮かぶ
看護に専心出来る看護師は、自分が看護師であるという自覚と誇りを持ち。揺るぎない情熱と使命感がある人だと思う。看護師でもない僕がこんなことを言うのは奥がましいが、看護の本質は『肉体と心(魂)の救済』だと思
150年前のイギリスでは看護師は、現代のような地位のある職業ではなく、雑用係のように捉えられていた為、雑用係マインドでいたに違いない。看護師は150年前も今も、専門性が非常に高い職業である。看護師にな
責任を持つとは全ての看護職員が適切な処置が行えるように手はずを整えるという意味である
現場のリーダーは実に多くの仕事を抱えている。その仕事を末端の職員に振り分けていく。 孫子が「自分を知り、相手を知れば百戦危うからず」と言ったが、チームケアで仕事を遂行するために、相手の能力や性格を把
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