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支援セラピー! 〜作業療法士のブログ〜 http://support-therapy.at.webry.info/

医療や福祉の現場で「人を支援すること」について、気づいたことを書いています。

医療・福祉・介護・教育などの現場で、心身に障害のある方たちを「支援」する、「作業療法士」というリハビリテーションのセラピストが、「人を支援すること」について、気づいたことを書いています。

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2008/04/29

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  • ほんとうの愛を与えられたことがなければ、人をほんとうに愛すこともできない。

    「理解という名の愛がほしい」 という著書の中で、 山田ズーニーさんから教えてもらったお話です。 自分の子どもを虐待してしまう、 あるお母さんの脱却方法を、 ドキュメンタリー番組でやっていました。 そのお母さんもまた、 子ども時代に親から虐待されていました。 「子どもにお菓子をあげたい」 「子どもを遊園地につれていってあげたい」 …

  • 「背伸び」をさせてくれる人が、人から好かれる。

    「『背伸び』をさせてくれる人が、 人から好かれる」 これは、精神科医で作家の、 斎藤茂太さんの言葉です。 子どもの頃、親に連れられて ふだん子どもが出入りしないようなところへ行くくとき、 妙にワクワクしたことがあります。 人はだれでも「背伸び」をしたいもので、 こういう気持ちは、 大人になったからといって 消えるものではありません。 …

  • 気をつかって「いなくなる」。

    「涙が出るほどいい話 第十集」という本の中で 見つけたお話を紹介します。 松木さんが帰省中に、 義理のお母さんが急死してしまいました。 死を悲しむ暇もなく、バタバタと大忙しでした。 慣れない土地での葬儀で、 肉体的にも精神的にもボロボロになっていた松木さんは、 ただひたすら眠りたかったそうです。 自宅に帰る前日、親戚のおじさんが、 自分の家に泊まっていくように誘ってくれました。 あ…

  • 耳の聞こえない酒井さんが、初対面なのにすぐにその女性を気に入ってしまった理由。

    耳の聞こえない酒井さん。 甥に結婚相手を紹介されたとき、 初対面なのに、 すぐにその女性を気に入ってしまいました。 それは、ほんのちょっとしたことがきっかけでした。 その「ちょっとしたこと」とは、 こんなことでした。 久しぶりに会った酒井さんの夫と甥が、 話を弾ませていたときです。 その結婚相手の女性は、 耳の聞こえない酒井さんのために、

  • 実習中の作業療法学科学生が、必死になって対象者の問題点を探っている姿を見て、気がついたこと。

    実習中の作業療法学科学生が、必死になって対象者の問題点を探っている姿を見て、気がついたこと。,リハビリ専門職・作業療法士をしています。医療や福祉の現場で「人を支援すること」について、気づいたことを書いています。

  • 「やればできるんだから!」と言ってはいけない?

    「子育てハッピーアドバイス」シリーズの著者で、 精神科医の明橋大二さんが、 著書「輝ける子」

  • 「自慢話や自分の話ばかりされることは、聞き手として大成功」

    「自慢話や自分の話ばかりされることは、聞き手として大成功」,リハビリ専門職・作業療法士をしています。医療や福祉の現場で「人を支援すること」について、気づいたことを書いています。

  • 役割セラピー。

    吉田松陰さんは、江戸時代の後期、幕末に 「松下村塾」という学校を開きました。 わずかな期間でしたが、 若者にいろんなことを教えました。 その門下生には、明治維新の中心人物である 伊藤博文、山県有朋、高杉晋作など、 豪華なメンバーがいました。 なんと!総理大臣2人、 大臣10数名がこの学校から出ました。 すごいですね。 しかも、その若者たちって、 田舎モノばかりだったそうです。 農民の…

  • 入院患者さんのご家族からのお菓子を絶対に受け取らなかった婦長さんから学んだこと。

    「こういうことをされると困るんです」 認知症の専門病棟の婦長さんが、 おじいちゃんのお見舞いにきたおばあちゃんにそう言って、 差し出されたお菓子の箱を受け取りませんでした。 「私たちは仕事でしているのでぇ・・・」 「受け取るわけにはいかないんですよぉ・・・」 「本当に困るんですよぉ・・・」 婦長さんの連続するお決まりの言葉に、 絶対に受け取らない覚悟が伝わってきました。 …

  • 「僕はこういうふうに、自分の『いのちの時間』を使うことにしました」

    「僕はこういうふうに、自分の『いのちの時間』を使うことにしました」,リハビリ専門職・作業療法士をしています。医療や福祉の現場で「人を支援すること」について、気づいたことを書いています。

  • ハリセンボンの近藤春菜の一言から学んだこと。

    ものまね番組で、 ハリセンボンの 「角野卓造じゃねーよ!」 と言うぽっちゃりしたほうの近藤春菜の そっくりさんが出ていました。 そのときは、ハリセンボンご本人がその場にいました。 「会いたかったーっ!」 と言って抱きついてくるそっくりさんに対して、 春菜は、 「図々しいんだよっ!」 と言って、笑いをとっていました。 そのとき、 ほんとうに図々しいかもしれないと思っちゃ…

  • リハビリテーション医の楽観的な発言から学んだこと。

    「がんばらない」や「あきらめない」の著者で医師の鎌田實さんは、 病院で使われる「ゴール」という言葉は、 悲しい響きだと言います。 病気や事故の結果、 障害の状態がある程度落ち着いた患者さんに対する 「ゴール」という言葉は、これで終わりという響きです。 医学的に限界があることも多いので、 医師として「なんとかする」なんてことは 簡単には言えません。 それは仕方がないことです。 でも…

  • なぜ私は、キリストやお釈迦様のように尊敬されないのか?

    頭ではわかっていても、実際にはできていないことって、 けっこうありますよね。 そのことを、あらためて 心理学博士で作家の小林正観さんに気づかせていただいたので、 紹介します。 聖書や仏典などを3日間読めば、 だれでもキリストやお釈迦様と同じことを話せるようになると、 小林さんは言います。 3日間で? とは思いましたが、 たしかに偉人…

  • 急にギターを弾き始めたベテラン作業療法士さんから学んだこと。

    私がリハビリ専門職・作業療法士になる前の 学生のときのお話です。 精神科の病院での作業療法を 初めて見学させていただいたときです。 入院患者さんの陶芸のグループにおじゃましました。 部屋には、10名くらいの患者さんと、 ベテランの男性作業療法士さん、 そして、おどおどしてキョロキョロしている 学生の私がいました。 みなさん、和気あいあいと作業をしていて、 どこが病気なんだろう?…

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