マラーノ、真実のノマド

新鮮な食材にふれて目の保養、試食をすれば舌の保養にもなって、しかもリーズナブルなレジャー。それはズバリ市場。 お財布と相談のうえ新鮮な食材を厳選...

貴族的評価様式とゾルゲ

ちょっと久しぶりに東北地方を飛び出してみました。 …とは言っても、福島県のすぐ隣の栃木県は那須ですが。 しかし栃木は初体験。仙台から250kmほど...

女として わが身うつれり 初鏡

だいぶ前の話になりますが、仙台・宮城ディスティネーションキャンペーンというイベントがありました。 JR東日本や自治体が中心となって展開する大型観光キ...

乳くさき 酒の相手や 猫火鉢

岩沼市は仙台の南、古くは奥州街道と江戸から海周りで仙台に至る陸前浜街道の分岐点に位置し、交通の要衝として栄えた街。 その岩沼でラーメンの美味しい有名...

エスニシティ、幻想

先日、泉中央のペデストリアンデッキを主会場として「泉マルシェ」なるイベントが行われました。 「マルシェ（marche）」、なにやら新しい響きです。 ...

支配する逆説的サバルタン

少し古い話で恐縮ですが、イタリアの名女優ソフィア・ローレン出演の有名な映画「ひまわり」のワンシーンのようなひまわり畑がもし近くにあったら見たいと思いません...

バハムート、大地の礎

とんかつと温泉。 ハッとするようなデベイズマンです。 そんなロートレアモンもびっくりの意外なコラボレーションが県南の大河原町にありました。 ...

汎神論としての包越者

仙台の奥座敷、秋保。 「奥座敷」という言葉、よく聞きますね。 東北だと青森の浅虫温泉、盛岡の繋温泉などをあげることができます。 しかし現地の人間...

子をあやす 言葉つたなし 夕燕

南の名取、北の富谷。いずれも仙台のベッドタウンとして成長著しい街です。 新しい町並みに似合うのは自由なこだわりを持った個性的なお店。 老舗がひしめ...

寝勝手の しなりくなりと 佳宵かな

「ま心えんどう」。 ラーメン屋さんです。 お店の名前、なかなかきわどい変化球だと思います。 気取らない名前にだけ惹かれた訳ではないですが、何...

ペリュトン、幻の陰影

誰もが知っているように、仙台の街を拓いたとされるのは伊達政宗公です。 しかし当然のことながら、伊達家の統治以前にも仙台の地に人々の暮らしは息づいていたわ...

カトブレパス、死の瞳

仙台に移り住んでから美術作品にふれる機会が意外と少なくなりました。 ここのところ宮城県立美術館が休館していたり、他館の催しに食指が動かなかったり。単...

青海苔に 朝の一本 河岸育ち

僕の麺道楽にはあるジンクスがあります。 それは「店に辿り着くまでに苦労すればするほど、期待外れである」…というもの。 旨いと評判のラーメン屋を...

夕臥せば 寒厨に 菜を洗ふ音

庶民的な日本のファーストフード、たい焼き。 口いっぱいに広がるあんこの優しい甘味。寒い季節に一度は食べたくなりますね。 仙台の冬はそれでも東北の中...

枯山に 昼餉の小さき 音を立つ

お気に入りの界隈に美味しいお店を見つけるとひときわ嬉しいものです。 街の風雅が店の格式を保証してくれるような気になります。 店構えや立地というのは...