オヤジのあくび382
高秀秀信「元気都市ヨコハマを創る」を読む1 およそ30年前、個人的にはようやく結婚し子どもが生まれ、音楽の先生になってしまった、もとい、やらせていただいた時代が、高秀市政の10年と重なっていた。巨大なサッカースタジアムやみなとみらい地区の建設を推進して、各区には地域ケアプラザを設置。ボクには「行政は入れ物を作るから後はお好きなようにどうぞ・・」という箱もの行政の典型のように感じていた。 ところがどっこい、そんなに前からそんなことが考えられていたのか! と驚かされるような発想が本書には出てくる。ホロニック・パスという大平総理の時代に政策研究会で語られていた概念など、実に興味深い。そしてその発想の…
2022/05/30 05:56