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僕の感性 https://blog.goo.ne.jp/utakata96

趣味の事、薀蓄など思いつくまま、はたまた調べて書き綴っています。

 文学、歴史、映画、卓球、古銭、切手蒐集など趣味はたくさんありますが、共通の趣味を通して語れる仲間が欲しいです。

最上 涼
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住所
山形市
出身
朝日町
ブログ村参加

2008/03/27

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  • ムーン・パレス/ポール・オースター

    ポール・オースター作「ムーンパレス」を一日で読了した。読後感は爽快かと問われれば、否と答えざるを得ない。沈鬱で虚無で自ら暗渠に落ち込んだ心境。主人公のマーコ・フォッグは、見栄っ張りで滑稽で自虐的で、泥縄的で、必ず否定から入るひねくれた性格だ。日本の文学でいえば葛西善蔵の家賃を滞納して借家を追われ、子どもを連れて夜道を行く主人公を書いた「子をつれて」。また太宰治の「グッド・バイ」のキヌ子。豚カツ、鶏のコロッケ、マグロの刺身、イカの刺身、支那そば、鰻、寄せ鍋、牛めし、握り寿司、海老サラダ、イチゴミルクなど、すべて平らげる大食漢。場当たり的で破滅型。ひとときの幸福にとどまることも許されず、進んで破滅へと向かう。車イスの老人エフィングは大層な変わり者。その老人もまた破滅型で、死ぬ間際にサンタクロースの真似事をするが、贖...ムーン・パレス/ポール・オースター

  • いまを生きる力

    サハトべに花ホールで午後4時から五木寛之氏の講演があった。話の内容が深く、笑いも折り込み、新しい発見のある金科玉条ともなり得る内容だった。憂鬱や孤独や郷愁をロシア語では「トスカ」、ポルトガル語では「サウダーデ」、ブラジルでは「サウダージ」、英語では「ブルース」と言い、すべての国で同じようなニュアンスの言葉がある。五木氏が言わんことには、何気ない小さなことに面白さを感じ、結構悪くない、結構面白いと唱えることだそうだ。そのためには、音楽に触れたり、美に対する感受性を磨いたりすることだそうだ。芸術に触れあうことによって、感性が研ぎ澄まされてくるということなのか。ナチスドイツ時代、アウシュビッツでも命を長らえる人はちょっとしたことや、ちょっとした楽しみを見つけられたり感じられたりする人だったらしい。今の日本でも中年の鬱...いまを生きる力

  • 目覚めたら丑三つ時

    昨日は仲間10人で七日町の佐ぶ郎で酒宴。酒豪が揃っており、飲みも飲んだり、お銚子が次々と空になる。アテはお任せで以下のようなもの。ジャンボエビフライが頗る旨く、隣の方の分まで頂いたりして血液型の話で盛り上がり、10人中A型3人、O型3人、なんとB型が4人の割合。AB型はいなかった。10時半ごろお開き、3人だけ〝あかし”に向かう。飲んで歌って、気づいたら11時半、タクシーで帰ったが、居間で熟睡。目が覚めたら丑三つ時になっていたとさ・・・おしまい。目覚めたら丑三つ時

  • ポツンと一軒家への憧れ

    テレビで「ポツンと一軒家」という番組を観るが、とても面白い。一人で住むその人の生きざまやエピソードに心温まることも多い。視聴率も良いらしいが、人はとかく都会の喧騒や人付き合いの煩わしさから逃れ田畑を耕したり、魚釣りなど自給自足の生活にあこがれる傾向にある。また、先祖代々から受け継いだ田畑があったり、昔からある神社や寺や観音堂を守っていこうとする人もいる。もともと日本人には浄土が山の中にあるという観念もあり、死者が49日間家の軒先にとどまりそれを過ぎると近くの端山(はやま)に行き、追善供養を続けると死霊の荒さが消え、もっと高い山である奥山(深山)にのぼり、祖先神として鎮座する。このような山中浄土感を誰しも持っている。自分の場合、「迷い家」や「隠れ里」に感覚的に魅せられてきた。要するに、山里深くいって桃源郷のような...ポツンと一軒家への憧れ

  • お盆休み

    僕の感性の実家では、近辺も含め、イノシシ・熊・タヌキなど出没する。そして畑や田んぼを荒らすので、住民は罠を仕掛けざるを得ない。よって時々罠にかかった猪の肉を分けてもらうそうだが、本日はその冷凍して保存していた猪肉を解凍したものを焼き肉にして御馳走になった。やや硬く噛み応えがあるが、味は臭みもなく豚肉に似て美味しかった。以前、猪豚料理は食べたが、イノシシはお初だったので少し感動したとでも書いておこう。そして脂がほとんどないのでヘルシーでもある。大好きな餅もたくさん出してくれた。休みと生まれ育った実家は寛げて最高!お盆休み

  • 2009年7月の記事 『渇愛と慈悲』

    瀬戸内寂聴さんによると、仏教では、愛を二つに分けて、ひとつは「渇愛」、もうひとつを「慈悲」と言うそうです。以下寂聴さんが話した内容です。渇愛というのは、私たち普通の人間の煩悩による愛です。それは砂漠の真ん中で喉が渇いた人が、お水をちょうだい、もっとちょうだいと悶えるように、「もっと愛して、もっと愛して」と言って、いくら愛してくれても物足りない愛ですね。それは愛のかたちをとっているけれど、とどのつまりは他を愛しているのではなく自己愛です。他を愛している自分の欲望を愛しているのです。非常に激しく、苦しみます。そして、渇愛の対極にあるのが慈悲。慈悲はあげっ放しの愛で、自分が愛した分を返しておくれという渇愛と違って、報酬を求めない愛です。寒さに凍える人を見たら、自分が着ているものを脱いでも、あげずにいられない。自分が食...2009年7月の記事『渇愛と慈悲』

  • 焔藏から妖怪展、そして松月堂布川で涼み、ひつじやへ

    日曜は家族で山寺へ駅前の焔藏で蕎麦を食べる梅そばおろしそば天板そば冷たい肉そばカウンターにある漬物は無料下界から立石寺を見上げる芭蕉記念館に移動して妖怪展を眺むる次に村山市へ車を走らせ、松月堂布川でかき氷を食べる17時45分よりジンギスカンひつじやで夕食可愛くて人懐こいチビちゃんが出迎えてくれる屋根裏の隠れ家的風情だ飲み物飲んできたあかりに生ハムを巻いたものを食べて漬物も食べるさー肉だー!!!と、その前に野菜サラダ、パルメザンチーズかけこんどこそ肉だーとその前に、フライドポテトやっとひつじのお肉さんが到来珍しい野菜もたっぷりいっぱい焼きましょう!お肉が歯ごたえがあり、全然臭くないソーセージも食べて満腹なる一日が幕を閉じる焔藏から妖怪展、そして松月堂布川で涼み、ひつじやへ

  • グランドホテルでビアパーティー

    今晩は18時半から、ある🏦銀行主催のビアパーティがあった。今回も妻と連れだって、満面の(^-^)/笑顔で参加する。いやー行員の方々皆一生懸命で気持ちが良い!山本美月似の行員さんがいて、わざとレモンサワーを頼んで、持ってきて頂いた。甲斐甲斐しさもありきびきびとしてフレッシュだ🎵料理の羅列ほんでねくじ引き大会ではまたしても二人とも商品をゲット私は花火妻にはコカ・コーラがたくさん当たった❗20時半まで楽しく、笑いっぱなしであった。ただ、缶のコカ・コーラが重くって帰りしな千鳥足で、ふーらふら👣🍺😵🌀グランドホテルでビアパーティー

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