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  • 微熱 - 114 -

    「満足できたか?」 上くちびるをくっつけながら囁く啓史さんの声にゾクリと背中が震える。密着していた腰にあたる啓史さんの熱い猛りを、縋りついていた首から外した手で撫であげた。「ここも、舐めさせてくれたら」 そう言ってズボンのファスナーをおろした俺の手を、俺の腰を抱いていた啓史さんの手が止める。困ったように微笑を溢しながら啓史さんはそっと首を横に振った。「なんで? 啓史さんの眼はそうして欲しいって言っ...

  • 微熱 - 113 -

    ―――ソイツが身代りにしてんのはおまえの親父だ 樫木の声が頭の中に甦ってくる。からだの奥からゾワリとした不快な感情が沸きあがってきて心臓が震えだした。それまでの楽しかった朝食の風景は、一変して暗雲に覆われていく。桃色がかっていた気分は、忽ち黒く冷たいものに押し潰されそうになった。「その話、俺も聞かなきゃいけないんじゃなかったのか?」 ガタッと音がして、不機嫌そうな声が横から割って入る。「起きたのか?...

  • 微熱 - 112 -

    お久しぶりです!わかってはいましたが3ヵ月は長いですよね><すみませんっ!この時期は毎年多忙で、なかなかサボれな……以下自粛さて、まだ少しだけ熱に浮かされているっぽいのでR指定にします。微妙な微熱ですが、どうぞよろしくお願いします続が気になる大人の方のみReadMore…よりどうぞ...

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月下香 〜男たちのものがたり〜
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