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  • 微熱 - 115 -

    目の前に差しだされた箱と啓史さんを交互に見つめると、啓史さんが開けてみなさいと言うように深く肯く。促されるままふたを開けてみると、中には通帳と本のようなもの、それと封筒が入っていた。「これ……? あ、ちょっと」 俺が問う間も得ないうちに、樫木が脇からサッとそれらを奪いとっていく。括られていた紐を解くと、勝手にパラパラと通帳を捲った。「返せよ! あんたには……っぷ」 取り返そうと腕を伸ばすと、手にして...

  • 微熱 - 114 -

    「満足できたか?」 上くちびるをくっつけながら囁く啓史さんの声にゾクリと背中が震える。密着していた腰にあたる啓史さんの熱い猛りを、縋りついていた首から外した手で撫であげた。「ここも、舐めさせてくれたら」 そう言ってズボンのファスナーをおろした俺の手を、俺の腰を抱いていた啓史さんの手が止める。困ったように微笑を溢しながら啓史さんはそっと首を横に振った。「なんで? 啓史さんの眼はそうして欲しいって言っ...

  • 微熱 - 113 -

    ―――ソイツが身代りにしてんのはおまえの親父だ 樫木の声が頭の中に甦ってくる。からだの奥からゾワリとした不快な感情が沸きあがってきて心臓が震えだした。それまでの楽しかった朝食の風景は、一変して暗雲に覆われていく。桃色がかっていた気分は、忽ち黒く冷たいものに押し潰されそうになった。「その話、俺も聞かなきゃいけないんじゃなかったのか?」 ガタッと音がして、不機嫌そうな声が横から割って入る。「起きたのか?...

  • 微熱 - 112 -

    お久しぶりです!わかってはいましたが3ヵ月は長いですよね><すみませんっ!この時期は毎年多忙で、なかなかサボれな……以下自粛さて、まだ少しだけ熱に浮かされているっぽいのでR指定にします。微妙な微熱ですが、どうぞよろしくお願いします続が気になる大人の方のみReadMore…よりどうぞ...

  • 微熱 -111-

    こんばんは!ひゃ~~~( ゚Д゚) 1ヵ月も放置してしまった><すみませんっ!この時期は毎年多忙で、なかなかサボれな……以下自粛PCが壊れてから何年経つでしょう(´;ω;`)タブレットで何とかできるかな、とか思っていましたが外付けのキーボードがないと操作が面倒くさい早いとこ買いたいんですけど、年のせいかなぁ……そういうのも億劫になってしまっております。こういう無精さが日増しに濃くなっているみさきですが、今後ともよ...

  • 微熱 - 110 -

    果たして、その顛末に不満を露わにしたのは樫木ではなく俺の方だった。「なんで?! こいつがそっち行けばいいじゃん!」「それじゃあ、みんなが納得しないだろう」 啓史さんの言う“みんな”に俺は含まれていなかった。恋人同士である俺と啓史さんがいっしょにいることがおもしろくない男と俺の恋人であるにも拘らずいっしょにいなくとも平気な啓史さんのふたりだけ。恋人とはいつだっていっしょにいてイチャつきたい俺の存在は...

  • 微熱 - 109 -

    「ほんと、ごめん……」 自分のやってしまったことに打ちひしがれていると、また強い力で俺の手首が引っ張られ、勢いよく流れ落ちる水の中に引き摺りこまれた。「おまえの方が重症だろう」「へ……いきだし」 と言えるほどほんとうは平気じゃない。ヒリヒリと肌を刺すような痛みとジンジンとした疼くような痛みが内側から突きあげてくる。夏とは言えここの水は井戸水で冷たく、冷やしているうちにちがう痛みまで感じはじめて、逃げだ...

  • 微熱 - 108 -

    着替えを終えて向かったのは西の離れではなく、階段を降りてすぐのところにある二間続の部屋だった。そこは庭の眺めがいちばんよく見える部屋で、俺も子供のころにはよくその部屋の前の縁側に座って庭を眺めていた。(なんでわかったんだろう?) 客が待てそうな部屋は十くらいあるのに、啓史さんは迷わずこの部屋の襖をひらいた。そして、樫木もそれが当然とばかりに、その部屋のソファに主のようにどっかりと腰を据えていた。...

  • 微熱 - 107 -

    樫木と啓史さんが、俺が啓史さんと知り合うずっと前からの知り合いだってことは知っている。そのことで嫉妬するのはまちがいだってこともわかっている。わかってはいるけど、啓史さんが今でも樫木のことを『龍成』と下の名前で呼ぶと胸の奥がモヤモヤとする。それだけで嫌な感情に支配されるっていうのに家の鍵まで渡していたと知らされて、俺は泣きたいような喚きたいような、そんな感情を抑えるのに必死にならなきゃならなくな...

  • 微熱 - 106 -

    俺の抵抗が緩むと漢の押さえつける力も緩んだ。ギュウギュウと押しつけられていただけのくちびるが愛撫するように俺を啄む。その甘やかさに、身震いするほどだった嫌悪感が戸惑いに変わった。「……っん…」 俺たちのくちびるのあいだからどちらのかわからない吐息が艶っぽく毀れる。漢のくちびるがやさしく俺のくちびるを食み、舌先が滑りこんできて擽るように口蓋を撫でる。歯列を辿ったそれは俺の舌を絡めとりクチクチと淫靡な...

  • 微熱 - 105 -

    あけましておめでとうございます旧年中はご訪問いただきたくさんの拍手をありがとうございました本年も一生懸命がんばりますのでどうぞよろしくお願いいたしますみさき 拝...

  • 微熱 - 104 -

    啓史さんの家は東側にいちばん古い母屋があって、真ん中に増改築した部屋と二階がある。そこから渡り廊下でつないで西側に啓史さんのお祖父さんが使う予定だった部屋を増築していた。けど、息子夫婦と折り合いが悪かったお祖父さんは別の土地に家を建てて住むようになり、それが俺が使っている家なわけだけど、この西側の部屋には、当時、住みこみで働いてくれていた家政婦さん親子が住んでいた。いまは泊りのお客さんがあるとき...

  • 微熱 - 103 -

    松本さんの視線を追うようにうしろを振り返ろうとすると、けど、そうする前にだれかに後ろから包まれた。ぐっと圧し掛かってくる重みにからだが一瞬だけ強ばる。けど、鼻腔をつく芳ばしい香りにその腕が誰のものか、俺よりもからだがわかって悦びにふるえた。「……たか……みさん?」 声が上擦る。胸の前で組まれた逞しい腕に両手を添えてその温もりを確かめる。会うのが怖くて、けど、ずっと会いたくて。「おかえり」 聞きたかっ...

  • 微熱 - 102 -

    松本さんはそれから俺を捜すことになった経緯を話してくれた。 俺は中学の卒業式が終わるとすぐにまとめておいた荷物を持って施設を出た。そのままファストフード店へ行ってバイトの時間まで過ごし、時間になると前もって探しておいたバイト先に行った。バイト先では偽名を使い、仕事が明けるとまたファストフード店に行って居眠りしながら何時間も居座り、天気のいい昼間は公園で寝て、またコンビニに行く生活をはじめた。お風...

  • 微熱 - 101 -

    「いつだったかなぁ、昔の仲間と偶然会ったんだ」 松本さんを裏切った連中。なのに、松本さんはそのひとたちのことを“仲間”と呼んだ。「恨んだりしないんですか?」 俺がそう尋ねると、松本さんはにっこり笑って「恨んでないよ」と答えた。そうなったのは自分が無知だったからで、そのときの状況を考えれば松本さんが彼らだったかもしれないと言った。そうならなかったことの方が救いだった、と。それに、少なくとも、それまでは...

  • 微熱 - 100 -

    松本さんがまだ二十代の半ばくらいのころで、所謂不良と呼ばれる連中とつるんでいるころだった。仲間に騙され、売春と薬物売買という嫌疑をかけられ警察にしょっ引かれたとき、見ず知らずの啓史さんが助けてくれたそうだ。「なにそれ? オレも聞いてないんだけど?」 話に怪訝な声をあげたのは俺じゃなく、秀樹の方だった。「おまえの話は後だ。悠己が先……」「なんで! 由紀彦さんの話をなんで先にユウコに聞かせるわけ?」 ...

  • 微熱 - 99 -

    (な……がい) 一分? 二分? いや、もっとか? それくらい永くくちづけたままのふたりに、俺はチャーハンを掬ったレンゲを持ったまま固まってしまっていた。 目が離れない。他人のキスをこんなに間近で見たことがない俺はいろんな意味で目が釘づけになっていて、口端から呑みこみきれなかった唾液が流れ落ち、あごから首筋を伝って秀樹のTシャツの襟首に吸いこまれていくのをゴクリと喉を鳴らして見守っていた。「っんふぅぁ...

  • 微熱 - 98 -

    それは、俺だって知っている。向こうでしばらくは秀樹が飯を作りに来てくれていたから。態々俺が恋しいだろうからって啓史さんにレシピを聞いてくれたみたいだし。「それで? 怪我の方はもう大丈夫なのか?」「あ、はい。その節は、いろいろとご心配をおかけしてしまって……、すみませんでしたッ」 謝罪のことばを勢いよく言うと、その勢いのままに割った足のあいだにあたまを突っこんでさげた。「それと、ありがとうございまし...

  • 微熱 - 97 -

    それからしばらくして車を停めたのは、秀樹のマンションの駐車場だった。俺の家か啓史さんの家に送り届けられるのかと思っていたから、意外だった。 車を降りると、あとはわかるだろうと言わんばかりに秀樹はとっとと行ってしまい、俺はノロノロとそのあとを追った。俺が車から少し離れたタイミングでピッと施錠の音がする。裏口から入ってエレベーターに乗り、秀樹の部屋のあるフロアで降りると、玄関の扉が開けっ放しになって...

  • 微熱 - 96 -

    車の中なのが息苦しいような気がして、新鮮な空気を取りこもうとドアをあけた。だけど、それはなんの役にも立ってくれなかった。目のまえが暗くなってきて力が抜け、しがみついていたドアがさらに開いて座席から転げ落ちそうになる。あわやというところで引きあげられて、からだがシートに沈んだ。「……コ、ユウコ? 息、吐くんだ。ゆっくり、吐く」 耳に息がかかるくらい近いはずの秀樹の声が、その姿が見えないほど遠くで叫ん...

  • 微熱 - 95 -

    秀樹の言うとおり、駅から駐車場までのたった数百メートルの距離が俺には遠かった。秀樹が怒ってるから速足なんだと思おうとしたけど、そうじゃないことは端からわかっていた。心配だから怒ってるんだってことも。 あいつも―――どうでもいいことだけど、心配するといつも怒った。怒って、なのに瞳の奥は泣いてるようにも感じた。「ごめん……」 自然とくちを吐いて出た。悪いとか、すまないとか思うより先に、ことばがくちの中か...

  • 微熱 - 94 -

    ―――消えてくれないか。 君さえいなくなれば、すぐに忘れる。 これで終わりというわけじゃない。 白い封筒が視界を覆い、冷たく感情のない瞳がそこから俺を見つめた。「最初はなんだっけ? 藤島さんが新人にばかりやさしくした、だっけ?」 蔑むような秀樹の声が俺を追いつめる。「その次が、抱いてくれない? ちゃんと答えてくれない? 好きだって言ってくれない?」 秀樹を友のようにも兄のようにも慕って...

  • 微熱 - 93 -

    改札から歩いて五分とかからない駐車場なのに、何十キロも歩いてきたような疲労感に包まれてたどり着いた。「お邪魔します……」 蚊の鳴くような声でそう言って、開け放たれていた助手席のドアを潜る。「ぅわぁっ!」 既にエンジンをかけて待っていた秀樹は、俺がドアを閉めてシートベルトを嵌めるや否やタイヤを鳴らして発進させた。 モデルみたいな顔立ちに似合わないゴツイRV車が駐車スペースから二百七十度回転して飛びだ...

  • 微熱 - 92 -

    程なくして、俺はホームに降り立った。「ふっ……んんっ!」 思いっきり伸びをして、数時間の旅で硬くなったからだをほぐし、新幹線の改札を抜けるためにエスカレーターに乗る。 このまま在来線に乗り換えて家に帰るか、ホテルで一泊して気持ちを整理するか、決める時間は多くない。(どうしよう……?) そう胸の中に呟くあいだにエスカレーターは上階へ着いてしまい、あっという間に選択を迫られた。(やばいよなぁ。「計画性が...

  • 微熱 - 91 -

    「……っひ、……ぅっ、ぁ……はっ、……あ……っ」 その場に崩れ落ちて空を掻き毟る。どう考えても助けてくれそうにないそのひとに向かって、助けを乞うように手を伸ばした。「過換気症候群っていうのは過度なストレスを感じると起こす発作だ。慣れない入院生活や術後の不安? 君はその程度じゃ起こさない。認めるな?」 医者は冷静に症状を判断し、冷酷に俺に告げる。そして、医者とは思えない冷たい目で、息ができずに苦しむ俺を見おろ...

  • 微熱 - 90 -

    振り返った医者は無表情で言った。「あれから発作は起きてない?」 その真意がどこにあるのかわからなくて、俺はじっとその瞳の奥を見つめる。けれど、そこには悪意も善意も読みとれなくて、俺は事実だけを伝える意味でゆっくりと首を縦にふった。「そう……」 先生は一瞬だけ医者らしいやさしい笑みを浮かべた。そして、その微笑を喜色に変えるように満面に広げ「じゃあ」と鋭い刃を振りおろすように「消えてくれないか?」とこ...

  • 微熱 - 89 -

    「いい加減にしないと、マジで追いだすぞ」 凄みを増した低い声が、少しの沈黙のあとにそう言った。「認めるんだな?」「だから、なにを!?」「おまえが誰と遊ぼうが、何をしようが、俺には関係ない。財界のプリンスでも山の手のホストでも勝手にやってくれ。けどな」 そこで医者の声がワントーン低くなる。そして、また沈黙がやってきて、それから「香華を泣かせたら許さない」と脅すようにつづけた。 びくりと背中が震える。...

  • 微熱 - 88 -

    それは、退院が決まった日のことだった。 いつものようにリハビリからもどって来た俺は、部屋で待っていた樫木を無視してベッドに潜りこみ、あたまから布団をかぶった。それが気に入らないと言って樫木が布団を剥がそうとする。俺も躍起になって手繰りよせ、半ば布団をとりあうように騒いでいた。端から見れば仲良くじゃれあっているようだったかもしれない。 そんなところにちょっと怒気を孕んだ声が飛びこんできた。「どうい...

  • 微熱 - 87 -

    夢中で街中を走りまわっていた俺がぶつかったのは、俺の飛びだしに驚いて急停車した車だった。しっかりと停まった車に俺の方から突っこんでぶっ倒れた、とあとで秀樹に聞いた。救急車で病院に運ばれると、レントゲンやらCTやらの検査を受け、そのあいだに啓史さんや樫木も駆けつけたらしい。検査が終わって運ばれてきた処置室のまえに、青ざめた顔の男たちが勢ぞろいしていた。 検査の結果は軽い脳震盪だけで、そこに居合わせ...

  • 微熱 - 86 -

    どこまで走っても、樫木の声が俺を追いかけてきた。―――親父の身代わりだぞ! ちがう! ちゃんと愛してるって言ってくれた。俺を見て、俺を抱きしめて、俺のこと、愛してるって。身代わりなんかじゃない!―――現実を見ろ! おまえを愛してるのは俺だけだ。 黙れ! おまえのは愛なんかじゃない! 力で捩じ伏せて、権力で抑えつけてるだけだ。驕慢な支配欲を、『愛』とか言うな!―――ソイツの瞳に映ってるのは、片倉悠って男だ...

  • 生きています

    こんにちは覚えていてくださっている方はいらっしゃいますでしょうか?月下香管理人のみさきと申します。最終更新日から早5年……え!5年……(゚д゚)!おぎゃあ、と生まれた子は幼稚園の年少さんになり、大人限定が読めなかった方がお母さんになれる時間……?!こんなに永く放置するとは思ってもいなかったorzよもや よもや です。5年経って、ようやく職場が落ち着きました。この先、大きな変化はないかと思われ、更新できそうな予感...

  • 微熱 - 85 -

    胸騒ぎがした。なぜかわからないけど、いまここで聞いちゃいけないような、そんな気がした。啓史さんが俺を裏切るわけないのに、俺のほうが彼をどれほど裏切っていたかわからないのに。たとえ、どんな打ち明け話をされても、俺はぜんぶ受け止められるはずだったのに。「ちゃんと聞くよ。ちゃんとぜんぶ聞くから。でも、いまは帰ろう? 家に帰って、落ち着いて話そう? ね?」「逃げんなよ! 悠己、現実を見ろ。ソイツの正体を...

  • 微熱 - 84 -

    「悠己は置いて行け!」 案の定、通りかかった俺たちに樫木が立ちあがる。俺の肩を抱いた啓史さんの腕をつかみ、彼を睨めつけた。「あんたには関係ない」 黙っていればいいものを、俺というやつはそれを買ってしまう。睨みつけられている啓史さんじゃなく、俺がその男を睨みかえした。「許すと思うのか?」「ゆる……」「おまえの許可は必要ない」 だけど、つづきを買ったのは啓史さんのほうだった。普段の彼なら絶対にそんなこと...

  • 微熱 - 83 -

    こんにちはこの書き出しをどうしようか、と悩みましてそうだ、2月に因んだ歌詞なんかいいかもと、2月に因んだ童謡をググってみたところなんと!…ない(-

  • 微熱 - 82 -

    とうとう2月になってしまいました。2月―――如月、梅月、花見月……春なんですねぇとはいえ、それは旧暦のこと。つまり、2月はやっぱり冬なんです!寒い!!と、季節の話で誤魔化してみても、うpできなかった言い訳にはならないわけで、ようやくうpにこぎつけたと思ったらカレンダーが捲れていたということでございますと言うことでございますれば、今回はちょっと痛いかもです。なんと言いますか、龍成くん暴走中です><出番が...

  • 微熱 - 81 -

    すれちがう宿泊客がギョッとして立ち止まり、壁際に身を寄せてふり返る。その姿が次から次へと現れては遠くなっていった。「は、なせ……、離せったら、この……ッ」 手首が折れそうなほど強くつかむつま先が皮膚に食いこむ。それを外そうともがくせいか、そこから血が滲んだ。 ホテルにはエレベーターがないらしく、暴漢は俺の腕をつかんだまま階段を駆けおりた。「ちくしょっ……、コイツッ!」 転げ落ちそうになりながらも必死に...

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月下香 〜男たちのものがたり〜
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