先日2024年の日本の人口が発表されましたが2023年と比べ55万人減の1億2380万人、内訳を見ると止まらない少子高齢で日本人が89.8万人減ったのを外国人住民を34万人受け入れ55万人の減少で食い止めているという状況のようです。 1年で34万人の中長期在留外国人の受け入れ、多くは特定技能、技能実習、技人国など在留資格の若い外国人労働者や留学生だと思いますが、は過去最高数で手続きを処理するだけでも大変なことだと思います、まずは在留資格の申請しないといけませんし、申請を
在日外国人のビザや帰化の手続、通訳翻訳、生活サポート、起業支援などを行う国際行政書士事務所の日常です
先日2024年の日本の人口が発表されましたが2023年と比べ55万人減の1億2380万人、内訳を見ると止まらない少子高齢で日本人が89.8万人減ったのを外国人住民を34万人受け入れ55万人の減少で食い止めているという状況のようです。 1年で34万人の中長期在留外国人の受け入れ、多くは特定技能、技能実習、技人国など在留資格の若い外国人労働者や留学生だと思いますが、は過去最高数で手続きを処理するだけでも大変なことだと思います、まずは在留資格の申請しないといけませんし、申請を
(ご連絡) 行政書士事務所OFFICESHIBATAは2025/4/29(火)~5/6(火)までGW休業となります。5/7(水)より通常営業します。 お問い合わせにつきましては お問い合わせフォーム https://officeshibata.jvj.co.jp 、各種SNSよりお問い合わせください。順次回答させていただきます。休業中事務所電話は応答しませんのでご了承ください。 行政書士事務所オフィスシバタ <AVISOS> Nosso escrit
先月の台湾のビジネス雑誌の特集が「偽装留学天国台湾(台灣,偽留學天堂)」という面白そうな内容だったのでネットで電子版を購入して読んでみましたので今回はちょっと紹介してみたいと思います。 「偽装留学」というのは留学を隠れ蓑にした不法就労や就労目的の留学を指し、2010年代のアベノミスク経済下の人手不足だった日本で違法留学生バイトが流行りましたがそういう現象が台湾で起こっているというのですね。一体どういうことでしょう。 台湾に外国人が留学するルートは大別して4つありま
私が申請取次行政書士になったのが確か2003年ですから今年で業歴22年目に突入、自戒の意味も込めて今までの道のりと業務の変化について振り返ってみたいと思います。 開業当時は平成不況真っ只中で倒産する会社や失業者が多く今より世相は悪かったはず、というか私も失業者の一人でしたから(苦笑。愛知県だと人材派遣業だけは日本人をリストラし派遣の外国人労働者に置き換えるという手法で市場が拡大していて景気が良かったのですが、今ほど外国人労働者の在留資格や入管手続きが分かる人間がいなかっ
2025年(令和7年)になり早くも1ヶ月近くたちましたがキャベツ1個千円、ガソリンリッター180円という物価の高騰が止まず庶民の生活はますます苦しく景気も悪いように感じられますが皆様お元気でしょうか。 不景気なのに関わらず少子化による人手不足は止まらないようで相変わらず外国人労働者の受け入れや拡大が官民競って行われていますが、令和の今人気の外国人労働者が技能実習生と特定技能外国人というのは外国人の受け入れの仕事を二十数年間してきた私としては驚きというか隔世の感、そして違
2024年はお世話になりました、2025年もオフィスシバタをよろしくお願いします。 年末年始は台湾を1週間ほど訪問していたのですが、年末に大風邪をひいてしまって体調最悪、ほとんど修行苦行のような訪台となってしまいましたね(苦笑。本当は中止にしたかったくらいですが、買った航空券がLCCでキャンセルできなかったのですね、トホホ。 今回は名古屋→桃園中壢→台中→台南→高雄→名古屋の順に回ったのですが、1台湾ドル4.8円、ここ数年の台湾のインフレで日本と台湾の物価の差が無
(ご連絡) 行政書士事務所OFFICESHIBATAは2024/12/28(土)~2025/1/6(月)まで年末年始休業となります。 休業期間中のお問い合わせにつきましては お問い合わせフォーム https://officeshibata.jvj.co.jp 、各種SNSよりお問い合わせください。順次回答させていただきます。休業期間中電話対応は致しませんのでご承知ください。 2024年中はお世話になりました。2025年(令和7年)もよろしくお願いします。それ
2024年(令和6年)もそろそろ終わりということでまずは毎年恒例の入管申請許可率を発表したいと思います。今年は不許可2件で99.9%でした。 不許可になったのは2件とも永住許可申請、所得や健康保険や年金加入の要件厳格化で何年日本に滞在していても永住が許可されない外国人が今増えていると思いますが、これも賃金が相対的に安い若い労働者だけ日本が欲しがっていることを暗に仄めかしているのかも知れませんね。 これから特定技能2号に移行する外国人が増えて家族の帯同や永住許可申請
先日知り合いのブラジルつながりの日本人の方がブラジル人に人気の芋「キャッサバ(ポルトガル語ではMandiocaやAipimと言います)」を栽培し販売しているのをSNSで知って、これまた知り合いのブラジル人に聞いてみると「是非欲しい」ということなので購入申込し隣町にある畑まで受け取りに。 畑に着くと既に別のお客さんがキャッサバ掘りをしていてその方なんとインドネシア人、知らなかったのですがインドネシアでもキャッサバは人気らしく、しかもブラジル人は食べない葉っぱまで食
常に問題やトラブルが起こって運用変更や厳格化が起こる感じのある外国人技能実習制度ですが、2024年11月1日からやむを得ない事情がある場合の転籍(以下「やむ転」と省略)の運用が変更されましたので今回はその経緯と背景について解説してみたいと思います。 発展途上国の若者を日本の企業で有給インターンさせて技能や日本語を習得させ日本の優れた技術を海外に移転し国際協力に寄与するというのが技能実習制度の本来の目的理念だと思いますが、実際には日本人の労働者が雇用採用できない斜陽産業の
先日「メコン河の台湾島(湄公河上有座台灣島)」という台湾のテレビドキュメンタリー作品をネットで鑑賞、とても勉強になったので備忘録として書き留めることに。 舞台はベトナム西南部のメコン河河口にある人口3万人の小さな島、かつては特産のサツマイモの栽培で栄えていたそうなのですが、ベトナム政府が1980年代に始めたドイモイ政策による農業不況で時代に取り残されるようになり人あまりにより島からの人口流出が始まったそうです。 台湾が経済成長により外国人労働者を受け入れ始めたのが
2022年のコロナ入国制限解除から2年経ち、我が国で働く外国人労働者の数も日本を訪れる外国人旅行客の数もうなぎ登り、その弊害というかいろいろな問題が起きているので整理してみたいと思います。 来日15年でモスクを運営している外国人が不法滞在無免許の同国人に違法レンタカー業、不法滞在者を多く出す国の外国人に在留資格出さないのが一番の予防法だと:群馬 車の違法貸し出し事件を追跡!ひき逃げ事件も発生 https://t.co/WrhUJc2WS4 pic.twitter.com
10月4日はブラジルで「パステウの日(Dia do Pastel)」らしいので今回はその話題を。パステウというのはブラジルで国民的人気の四角い揚げ菓子というか軽食スナックで日本では見たことも食べ物なのですが何故か日系人が作っているお店や屋台が多いのですね。サンパウロ市の東洋人街でもお店や地下鉄駅前の広場の屋台で沢山売られています。 このブラジルで作られたパステウの歴史についてのニュース動画によると、パステウの起源はアジアで中国の揚げ春巻と日本の揚げ餃子が混ざり合
9月7日は静岡県浜松市で行われたブラジル独立記念日のイベント「ブラジル ナショナル デー」に参加、浜松市は製造業が盛んで1990年の入管法改正により人手不足解消のためにブラジル人労働者の受け入れが始まり最盛期には約2万人、製造業がほぼ空洞化してしまった感のある2024年の今でも約9千人のブラジル人住民が住む日本国内有数の外国人集住都市なのですね。 浜松に2万人のブラジル人が住んでいた頃のブラジル人のイベントというと遠くてなかなか母国に帰れない鬱憤を晴らすかのようなガス抜
2024年4月に申請取次で申請した永住許可申請が不許可に、残念ながら今年も入管申請許可率100%達成ならずです。 コロナによる入管の混雑緩和と入管オンライン申請の開始、少子高齢化で人手不足による外国人労働者の需要、ウィシュマさん死亡事件などの影響で入管の手続きや審査はどんどん簡素化簡略化されているのが良くも悪くも現状ですが、唯一厳格化される一方なのが永住許可申請ではないでしょうか。 数年前から年金と健康保険の加入と支払い状況が審査されるようになり、社会保険加入の会
今月、静岡県浜松市にあった老舗のブラジル料理店が閉店、すぐに閉まったりこっそりオーナーチェンジする外国人経営のエスニック料理店が多い中19年も経営されたというのは健闘されたほうだと思いますが、最近エスニック料理店の閉店廃業が非常に目立つのでその背景を書いてみたいと思います。 外食業は観光業と並んでコロナショックで甚大な被害を被った業種ですが、観光業はコロナ後に超円安効果もあってV字復活したのは周知の通り、一方外食業はというとコロナ後も原材料費高騰、光熱費高騰、人手不足や
今週は一般的にはお盆休みですがカレンダー通りの営業を強いられる弊所は一応営業、ただ長期夏季休暇中の取引先が多く例年通り閑古鳥、ただ個人のお客さんの問合せや相談が多くあるのがお盆営業の特徴でしょうか、皆さん長期休暇中で暇なせいだと思いますが(苦笑。 この時期外国人の方たちと話すると必ず話題になるのが「日本の蒸し暑さ」。アジアはどの国もだいたいこんな気候みたいですが、南米やブラジルのような乾燥していて夏でもムシムシしない国から来る外国人の方たちは日本の夏の蒸し暑さにはビック
先日ニュースで愛知県東三河地方にある人口4.5万人足らずの田舎町にブラジル人経営のブラジルカフェがオープンしたのを知って仕事ついでに寄ってみることに。 行ったのは平日の真っ昼間でしたがお客さんが結構いてビックリ(苦笑)、それもそのはずそのブラジルカフェ、市の施設の中に入居しており外観からは単なる普通の喫茶店にしか見えないのですね。逆に何も知らない人がたまたま入店したら逆にブラジルの軽食のメニューや働いているのがブラジル人(皆さん日本語ペラペラですが)でビックリするのでは
先日総務省の人口統計が発表され2023年(令和5年)の1年で日本の人口が86万人減少したことが明らかに、過去最大の減少数だそうです。日本人出生数72万人、死亡者数157万人、これから団塊の世代の先輩方が徐々に鬼籍に入るでしょうし少子化が回復する見込みは目下無いでしょうから今後は毎年「過去最大の人口減少」の年が続くのでは無いでしょうか。 一方日本に住所を置く外国人住民数ですが、2023年は332万人、32.9万人の増加で日本人の減少とは対照的に「過去最大の増加」となったそ
梅雨が明けた途端連日の猛暑酷暑、日本も夏に2ヶ月位の長期休暇を導入したほうが生産性が上がるだろうと思っている最近ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか? 最近外国人関連のニュースをチェックしていると目立つのがやはり水難事故と夏山登山遭難の報道、海水浴や水遊びするのも夏、素人が山登りするのも夏なので当然といえば当然なのでしょうが以前と比べると外国人の水難事故や遭難事故が増えているような気がします。今年の夏に起こった外国人絡みの水難遭難事故の報道を以下に載せてみます。
ネットでニュースをチェックしていると作家の梁石日(ヤンソギル)さん死去の報道が、昭和11年生まれの享年87歳で死因は老衰だったそうですから大往生なのでしょうが若い時好きで出版された作品はあらかた読んだはずなので一抹の寂しさが。いわゆる「在日文学」を確立され良くも悪くも在日韓国朝鮮人のイメージは梁さんの小説から受けた日本人が多いと思いますがいかがでしょうか。 梁石日さんは長い文章を書くのが上手で違う小説を呼んでいても話や内容は同じということが結構ありましたが、私が好きだっ
先日大手菓子製造企業が特定技能のベトナム人労働者を大量に雇用したのに関わらず新工場建設の遅れのために就業させることができず、長期間無給待機状態になっていることが当事者によるSNSでの告発で発覚、企業が待機期間中の休業手当を支払うことで一応の決着を見たという面白い報道が流れました。 在留資格が特定技能の外国人労働者は技能実習生と違い同一職種内でしたら転職転籍が可能で少子化で人手不足が進む一方の現在より良い給与や待遇を求める特定技能外国人の転職がブームになっているよ
相変わらず利用率が低迷している日系4世の告示43号特定活動の在留資格ですが、実績を作らないことには何も前に進まないということで「日本人のひ孫を日本によぼうプロジェクト」、ブラジル側からみると「ひいお爺さんひいお婆さんの母国日本に行こうプロジェクト」という計画をブラジル側の送り出し機関や日本語学校とタイアップしてスタートさせてみることに。 先日ブラジル出張した際に現地の協力者の方々に説明と打ち合わせをしてきたのですが、3世や2世3世の配偶者に与えられている定住者の在留資格
先週末は安いというか無料の航空券とこれまた無料でホテルが取れたので急遽沖縄を訪問、コロナ禍に海外に行けなかったためちょくちょく行っていたのですが約2年半ぶりの訪問です。 セントレアからの行きは那覇空港上空が濃霧のため引き返す可能性がある条件付きの飛行となりましたが無事到着、同時刻に飛んだ飛行機は嘉手納基地の空港や石垣の空港にしか降りられず大変だったようです。那覇空港に着くと搭乗待ちのものすごい人がいてまずビックリ。 空港からホテルまではゆい
先月末から栃木、長野、群馬、福島の田舎の中高齢者が住む一軒家をターゲットにした緊縛強盗事件が連続して発生、容疑者が片言の日本語を使っていたという報道が出ましたので注意していましたがようやく捕まった容疑者2人組は若いベトナム人で元技能実習という結果に。皆さんは「まさか」、「またか」どちらの感想を持ちましたでしょうか。
前回からの続きです。 https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2024-maio-2/ 今回のブラジル出張は訪問前から円安状況が続いていて訪問中に1ドル160円を突破という最悪の状況となってしまったわけですが、逆に「この円安下によく来てくれました」と日系人や現地在住日本人の方たちからいつも以上に歓迎され終わり良ければ全て良しという結果に。 最近海外に行ったことがない人は実感が湧かないかもしれませんが、コロナ後は日本に限らずど
年に一度のブラジル出張から帰国、今回は乗継便の都合で帰りにアメリカにも寄りましたのでまず日本、ブラジル、アメリカの物価とサービスの違いについて書いてみたいと思います。 2024年に入って円安が加速、2月には1米ドル150円を突破する超円安状況となり今年はブラジル出張止めようかなと思ったりしたのですが、航空券キャンセルするのも面倒だし体力的にあと何回訪伯できるか分からないし先方にアポ入れしてしまったしということで強行したわけですが、まあブラジル、アメリカの物価の高さを十分
(ご連絡) 行政書士事務所OFFICESHIBATAは2024/4/27(土)~5/6(月)までGW休業となります。5/7(火)より通常営業します。 お問い合わせにつきましては お問い合わせフォーム https://officeshibata.jvj.co.jp 、各種SNSよりお問い合わせください。順次回答させていただきます。休業期間中事務所電話および携帯電話は応答しませんのでご了承ください。 行政書士事務所オフィスシバタ <AVISOS> Nos
先日久々に実家というか在所の近くを通ったのですが、子供の頃から慣れ親しんでいた某峠の某茶屋が閉店していてビックリ。歴史ある街道沿いで昭和の東京五輪に合わせて国道1号線が開通、マイカーが普及すると太平洋を眺める観光客をターゲットにしたドライブインや食堂がいっぱい出来てどのお店も繁盛していたのですが、観光客も減り跡継ぎもおらず閉店という選択肢を選んだのかも知れませんね、残念。 在所にある小学校と中学校も児童生徒が減少し統合の議論が現在されていて、遅かれ早かれ廃校になると予想
先月台湾台北の有名なデパートのフードコートに入っているマレーシア素食料理店で2名が死亡し数十名が入院する食中毒事件が起きマスコミが大々的に報道し大きな騒ぎに。 食中毒事故が起こったマレーシア素食料理店の経営者のマレーシア人華僑の男性は台湾に高校留学、そのまま台湾で大学を卒業し台湾で旅行業を営んでいましたがコロナ禍で経営が傾き飲食業に商売替えし再起を図っていたそうです。台北駅や夜市、デパートのフードコートに出店していたそうですが台湾、特に台北は飲食業が過当競争な上にテナン
2024年(令和6年)になって3ヶ月、来週から新年度となりますがあまり景気が良いとは言えず唸っている人が多いと思いますがみなさんいかがお過ごしでしょうか。 私の事務所も昨年夏のBM事件で中古車バブルが弾け売上急減、年末にダイハツトヨタの不祥事が起こり新車まで売れなくなり年が明けても低空飛行、例年3月は繁忙期のはずですが余裕で乗り切れてしまったという状況です。トホホ。 株価だけ何故か絶好調ですが日銀がマイナス金利政策解除発表で円相場も株価も先行き不透明、それにも関わ
台湾映画「九槍 And Miles to Go Before I Sleep」
先日台湾のドキュメンタリー映画「九槍 And Miles to Go Before I Sleep」をネットで鑑賞、2022年に制作された映画で金馬獎を受賞するなど評判も高かったので早く見たかったのですが、コロナ後台湾行きの航空券や滞在費が高騰したり、上映している映画館が少なかったりでなかなか機会がなく鑑賞するのに2年もかかってしまったのですね。 映画は2017年で台湾新竹で起きた阮國非(NGUYEN QUOC PHI)という不法滞在の若いベトナム人労働者が警官
先々週は静岡県の浜松市で知人の方たちと飲み会、メンバーは通訳ガイド、ブラジル人学校校長、旅行会社社長、日本語教師の方々と行政書士の私だったのですが、コロナショック直前の2020年2月にも浜松でこのメンバーで飲んでいたので4年振りの再会に感慨深いものが。皆さん元気でコロナ前と同じ仕事を続けられてましたし、中には勲章貰うほど活躍された方もおりましたしね(苦笑。 先週は個人事業の確定申告。いつも前年12月末までに入力自体は済ませておいて期限ギリギリにE-TAXで電子申
https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2024-marco-2/ 前回の続きです。我が国における外国人労働者の数は増える一方ですが彼らの日本語能力は落ちる一方、非漢字圏のアジア諸国からの外国人労働者が主流になりましたし、物価高騰と超円安で貯金も仕送りもできないという状況で来日前の初期衝動が保てない、職場にも地域にも同国人がいっぱいいて日本語話せなくても日本で生活できる、技能実習から特定技能1号2号に上がれば日本永住も可能となりそうです
少子高齢化で人口減少と人手不足が止まらない我が国では目下外国人労働者の受け入れが国策で積極的に進められておりますが、我が国と送り出し国との賃金格差の解消や超円安、物価高騰、国際人材獲得競争などにより昔と比べると外国人労働者の数は増えましたが質や能力の面では疑問符を付けざる得ない人材が多く入っている状況だと思います。 外国人労働者への不満やクレームでまず多いのは彼らの「日本語能力」だと思いますが1990年代に主力だった日系2世の労働者は読み書きはともかく日本語会話能力は問
先日静岡県の浜名湖で17歳の中国籍の男子高校生の溺死体が発見されるという事件が起こりましたが、容疑者がようやく確保、被害者とは知人の少年グループでフィリピンやブラジルなど外国籍の若者も含まれていたという予想通りで最悪の結果に。 事件のあった静岡県西部は1990年の入管法改正で定住者の在留資格の日系ブラジル人労働者が多く住むようになり2000年代以降定住化が進むと家族の呼び寄せや日本で結婚出産するブラジル人が増え、子弟の教育や不登校、非行が問題になりましたが、リーマンショ
先週は中国台湾が春節旧正月休み、文化の似ているベトナムもテト休み、華僑の多い他のアジアの国々も旧正月を祝うようですが日本はそういう風習が無いので普通に仕事してますが、母国に里帰りできないベトナム人と中国人が巻き込まれた犯罪報道が2つ流れてしまいましたね。 1つは千葉の大多喜町という田舎町の山中で焼けた車の中から遺体が発見され、警察が調べると遺体は若いベトナム人男性、金銭トラブルが原因でベトナム人のグループに車で拉致され知人から捜索願が出されていたそうです。 以前か
先日日本育ちで日本国籍取得済みウクライナ出身の椎野カロリーナさんという綺麗な女性がミス日本グランプリとなりましたが、「日本人じゃない」というバッシングをSNSで受け、更にマスコミに不貞をリークされミス日本辞退という興味深いニュースが。 5歳の時にウクライナ人の母親に呼び寄せられ日本に来て名古屋で育ったそうなのでおそらく来日時の在留資格は「連れ子定住者」だと思いますが、日本に来るといろいろ問題が起きる在留資格であります。この女性のように小さい時に日本に来た子はまだ日本に適
今週は半年ぶりに岐阜へ出張へ、いつもの愛知県に本社のある結構大きな企業さんの岐阜の営業所数カ所での車庫証明申請取得と登録の案件で、今回もつつがなく終わらせることができました(まだ車庫証明しかやってませんが)。 この業務を依頼されるようになって数年、半年に一度くらい岐阜を定期的に訪問させていただきあちこちレンタカーや徒歩でグルグルしているうちに気が付いたのですが岐阜という街はなかなか面白いところなんですね。 人口は約40万人で私が住んでいる豊橋市37万人と大差無いの
東京の足立で日本人のご夫婦がご自宅で何者かに殺害され、亡くなられたご夫婦の息子さんと以前交際していた若いフィリピン人女性とその知人のフィリピン人技能実習生の男が逮捕されるという衝撃的な事件が起こりマスコミで大きく報道され世間を騒がせる事態に。 主犯格とみられる容疑者のフィリピン人女性は日本人男性と婚姻し来日、フィリピンパブでホステスとして稼働していましたが子供さんが生まれた後離婚、在留資格はいわゆる日配くずれの離婚定住だったようです。フィリピン人女性によくあるパターンで
今年2024年は元旦から能登半島で大地震と津波が起き大きな被害が。私の田舎も目の前が太平洋の集落で大地震と津波の常襲地、いわゆる南海トラフ地震が150年から200年に一度起きて大きな被害が出るところでニュースを見ていて他人事ではありませんでしたね。今回被害に遭われたところも海辺の漁業で生計を立てている町が多かったはずですが、私の田舎も昔地引網が盛んで危険を承知で海の近くに住んでいたはずです。 地引網は太平洋戦争で漁師が兵隊にとられたのと戦後乱獲で魚が取れなくなって廃れて
2024年1月1日午前中に高雄駅から臺鐵自強号で台中に移動。乗ってみると指定席満車で前日ネットで予約しておいて良かったです。台湾の新幹線駅は市外にあって面倒なので台湾鉄道の特急の需要もまだあるのかもと思いましたが、席にテーブルが無いので料金考えると微妙な感じもしましたが。 https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2024-janeiro-2/ 2.5時間位で台中駅に到着、リニューアルされキレイになった台中駅ですが路上生活者のたまり
2023年越しと2024年明けを台湾で迎えることに決めたのは12月になってから。ネットで航空券をチェックすると名古屋からはJALとチャイナエアラインとLCCのタイガーエアの三択でしたが時間帯と価格を考えて行きはタイガーエアの高雄行き、帰りもタイガーエアの台北発を購入、航空券の価格も高止まりを続けていて年末年始ですと7万円近く既に予算オーバー。 4泊だけなのでホテルもネットで予約、台湾の宿泊業が超人手不足でホテル価格も高騰しており、コロナ前なら1泊1000元前後だった宿泊
今週はクリスマスでしたが日系人の皆さんにクリスマスプレゼントというかお年玉というかちょっと良い?ニュースがありました。以前からブラジルなどの日系社会側から要望が上がっていた日系4世の特定活動の在留資格の要件緩和です。 日系四世の更なる受入制度 これまで30歳だった入国時年齢制限がJLPT N3合格を条件に35歳に、必須だったサポーターが3年目から不要に、JLPT N2取得者は定住者への変更可能で日系4世に日本への永住の道がようやく開けました。先日パブコメが募集され
先日「業歴20年にして入管申請許可率100%を初めて達成」という記事を書きましたが、今年もあと一ヶ月を切った12月中旬になって入管から不幸の手紙が(笑)。ということで2023年の入管申請許可率を99.75%に訂正させていただきます。 https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2023-dezembro-2 不許可(不交付)が出たのは某T入管に申請した日系4世の在留資格認定書の交付申請、7月に申請して10月に理由書を追加しても結果が出
(ご連絡) 行政書士事務所OFFICESHIBATAは2023/12/28(木)~2024/1/3(水)まで年末年始休業となります。 お急ぎのお問い合わせにつきましては お問い合わせフォーム https://officeshibata.jvj.co.jp 、各種SNSよりお問い合わせください。順次回答させていただきます。休業中事務所電話対応は致しませんのでご承知ください。 2023年中はお世話になりました。2024年(令和6年)もよろしくお願いします。それで
私が行政書士の登録をしたのは2003年の5月、その年に砂防会館で申請取次の講習を受け申請取次者となったので今年で業歴20年なのですが、ようやく年間入管申請の許可率100%を達成することが出来ました。例年不許可不認定になるのは1件か2件で今年もまだあと1月あるのでまだ気は抜けませんが。 私が申請取次行政書士になった当初は当時東海地方に多く住んでいた日配や定住の在留資格の日系ブラジル人の入管手続きばかりやっていてそれで十分食えたのですが、2008年のリーマンショック、201
台湾は来年2024年1月に4年に一度の総統選が行われるのですが、再選1期のみの規定により任期中そつの無かった今の女性総統は2期8年で退くことが決まっており選挙戦はいつになく激戦となっているようです。 台湾も日本同様少子高齢国家で目下超人手不足、そのためにアジアから外国人労働者を大量に受け入れているのですが、コロナ以降大量の失踪者、不法滞在外国人が発生してしまい治安の悪化や外国人犯罪など社会問題となっています。 台湾で現在一番人手不足だと言われるのが観光の宿泊業、実
外国人犯罪は外国人受け入れの最大のリスクかつタブーなので外国人雇用の関係者や当時者、外国人支援者も外国人犯罪については見てみないふりをする人、他人事のように話をする人、目を背ける人がほとんどですが、その結果が今のざま。悪の芽はなるべく早めに摘み取るべきですしその点外国人犯罪には目を背けず刮目すべきだと思いますがいかがでしょうか?
2019年に開始されたのちコロナ禍を挟んだこともありますが利用率が極度に低迷している「日系四世の更なる受入制度」ですが、利用促進のための改善策がようやく発表、パブリックコメントで2023年12月まで意見募集がされております。 利用率低迷の原因ですが、1)30歳までの年齢制限、2)最長5年の在留期間、3)家族帯同不可、4)サポーター(保証人)が見つからない、4)日本語要件、などの要件が日系3世やその配偶者までに与えられる「定住者」の在留資格と比べ厳しく申請人である日系4世
今年は夏に謎の体調不良に悩まされ、余り好きではないというか苦手な病院通いをする羽目に。 咳が止まらなくなるという呼吸の問題だったのでまずはコロナを疑われたのですが検査するとシロ、次にレントゲン検査を受けたところ肺に怪しい影があるということで喘息か肺炎か肺癌だろうという曖昧な診断(苦笑)、その近所のクリニックでは設備が無いため紹介状を書いてもらい約1ヶ月後に市内の総合病院で精密検査を受けることに。 これまた激混みの総合病院でCTスキャンを受け結局肺癌ではなく咳も治ま
コロナ前に苦労して日本人の配偶者(通称配偶者ビザ、国際結婚ビザ)の在留資格認定証明書を取得したお客さんが先日来所、結局コロナが原因で婚姻が破綻してしまい再度別の外国人女性と国際結婚したいので手続をお願いしますという相談でした。 https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2021-fevereiro-4/ 国際結婚は大きく分けて恋愛結婚と国際結婚紹介所や知人などからの紹介の紹介婚の2パターンありますが、在留資格取得の難易度が高いのは圧
以前にも投稿しましたが、費用が高額だと批判を受けた香川県議会議員による南米北米訪問視察旅行、出発は来月11月ですがまだ揉めているようです。精査の結果費用は当初の一人あたり263万円から188万円まで下がったのですが、反対派は納得できず住民監査請求をしましたが棄却。結局この費用で視察旅行は行われるようですが、受け入れる現地の日系人はこの故郷の日本人同士の泥仕合をどう思っていることでしょう。 https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2023
OJW(OVERSEAS JAPANESE WORKERS)という選択肢
先日、ネットで外国人絡みのニュースをチェックしていると興味深い記事が。 [blogcard url="https://dot.asahi.com/articles/-/203318"] 簡単に言うと少子高齢化が止まらず経済も思わしくない日本はもう先がないから若者は日本を見捨てて海外に出たほうが良いという記事ですが一理あると思いましたね。フィリピンではOFW(Overseas Filipino. Workers)という海外で就労する若いフィリピン人労働者の仕送りや送
ニュースをチェックしていると外国人技能実習生絡みの犯罪報道が連日連夜で報道され、もう追えないほどに(苦笑)。法務省の統計によると昨年2022年は9006名の技能実習生が失踪しておりコロナショックが起こった2020年の9,052名に肉薄する勢い、今年2023年は恐らく過去最高となりそうですがいかがでしょうか。 技能実習生が失踪する理由ですが雇用会社のパワハラや人権侵害問題と放置、職場環境や同僚との人間関係、賃金への不満などなどいろいろあるのですが、最近は物価高騰と超円安で
弊事務所は愛知県豊橋市で豊橋ナンバーの自動車関係の登録手続代行を行っている行政書士事務所ですが、先月より売上が激減、廃業倒産の危機に。 売上激減の直接的な原因はやはりBM問題、BM社との取引は幸い無かったのですがマスコミ報道などによる中古車販売業者へのイメージ悪化で中古車全体が売れなくなり他の問題の無い善良な業者さんや私のような下請取引業者までとばっちりがという状況です。 中古車販売業界はコロナの影響もそれほど受けず逆に半導体不足による新車の納期遅れを嫌うお客が流
先日は静岡県浜松市で行われた浜松ブラジリアンデー2023に、シルバーウィークの3日間かけて行われた結構大掛かりなイベントでブラジルの有名アーティストが出演する最終日夕方から数時間参加させていただきました。 会場は「松菱跡地」という平成不況時に倒産した百貨店跡地の更地、浜松市駅前のど真ん中にあるのですが何故か再開発が進まず塩漬けされたままになっているのは浜松七不思議の一つかも知れません(苦笑)、浜松は自動車社会で郊外にできたイオンやコストコが盛況な一方中心部は私が
今週もありえない外国人犯罪の報道の数々が。 まず群馬ではベトナム人男女が在留カードを大量に偽造し逮捕という報道。ベトナム人はコロナ以降不法滞在者が急増し偽造在留カードの需要が多くなりましたが、以前は中国人が海外から輸入した偽造品を買っていたと記憶していますが儲かると分かって自分たちで偽造在留カード工場の経営に乗り出したのではないでしょうか。違法賭博場や薬物販売などもありますしベトナム人の地下市場は大きくなる一方のような気がします。 https://twitter.
先週末は2週間ぶりに北海道の道東オホーツクへ、何故かまた航空券とホテルが予約できお盆時期は予約一杯で借りられなかったレンタカーも4日間フルに借りることができ網走、知床、根室、釧路を効率的に回ることが出来ました。 コロナが明けて日本全国外国人旅行客だらけ、今年の夏は外国人旅行客によるマナーの悪い富士山弾丸登山や遭難事故などオーバーツーリズムや観光公害が再び問題となっていますが北海道の道東を旅していても外国人旅行客の姿を見ることはあまりなく自然溢れる観光地なのにもっ
台湾ドラマ「八尺門的辯護人 PORT OF LIES」その2
台湾ドラマ「八尺門的辯護人 PORT OF LIES」を全話鑑賞したので今回もその感想を。 https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2023-agosto-5/ 日本もそうですが台湾でも台湾人に厭われる3K職種では外国人労働者の活用により労働力の確保や産業の延命措置が取られていますが自然が相手で死亡労災事故の多い危険な漁業はその代表格、このドラマで最後に死刑になってしまったインドネシア人労働者も雇い主の台湾原住民から虐待を受け、失
先週から台湾で今夏放映された台湾に住む原住民や外国人労働者といったマイノリティを主題とした地上波連続ドラマ「八尺門的辯護人 PORT OF LIES」を鑑賞、全8話中まだ半分くらいまでしか見ていませんがその感想や背景を備忘録的に記しておきたいと思います(台湾語やインドネシア語多めのドラマを字幕無しで見たので間違いがあったら教えてください)。 [blogcard url="https://www.gtv.com.tw/Program/P2023071601/ind
お盆休み中ですがニュースをチェックしていると外国人犯罪、特にベトナム人による犯罪が連日報道されており見ていてウンザリさせられますが、これが悲しい現実なので最近の報道を紹介しておきたいと思います。 https://twitter.com/officeshibata/status/1688891689581051904 大阪で警官から職務質問を受けたベトナム人の男が警官の頭部をドライバーで刺し逃げて指名手配という報道。逃げたベトナム人の男は建設の技能実習生として来日し
先週「【悲報】2023年も夏季休業がほとんど無いお知らせ」という記事を投稿しましたが、その後ネットで航空券とホテルをチェックしてみるとなんと名古屋女満別行きの航空券と網走のホテルに空きがあるのを発見、即座にポチってしまい現在北海道道東で優雅?に暑中という結果に(笑)。去年と全く同じパターンで自分でも感心してしまいました。 https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2023-agosto-2/ https://officeshibata.
2023年(令和5年)のお盆休みですが、何と4日のみ。製造業の取引先は長期連休なのですが、今話題の自動車販売店や旅行業の取引先様が勤勉で盆休み無しで働くところが多くこういう結果に。8/14の週もスタッフが交代で休みを取るためお急ぎでない相談、ご依頼については8/21以降にお問い合わせいただけると助かります。 去年は盆休みがないはずが直前で航空券とホテルが取れて北海道オホーツクに避暑に、コロナ禍のほうが航空券もホテルも安くて良かったと超円安と物価高騰に悩まされる今となって
コロナ禍以降何故か日系ブラジル人関連のお仕事の依頼が復活というか急増していて彼らの母語であるブラジル雨ポルトガル語を使う機会が多いのでこれを機にポルトガル語を学び直してみることに。ネットで探すと某外大がオンラインでポルトガル語講座をやっていたので2023年の4月からのコースを申し込んで4ヶ月勉強してみました。 受講したのはポルトガル語(中級以上)I(ブラジルポルトガル語) (CEFR B1)というレベルの講座で週1回Zoomというアプリを使った遠隔授業で先生はなんとブ
先日全国展開している大手中古車販売店の不正が明らかとなり新聞マスコミ沙汰に、本部からの過大なノルマ達成のために日本全国にある営業店の現場スタッフが故意にお客さんの車を壊し自動車保険を不正請求していたというのは組織ぐるみっぽいですしブラックで有名な自動車販売業界でも相当悪質なのではないのでしょうか。 自動車販売の業界はやはり販売や予算達成ノルマがありますし、土日、GW、盆休みなど休日がかき入れ時で休めない、販売店や営業マン同士で競争させるので社内での人間関係が悪いなどなど
先日、四国香川県の県議8名が公費での知事との南米北米視察旅行の計画を立てたところ一人当たり263万円という高額な費用が問題となり市民や他の議員から反対意見が挙がりネットでも炎上するという事件がありました。 視察旅行は11月10日から19日で時差を考慮するとホテル6泊機中泊2泊で10日間の弾丸旅行みたいなのですが、パラグアイとブラジル、アメリカの三ヶ国を訪問、パラグアイは県人会創立50周年、ブラジルは県人移住110周年記念式典に参加することが主な目的だそうです、要は香川県
奥さんの3年の在留カード取得とお子さんの取得永住に成功したので依頼者には大いに感謝され「ぜひ次回もお願いします」と言われましたがお子さんの次回の在留カード更新は16年後のなんと2039年、行政書士も引退しているでしょうしこの世にいるかどうかも怪しいので辞退させていただきました(苦笑)。
去年愛知県の某自治体が生活に困窮した日系ブラジル人女性の生活保護の申請を拒否する事件がありましたが、今週自治体側が非を認め首長が公式に謝罪するという展開に。結局日本語の分からない外国人の申請人に嘘をついて生活保護受給を断念させようとしていたみたいですね。 日本国籍を持たない外国人住民は生活保護を原則受給できないのですが、永住者や日本人や永住者の配偶者、日系人など定住外国人で虚偽不正の申請ではなく本当に生活に困窮している場合は実務上受給できています。ただ今回のように申請先
台湾台中五億元争続高三生不審死事件という史上最大の複雑相続案件
先月台湾の台中市で非常に複雑で謎が多い不審死事件が起きましたのでややこしいですが解説を試みてみたいと思います。 発端は台湾台中に住む有名大学への進学が決定していた18歳の高校三年生の男子のマンションの10階からの飛び降り自殺なのですが、何と自殺の2時間前に知り合って数回しか会ったことのない20代の男性と同性婚をしていたそう。さらにその男性の父親は地政士という不動産の登記をする日本でいうと司法書士のような仕事をしていたそうなのです。 この不審死事件が起こった
定住者の在留資格が取れない成年既婚の日系4世を受け入れるための制度が30歳の年齢制限、最長5年の在留上限、家族の帯同不可、そして入国時のJLPT N5相当という日本語要件などの理由で利用が低迷していた問題ですが、先日ようやく進展が。年齢要件が緩和され、4世特活で入国後JLPT N2を取得すれば3世同様定住者への在留資格に変更でき、家族の帯同や永住許可申請も可能となるようです。 先月ブラジルに出張したときも現地の送り出し旅行社と4世の在留資格のことが話題になったのですが、
先週2023年6月2日に季節外れの台風2号により愛知県の三河地方、私が住む豊橋市や静岡県の遠州地方で大雨が降って結構な水害が発生、後でニュースを見ると線状降水帯が起こり、よく話に出る伊勢湾台風や七夕豪雨より降水量が多かったという数百年に1度レベルの出来事だったようなので備忘録として書き留めておくことに。 速度の遅い台風2号が発生上陸の可能性があるということはニュースで知っていたのですが、まさか梅雨もまだ来てないのに台風なんて来ないだろうと皆さん高を括っていたはずだと思い
GWにブラジルに2週間位出張したのですが、行きはアメリカ経由、帰りは飛行機の乗り換えの関係でメキシコシティーに2泊し観光もちょっとできたので今回はその話題を。 ブラジルに行くときの最大のネックは飛行機の搭乗時間が24時間以上かかるうえに時差も真反対の12時間、季節も逆なので体力がかなり消耗されることでしょう。LCCも無いので航空券もアジア行きと比べると高いですし、現地の物価、ホテルや食事、移動費なども日本とそれほど変わらずお金もかかります。 しかもブラジルはあまり
先日宮城県でバイトに向かう留学生の集団を乗せた貸し切りバスが高速道路上で故障、路肩に車輌を寄せ修理を試みていたところに後ろからトラックが突っ込み運転手の日本人女性とネパール人留学生2名が亡くなるという惨事にという報道が。 https://twitter.com/officeshibata/status/1659538862882922498 去年私の住む街でも外国人労働者が乗る送迎バスが日本人の運転する一方通行逆走車と衝突し横転、まだ20代の若いインドネシア人技能
https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2023-maio-2/ サンパウロ州内陸部の田舎町と地方都市を回ったあとようやく州都サンパウロ市へ。治安が悪化しているという報道を日本で見ていたので心配していましたが既に市内要所要所に警官が配備されていて去年と比べそれほどの違いは見られませんでしたね。 サンパウロ市では日本で取引や縁のある日系ブラジル人労働者の送り出し旅行社を数社訪問させていただき情報交換、ブラジル以外の国では送り出し機関
https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2023-maio-1/ ブラジルサンパウロ州の内陸部の人口3万人の田舎町を後にし、次の目的地サンパウロ州の真ん中辺りにある人口30万数万人の地方都市へ、幸い直行の夜行バスが見つかったので皆に危ないのでやめたほうが良いと忠告されましたが利用してみることに。 鉄道の今だ無いブラジルでの長距離移動は飛行機かバスという二択になりますが長距離バスのほうが圧倒的に安いので庶民の足として大いに活躍してい
年に一度のブラジル出張中ですが、今回は縁あってサンパウロ州内陸部のアラサツーバ市近郊に住む日系人の高齢ご夫婦を訪ねることに、20年ほど日本でデカセギし愛知県にも住んでおられた方です。 行きはサンパウロ市にあるコンゴーニャス空港から飛行機で行ったのですが、何と100人乗り位の小さなプロペラ機、結構ペラが回る音がうるさかったですが1.5時間位で無事アラサツーバ空港到着、その空港も歩いて到着ロビーまで行くような小さな空港だったのですが。 空港には日系人の高齢ご夫婦と運転
(ご連絡) 行政書士事務所OFFICESHIBATAは2023/4/29(土)~5/7(日)までGW休業となります。5/8(月)より通常営業します。 お問い合わせにつきましては お問い合わせフォーム https://officeshibata.jvj.co.jp 、各種SNSよりお問い合わせください。順次回答させていただきます。休業中事務所電話は応答できませんのでご了承ください。 行政書士事務所オフィスシバタ <AVISOS> Nosso escri
昔「ゼロ戦」という太平洋戦争の緒戦時に活躍した日本海軍の戦闘機がありましたが、軍部の過大な性能要求に答えられない当時の技術者がいろいろ妥協した結果、戦地でいろいろな問題や不具合が起こり現場では「欠陥機」と呼ばれていたという話があります。技能実習制度も東京の優秀な官僚や役人が一生懸命考え作っているはずなのに何でこんなに使いづらくて欠陥だらけで何か問題が起きても責任のなすりつけ合いになってしまうのだと思わずにはいられません。誰か説明してください(苦笑)
2023年も早くも3ヶ月が経過、今年は年明けから業績好調な取引先さんたちのおかげでものすごい繁忙状態に突入してしまい、なんとか「サンマツ」を乗り越えることができましたが、4月の閑散期に入り落ち着いてまわりを見回すと繁忙期中は気付きませんでしたが世間では今相当な不景気風が吹いているようですね。 不景気風の原因ですが以前からの物価高騰や光熱費の高騰に加え、コロナ禍で売上が減少し各種補助金支援金やゼロゼロ融資などで凌いでいた企業もコロナ禍が終わりを告げ今年から返済が始
台湾の西海岸で今月2023年3月に身元不明の16体もの溺死体が海岸に打ち上げられたり、海上風力発電施設の土台部分で変死体が見つかったりという謎の事件が起きていたのですが、どうやら台湾へ船で密入国しようとしたベトナム人の集団が何らかの理由で難破、水死したようであることが判明、台湾マスコミが各社競って報道している状況です。 台湾西海岸で今月に入って16名の水死体が海岸で発見されベトナムの証明書などが見つかったことから密入国に失敗したベトナム人でないかという報道:偷渡淘金成浮
https://twitter.com/officeshibata/statuses/1638153342542049281 今週はWBCで日本代表が3大会ぶりに優勝し日本中が熱狂に包まれるという大変良いニュースが。繁忙期で試合は生では応援出来ませんでしたが、ヌートバー(Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar)という父親アメリカ人母親日本人でアメリカ国籍のハーフの選手が活躍し人気者になったのは面白い現象だと思いました。 同じく日本代表として活躍し
昨年末からキャパを超える業務繁忙に突入してしまい新規の依頼は原則断っていて、常連客や紹介のお客さんからの問い合わせや依頼はまず最初に探りを入れ問題なければ依頼を受けるという慎重微妙な状況が続いているのですが、やはりコロナショックの影響は外国人にとって甚大で今だにその影響を受けている外国人が多いという話です。 私の知り合いにX君(仮名)という定住外国人がいて毎年在留期間更新の代行を頼んできてくれるのですが、その方日本で問題を起こした事がありもう何年も1年の在留カードと通知
今週も三月年度末の依頼が殺到したり取引先の大口案件が佳境で先週に引き続き奴隷状態に(苦笑)。 今週は静岡県浜松市から岐阜の大垣市までグルグルさせられたのですが、水曜日は翌日の岐阜の仕事の前乗りで岐阜羽島駅に下車&ビジネスホテルに宿泊というこれまた人生初の経験をさせていただきました。噂に聞いていたのですが岐阜羽島は新幹線駅とは思えない「のどか」なところで駅前に何もなく晩飯にコンビニ飯という「わびしい」体験を(苦笑)、去年行った北海道の網走駅前のほうがまだ栄えていた
【愛知県豊橋市】業務多忙につきスタッフ募集中【行政書士事務所】
私の仕事は毎年年度末の3月が一年で一番の繁忙期なのですが今年は何故か予告無しで2月から繁忙期に突入してしまい自分個人の確定申告が後回しに。ようやくE-TAXを利用し今週末完了させましたが、やはり日本は物価は安いのに税金が異常に高いという感想しか今のところありません(苦笑)。3月所得税、4月消費税、5月県民市民税、6月健康保険税、7月個人事業税、8月法人税などなど、1年のうちの半分くらいは税金を払うために働いているようなもののような気がしますが自営業の皆さんは一
難民認定申請の制限や送還忌避者の強制送還を盛り込んだ改正入管法の今国会での成立に反対する全国規模での抗議行動が先日行われマスコミでは大々的に報道されたので見させていただきましたが、東京で400名、大阪150名、スリランカ人女性の事件が起こった名古屋でも80名程度と言葉は悪いですがあまり盛り上がらないデモ行動だったようです。 https://twitter.com/officeshibata/status/1628754795614855169 熊本でも死産
先日、日系人の在留資格認定証明書交付申請のために申請人の先祖の戸籍謄本を本籍地の北海道の某町に郵送請求したのですが1/31に愛知県から職務上請求書を普通郵便で送って戸籍が当事務所に届いたのがなんと2週間後の2/14、郵送事故が起こったと思っていろいろ問い合わせたのですが、以前は世界一優秀だった日本の郵便物流システムが予想以上に人手不足で劣化していることを実感する結果に。 IT化の進んでいる台湾だと戸籍はネットで取れるのですが、日本では今でも住所がある自治体と本籍
先日ブラジルサンパウロ市で行われた「日系4世受け入れ制度説明セミナー」をオンラインで視聴させていただきました。大変便利な時代になったと技術的には感心しましたが、セミナーの内容については失望感を感じるとともに日本側とブラジル側に大きな温度差を感じる結果に、やはり外国人労働者の受け入れはコストで選ばれ利権が優先されてしまうということを再認識させられました。
先月2023年の1月に東京の狛江で90歳の高齢日本人女性が押入り強盗団に殺害されるという衝撃的な事件がありましたが、実行犯役に指示を出していたのがフィリピンの入管収容施設に収容されている日本人の集団で入管職員に賄賂を払い入手したスマホでSNSを使い日本にいる実行犯役をリモートで操っていたという映画かドラマにでもなりそうな話でまたビックリ、さらにこの強盗グループは日本全国で資産家宅で押入り強盗を働いていたようですが、実行犯役の容疑者の中にブラジルとフィリピン国籍の若者が混ざって
先日時間があったので昨年JICAが発行した「2030/40年の外国人との共生社会の実現に向けた取り組み調査・研究報告書」を閲読、その中に2030年と2040年の外国人労働者の需要と供給予測というシュミレーションというか数値目標があったのですが、あと7年後の2030年には419万人、2040年には674万人というものすごい数の外国人労働者を受け入れないと日本は先進国としての国内総生産を維持できないという厳しい現実に暗然とさせられました。 [blogcard url="ht
先日映画ファミリアを鑑賞しその舞台となった愛知県豊田市にある保見団地を再訪した記事を書きましたが今回もその続きを。 https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2023-janeiro-3/ 私が保見団地に通っていたのは2000年代で団地の状況が一番悪かったころだと思います。日系ブラジル人労働者の日本へのデカセギが始まったのは1990年代ですが当初は日本語や日本の文化習慣が分かる日系2世がデカセギの主流でしたし当時は日本もバブル景気の
ブラジル人と接したことがない日本人の方たちはマスコミの悪い報道から「ブラジル人=怖い」という先入観や偏見的な悪いイメージが刷り込まれがちですが、毎日彼らと接触のある私からすると日本人以上に真面目で勤勉、家族思いな立派な人も多いです
ほとんどの日系人労働者は1990年の受け入れ以降日本で真面目に働き日本社会に多大な貢献をしているはずですし、受け入れる日本側が日系人労働者を困窮させ生活保護受給まで追い込まないようにすれば外国人の生活保護受給問題は解決するはずです
明けましておめでとうございます、2023年(令和5年)もオフィスシバタをよろしくお願いします。 年末年始は台湾で過ごしていました。今回は名古屋から南部高雄に飛んで新幹線とバスで桃園台北まで北上するというルートだったのですが、台湾もコロナ前と比べると外国人旅行客が減って観光業や宿泊業は日本同様苦境のようでしたね。中国でコロナ感染が再び爆発的になり昨年末から日本でも中国人入国者に対する空港検疫が再開されたそうなのでまだまだ先は見えませんし、インバウンドビジネスも今年回復する
技能実習制度のような労使間トラブルや人権侵害が多発する欠陥制度を利用せず、韓国台湾との人材争奪戦に巻き込まれず海外から労働力を受け入れようと思うのなら私がオススメするのは在留資格定住者の日系人労働者の活用です
(ご連絡) 行政書士事務所OFFICESHIBATAは2022/12/28(水)~2023/1/3(火)まで年末年始休業となります。 お急ぎのお問い合わせにつきましては お問い合わせフォーム https://officeshibata.jvj.co.jp 、各種SNSよりお問い合わせください。順次回答させていただきます。休業中事務所電話対応は致しませんのでご承知ください。 2022年中はお世話になりました。2023年(令和5年)もよろしくお願いします。それで
先日愛媛の縫製工場で働いていたベトナム人技能実習生が2年間支払われていなかった残業代2700万円を支援団体を通じて勤務先に請求したところ、その会社が破産に追い込まれるという痛ましい報道が。計画倒産なのかも知れませんが糸へん縫製業の場合単価が考えられないほど低いので、昔だったら内職で外注したり従業員にサービス残業させていた作業を内製化して法律通りに賃金を払っていると潰れてしまうというのはありえる話だと思います、つまもの農業のパック詰め作業なども同じ構図ではないでしょうか。
先日は岐阜名古屋出張のついでに愛知県の犬山市で行われた日系ブラジル人のイベントにお邪魔、日本が人手不足解消のために日系ブラジル人労働者を受け入れ始めたのはバブル期の1990年ですが20年前から開かれている伝統あるミスコンテストだそうで会場の市民会館にはホールがほぼ埋まるほどの来場者、しかも日本人の姿はほとんど見ないというアウェー感を感じるイベントでしたが、これは日系ブラジル人の多い東海地方で行われるブラジル人のイベントの特徴かも知れません。 東京や関西で行われる
今年2022年はコロナ禍が終わったと思ったら春頃から超円安が始まり毎月値上げの物価の高騰が非常に目立つ年に、私の仕事で言うと外国人労働者が物価高騰で貯金できない、超円安仕送りすると目減りするというダブルショックで外国人労働者の日本離れが起きる状況で、折角3月に入国制限が解除されたのにふたたび失速という最悪な状況に(苦笑)。 まあアジア、特にベトナムからの技能実習生は技能の習得より貯金仕送り、勤労デカセギ私費留学生も勉学や語学の習得よりバイトが目当てだったのは実際に彼らと
https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2022-novembro-3/ 前回は3年ぶりに訪れた台湾の物価が上がっていて日本と同じくらいになっていてビックリしたことを書きましたが、今回はその続きを。 日本もそうでしたがコロナ禍による飲食業や宿泊業の不振や在宅勤務の普及で台北の街はあちこちで再開発が、古い商業ビルやオフィスビルが取り壊されタワマンが建てられている建設工事現場が多かったのですが、これもものすごい良いお値段、台湾
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先日2024年の日本の人口が発表されましたが2023年と比べ55万人減の1億2380万人、内訳を見ると止まらない少子高齢で日本人が89.8万人減ったのを外国人住民を34万人受け入れ55万人の減少で食い止めているという状況のようです。 1年で34万人の中長期在留外国人の受け入れ、多くは特定技能、技能実習、技人国など在留資格の若い外国人労働者や留学生だと思いますが、は過去最高数で手続きを処理するだけでも大変なことだと思います、まずは在留資格の申請しないといけませんし、申請を
(ご連絡) 行政書士事務所OFFICESHIBATAは2025/4/29(火)~5/6(火)までGW休業となります。5/7(水)より通常営業します。 お問い合わせにつきましては お問い合わせフォーム https://officeshibata.jvj.co.jp 、各種SNSよりお問い合わせください。順次回答させていただきます。休業中事務所電話は応答しませんのでご了承ください。 行政書士事務所オフィスシバタ <AVISOS> Nosso escrit
先月の台湾のビジネス雑誌の特集が「偽装留学天国台湾(台灣,偽留學天堂)」という面白そうな内容だったのでネットで電子版を購入して読んでみましたので今回はちょっと紹介してみたいと思います。 「偽装留学」というのは留学を隠れ蓑にした不法就労や就労目的の留学を指し、2010年代のアベノミスク経済下の人手不足だった日本で違法留学生バイトが流行りましたがそういう現象が台湾で起こっているというのですね。一体どういうことでしょう。 台湾に外国人が留学するルートは大別して4つありま
私が申請取次行政書士になったのが確か2003年ですから今年で業歴22年目に突入、自戒の意味も込めて今までの道のりと業務の変化について振り返ってみたいと思います。 開業当時は平成不況真っ只中で倒産する会社や失業者が多く今より世相は悪かったはず、というか私も失業者の一人でしたから(苦笑。愛知県だと人材派遣業だけは日本人をリストラし派遣の外国人労働者に置き換えるという手法で市場が拡大していて景気が良かったのですが、今ほど外国人労働者の在留資格や入管手続きが分かる人間がいなかっ
2025年(令和7年)になり早くも1ヶ月近くたちましたがキャベツ1個千円、ガソリンリッター180円という物価の高騰が止まず庶民の生活はますます苦しく景気も悪いように感じられますが皆様お元気でしょうか。 不景気なのに関わらず少子化による人手不足は止まらないようで相変わらず外国人労働者の受け入れや拡大が官民競って行われていますが、令和の今人気の外国人労働者が技能実習生と特定技能外国人というのは外国人の受け入れの仕事を二十数年間してきた私としては驚きというか隔世の感、そして違
2024年はお世話になりました、2025年もオフィスシバタをよろしくお願いします。 年末年始は台湾を1週間ほど訪問していたのですが、年末に大風邪をひいてしまって体調最悪、ほとんど修行苦行のような訪台となってしまいましたね(苦笑。本当は中止にしたかったくらいですが、買った航空券がLCCでキャンセルできなかったのですね、トホホ。 今回は名古屋→桃園中壢→台中→台南→高雄→名古屋の順に回ったのですが、1台湾ドル4.8円、ここ数年の台湾のインフレで日本と台湾の物価の差が無
(ご連絡) 行政書士事務所OFFICESHIBATAは2024/12/28(土)~2025/1/6(月)まで年末年始休業となります。 休業期間中のお問い合わせにつきましては お問い合わせフォーム https://officeshibata.jvj.co.jp 、各種SNSよりお問い合わせください。順次回答させていただきます。休業期間中電話対応は致しませんのでご承知ください。 2024年中はお世話になりました。2025年(令和7年)もよろしくお願いします。それ
2024年(令和6年)もそろそろ終わりということでまずは毎年恒例の入管申請許可率を発表したいと思います。今年は不許可2件で99.9%でした。 不許可になったのは2件とも永住許可申請、所得や健康保険や年金加入の要件厳格化で何年日本に滞在していても永住が許可されない外国人が今増えていると思いますが、これも賃金が相対的に安い若い労働者だけ日本が欲しがっていることを暗に仄めかしているのかも知れませんね。 これから特定技能2号に移行する外国人が増えて家族の帯同や永住許可申請
先日知り合いのブラジルつながりの日本人の方がブラジル人に人気の芋「キャッサバ(ポルトガル語ではMandiocaやAipimと言います)」を栽培し販売しているのをSNSで知って、これまた知り合いのブラジル人に聞いてみると「是非欲しい」ということなので購入申込し隣町にある畑まで受け取りに。 畑に着くと既に別のお客さんがキャッサバ掘りをしていてその方なんとインドネシア人、知らなかったのですがインドネシアでもキャッサバは人気らしく、しかもブラジル人は食べない葉っぱまで食
常に問題やトラブルが起こって運用変更や厳格化が起こる感じのある外国人技能実習制度ですが、2024年11月1日からやむを得ない事情がある場合の転籍(以下「やむ転」と省略)の運用が変更されましたので今回はその経緯と背景について解説してみたいと思います。 発展途上国の若者を日本の企業で有給インターンさせて技能や日本語を習得させ日本の優れた技術を海外に移転し国際協力に寄与するというのが技能実習制度の本来の目的理念だと思いますが、実際には日本人の労働者が雇用採用できない斜陽産業の
先日「メコン河の台湾島(湄公河上有座台灣島)」という台湾のテレビドキュメンタリー作品をネットで鑑賞、とても勉強になったので備忘録として書き留めることに。 舞台はベトナム西南部のメコン河河口にある人口3万人の小さな島、かつては特産のサツマイモの栽培で栄えていたそうなのですが、ベトナム政府が1980年代に始めたドイモイ政策による農業不況で時代に取り残されるようになり人あまりにより島からの人口流出が始まったそうです。 台湾が経済成長により外国人労働者を受け入れ始めたのが
2022年のコロナ入国制限解除から2年経ち、我が国で働く外国人労働者の数も日本を訪れる外国人旅行客の数もうなぎ登り、その弊害というかいろいろな問題が起きているので整理してみたいと思います。 来日15年でモスクを運営している外国人が不法滞在無免許の同国人に違法レンタカー業、不法滞在者を多く出す国の外国人に在留資格出さないのが一番の予防法だと:群馬 車の違法貸し出し事件を追跡!ひき逃げ事件も発生 https://t.co/WrhUJc2WS4 pic.twitter.com
10月4日はブラジルで「パステウの日(Dia do Pastel)」らしいので今回はその話題を。パステウというのはブラジルで国民的人気の四角い揚げ菓子というか軽食スナックで日本では見たことも食べ物なのですが何故か日系人が作っているお店や屋台が多いのですね。サンパウロ市の東洋人街でもお店や地下鉄駅前の広場の屋台で沢山売られています。 このブラジルで作られたパステウの歴史についてのニュース動画によると、パステウの起源はアジアで中国の揚げ春巻と日本の揚げ餃子が混ざり合
9月7日は静岡県浜松市で行われたブラジル独立記念日のイベント「ブラジル ナショナル デー」に参加、浜松市は製造業が盛んで1990年の入管法改正により人手不足解消のためにブラジル人労働者の受け入れが始まり最盛期には約2万人、製造業がほぼ空洞化してしまった感のある2024年の今でも約9千人のブラジル人住民が住む日本国内有数の外国人集住都市なのですね。 浜松に2万人のブラジル人が住んでいた頃のブラジル人のイベントというと遠くてなかなか母国に帰れない鬱憤を晴らすかのようなガス抜
2024年4月に申請取次で申請した永住許可申請が不許可に、残念ながら今年も入管申請許可率100%達成ならずです。 コロナによる入管の混雑緩和と入管オンライン申請の開始、少子高齢化で人手不足による外国人労働者の需要、ウィシュマさん死亡事件などの影響で入管の手続きや審査はどんどん簡素化簡略化されているのが良くも悪くも現状ですが、唯一厳格化される一方なのが永住許可申請ではないでしょうか。 数年前から年金と健康保険の加入と支払い状況が審査されるようになり、社会保険加入の会
今月、静岡県浜松市にあった老舗のブラジル料理店が閉店、すぐに閉まったりこっそりオーナーチェンジする外国人経営のエスニック料理店が多い中19年も経営されたというのは健闘されたほうだと思いますが、最近エスニック料理店の閉店廃業が非常に目立つのでその背景を書いてみたいと思います。 外食業は観光業と並んでコロナショックで甚大な被害を被った業種ですが、観光業はコロナ後に超円安効果もあってV字復活したのは周知の通り、一方外食業はというとコロナ後も原材料費高騰、光熱費高騰、人手不足や
今週は一般的にはお盆休みですがカレンダー通りの営業を強いられる弊所は一応営業、ただ長期夏季休暇中の取引先が多く例年通り閑古鳥、ただ個人のお客さんの問合せや相談が多くあるのがお盆営業の特徴でしょうか、皆さん長期休暇中で暇なせいだと思いますが(苦笑。 この時期外国人の方たちと話すると必ず話題になるのが「日本の蒸し暑さ」。アジアはどの国もだいたいこんな気候みたいですが、南米やブラジルのような乾燥していて夏でもムシムシしない国から来る外国人の方たちは日本の夏の蒸し暑さにはビック
先日ニュースで愛知県東三河地方にある人口4.5万人足らずの田舎町にブラジル人経営のブラジルカフェがオープンしたのを知って仕事ついでに寄ってみることに。 行ったのは平日の真っ昼間でしたがお客さんが結構いてビックリ(苦笑)、それもそのはずそのブラジルカフェ、市の施設の中に入居しており外観からは単なる普通の喫茶店にしか見えないのですね。逆に何も知らない人がたまたま入店したら逆にブラジルの軽食のメニューや働いているのがブラジル人(皆さん日本語ペラペラですが)でビックリするのでは
先日総務省の人口統計が発表され2023年(令和5年)の1年で日本の人口が86万人減少したことが明らかに、過去最大の減少数だそうです。日本人出生数72万人、死亡者数157万人、これから団塊の世代の先輩方が徐々に鬼籍に入るでしょうし少子化が回復する見込みは目下無いでしょうから今後は毎年「過去最大の人口減少」の年が続くのでは無いでしょうか。 一方日本に住所を置く外国人住民数ですが、2023年は332万人、32.9万人の増加で日本人の減少とは対照的に「過去最大の増加」となったそ
梅雨が明けた途端連日の猛暑酷暑、日本も夏に2ヶ月位の長期休暇を導入したほうが生産性が上がるだろうと思っている最近ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか? 最近外国人関連のニュースをチェックしていると目立つのがやはり水難事故と夏山登山遭難の報道、海水浴や水遊びするのも夏、素人が山登りするのも夏なので当然といえば当然なのでしょうが以前と比べると外国人の水難事故や遭難事故が増えているような気がします。今年の夏に起こった外国人絡みの水難遭難事故の報道を以下に載せてみます。
先日大手菓子製造企業が特定技能のベトナム人労働者を大量に雇用したのに関わらず新工場建設の遅れのために就業させることができず、長期間無給待機状態になっていることが当事者によるSNSでの告発で発覚、企業が待機期間中の休業手当を支払うことで一応の決着を見たという面白い報道が流れました。 在留資格が特定技能の外国人労働者は技能実習生と違い同一職種内でしたら転職転籍が可能で少子化で人手不足が進む一方の現在より良い給与や待遇を求める特定技能外国人の転職がブームになっているよ
相変わらず利用率が低迷している日系4世の告示43号特定活動の在留資格ですが、実績を作らないことには何も前に進まないということで「日本人のひ孫を日本によぼうプロジェクト」、ブラジル側からみると「ひいお爺さんひいお婆さんの母国日本に行こうプロジェクト」という計画をブラジル側の送り出し機関や日本語学校とタイアップしてスタートさせてみることに。 先日ブラジル出張した際に現地の協力者の方々に説明と打ち合わせをしてきたのですが、3世や2世3世の配偶者に与えられている定住者の在留資格
先週末は安いというか無料の航空券とこれまた無料でホテルが取れたので急遽沖縄を訪問、コロナ禍に海外に行けなかったためちょくちょく行っていたのですが約2年半ぶりの訪問です。 セントレアからの行きは那覇空港上空が濃霧のため引き返す可能性がある条件付きの飛行となりましたが無事到着、同時刻に飛んだ飛行機は嘉手納基地の空港や石垣の空港にしか降りられず大変だったようです。那覇空港に着くと搭乗待ちのものすごい人がいてまずビックリ。 空港からホテルまではゆい
先月末から栃木、長野、群馬、福島の田舎の中高齢者が住む一軒家をターゲットにした緊縛強盗事件が連続して発生、容疑者が片言の日本語を使っていたという報道が出ましたので注意していましたがようやく捕まった容疑者2人組は若いベトナム人で元技能実習という結果に。皆さんは「まさか」、「またか」どちらの感想を持ちましたでしょうか。
前回からの続きです。 https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2024-maio-2/ 今回のブラジル出張は訪問前から円安状況が続いていて訪問中に1ドル160円を突破という最悪の状況となってしまったわけですが、逆に「この円安下によく来てくれました」と日系人や現地在住日本人の方たちからいつも以上に歓迎され終わり良ければ全て良しという結果に。 最近海外に行ったことがない人は実感が湧かないかもしれませんが、コロナ後は日本に限らずど
年に一度のブラジル出張から帰国、今回は乗継便の都合で帰りにアメリカにも寄りましたのでまず日本、ブラジル、アメリカの物価とサービスの違いについて書いてみたいと思います。 2024年に入って円安が加速、2月には1米ドル150円を突破する超円安状況となり今年はブラジル出張止めようかなと思ったりしたのですが、航空券キャンセルするのも面倒だし体力的にあと何回訪伯できるか分からないし先方にアポ入れしてしまったしということで強行したわけですが、まあブラジル、アメリカの物価の高さを十分
(ご連絡) 行政書士事務所OFFICESHIBATAは2024/4/27(土)~5/6(月)までGW休業となります。5/7(火)より通常営業します。 お問い合わせにつきましては お問い合わせフォーム https://officeshibata.jvj.co.jp 、各種SNSよりお問い合わせください。順次回答させていただきます。休業期間中事務所電話および携帯電話は応答しませんのでご了承ください。 行政書士事務所オフィスシバタ <AVISOS> Nos
先日久々に実家というか在所の近くを通ったのですが、子供の頃から慣れ親しんでいた某峠の某茶屋が閉店していてビックリ。歴史ある街道沿いで昭和の東京五輪に合わせて国道1号線が開通、マイカーが普及すると太平洋を眺める観光客をターゲットにしたドライブインや食堂がいっぱい出来てどのお店も繁盛していたのですが、観光客も減り跡継ぎもおらず閉店という選択肢を選んだのかも知れませんね、残念。 在所にある小学校と中学校も児童生徒が減少し統合の議論が現在されていて、遅かれ早かれ廃校になると予想
先月台湾台北の有名なデパートのフードコートに入っているマレーシア素食料理店で2名が死亡し数十名が入院する食中毒事件が起きマスコミが大々的に報道し大きな騒ぎに。 食中毒事故が起こったマレーシア素食料理店の経営者のマレーシア人華僑の男性は台湾に高校留学、そのまま台湾で大学を卒業し台湾で旅行業を営んでいましたがコロナ禍で経営が傾き飲食業に商売替えし再起を図っていたそうです。台北駅や夜市、デパートのフードコートに出店していたそうですが台湾、特に台北は飲食業が過当競争な上にテナン
2024年(令和6年)になって3ヶ月、来週から新年度となりますがあまり景気が良いとは言えず唸っている人が多いと思いますがみなさんいかがお過ごしでしょうか。 私の事務所も昨年夏のBM事件で中古車バブルが弾け売上急減、年末にダイハツトヨタの不祥事が起こり新車まで売れなくなり年が明けても低空飛行、例年3月は繁忙期のはずですが余裕で乗り切れてしまったという状況です。トホホ。 株価だけ何故か絶好調ですが日銀がマイナス金利政策解除発表で円相場も株価も先行き不透明、それにも関わ
先日台湾のドキュメンタリー映画「九槍 And Miles to Go Before I Sleep」をネットで鑑賞、2022年に制作された映画で金馬獎を受賞するなど評判も高かったので早く見たかったのですが、コロナ後台湾行きの航空券や滞在費が高騰したり、上映している映画館が少なかったりでなかなか機会がなく鑑賞するのに2年もかかってしまったのですね。 映画は2017年で台湾新竹で起きた阮國非(NGUYEN QUOC PHI)という不法滞在の若いベトナム人労働者が警官
先々週は静岡県の浜松市で知人の方たちと飲み会、メンバーは通訳ガイド、ブラジル人学校校長、旅行会社社長、日本語教師の方々と行政書士の私だったのですが、コロナショック直前の2020年2月にも浜松でこのメンバーで飲んでいたので4年振りの再会に感慨深いものが。皆さん元気でコロナ前と同じ仕事を続けられてましたし、中には勲章貰うほど活躍された方もおりましたしね(苦笑。 先週は個人事業の確定申告。いつも前年12月末までに入力自体は済ませておいて期限ギリギリにE-TAXで電子申
https://officeshibata.jvj.co.jp/info/2024-marco-2/ 前回の続きです。我が国における外国人労働者の数は増える一方ですが彼らの日本語能力は落ちる一方、非漢字圏のアジア諸国からの外国人労働者が主流になりましたし、物価高騰と超円安で貯金も仕送りもできないという状況で来日前の初期衝動が保てない、職場にも地域にも同国人がいっぱいいて日本語話せなくても日本で生活できる、技能実習から特定技能1号2号に上がれば日本永住も可能となりそうです
少子高齢化で人口減少と人手不足が止まらない我が国では目下外国人労働者の受け入れが国策で積極的に進められておりますが、我が国と送り出し国との賃金格差の解消や超円安、物価高騰、国際人材獲得競争などにより昔と比べると外国人労働者の数は増えましたが質や能力の面では疑問符を付けざる得ない人材が多く入っている状況だと思います。 外国人労働者への不満やクレームでまず多いのは彼らの「日本語能力」だと思いますが1990年代に主力だった日系2世の労働者は読み書きはともかく日本語会話能力は問
先日静岡県の浜名湖で17歳の中国籍の男子高校生の溺死体が発見されるという事件が起こりましたが、容疑者がようやく確保、被害者とは知人の少年グループでフィリピンやブラジルなど外国籍の若者も含まれていたという予想通りで最悪の結果に。 事件のあった静岡県西部は1990年の入管法改正で定住者の在留資格の日系ブラジル人労働者が多く住むようになり2000年代以降定住化が進むと家族の呼び寄せや日本で結婚出産するブラジル人が増え、子弟の教育や不登校、非行が問題になりましたが、リーマンショ
先週は中国台湾が春節旧正月休み、文化の似ているベトナムもテト休み、華僑の多い他のアジアの国々も旧正月を祝うようですが日本はそういう風習が無いので普通に仕事してますが、母国に里帰りできないベトナム人と中国人が巻き込まれた犯罪報道が2つ流れてしまいましたね。 1つは千葉の大多喜町という田舎町の山中で焼けた車の中から遺体が発見され、警察が調べると遺体は若いベトナム人男性、金銭トラブルが原因でベトナム人のグループに車で拉致され知人から捜索願が出されていたそうです。 以前か
先日日本育ちで日本国籍取得済みウクライナ出身の椎野カロリーナさんという綺麗な女性がミス日本グランプリとなりましたが、「日本人じゃない」というバッシングをSNSで受け、更にマスコミに不貞をリークされミス日本辞退という興味深いニュースが。 5歳の時にウクライナ人の母親に呼び寄せられ日本に来て名古屋で育ったそうなのでおそらく来日時の在留資格は「連れ子定住者」だと思いますが、日本に来るといろいろ問題が起きる在留資格であります。この女性のように小さい時に日本に来た子はまだ日本に適
今週は半年ぶりに岐阜へ出張へ、いつもの愛知県に本社のある結構大きな企業さんの岐阜の営業所数カ所での車庫証明申請取得と登録の案件で、今回もつつがなく終わらせることができました(まだ車庫証明しかやってませんが)。 この業務を依頼されるようになって数年、半年に一度くらい岐阜を定期的に訪問させていただきあちこちレンタカーや徒歩でグルグルしているうちに気が付いたのですが岐阜という街はなかなか面白いところなんですね。 人口は約40万人で私が住んでいる豊橋市37万人と大差無いの
東京の足立で日本人のご夫婦がご自宅で何者かに殺害され、亡くなられたご夫婦の息子さんと以前交際していた若いフィリピン人女性とその知人のフィリピン人技能実習生の男が逮捕されるという衝撃的な事件が起こりマスコミで大きく報道され世間を騒がせる事態に。 主犯格とみられる容疑者のフィリピン人女性は日本人男性と婚姻し来日、フィリピンパブでホステスとして稼働していましたが子供さんが生まれた後離婚、在留資格はいわゆる日配くずれの離婚定住だったようです。フィリピン人女性によくあるパターンで
今年2024年は元旦から能登半島で大地震と津波が起き大きな被害が。私の田舎も目の前が太平洋の集落で大地震と津波の常襲地、いわゆる南海トラフ地震が150年から200年に一度起きて大きな被害が出るところでニュースを見ていて他人事ではありませんでしたね。今回被害に遭われたところも海辺の漁業で生計を立てている町が多かったはずですが、私の田舎も昔地引網が盛んで危険を承知で海の近くに住んでいたはずです。 地引網は太平洋戦争で漁師が兵隊にとられたのと戦後乱獲で魚が取れなくなって廃れて