「トランプ恐慌」という用語が使われたのは、もしかするとこれが最初かもしれません。ネット検索しても、一つも引っかからなかったので。世界中、とんでもないことになりそうです。その中で、日本がとるべき態度、方向は?その解は、この小論の中にあるのではないでしょうか。私が特に注視したところは、次のところです。「間違っても農産物での譲歩などしてはなりません。」「他方で、破綻した従来型の「自由貿易」主義をトランプ流の利己主義に対置しても、根本的な問題は解決しません。いま必要なのは、各国の経済主権や食料主権を尊重しながら多国間協調を深化させて多国籍企業に民主的規制を課し、「底辺への競争」を終わらせる改革です。世界共通の最低法人税率の強化やディーセントワーク(人間らしい仕事)の保障を通じて全世界の国民生活を底上げし、内需主導...◆来るぞ!「トランプ恐慌」~これを乗り越える“新しい民主的な国際経済秩序”をめざそう!!