待望の第2子はカランの希望通り、女の子でした。 第1子のリュウの時の辛い難産とは逆に 「生まれるのは夜中ですね。」という先生の言葉を裏切って 夜の7時に娘、ハルは生まれました。 『すぽんッ!』と音がするくらいの安産で、出産後歩き回って 「カランさん!何歩いてるんですかぁ!ダメですよ。寝てないと。」 と看護婦さんに叱られたほどでした。 産後の経過もよく、夫は育児にも協力的でカラ…
妊娠した時から徐々に、夫の中に占める子供への愛情は息子より まだ見ぬ娘へと向いてように思います。 お腹の大きいカランが横になっていて、その横でわざとではないのですが 転んでしまった息子に 「危ないだろう!!!」 いつもよりも強い語気に、リュウはきょとんとしていました。 カランもその頃は、妊娠中の自分とお腹の中の娘への愛情だとばかり 思っていましたが、この頃からすでに夫の中には義理…
夢の別居新生活は、5月から始まりました。 毎朝納豆とたくわんと味噌汁という、姑伝統の定番朝ご飯にも別れを告げ 自由な生活が始まりました。 はじめの頃は夫が仕事に行くのさえ寂しくて 帰ってくるのが待ち遠しい日々でした。 結婚前からカランは女の子の赤ちゃんが欲しいと思っていたので 子作りに一番燃えていた(//▽//)時期でもありました。 でも不思議と欲しい欲しいと思っていると出来ないもの…
実家の母と兄は、結婚1ヶ月で戻ってきたカランに「情けない」だとか 冷たく言ったりはしませんでした。 むしろリュウに対して「変」と言う姑や舅に対し 「結婚前と話が違う」と憤ってさえいました。 するとある日。母や兄のいない時間を狙ったかのように 姑から電話がかかってきました。 「本当に申し訳ないことを言ったわ。謝るわ。確かにリュウちゃんの事は 私たちが悪かったわ。でもね、私だっ…
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