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2007/06/19

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  • コブシ(辛夷/拳)の冬芽

    きょうは、大体晴れました(0.6~13.2℃/南東風)。 道沿いのコブシ(モクレン科)の冬芽が、膨らんでいました。青空を背に無数の花芽が煌き、今年は満開の期待が湧きました。北海道~九州等の山野に生育する、高さ8-20m、径60cmになる落葉高木です。早春、他の木々に先駆けて、展葉前の枝先に芳香ある白花を咲かせます。花弁は6枚で、基部は紅色を帯び、萼片3は小さく外側に軟毛を密生させます。花下に、葉が1枚付くのが特徴で...

  • マンサク(万作・満作・金縷梅)満ち咲く!

    きょうは、晴れ時々曇って、風の強い一日でした(1,0~10.9℃/北西風)。 道沿いで、マンサク(マンサク科)が咲いていました。今季の咲き出しは遅めでしたが、気が付けば既にあちこちに、黄色いリボンを伸ばしかけていました。本州(太平洋側)~九州の山林に生育する、高さ3-5mの落葉小高木です。葉は互生し、楕円形で波状の鋸歯があります。2-3月、他に先駆けて花を咲かせ、花は萼、花弁、雄蕊4、仮雄蕊4、雌蕊(花柱)2からな...

  • ジョウビタキ(尉鶲・常鶲)♂

    きょうは、晴れ時々曇って、風がありました(1,5~10.1℃/北西風)。 川岸に、ジョウビタキ(ヒタキ科)がいました。黒橙に白紋付の雄でしたが、珍しく水際を歩きながら時々止まって、餌を探していました。チベット~東シベリア、極東アジア等で繁殖し、非繁殖期は日本の他、中国南部~インドシナ等で越冬します。東北には主に沿海地方やサハリン、クリルから冬鳥として渡来。翼開長は14cm程。雄は顔や上面が黒く、頭は白く、腹...

  • ツグミ(鶫)

    きょうは、晴れて暖かくなりました(1.7~10.9℃/西北西風)。 林縁の草原に、ツグミ(ツグミ科)がいました。何故か今季はさっぱり見かけなかった当種ですが、暖かくなった所為か漸く、北上中の途中なのか、結構あっちにもこっちにも、勇ましく胸を張った者達が、ちょんちょん大地を蹴っていました。北東アジアに広く分布し、東シベリア~カムチャッカで繁殖、日本には秋~春に渡来して越冬します。体長約20㎝。体の上部が灰...

  • アカハラ(赤腹)♂

    きょうは、大体晴れました(8.0~18.9℃/南風)。 道沿いの斜面に、アカハラ(ツグミ科)がいました。昨年まではシロハラが常に見られた場所ですが、藪刈りで全く居なくなって、そんな所にひょっこりと、美しく朱いお腹と黄色い嘴が眼に沁みました。ロシアのサハリン、クリル、日本の北海道と本州中部以北の山地で繁殖し、比較的明るく開けた林の地上でミミズや昆虫等を捕り、冬は本州中部以西〜中国南部、フィリピン等で越...

  • センダン(栴檀)の果実

    きょうは、曇り時々晴れて、時折風花が舞いました(-3,0~3.9℃/西北西風)。 森の外れのセンダン(センダン科センダン属)に、実が生っていました。勿論、昔植栽されたものでしょうが、見事な実がたわわに下がり、人には有毒と言うのに、ヒヨドリ達が美味しそうに食べていました。中国~東南アジア、インド、オーストラリア等に分布し、日本では本州(伊豆半島・諸島以西)~沖縄の海岸近くの向陽地等に生育する、高さ5~10mの...

  • イヌガンソク(犬雁足)

    きょうは、曇り時々晴れて一日中雪が舞い、午後には少し積もりました(-1.7~5.5℃/西風)。 沢筋に、イヌガンソク(イワデンダ科)が生えていました。椰子葉にも見える胞子葉が、白雪に黒く映えて、精妙な細筆墨画を思わせました。北海道~九州の他、東アジア~ヒマラヤの山地の林下や路傍に広く生育する夏緑性の羊歯植物です。栄養葉は単羽状で、長さは50㎝程。胞子葉は、葉柄が長さ20㎝強、葉身が25㎝程で、枯葉は褐色に変わ...

  • カシラダカ(頭高)♀

    きょうは、晴れたり曇ったりで、時々雪が降りました(-1.8~5.6℃/西北西風)。 林縁に、カシラダカ(ホオジロ科)がいました。5羽程の群れが地上で採食していた様で、知らずに近寄ると飛び上がって、雌一羽は直上の枝に止まりましたが、又何処かに飛んで行ってしまいました。ユーラシア大陸北部とアリューシャンで繁殖し、冬は中国東部や中央アジアで越冬します。日本では冬鳥として、九州以北の山地~平地の明るい林や林縁、...

  • ヤブツバキ(藪椿)

    きょうは、曇り時々晴れて、午後に一時吹雪になりました(-2.0~5.7℃/北西風)。 森の外れに、ヤブツバキ(ツバキ科)が咲いていました。未だ数輪ですが、大きく紅い花が、暗く淋しい森を赤々と照らしていました。東北以西の暖地に生育する、高さ13m、径50cm程になる常緑小高木です。葉は互生し長楕円形で、先が短く尖り、質は厚くて光沢があります。時に12月頃から咲き始めるものの、主に3-4月、枝先に5弁の赤い花を下向きに...

  • ホソミオツネントンボ(細身越年蜻蛉)

    きょうは、朝に又雪が数㎝積もっていましたが、日中は晴れ時々曇って、時折雪が舞い飛びました(-5.3~3.9℃/西北西風)。 道沿いのに小木に、ホソミオツネントンボ(アオイトトンボ科)がいました。全く気付きませんでしたが、偶然眼前に、雪に塗れて寒さに耐える、枯枝の様な姿が現れて、その健気な様に胸が熱くなりました。朝鮮、中国等に分布し、日本では北海道中部~九州の低山地の水草の多い池等で見られる、体長35-42mmの...

  • ヤリノホゴケ(槍穂木毛)

    きょうは、朝までに雪が数㎝積り、後晴れましたが、午後は又降り出して、夜迄に又数㎝積りました(-3.0〜2.7℃/北西風)。 倒木上に、ヤリノホゴケ(ハナゴケ科ハナゴケ属)と思われる地衣類が生えていました。葉体は雪下でしたが、子柄は名通り槍の様でもあり、何処かで見た糸杉並木にも見えました。北半球に広く分布し、日本では北海道〜九州の山地~平地の樹皮上(稀に土上)に生育する子嚢地衣類です。基本葉体は鱗葉で長さ3~...

  • クワコ(桑蚕・桑子)の繭

    きょうは、晴れ後曇って、午後から天気が急変、雨後雪で暴風雪になりました(1.7~10.8℃/西北西風)。 道沿いのヤマグワに、クワコ(カイコガ科)の繭が付いていました。何故かこの繭も少なくなりましたが、出逢えば嬉し、暖かそうな絹毛の珠が風の吹く度煌きました。北海道~九州の他、中国、朝鮮等の山野に生息する、開張♂約33㎜、♀約44㎜の蛾です。成虫は6-9月に出現し、茶色く、ブ~ンと蜂の様な羽音を立てて良く飛びます...

  • アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀)

    きょうは、晴れ時々曇って、暖かくなりました(3.0~14.3℃/西北西風)。 道端に、アオジ(ホオジロ科)がいました。数羽で採餌していた様で、知らずに近付くと、飛び上がって皆藪に入り込みましたが、一羽だけ雌が止まって、愛らしい目で此方をちら見していました。夏に中国、ロシア南東部、朝鮮北部等で繁殖し、冬には中国南部等で越冬します。日本では北海道~本州中部以北で繁殖する他、主に中部以西で越冬し、山地~平地の...

  • モズ(百舌/鵙)

    きょうは、大体晴れました(1.6~11.6℃/北西風)。 林縁に、モズ(モズ科) がいました。5-6m迄近寄って初めて気付きましが、逃げる風もない雄で、目が合うと、不思議そうに小首を傾げていました。中国東部、朝鮮、ウスリー、サハリン等で繁殖し、冬には中国南部等で越冬します。日本では全国各地に周年生息しますが(留鳥)、北海道では冬に大部分は本州以南に移動し、山岳高地の者も里や南部に移ります。全長19-20㎝。眼上部...

  • (オニグルミ鬼胡桃)の葉痕

    きょうは、晴れ時々曇って、風の強い一日でした(0.4~7.8℃/北西風)。 道沿いに、オニグルミ(クルミ科)がありました。冬芽を覗くと、きょうもにっこり、猿回しの踊るお猿の様でした。日本全国の他、サハリン等の山野の川沿い等に生育する、高さ25m程の落葉高木です。雌雄同株。樹皮は暗灰色で、縦に大きく割れ目が入り、若枝には黄褐色の軟毛が密生。葉は互生し奇数羽状複葉で、小葉は対生で4-10対あり、卵状長楕円形で多...

  • ウスタビガ(薄足袋蛾・薄手火蛾)の繭

    きょうは、晴れたり曇ったり雪が降ったりで暴風が吹き、屡々吹雪になって、一時うっすら積りました(0.3~6.6℃/北西風)。 いつもの道沿いで、ウスタビガ(ヤママユガ科)の繭を見つけました。何故かさっぱり見られなくなったこの繭ですが、如何して見落としていたのか?、若草色の繭が風に吹かれて、見てよ見てよ!と震えていました。朝鮮、シベリア東部等に分布し、日本では北海道~九州の山野に生息する、開張90-110mmの大型の...

  • ケギボウシゴケ(毛擬宝珠苔)

    きょうは、晴れ時々曇りました(0.6~3.7℃/南西風)。 岩の上に、ケギボウシゴケ(ギボウシゴケ科)と思われる苔が生えていました。固い癖毛の様な、濃緑の房が風に吹かれていましたが、近寄って観れば、葉先が白い尖と成って震えていて、当種としました。北海道~九州の,亜高山帯~低地の日当たりの良い露岩や転石、石垣上に黒緑色の塊を成して生育する、茎長1~3cm程の蘚類です。葉は卵状の基部から披針~線形に伸びて,先...

  • ノウサギ(野兎)の足跡

    きょうは、晴れたり曇ったりで風強く、時折雪が舞い飛びました(-0.9~4.7℃/北西風)。 林縁の更地に、ニホンノウサギ(ノウサギ科)の足跡がありました。一羽ではありましたが、雪面にくっきりと続いていて、開発等で急速に少なくなっているだけに、とても嬉しくなりました。本州~九州の亜高山~低地の森林や草原等に生息する、体長45-54cm、体重2-3.5kgの日本固有の兎です。植物食で、葉、芽、枝、樹皮等を採食し、群れは...

  • クマノミズキ(熊野水木)の冬芽

    きょうは、朝に雪がうっすら積もり、後大体晴れました(-1.1~5/4℃/西北西風)。 道沿いに、クマノミズキ(ミズキ科)がありました。赤い槍先にも、細筆にも注射にも見える冬芽が、天に向かって真直ぐに立っていました。本州~九州の他。朝鮮、中国、ヒマラヤ等の山地の谷沿い等に生育する、樹高8-12mの落葉高木です。葉は卵~楕円形で、先は長い鋭尖頭で基部は楔形で全縁。葉身は長さ6-16cm、幅3-7cmで、裏面はやや粉白色で...

  • 二月観(視)察会

    きょうは第二日曜、観(視)察会の日。とは言え二・八月は(公式には)お休みなので、先ずは記録(調査)を主に、次に今年も森全体での「危険木」伐採が行われている事から、その一部点検も兼ねて歩きました(-1.1~5.8℃/西北西風)。久し振りの清々しい新雪の、しかも(西の山々は雪雲に覆われていますが)上空は雲一つない晴天の下、早速の出発です。サザンカや咲き初めのツバキ等眺めながら、静寂の構内を進むと、森の入口には、イイ...

  • テン(貂)の足跡

    きょうは、朝迄に雪が数㎝積り、晴れ後曇って又雪が降り、夜迄に又数㎝積りました(-3.7~5.2℃/北北西風)。 沢沿いに、テン(イタチ科)の足跡がありました。流れに沿って又横切るように、あちこち縦横に続いていましたが、兎等他の足跡がさっぱりなくて、逆に心配になりました。北海道~九州と朝鮮南部の主に奥山に生息し、小動物、昆虫、甲殻類の他、ノウサギ・キジ・ヤマドリ等も襲い、果実類も好みます。体長44-55㎝、...

  • ウツギ(空木) の果実

    きょうは、朝に雪が数㎝積り、一日中降ったり止んだりで、夜迄に又数㎝積りました(-2.2~0.8℃/西風)。 道沿いのウツギ(ユキノシタ科)に、実が付いていました。何時もは独楽にも小鬼にも見えるものが、今日は雪を被って、(連獅子の)親子獅子の様に見えました。北海道~九州の林縁、崖等の少し湿った場所に生育する樹高2-4mの落葉低木です。良く分枝し、樹皮は灰褐色で、新枝は赤褐色を帯び、星状毛が生えます。葉は卵~...

  • コツボゴケ(小壺苔)

    きょうは、朝迄に雪が数㎝積り、後晴れたり曇ったりで、時折風花が舞いました(-2.6~3.3℃/西南西風)。 道沿いの擁壁に、コツボゴケ(チョウチンゴケ科)が生えていました。真白い雪の間に、鮮やかな緑が美しく、きょうは白浜に打ち上げられた、海葡萄の様にも見えました。アジア東~東南部~ヒマラヤに分布し、日本では全国の山地の谷間、人里の半日陰等の岩上、地上に生育する草丈 1-2㎝の蘚類です。茎は初め立ち上がり、...

  • リョウブ(令法)の果実

    きょうは、朝に雪がうっすら積もり、一旦晴れて融けましたが、午後は雪が降ったり止んだりで、夜には数㎝積りました(-1.7~1.8℃/北西風)。 道沿いのリョウブ(リョウブ科)に、実が付いていました。普通は高い所にあるのですが、何故か枝毎垂れ下がって、雪に塗れ乍ら冬の花を咲かせていました。北海道南部~九州の他、朝鮮南部等の、明るい尾根や谷筋等に生育する、高さ3-7mの落葉小高木です。樹皮は縦長に薄く剥がれ、内...

  • オシドリ(鴛鴦)♂

    きょうは、晴れ時々曇って、時折風花が舞いました(0.3〜6.4℃/西北西風)。 川に、オシドリ(カモ科)がいました。五色沼や長沼の営巣木・止木の大量伐採や、現青葉山キャンパス内大沼の破壊等ですっかり消えてしまった当種ですが、何時もの人目のない川に、雄が一羽のみでしたが、ひっそりと浮かんでいました。北海道~沖縄の亜高山~低地に生息・繁殖する留鳥で、ロシア沿海地方、サハリン、中国北部等で繁殖する者は、日本や...

  • ホオジロガモ(頬白鴨)♂

    きょうは、大体曇りました(-0,5~7.5℃/北西風)。 川に、ホオジロガモ(カモ科)がいました。数羽のキンクロハジロと一緒の雄でしたが、特に潜る訳でもなく、ぷかぷか水面に浮かんでいました。広くユーラシアや北米の北部の森で繁殖し、地中海やペルシア湾、中国南部、朝鮮、北米中部等の内湾、河口、湖沼等で越冬します。日本へは亜種ホオジロガモが冬鳥として渡来します。全長は46cm程で、雄は頭が緑色光沢のある黒で、顔...

  • マメホコリ(豆埃)

    きょうは、大体晴れました(-1.2~6.9℃/西北西風)。 道沿いの倒木に、マメホコリ(変形菌 =粘菌/ドロホコリ科)が付いていました。真冬とは言っても、成熟した黒い子実体が未だあちこちにあって、近寄れば、尺玉の星や美形の泥団子の様でもありました。世界に広く分布し、日本では春~秋に全国の腐朽木上に孤~群~密生する変形菌です。着合子嚢体型のほぼ球形で、桃色がかった灰~黄褐~暗褐色、径15㎜の無柄。未熟体は...

  • オオバクロモジ(大葉黒文字)

    きょうは、曇り後晴れました(-1.0~6.8℃/北西風)。 道沿いのオオバクロモジ(クスノキ科)の、花芽が膨らんでいました。木一杯に沢山付いていましたが、みんな丸い花芽と尖った葉芽を赤らめて、きょうは海老の頭の様に見えました。北海道南部~中部の主に日本海側の亜高山帯下部~丘陵に生育する、高さ3-5mの落葉小高木です。雌雄異株。葉の長さは8-13cmで、樹皮には名の由来の黒斑があり、材は香りが良く、高級な爪楊枝に...

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