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2007/06/19

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  • トサカゴケ(鶏冠苔)

    きょうは、朝までに雪が数㎝積り、日中は晴れました(-2.7~3.8℃/西風)。 道沿いの倒枯木に、トサカゴケ(ウロコゴケ科トサカゴケ属)と思われる苔が生えていました。一面に網目状に張り付いていて、白雪に緑模様がとても映えていました。北海道~九州の落葉樹林内の朽木上等に生育し、茎は這い、長さ1~2㎝。仮根は腹葉の基部から出て、葉は重なり、広く開出し、多形、茎の基部のものは方形で、切頭で2歯が有り、上部のもの...

  • メジロ(目白)

    きょうは、朝までに雪が数㎝積り、後曇り時々晴れて雪が間断なく舞い、一時又うっすら積もりました(-2.3~1.9℃/北西風)。 道沿いで、メジロ(メジロ科)に会いました。近くにいたので、目白色ならぬ鶯色の鮮やかな羽も、名通りの白縁のパッチリ眼も、案外鋭い嘴も….しっかり見る事ができました。東~東南アジアに広く分布し、日本では北海道中部以南の山地~低地に、留鳥(又は漂鳥)として生息します。全長約12㎝、翼開長約...

  • ヒドリガモ (緋鳥鴨)♂

    きょうは、朝まで湿雪が降り続いてうっすら積もり、日中は晴れたり曇ったりで時々吹雪になり、夜にまたうっすら積もりました。(-0.5~4.1℃/西北西風)。 川に、ヒドリガモ (カモ科)の雄がいました。普通下流の方に多いのですが、最近は山沿いの淵等にもちらほら見られ、黄冠付きの緋色頭を潜らせて(♂)、水草等を食べていました。ユーラシアの寒帯域やアイスランドで繁殖し、ヨーロッパ、アフリカ北部、インド北部、中国...

  • アカマツ(赤松)の冬芽

    きょうは、晴れ後曇って、晩方から雪が降り出しました(0.4~3.4℃/北風)。 道沿いのアカマツ(マツ科)に、冬芽がありました。暖かそうな赤い毛槍状で、妖怪の槍毛長の趣もありました。本州~九州・屋久島の他(北海道にも植林)、朝鮮、中国東北地方等の、山野の乾燥した尾根~湿地にまで生育する、高さ25m、直径1.2m程の常緑高木です。樹皮は赤褐色で新枝は黄褐色。葉は2葉性で、長さ7-12㎝、横断面は半円形で幅0.7-1.2㎜。...

  • ウメ(梅)

    きょうは、朝まで雨で、日中は曇り後晴れました(5.0~8.7℃/北北西風)。 森の外れで、ウメ(バラ科)が咲いていました。寒いと言っても、この数日急に暖かくなった所為か、既に何輪も、紅い梅が春香を放っていました(仙台での平年開花は2/27)。中国原産で、古い時代に渡来したと言われる(日本にも自生していたとの説も)、樹高5-10mの落葉高木です。卵形の葉は互生して先が尖り、周囲が鋸歯状。2-4月、葉に先立ち1-3㎝...

  • クワコ(桑蚕・桑子)の繭

    きょうは、晴れ後曇りました(-0.1~8.5℃/北西風)。 道沿いのヤマグワに、クワコ(カイコガ科)の繭が付いていました。未だ枯葉に囲まれていましたが、風に揺れる度、絹毛の珠が霜柱の様に煌きました。北海道~九州の他、中国、朝鮮等の山野に生息する、開張♂約33㎜、♀約44㎜の蛾です。成虫は6-9月に出現し、茶色く、ブ~ンと蜂の様な羽音を立てて良く飛びます。成虫時に餌は摂らず、アゲハの幼虫に似た目玉模様がある幼虫は...

  • オオイタドリ(大虎杖、大痛取)の果実

    きょうは、良く晴れて暖かくなりました(-0.6~12.9℃/北風)。 道沿いのオオイタドリ(タデ科)に、果実が残っていました。見事な程の房になっていて、西日を浴びて、より朱く染まっていました。良く似たイタドリより北方系種で、北海道~本州中部の山野に生育する、高さ1-3m(大きいものでは4-5m)の多年草です。葉は長~広卵形で、長さ15-30㎝、幅10-25㎝で、基部は心形で先が尖り、裏面は粉白色を帯びます。葉の両...

  • カシラダカ(頭高)

    きょうは、一日曇りました(1.7~4.9℃/西北西風)。 森の道端に、カシラダカ(ホオジロ科)がいました。10羽程の群れが採食していましたが、知らずに近寄ると、周囲の木々に飛び上がり、きょろきょろした後何処かに飛んで行きました。ユーラシア大陸北部とアリューシャンで繁殖し、冬は中国東部や中央アジアで越冬します。日本では冬鳥として、九州以北の山地~平地の明るい林や林縁、草地等に渡来します。体長15cm程で、雌雄...

  • アオサギ(蒼鷺、青鷺)

    きょうは、大体曇りました(0.2~6.0℃/北北西風)。 川沿いの枯木に、アオサギ(サギ科)がいました。木々の間から覗けましたが、夕暮れ時にひっそりと、ここで一夜を明かすのかな?と思いました。アフリカ~ユーラシアに広く分布し、日本では夏鳥又は留鳥の、国内最大の鷺です。体長約90cm、翼開長約1.8m、体重約2kg。上面は青みがかった灰色の羽毛で被われ、淡灰色の2は黒く、雨覆は灰色です。頭部は白い羽毛で覆われ、眼上部...

  • ベニマシコ(紅猿子)

    きょうは、曇り時々晴れて、とても暖かくなりました(0.5~11.5℃/西北西風)。 林縁の道沿いに、ベニマシコ(アトリ科)がいました。紅を差した雄でしたが、イノコヅチに止まって、夢中で草の実を食べていました。シベリア南部、中国東北等に分布し、日本では下北半島以北で繁殖し、冬は全国の落葉樹林のやや水辺の芦原等で過します。全長約15cmで翼長6-7cm、体重14-16g。嘴は短く尾は長く、翼に2本の白帯があり、雄は胸と...

  • ヤマドリ(山鳥)の足跡

    きょうは、良く晴れて、暖かくなりました(-2.5~9.0℃/南西風)。 道沿いの雪上に、ヤマドリ(キジ科)の足跡がありました。雌と雄となのか?、同じ所をくるくる回って、じゃれ合っている様にも見えました。日本固有種で、本州~九州に分布し、本亜種ヤマドリの他、コシジロヤマドリ、シコクヤマドリ、アカヤマドリ、ウスアカヤマドリの5亜種があります。本亜種ヤマドリは、全長雄125cm、雌55cmで、雄は全身が赤褐色で尾は1m程...

  • ソシンロウバイ(素心蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅)

    きょうは、晴れ時々曇って、時折風花が舞いました(-3.9~3.2℃/西風) 川の袂のソシンロウバイ(ロウバイ科)が、咲き出していました。寒い日が続いていましたから、未だかなとも思いましたが、覗いてみるとちらほらと、ほんのり芳香を漂わせて、名通りの蝋細工の様な黄花を開いていました。中国原産で日本には江戸期に渡来した高さ2-4mの落葉低木です。幹は、地際から分枝して株状になります。葉は対生し、長楕円〜卵状長...

  • イヌブナ(犬椈、犬山毛欅、犬橅)の葉と芽

    きょうは、朝までに雪が数cm積り、後晴れましたが、時折強い風雪となりました(-2.4~2.7℃/北西風)。 道沿いのイヌブナ(ブナ科)に、未だ葉が付いていました。白い雪を被って、茶色かった葉が、赤味を増した様に見えました。冬も葉が残るのは、所謂「枯凋性」と言われるもので、その目的は、1..冬の寒さから冬芽を守る。2..動物に冬芽を食べられない様にする。3,冬に保持して春に落葉させると葉の分解効率が高まり、栄養や...

  • ツルデンダ(蔓連朶)

    きょうは、晴れ後曇って、晩方から雪がちらつきました(-2.9~4.3℃/南西風)。 道沿いの岩に、ツルデンダ(ウラボシ科)が生えていました。岩間に下がる小さく端正な姿は、深山幽谷を思わせましたが、葉先を見ると、子株と繋がっていて、不思議な感じでした。中国、朝鮮、ロシア東部に分布し、日本では北海道〜九州の山地の林内の石灰岩や結晶片岩地のやや湿った岩上や斜面にに生育する常緑羊歯植物です。根茎は小さく短く、直...

  • ベニシダ(紅羊歯)

    きょうは、曇り時々晴れました(-1.2~4.1℃/西北西風)。 道端に、ベニシダ(オシダ科オシダ属)が生えていました。雪の為か、艶やかな葉を裏返して、赤いソーラスを見せつけていました。東アジア南部に広く分布し、日本では本州(岩手・山形以南)~九州の山地の林下や草原等に生育する、常緑羊歯植物です。長さ30-90㎝の葉は、斜上するやや太い根茎から束生し、卵形の葉身は2回羽状に分裂し、革質で表面に艶があります。名の...

  • ヒカゲノカズラ (日影の蔓、日陰の蔓)

    きょうは、晴れたり曇ったりで時折小雨がぱらつき、気温が上がりました(1.4~9.0℃/西北西風)。 林縁の道端に、ヒカゲノカズラ(ヒカゲノカズラ科)が生えていました。緑のモールの様な茎が長く這っていましたが、立ち上がると、糸杉の様な風情でした。北半球に広く分布し、日本では北海道~九州の、高山~山地の日当たりの良い裸地等に生育する蔓性の羊歯植物です。茎が地上を這い、所々から根や立ち上がる茎を出して広がり、...

  • カワラヒワ(河原鶸)

    きょうは、大体晴れました(-1.4~5.6℃/北風)。 車道沿いのヒマラヤスギに、カワラヒワ(アトリ科)がいました。10羽程の群れでしたが、枝先に止まって、コロコロコロコロ言い乍ら、暫し楽しそうにお喋りしていました。カムチャツカ~中国南部に分布し、日本ではほぼ全国の低山~低地のモリヤ市街地の候長15cm、翼開長24cm程の留鳥ですが、北部のものは冬季に暖地へ移動し、大群も観察されます。桃色の太い嘴と、黄褐色の体に翼...

  • ツクバネ(衝羽根)の果実

    きょうは、曇り後晴れました(3.2~6.9℃/南南西風)。 道端のツクバネ(ビャクダン科)に、実が生っていました。鳥に食べられたり落ちたりして、大分少なくなっているのですが、此処の木はまだまだ数多く、雪を背に羽根をちらつかせていました。本州~九州北部の、山地の樹林下に生育する雌雄異株で高さ1-2mの落葉低木です。半寄生植物で、根は主に杉や檜、樅等の針葉樹に寄生して養分を摂取する他、自身も光合成して養分を...

  • マヒワ(真鶸)

    きょうは、晴れ時々曇って、気温が上がりました(-2.0~7.0℃/西北西風)。 杉の木に、マヒワ(アトリ科)がいました。20羽程の群れで、良く見ると杉の球果を突いている様で、時折雄花から花粉の煙が立ってドキッとしましたが、一斉に飛び立って旋回しながら何処かに消えました。ユーラシア大陸の亜寒帯(ヨーロッパ北部やアルプス、中国北東部やウスリー)に広く分布・繁殖し、冬はアフリカ大陸北部やヨーロッパ、中国東...

  • オオウバユリ(大姥百合) の果実

    きょうは、昼過ぎまで雪が降り続いて10cm以上積り、後曇って時折湿り雪が舞いました(-2.9~1.0℃/北北西風)。 沢端に、オオウバユリ(ユリ科)が生えていました。何本も立っていましたが、夫々の実に砂糖の様な雪を乗せて、大好きだったささら飴を思い出しました。北海道~本州中部以北の山地に生育する、高さ1.5~2mの多年草です。 関東以西に分布するウバユリより草丈が高く、花数が多く、寒地を適地として発達しています。...

  • ヤママユ(山繭)の繭

    きょうは、晴れ時々曇りました(-4.3~4.3℃/北西風)。 木の枝に、ヤママユ(ヤママユガ科)の繭がありました。昨日の観(視)察会でも見られましたが、最近とても少なくなって、温かそうな絹毛の黄緑の玉が、とても愛おしくなりました。北海道~九州の森に生息し、成虫は開張115-150mmで、8-9月に出現します。4枚の翅には、それぞれ1つずつの目玉紋と、黒白2色の筋があります。幼虫はブナ科のコナラ、クリ、クヌギ等の葉を...

  • 一月観(視)察会

    きょうは、新年初の観(視)察会。久し振りに寒くて雪のある、穏やかで清々しい「初歩き」になりました(-6.3~2.2℃/北風.)。大学構内では、サザンカとツバキの違い、クスノキとタブノキ等比べたりしつつ森に向かいます。森の入口のイイギリは未だ赤い実を無数に垂らし、ヒヨドリ等が採食していました。アオハダの短枝には、最近さっぱり見なくなったモズの早贄(ミカドフキバッタ)があって、興味深く観察しました。森は森閑と雪に...

  • トウゲシバ (峠芝・峠柴)

    きょう、朝は久し振りにとても寒くなり、日中は晴れました(-7.6~1.0℃/北風)。 檜の林床に、トウゲシバ (ヒカゲノカズラ科) が生えていました。雪の中に青々と、近寄れば針葉樹の幼木か、大きくなり過ぎた杉苔にも、葉腋のソーラスが南の島の椰子の木をも思わせました。東~東南アジア等に広く分布し、日本では北海道~沖縄の、森林内のやや湿った日陰に生育する常緑性の多年草、シダ植物です。高さ10~20cm 。葉は細い線形...

  • トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)の果実

    きょうは、朝までに又5cm程雪が積もり、日中は晴れたり曇ったりで、時折雪が降りました(-4.0~-0.7℃/北風)。 道沿いの藪に絡まるトリガタハンショウヅル(キンポウゲ科)に、果実が付いていました。ケサランパサランの様な綿毛(羽毛状花柱)が、雪と光に煌めいていました。本州~四国の、山地の林縁に生育する木本性の蔓植物です。葉は1回三出複葉、小葉は狭卵形で鋸歯があります。5-6月、葉柄の先に3㎝程の鐘形の主に黄白...

  • モズ(百舌/鵙) の早贄

    きょうは、晴れて気温が上がり、晩方からは雪が降り出しました(-1,7~8.5℃/西風)。 道沿いの木の枝に、ミカドフキバッタがありました。奇麗に串刺しになってはいましたが、大分茶色くなっていて、お腹も空っぽに見えました。これは所謂、モズの早贄(ハヤニエ)で、春~秋、特に秋の食物が豊富な時、木の棘や枝先等に獲物を突刺す行為を言います。しかし、この習性は大きな謎とされ、何の為に行われるかは、未だ良く分かっ...

  • テン(貂)の足跡

    きょうは、雪が朝までに10㎝程積り、後晴れて大分融けました(-3.0~2.4℃/北風)。 尾根沿いに、テン(イタチ科)の足跡がありました。歩幅もあって、深い雪を蹴る様に、躍動感一杯、雪煙上げながら走り回る姿が見える様でした。北海道~九州と朝鮮南部の主に奥山に生息し、小動物、昆虫、甲殻類の他、ノウサギ・キジ・ヤマドリ等も襲い、果実類も好みます。体長44-55㎝、尾長17-23㎝、体重0.9-1.5kg。広い行動圏を持ち、...

  • マンサク(万作・満作・金縷梅)の花芽

    きょうは、朝に雪がうっすら積もり、日中は曇り時々晴れて時折雪が雪が舞い、晩方からは本格的に雪が降り出しました(-2.4~2.5℃/北西風)。 道沿いのマンサク(マンサク科)の、花芽が膨らんでいました。今冬は、少し昔の様な寒さと雪降りで、まだまだかと思っていましたら、枝にはしっかりと、紫の萼から黄色い花弁が、今にも飛び出しそうに、覗いていました。本州(太平洋側)~九州の山林に生育する、高さ3-5mの落葉小高木...

  • チリイソウロウグモ(塵居候蜘蛛)の卵嚢

    きょうは、今朝うっすら雪があり、日中は晴れたり曇ったりで、時々雪が降りました(-3.5〜3.6℃/北西風) 道沿いの木の枝に、チリイソウロウグモ(ヒメグモ科イソウロウグモ属)のものと思われる卵嚢がありました。実にちゃっこい提灯の様で、夜には明りが点りそうでした。日本の本州〜南西諸島と中国の一部に分布する、体長が♀7~10㎜10㎜、♂5~9㎜の小型のイソウロウグモの一種です。成体は7~9月に出現し、全体的に赤味の...

  • カワガラス(河烏)

    きょうは、晴れ時々曇って、時折風花が舞いました(-4.8~3.0℃、西北西風)。 沢に、カワガラス(カワガラス科)がいました。どんな水棲昆虫がいるのか、水の流れる岩底を突いては歩き回って、何かを探していました。ヒマラヤ北部~カムチャツカに広く分布し、日本では北海道~九州の主として山間の渓流に棲む留鳥です。全長(翼開長)21-23cm。雌雄同色。全身濃茶色で、目を閉じると白い瞼が目立ちます。短めの尾羽を立て...

  • 白鳥が翔んで行く

    きょうは、朝までに又雪が数㎝積り、後晴れて時々雪が舞いました(-3.8〜1.9℃/北西風) 森の上空を白鳥が翔んで行きました。俯きながら歩いていると、遠くからコーッ言う声が聞えてきて、顔を上げてキョロキョロすると、森の窓を大きな、オオハクチョウ(カモ科)と思われる数羽が、悠然と消えて行きました。大陸北部で繁殖し、欧州の一部、中国東部、朝鮮、カスピ海や黒海沿岸で越冬し、日本には冬に、シベリアやオホーツク...

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