ブーゲンビリア(筏葛) ~ 花びらの中に小さな花びら
門扉越しに赤い花をたくさんつけている木がありました。近づいていくと赤い花びらの中に白いものが、さらに近くで見ると白いものには花びらがあるではないですか。と言うことは、白いものが本当の花びらで赤い花びらはガク?花の名前は、ブーゲンビリア。和名はイカダカズラ、漢字で筏葛。オシロイバナ科ブーゲンビリア属、和名がイカダカズラなのでイカダカズラ属とも言われています。赤い花びらに見えたのは苞葉でした。苞はつぼみを包んでいた葉のことです。苞片ともよばれていて複数ある場合は総苞片とよんでいます。総苞片の中に3個の白い漏斗状の花を咲かせます。苞とガクの違いは、苞は開花前のつぼみを包んで保護する役割の葉で、ガクは花びらを下から支える役割の葉です。役割によって名前が違ってくるんですね。タンポポは花を支えていないので苞片でいくつもの苞...ブーゲンビリア(筏葛)~花びらの中に小さな花びら
2019/09/27 21:15