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2006/11/13

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  • 東電を提訴した小児甲状腺がん患者原告の声と、完全無視の復興庁ビデオ

    東電を提訴した、小児甲状腺がん患者原告6人の声 [集団線量について追記] 「誰にも言えず10年を過ごした」 わずか6分のビデオ、聴きましょう。 他方、こちらは復興庁が昨年末にアップロードし、5万回以上再生されているビデオ「【医師がやさしく解説】国連機関発表/福島の原発事故による放射線の健康影響」。これはひどいです。「人でなし」という言葉がふさわしい。 影響はゼロだそうです。確率的影響に関する「集団線量」(下記参照)という重要キーワードは使われません。また、子供の甲状腺がんの多発にも一切触れていません。登場する「専門家」の名前が出ませんが、坪倉正治という医師で、「医療ガバナンス研究所」(理事長上昌広氏)の研究員だそうです。

  • オミクロン株の後遺症「ブレイン・フォグ」

    オミクロン株の後遺症とされる「ブレイン・フォグ」が以前から気になっていました。頭にモヤがかかったような状態で、物事に集中できない、仕事もできない、という深刻な後遺症です。数日前(1/26付け)アエラにこの症状についての記事が出たので、そのオリジナルを探してみました。 アエラの記事はこちら:オミクロン患者、頭のモヤ状態「ブレインフォグ」の症状も 思考力や集中力が低下 原典は「ゾエCOVIDシンプトム・スタディー」となっているので、「ゾエ」のスペルは仮に"zoe"として検索してみました。それらしい文章が出てきましたが、日付は「18日更新」となっていて、”brain fog”という言葉は見当たりません。 https://joinzoe.com/learn/omicron-symptoms さらに検索語に”brain fog”を付け加えるなどして探すと、"zoe"の発信とみられるY..

  • オミクロンに「ファクターX」なし?,学術会議の対応は?

    新型コロナの日本流行に関しては、「ファクターX」などと言って油断させるような言説もあったが、もはや日本も欧米の仲間入り。人口当たり感染者数でカナダを追い越した。いや、検査が、最近は特に追いついていないようなので、多分もっと上か。(画像は ourworldindata から) 日本学術会議は何をして来たのかちょっと調べてみたら、動きは早かったものの、第二部のメンバーが足を引っ張ったようだ。この機関への世論の視線が薄かったようだ。「任命拒否問題」ばかりに--もちろんこれも重大問題だが--目を奪われていたようだ。 日経、昨年12月の記事から抜き書き: 日本学術会議、コロナに関する政策を提言できず "委員長らが20年2月上旬に作成した「執行部案」は、1民間会社や大学・研究機関など可能 なあらゆる組織を支援し協力を求め、総力を挙げて検査体制を拡充2感染症指定医療機関以 外の医療機関が..

  • NETFLIX版「新聞記者」は日本の映像史の時代を画す

    NETFLIX版 「新聞記者/The Journalist」全6話、全5時間を観了*しました。 5時間を費やして余りある、お釣りの来る作品。テレビの連ドラではこのくらいの時間は簡単に費やすかもしれませんが、内容の濃さはそれとは桁違いです。日本の映像アートの歴史において時代を画するものと思います。「世界同時配信」という意味でも。 それぞれの世代の、それぞれの状況の人々のつらさへの眼差し、抵抗精神の鼓舞。 「主人公」である新聞を巡って、それを作る側だけでなく、それを実際に読者に届ける労働にも、作家の敬意が払われています。 実はこの映画を見るために NETFLIX の契約をしたのですが、仮にこの1本だけでも、(月額)1,490円は元が取れます。 1/24追記:映画の内容は、劇場版「新聞記者」よりも直にリアルに迫ったものです。森友学園と安倍首相を巡って起きた事件のほとんど..

  • 共産党の「4中総」決定と参院選

    (前書き:「批判的応援」の必要性) 昨年の衆院選での野党の後退、それを受けて11月27~28日に開かれた共産党の「4中総」について、私の意見をメモしておきたいと思います。社民党、れいわ新選組と並んで、共産党は重要な国政政党で、しかも前2者と比べて勢力も大きいので、その役割は重要です。欧米の共産党が非常に小さいのに比べても、世界的に特異な位置にあります。そのような政党としての共産党がもっと大きくなり、影響力を強めて欲しい。いや、むしろ、迫り来る参院選を戦うには、この「4中総」のレベルでは率直に言って全く不十分 − つまり再び自民の優位を許しかねず、理論・方針と態勢の急速な「バージョンアップ」が必要だと思います。 そのような目的で、昨年の衆院選、そして中央委員会総会について議論します。過去にも共産党については何度も意見や感想をブログなどに書いてきましたが、それと重なることも多々あります..

  • ヤニス・バルファキス--NHKの「欲望の資本主義2022」から

    BS1スペシャル、「欲望の資本主義2022 成長と分配のジレンマを越えて」、 https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2021118258SA000/ 録画しておいたものを、ようやく最後まで見ました。最後に出てくる、ヤニス・バルファキスの字幕を文字化しました。これが番組制作者の結論のようにも思われます。私も最も重要な部分だと思います。 まさに「フェイスブック」が槍玉に挙げられているので、フェイスブックにも転載しています。 https://www.facebook.com/kouichi.toyoshima/posts/4309906762448373 ------字幕コピー------ デジタル空間をうまくコモンズとして確立しない限り、ザッカーバーグ氏によって所有され、私たちは皆ディストピアに生きる情報プロレタリアート、いわば情報農奴として領主..

  • 岡田晴恵氏の「秘闘」の一節から

    前の記事で紹介した岡田晴恵氏の「秘闘 私の『コロナ戦争』全記録」、とてもドラマティックなくだりに遭遇したので、ついつい読み取ってしまいました。(最後の方の太字は引用者) 132ページからもう一人の週刊誌記者 2020年3月後半から感染者数は増え始め、緊急事態宣言が発出された4月には深刻な状況を迎えていた。 その日、私はたまたま家に居て、宅配便を待っていた。日中自宅にいることは珍しかった。スマホの振動にビクッとする。知らない番号だが、宅配便の配達員からの電話だと思って出た。開口一番、文春とは別の週刊誌の名前を名乗られてドキッとした。一番取ってはいけない電話に出てしまったのだ。 記者も、まさか出るとは思つてなかったけど、本人が出た、だから聞くことは聞こうと思ったようだった。彼が聞いてきたことは、どこで洋服を買うのかとか、価格帯とか、そんな質問だった。ああ、ネット上で洋服のことが取りざた..

  • 岡田晴恵氏の「秘闘 私の『コロナ戦争』全記録」

    岡田晴恵氏の「秘闘 私の『コロナ戦争』全記録」を読み始めました。新型コロナの日本上陸の前後からひっきりなしにテレビに出演し、メディアに「コロナの女王」と呼ばれた学者です。私も、もっとも信頼できる学者、解説者として注目していた人です。中国、武漢での発生から政府の対応、初期のTV出演の時の様子、ダイアモンド・プリンセス号事件の前まで読み進んだところ。重要人物が実名で登場します。 ここまででもこの問題のポイントがかなり分かりました。ほぼ当時理解していたとおりでしたが、特措法の対象となる「新感染症」に指定するか、それとも「指定感染症」にするかが重大な分かれ目だったことは知りませんでした。 いま世界はオミクロン株の災いの最中に、日本もその入り口にいますが、いまだに科学的対応ができていない。この本が変化の一助になるか? 帯の推薦人はあまり好きではありませんが・・・。

  • コロナ、少ないうちに封じ込めるべき

    新年早々、不穏なテーマで書くのは残念ですが・・・。 コロナ感染者数の増加は、しかもその「増加率の上昇」は警戒すべき状況と思われます。オミクロン株が広がれば、さらに加速します。上昇を許しているということは、とりもなおさず現在の感染対策が十分でないことを示しています。 NHKのサイトでは感染状況がグラフでも示されていますが、縦軸が通常目盛り(リニア目盛り)で、しかも大きな値にしてあるため、危機感は持てません。 変化の傾向を見るためには、縦軸を対数目盛りにする必要があります。指数関数的な変化(つまり増加や減少の比率が一定)が直線になります。例えば複利の元利合計のグラフが直線。それで目盛ると次のグラフになります。昨年同時期のグラフと重ねてプロットしています。オレンジが2021ー22年のデータです。横軸の年号は2021ー2022と読み替えて下さい。 この傾向が続けば、挿入した直線で示..

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