小学の頃は童謡が好きだった。ロシア民謡も。中学になり復活が級にありトルストイに触れた。世間では砂の女が評判になった。私も図書館で最後に男が砂地で水を貯める術を知った。そのまま居つき7年間の失踪を告げられた。自分も同じ行いをしただろうと。 そんな頃ぬやまひろし氏のこの歌を知った。少し前に歌声がはやった。虚弱体質だったのでこの歌が胸にスーと溶け込んだ。体を鍛えると共に意志を持っていきたいと。そして砂の女、変身、城とカフカに夢中になる。 本は過去を通して生き方を示す。でも歌は落ち込んだ時にも慰め励まし力を与える。この歌と走れコータローは思い出深い。若かった日々に心が今でも熱くなる。若者よーの歌