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2006/08/09

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  • 田中利典師の「大峯山と金峯山」

    今日の「田中利典師曰く」は、「大峯山」(師のブログ2014.8.29付)。私もよくご質問をいただくのだが、大峯山は特定の山の名前ではなく、基本的に総称である。同様に金峯山も、総称である。葛城山もかつては総称だったが、今は「金剛山」「葛城山」と、特定の山の名前となった。師の『はじめての修験道』からの抜粋である。※トップ写真は、田中利典師の勇姿。師のFacebook(10/26付)より「大峯山」大峯奥駈というと、大峯山という名前をもつ特定の山があると思いがちだ。このあたりの地理をよく知らない人のなかには、大峯奥駈は大峯山という特定の山を中心に、おこなわれていると信じている人もいるらしい。しかし、地図のどこを探しても、大峯山という特定の山はない。では、どこを指して大峯山と呼ぶのかというと、広い意味と狭い意味の、...田中利典師の「大峯山と金峯山」

  • よみがえれ、大和橘 絶滅の危機から再生へ!/奈良新聞「明風清音」第95回

    奈良新聞「明風清音」欄に月1~2回、寄稿している。今月(2023.10.19付)掲載されたのは「なら橘プロジェクト」、なら橘プロジェクト代表・城健治さんのお話である。※トップ写真は城健治さん(10/2撮影)。城さんが手にするのは大和橘の葉っぱで、容器に入れて熱湯を注ぎ、蓋をして20分経つと美味しいハーブティーが出来上がる日本の固有種である大和橘(やまとたちばな)は、様々な薬効や機能性成分を持つスグレモノだが、生産が追いつかないのが悩みの種だ。大規模な計画的栽培に乗り出してくれる人はいないだろうかと、奈良新聞にこの原稿を書いた。心ある人は、ぜひご協力いただきたい。なら橘プロジェクト10月2日(月)、なら橘プロジェクト代表・城健治(じょう・けんじ)さんのお話をお聞きする機会に恵まれた。演題は「よみがえれ、大和...よみがえれ、大和橘絶滅の危機から再生へ!/奈良新聞「明風清音」第95回

  • 近鉄文化サロン橿原(近鉄百貨店橿原店)で、「奈良まほろばソムリエ歴史講座」11月24日(金)スタート!(2023 Topic)

    2023年11月24日(金)から2024年2月23日(金・祝)までの15時半~17時半(各月の第4金曜日)、近鉄文化サロン橿原教室(近鉄百貨店橿原店)で「奈良まほろばソムリエ歴史講座」が開講されます!※トップ写真は、徳南さんの講演風景(奈良シニア大学で、2022.11.10撮影)講師は同会のベテラン講師・徳南毅一(とくなん・きいち)さんで、奥深い奈良県の歴史をスクリーン(PowerPoint)を使って、分かりやすくお話しします。カリキュラムは、11/24(金)大和建国ヒストリー~大和王朝建国の謎に迫る~12/22(金)奈良の神々と神社~由緒ある身近な神社の紹介~1/26(金)南都七大寺~栄光の歴史を語り文化財を紹介~2/23(金・祝)春日若宮おん祭~師走を彩る最高の祭祀と芸能の祭~ぜひ、お申し込みください...近鉄文化サロン橿原(近鉄百貨店橿原店)で、「奈良まほろばソムリエ歴史講座」11月24日(金)スタート!(2023Topic)

  • 田中利典師の「山の論理と都会の論理」

    今日の「田中利典師曰く」は、先日の「人生の逝き方」から日付を戻し、「山の論理と都会の論理」(師のブログ2014.8.28付)を紹介する。日本山岳会創立100周年および同関西支部創立70周年記念講演会で、利典師は「役行者と修験道」という講演をされた(2005年11月於:高野山大学)。その一部抜粋を、ご自身のブログで公開されたものである。では、以下に全文を紹介する。※トップ写真は、天川村・観音峯からの風景(2005.8.27撮影)「山の論理と都会の論理」最近、百名山登山とか、中高年の登山が流行っていますが、どうも私は無宗教です無信心ですといった日本人のカルチャー、一神教的な価値観に洗脳されて西洋人と同様に自然を物として見る、畏怖する心を忘れた、そういう心で山との関わりを持つことに、大変な危険を感じています。日...田中利典師の「山の論理と都会の論理」

  • 珍しい茅葺き屋根の拝殿、天理市の「夜都岐(やとぎ)神社」/毎日新聞「やまとの神さま」第60回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。2023.10.12付で紹介されたのは〈夜都岐神社(天理市)/春日大社と深い縁〉だった。執筆されたのは、奈良市在住の久門たつおさんだった。※紅葉の写真3枚は、夜都岐神社境内で撮影(2005.11.23)この神社は天理大学「親里(おやさと)ホッケー場」の近くにあるので、ホッケー(南都銀行女子ホッケーチーム)の試合のときに何度かお参りしたことがある。静かなたたずまいで、とりわけ秋の紅葉が見事だった。また、同行の「萬葉チャリティウォーク」で、「山の辺の道南コース(天理~柳本間)」として、「同行天理支店駐車場~石上神宮~夜都伎神社~大和神社~大和神社御旅所~長岳寺~黒塚古墳」というコースを歩いたこともある。では全...珍しい茅葺き屋根の拝殿、天理市の「夜都岐(やとぎ)神社」/毎日新聞「やまとの神さま」第60回

  • 田中利典師の「人生の逝き方」(あやべ市民新聞「風声」)

    今日の「田中利典師曰く」は、「人生の逝き方」(師のブログ2017.10.24付)であるが、これは最近(2023.10.24)になって師が「6年前の思い出」として、Facebookに再掲載されたものだ。もとは、あやべ市民新聞「風声」欄(2017.10.23付=トップ画像)に寄稿された文章である。私もここへ来て、坂本龍一、谷村新司、もんたよしのりなど、年齢の近いミュージシャンの訃報に接し「そろそろ私も、死出の旅支度をしなければいけないのかなぁ」などと考えている。それにはやはり、お坊さんの話に耳を傾けるのが一番だろう。では、以下に全文を抜粋する。「人生の逝き方」この演題は私がつけたものではなく、綾部の高齢者学級の主催者の方からいただいたものである。かなり私にはハードルの高そうな演題ではあった。もちろん仮題なので...田中利典師の「人生の逝き方」(あやべ市民新聞「風声」)

  • 葛城ひかりダリア園(近鉄忍海駅西)、惜しまれつつ 12月に閉園します!(2023 Topic)

    昨日(2023.10.24)、会社の先輩だったFさんと、近鉄忍海駅から西へ徒歩5分のところにある「葛城ひかりダリア園」(葛城市忍海262)を訪ねた。Fさんは昨年、Facebookの「奈良の秘密教えてちょ!」で同園のことを知ったそうだ。Fさんのブログ「事務長のホッと一息」(2022.10.30付)には、ダリアの和名は「天竺牡丹」。その名の通り、ボタンを思わせる見事な花がたくさん咲いていた葛城市忍海のダリア園昨年(2021年)お亡くなりになったご主人が稲を栽培されていた田圃を活用し、その奥様(Nさん)が今年(2022年)からダリアを栽培されている「ひかりダリア園」を訪れました。広い敷地には今を盛りとさまざまなダリアが咲き誇っていました。これはクロコノマチョウ(黒木間蝶)か、落葉にソックリだ!NKH出版のサイト...葛城ひかりダリア園(近鉄忍海駅西)、惜しまれつつ12月に閉園します!(2023Topic)

  • 創業50周年、株式会社櫻井(吉野町)の減圧乾燥無垢材「よし坊」

    『ナント経済月報』2023年10月号の「企業訪問レポート」は、〈吉野材を用いた最高品質の無垢材製造を目指して株式会社櫻井奈良県吉野郡吉野町〉だった。ここは集成材の大手メーカーとしてよく知られているが、最近は「減圧乾燥」させた無垢材を手がけている。減圧することで沸点が低くなるため、低温での乾燥が可能なのだ。記事全文はこちら(PDF)に掲載されている。リード文には、株式会社櫻井は、吉野町に本社を置く木材メーカーで、構造用集成材や減圧乾燥無垢材などの製造を手掛けており、日本全国に良質な木材を届けている。同社は仕入先や販売先をはじめとしたステークホルダーとの信頼関係を大切にしながら成長を続け、2023年9月に創業50周年の節目を迎えた。また、地元である吉野の町と共に発展していきたいという強い思いから、2015年に...創業50周年、株式会社櫻井(吉野町)の減圧乾燥無垢材「よし坊」

  • 田中利典師の「仮のお姿だからこそ、有り難い」

    今日の「田中利典師曰く」は、師の昔のブログではなく、Facebookに書かれた先週の木曜日(2023.10.19)の話である。師が長年「企業秘密というか、信仰的なタブー」と考えられてきた疑問が、千人結縁灌頂(10/5~10)の最終日、最後の護摩を焚き終えた瞬間に氷解した、という話である。※トップ写真は、利典師のFacebookから拝借した「権現」とは文字通り、「仮(権)に出現した」ということ。本地(本来の姿)である釈迦、観音、弥勒が、蔵王権現という仮の姿で現われた。現在、過去、未来を見守る「釈迦、観音、弥勒」といういわば抽象的な存在が、「蔵王権現」という憤怒の形相の「具体的な姿」をまとって目の前に現われた。おかげで、衆生はその姿を拝むことができるのだ、ということに師が気づかれたという話である。以下、全文を...田中利典師の「仮のお姿だからこそ、有り難い」

  • 観光ボランティアガイドと「歩く・なら」(2023年度下期)

    奈良県のウォーキングポータルサイト「歩く・なら」をご存じだろうか。ならの観光力向上課(県観光局)が運営しているサイトである。そこに「令和5年度観光ボランティアガイドと歩く・なら」というウォークイベントの情報が出ていた。令和5年10月から令和6年3月までの期間、ウォークイベント「観光ボランティアガイドと歩く・なら」を開催します。奈良県内各地の観光ボランティアガイドよりすぐりの全16コースで、地元ガイドならではの話を聞きながら、奥深い奈良を歩き、旅をご一緒に楽しんでみませんか。このウォークイベントは、「奈良県観光ボランティアガイド連絡会」が運営している。チラシによると同会は、平成18年(2006年)4月に設立。奈良県の観光ボランティアガイド団体で構成。現在32団体加盟。団体間の情報交換や交流を目的に、各団体の...観光ボランティアガイドと「歩く・なら」(2023年度下期)

  • 魚屋 かいちで、夜のコース料理を満喫!(近鉄大和西大寺駅南口スグ)

    秋の夜(2023.10.16)知人と2人で、大和西大寺駅南口「Coconimo(ココニモ)SAIDAIJI」に入居する海鮮酒場「魚屋かいち」を訪ね、「コース料理」をいただいた。煮魚定食(ランチ)と夜メニューの海鮮丼は、以前にいただいたことがあり、とても気に入っていた(=当ブログ)。お店のHPは、こちら。※トップ写真は刺身盛り合わせコースは3,000円、5,000円、7,000円(いずれも税込み)の3コースで、この日は7,000円のコースを予約してあった。@2,000円で飲み放題がつけられたが、この日はつけなかった。まず出てきたのは前菜盛り合わせ(会席の「八寸」に当たるもの)だ。柔らかい国産牛のローストビーフ、ツブ貝のワサビ和え、湯葉刺し、色豆腐(ウニ豆腐、カボチャ豆腐)など、色とりどりの前菜がきれいに盛ら...魚屋かいちで、夜のコース料理を満喫!(近鉄大和西大寺駅南口スグ)

  • 修験道は、「脳化社会」へのアンチテーゼ

    今日の「田中利典師曰く」は、「大自然の非日常に浸かる山修行」(師のブログ2014.9.13付)、『体を使って心をおさめる修験道入門』(集英社新書)』のP139以下の抜粋である。※トップ画像は、養老孟司著『唯脳論』(ちくま学芸文庫)当ブログのタイトル〈修験道は、「脳化社会」へのアンチテーゼ〉は、私がつけた。師は「大自然=山修行=非日常(ハレ)」と「人工物に囲まれた都会生活=日常(ケ)」を常に対比される。ふと「これは、誰かも言っていたな」と思いだし、本棚にあった養老孟司著『唯脳論』を取りだしてみた。おお、あるある、利典師と養老氏は、表現を変えて同じことを言っているのだ。『唯脳論』の裏カバーには、〈文化や伝統、社会制度はもちろん、言語、意識、そして心…あらゆるヒトの営みは脳に由来する。「情報」を縁とし、おびただ...修験道は、「脳化社会」へのアンチテーゼ

  • 信貴山朝護孫子寺で、「毘沙門天王二十八使者守護善神練り行列」を拝観!

    日曜日(2023.10.15)、信貴山朝護孫子寺(生駒郡平群町信貴山)で「毘沙門天王二十八使者守護善神練り行列」を拝観した。當麻寺の練供養はよく知られているが、こちらはほとんど知られていない。毎年10月の第3日曜日午後2時から行われている。スタートの直前、赤門前に整列二十八使者に加え、お坊さんたちも列に加わるので、長い行列になる。目の前を練り歩くのでよく見えるし、写真も撮りやすい。被写体の前に立ちはだかる人も、ほとんどいない。「毘沙門天二十八使者」とは、Wikipediaによると、小さい使者は、子どもやおばあさんが扮していた毘沙門天二十八使者(びしゃもんてんにじゅうはちししゃ)とは毘沙門天に仕える28の夜叉である。毘沙門天曼荼羅で描かれるときには中央(第一院)に毘沙門天と吉祥天、5人の童子が置かれ、2番目...信貴山朝護孫子寺で、「毘沙門天王二十八使者守護善神練り行列」を拝観!

  • 特別インタビュー「この人に聞く」平越國和さん/南都経済研究所『ナント経済月報』2023年10月号

    一般財団法人「南都経済研究所」から、『ナント経済月報』(2023年10月号)が届いた。表紙をめくると、おお、平越國和(ひらこし・くにかず)さんの優しいお顔が出ていた。巻頭の特別インタビュー「この人に聞く」に登場されていたのだ。平越さんは株式会社丸国林業取締役会長で、今年(2023年)7月からは、一般社団法人奈良経済産業協会の会長も務めておられる。リード文は、〈いつの時代も生きてゆくには『人間力!』企業にとって人を育てることは将来の大きな財産になると思っています。努力と知恵を絞り、奈良県企業の人と人のつながりを大切に多くの企業、従業員の方の成長・育成に携わっていきたいと考えています〉。奈良経済産業協会会長就任時に表明されたのは、「奈良発のイノベーション創造してゆく」だった。平越さんの奥さんはNPO法人「奈良...特別インタビュー「この人に聞く」平越國和さん/南都経済研究所『ナント経済月報』2023年10月号

  • 田中利典師の「身の苦によって心乱れざれば、証課自ずから至る」

    今日の「田中利典師曰く」は、「身の苦によって心乱れざれば、証課自ずから至る」(師のブログ2014.8.25付)である。これは役行者の言葉で〈きびしい修行によって身体を苦しめて、しかもその苦しみに負けないならば、心は浄められ、解放される〉ということなのだそうだ。師は具体的な事例を挙げて、これを詳しく解説されている。以下に全文を抜粋する。※トップ写真は、吉野山の桜(3/28付)「身の苦によって心乱れざれば、証課自ずから至る」役行者の教えのなかで、最も大切なもの。それが「実修実験」だ。「修行を実践して、体験を実現する」という意味で、同じことを「修行得験」と表現する場合もある。こういうと、なんだかとても難しそうに聞こえるが、ようするに、自分自身の身体で体験しなければ、なにもわからないということだ。言い換えれば、い...田中利典師の「身の苦によって心乱れざれば、証課自ずから至る」

  • 「鶏soba座銀」(奈良市小西町)の泡系鶏白湯ラーメンは、クセになる!

    2023年10月10日(火)、近鉄奈良駅前の奈良市小西さくら通り商店街に「鶏soba座銀」がオープンした。「これは行かねば!」と土曜日(10/14)に訪ねてみた。ここは「イオカビューティーショップ奈良店」があった場所で、長い間シャッターが閉まっていて陰気だった、これでぱあっと明るくなった。私は午前11時20分に行列に並び、40分に入店、わずか5分後に着丼。同店の公式インスタグラムには、※トップ写真は、「鶏soba」大(1,080円税込み、以下同じ)と「ライス」並(200円)入口ドアの上に、のれんがかかっていた鶏soba座銀(株式会社銀の葡萄)〜「ゴボウ」が代名詞の鶏白湯(とりぱいたん)ラーメン〜ポタージュのようなスープの上に合わせるのは、弧を描くように揚げたゴボウ。「大切な人を連れていきたい」ラーメン屋の...「鶏soba座銀」(奈良市小西町)の泡系鶏白湯ラーメンは、クセになる!

  • 斑鳩町で第10回「世界遺産サミット」、10月28日(土)・29日(日)開催、要申し込み・参加無料・先着順!(2023 Topic)

    世界遺産のある地方自治体で、毎年交代で開催されている「世界遺産サミット」、第10回という節目の年に、「法隆寺地域の仏教建造物」の世界遺産登録30周年を記念して、斑鳩町(奈良県生駒郡)で開催される。詳しくは末尾のチラシに出ているが、概要を同町の公式HPから拾うと、第10回世界遺産サミットin斑鳩を開催します!「法隆寺地域の仏教建造物」が、平成5年12月11日に姫路城とともに日本で初めて世界遺産に登録され、今年で30周年を迎えます。これを記念し『第10回世界遺産サミットin斑鳩』を、斑鳩町で開催します。ぜひみなさんも、世界遺産サミットにご参加いただき、世界遺産を活かしたまちづくりについて、一緒に考えてみませんか。チラシ表面は、こちら(JPEG)、裏面は、こちら(JPEG)開催日令和5年10月28日(土)・29...斑鳩町で第10回「世界遺産サミット」、10月28日(土)・29日(日)開催、要申し込み・参加無料・先着順!(2023Topic)

  • 毎年11月14日に酒まつり(醸造安全祈願祭)、桜井市三輪の「大神神社」/毎日新聞「やまとの神さま」第59回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2023.10.5)掲載されたのは、「最古の神社山がご神体/大神神社(桜井市)」、執筆されたのは、広陵町にお住まいの箕輪成記さんだった。※トップ写真は、神木「巳の神杉」越しの大神神社の拝殿=桜井市三輪で女優の富司純子は、子どもの頃(当時は大阪市在住)は親に連れられて毎年、初詣に大神神社にお参りしたそうで、参道のお寿司屋さんにサイン入りの色紙があった。ここは『古事記』にも登場する日本最古の神社(日本で最初に神祭りをした場所)として知られ、地元では「三輪の明神さん」として親しまれている。では、以下に全文を紹介する。最古の神社山がご神体/大神神社(桜井市)大神(おおみわ)神社は、背後の三輪山自体をご神体と...毎年11月14日に酒まつり(醸造安全祈願祭)、桜井市三輪の「大神神社」/毎日新聞「やまとの神さま」第59回

  • 久々に「中納言」で、活伊勢海老料理を堪能!

    気の置けない相手と2人で、「活伊勢海老料理中納言」大阪千日前味楽館(大阪市中央区難波1-4-4)を訪ねた(2023.10.11)。中納言を訪ねるのは、ずいぶん久しぶりである。※トップ写真はこの日のメイン料理「伊勢海老の中納言焼き」この日の前菜は、帆立貝の貝柱だったここは近鉄の大阪難波駅から、まっすぐ「なんなんタウン」(虹のまち)に入り、16番出口から上がればスグのところだ。千日前の大通りに面しているので、とても分かりやすい。この日に注文したのは、「招福コース」(@15,180円税込み、以下同じ)だった。お店の公式サイトには、この日のメニュー、否が応でも、期待が高まる!伊勢海老のサラダ中納言風伊勢海老の活け造りお祝い・ご宴会・ご接待に、大小個室からオープンフロアまで。若いお二人からご年配の団体様まで、ゆっく...久々に「中納言」で、活伊勢海老料理を堪能!

  • 田中利典師の「修験道の入峰修行」(十界修行)

    今日の「田中利典師曰く」は、「十界修行」(師のブログ2014.8.21付)である。『大法輪』2005年4月号(大法輪閣刊)に師が寄稿された「修験道の入峰修行」の文章である。※写真は、吉野山の桜(3/28撮影)修験道には、以下のような10段階の教え(教学)があるのだそうだ。〈実際に山に行き、体験すると、きつい登り坂に地獄の苦しみを感じ、山頂を吹き抜ける風に仏の慈悲を目の当たりにする〉という。では、以下に全文を抜粋する。「十界修行」入峯修行ではただ単に行ずるのではなく、その方法として十界修行をあてているが、その十界修行とは次の10をさす。1.地獄界…忍苦(地獄は八寒八熱の苦しい世界。入峯修行の際、炎熱に苦しみ、風雨寒冷をしのいで耐える地獄道克服の修行である)2.餓鬼界…知足(餓鬼は貪欲にして飢渇に苦しむ世界。...田中利典師の「修験道の入峰修行」(十界修行)

  • 「『サーカスのライオン』50年」展、藤岡家住宅(五條市近内町)で開催中!(2023 Topic)

    NPO法人「うちのの館」(管理法人)が運営する「藤岡家住宅」2階の展示室で、絵本『サーカスのライオン』の出版から50周年を迎えたことを記念して、特別展を開催している。この童話の著者は、児童文学作家の故川村たかし氏(五條市名誉市民)。川村氏には多数の童話のほか、『新十津川物語』(偕成社文庫全10巻)という著作があり、NHKでドラマ化されて話題となった。「藤岡家住宅」の館長・学芸員は、氏の長女の川村優理さんである。私はスポーツの日(2023.10.9)にうかがい、優理さんのご説明を受けながら、展示を拝見した。圧倒されたのは、全国の小学生たちから送られて来た手紙・ハガキの数々。きれいに色が塗られ、イラストが描かれたものも多かった。これらはいわば、じんざ(サーカスのライオン)に対するファンレターだ。優理さんはこれ...「『サーカスのライオン』50年」展、藤岡家住宅(五條市近内町)で開催中!(2023Topic)

  • 今年は、9月も過去最高の暑さだった!

    今年(2023年)は9月も暑かった!私の実感だけではなく、新聞各紙が報じている。まずは毎日新聞〈9月も過去最高の暑さ統計開始以来平年より2.66度高く〉(10/4付)によると、※トップ写真は、毎日新聞の記事サイト(10/4付)から拝借気象庁は2日、9月の日本の平均気温は平年より2・66度高く、1898年の統計開始以来最高だったと発表した。今年は記録的な暑さが続き、7月から3カ月連続で記録を更新した。10月も全国的に平年より高温になる見通しだという。地域別の9月の平均気温は、東日本で平年を3・1度、西日本で2・3度上回り、ともに過去最高となった。北日本も同プラス3・1度で過去2番目の暑さだった。全国の主な観測地点153カ所のうち、111地点で統計開始以降最高を記録した(タイ含む)。気象庁によると、地球温暖化...今年は、9月も過去最高の暑さだった!

  • 田中利典師の「神と仏は ほぼ同じ」

    今日の「田中利典師曰く」は、「神と仏はほぼ同じ」(師のブログ2014.8.15付)、奈良県宗教者フォーラム編『修験道の真実と未来』(あをによし文庫)より、利典師による「第一部・修験道入門基調講演」から抜粋されたものだ。※トップ写真は、吉野山の桜(3/28撮影)「神仏習合」の話はよくされているが、ここで師は〈神と仏が、争わず、互いを敬い祀りあう関係こそ、日本の宗教の特質と言っていい〉と語る。では、全文を以下に紹介する。「神と仏はほぼ同じ」神と仏というと、現代人は、どうしても別々に分けて考えてしまいがちです。しかし、私たちのご先祖は、神と仏を分けて考えたりはしませんでした。両者の距離は、現代人では想像もできないくらい、近かったのです。日本に「仏」が、正式なルート(仏教公伝)で入ってきたのは6世紀半ばと言われて...田中利典師の「神と仏はほぼ同じ」

  • 「麺舎いっとう 奈良富雄店」の極ウマ!つけ麺

    今日は訪ねたばかりの「麺舎いっとう奈良富雄店」(奈良市富雄元町2-7-25SSKビル1F)を紹介する。もともとここには「きぶんや」という和歌山ラーメンの店があり、私も当ブログで紹介したことがある。旧店も評判が良かったが、2019年にリニューアルし、「麺舎いっとう」となった。店の外壁にこんな看板が出ていた。①つけ麺何度も試行錯誤して完成したオリジナル麺は食感、のど越し共に最高の出来となりました。約8分程麺を湯がき、一気に氷水で締める。それを秘伝のゴマダレで食す。つけだれにラー油を入れて食べるのも絶品。もし、お腹に余裕があれば店主オススメのだし茶漬けで〆ていただきたい「つけ麺」。②から④は、普通の汁そば(湯麺)のスープの説明だ。真っ先に「つけ麺」が出ているので、お薦めはつけめんで、そこに「だし茶漬け」をセット...「麺舎いっとう奈良富雄店」の極ウマ!つけ麺

  • まほろばclubが11月18日(土)13時15分から吉野音街道「三奇楼」でライブ!(2023 Topic)

    南都銀行の現役およびOBなどによる大人バンド「まほろばclub」が、11月18日(土)13時15分~45分、音楽フェスティバル「吉野音街道」で、吉野町上市のゲストハウス「三奇楼」でライブを行うそうだ。リーダーの大村公伸さんから、お知らせいただいた。吉野音街道とは、Facebookによると、吉野音街道は、2年前に上市地区(奈良県吉野郡吉野町)を中心に始めた音楽フェスティバルです。三奇楼をはじめとした再生した空き家を利用してコンサートを行うことで、再びこの旧伊勢街道沿いに音が溢れる町にしたい、本物の音楽を届けたい、という思いを形にしたものです。今年は、県内外から44組ほどのミュージシャンが上市地区の8会場に集結します。まほろばclubの公式サイトには、“速報!”第3回吉野♪音♪街道に出演します。♪.2023年...まほろばclubが11月18日(土)13時15分から吉野音街道「三奇楼」でライブ!(2023Topic)

  • 田中利典師の「神仏によって浄化され、癒やされる」

    今日の「田中利典師曰く」は、「懺悔懺悔六根清浄」(師のブログ2014.8.11付)、名著『体を使って心をおさめる修験道入門(集英社新書)』からの抜粋である。師は今、金峯山寺「千人結縁灌頂会(せんにちけちえんかんじょうえ)」の真っ最中だ。※トップ写真は、吉野山の民家で咲いていた桜(3/28撮影)本文で〈「懺悔(さんげ)」とはまさに神仏にひれ伏す世界。とてつもない汗が身体中から流れ出ると同時に、六根(つまり眼・耳・鼻・舌・身・意の六つ)がきれい浄化されていく、そういう思いを体験するのです〉と語る。では、以下に全文を抜粋する。「懺悔懺悔六根清浄」山々、谷々をこだまして響きわたる「さーんげさんげ(懺悔懺悔)、ろっこんしょうじょう(六根清浄)」の掛け念仏。テレビ番組などで何度か紹介されたこともあり、ご存じの方もある...田中利典師の「神仏によって浄化され、癒やされる」

  • うまい!新鮮!近鉄大和西大寺南口スグの海鮮酒場「魚屋 かいち」

    これまでに2回(2023.9.21および10.2)、近鉄大和西大寺駅南口「Coconimo(ココニモ)SAIDAIJI」に入居する海鮮酒場「魚屋かいち」を訪ねた。お店のHPには、※写真は「煮魚定食」1,280円(税込み、以下同じ)。魚はイトヨリ、ご飯は大盛り(無料)大和西大寺駅から徒歩1分!近鉄大和西大寺、CoconimoSAIDAIJI内にある海鮮料理の店。店内は木の温もりのある和モダンな雰囲気、オープンキッチンに面したカウンターとテーブル席。全国から仕入れる新鮮な魚を昼は定食、夜は居酒屋メニューで提供!!コース料理は3,000円~ご提供!全国各地より届く選りすぐりの美味しいお魚をこだわりのお酒と共に楽しんでいただけます!飲み放題ももちろんお付けできますのでお気軽にお申し付けください★初回は9/21(木...うまい!新鮮!近鉄大和西大寺南口スグの海鮮酒場「魚屋かいち」

  • 阿紀神社(宇陀市大宇陀)で「阿紀能」、10月16日(月)開催、観覧無料!(2023 Topic)

    昨日の産経ニュース(10/320:37配信)に、〈織田家ゆかりの能舞台で「翁」を舞う奈良県宇陀・阿紀神社10月16日「神様の前で厳粛に」〉という記事が出ていた。一部の席を除き、観覧は無料だ。全文を紹介すると、※トップ写真は、産経ニュース(10/3)から拝借。能舞台(手前)と本殿(奥)奈良県宇陀市大宇陀迫間(はさま)の阿紀(あき)神社で16日、秋の大祭に合わせて阿紀能が行われ、観世流シテ方の齊藤信隆さん(77)が「翁(おきな)」を舞う。江戸時代前期に織田家宇陀松山藩3代藩主の織田長頼が寄進したという能舞台で披露。「翁は神様の前でささげる祈りの曲。由緒ある能舞台で、厳粛な気持ちで勤めたい」と齊藤さん。神に仕える芸能といわれる「翁」へ特別な思いを込める。同神社は垂仁(すいにん)天皇の皇女、倭姫命(やまとひめのみ...阿紀神社(宇陀市大宇陀)で「阿紀能」、10月16日(月)開催、観覧無料!(2023Topic)

  • 田中利典師の「修験道はもっとも日本的な宗教」

    今日の「田中利典師曰く」は、「修験道はもっとも日本的な宗教」(師のブログ2011.8.10付)、師のご著書『体を使って心をおさめる修験道入門』(集英社新書)からの抜粋である。今回は欧米人と日本人の「自然観」の違いに言及し、修験道は、「聖なる山や森」からエネルギーをいただく山伏の宗教であると語る。では、以下に全文を紹介する。※トップ写真は、吉野水分(みくまり)神社の桜(3/28撮影)「修験道はもっとも日本的な宗教」日本人の山に対する感覚は、欧米の文化と比較してみると、特徴がより際立ちます。欧米人には、キリスト教成立以降の社会では山を仰ぎ見るような信仰はありませんでした。たとえば、トーマス・マンの小説『魔の山』、あるいはハリウッドの『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』などの映画を見てもわかるよう...田中利典師の「修験道はもっとも日本的な宗教」

  • 宇佐八幡神を分祀、柳八幡大菩薩「郡山八幡神社」/毎日新聞「やまとの神さま」第58回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。9/21(木)に掲載されたのは〈野球上達祈る「グラブ神社」/郡山八幡神社(大和郡山市)〉、執筆されたのは京都府木津川市在住の島田宗人(むねひと)さんだった。※トップ写真は、郡山八幡神社の拝殿=大和郡山市柳でこの神社は「グラブ神社」として知られ、野球上達の祈願所になっている。奉納されたグラブは洗浄して、野球の盛んなカリブ海沿岸諸国に贈られているそうだ。では、記事全文を紹介する。郡山八幡神社(大和郡山市)郡山八幡神社は、市内の静かな住宅地の中に厳かな雰囲気で鎮座しています。鳥居をくぐると、明るい境内が開け、本殿と境内社の後方から郡山城の外堀土塁阯(し)まで鎮守の森が繁っています。神社の起源は、東大寺の守護神と...宇佐八幡神を分祀、柳八幡大菩薩「郡山八幡神社」/毎日新聞「やまとの神さま」第58回

  • 田中利典師の「修験道に学ぶ 子育てのありよう」

    今日の「田中利典師曰く」は、「佐世保事件を憂う」(師のブログ2014.7.31付)、奈良県文化会館で開催された「平成17年度健やか親子21全国大会」(母子保健家族計画全国大会)での師の講演録(後半部分)である。おそらく90分の講演の後半45分だろうが、文章にすると、とても長い。しかし傾聴に値するとても良いお話なので、ぜひ最後までお読みいただきたい。※トップ写真は、大峯山・山上ヶ岳で師が撮られた朝焼け(9/15林南院開創50周年記念登拝)「佐世保事件を憂う」佐世保で16才の高校生が同級生を自宅マンションで殺害し、首や手を切り落とすという悲惨な事件が起きました。本当に痛ましい限りです。実は私は10年前、やはり佐世保で小学生が起こした同級生殺害事件のあと、母子保健家族計画全国大会(平成17年10月27日、奈良県...田中利典師の「修験道に学ぶ子育てのありよう」

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