ノーハルは、いやノーハル姉さんはあまりにもカッコよかった。一年近く旅をしているからなのか、外国の23歳の女性はみんなこうなのか、俺がしょぼいだけなのか分からな…
ノーハルはベッドから起き上がり、俺にまたモゴモゴとなにやら話しかけると、頭を掻きながらシャワールームに行き、シャワーを浴びた。俺はその間、考えた。今日ってどー…
朝の祈りの声と圧倒的にうるさいタクシーのクラクションの音で目が覚めた。夜遅くまで騒いでるくせにインド人の朝は異様に早い。部屋はまだ薄暗く、ほとんど何も見えない…
気がつくと時計は午前三時を指していた、かれこれ三時間以上もノーハルと話していたことになる。 そして、何よりも無意識に英語を話せていた。それは、ノーハルが分かり…
それから日本語の授業が始まった。ノーハルは本当にびっくりするくらい勉強熱心だった。なにからなにまですぐにメモし、すぐに覚える。俺は「こんにちは」から「なんでや…
辞書には、1~10までの数字。あいさつ。そして、これはいくらですか?などの例文などをいくつか書いた。しかし、待っても待っても、ノーハルは現れない。その間、俺は…
夜になり、部屋に戻ると、そこにノーハルの姿はなかった。まだ帰ってきてないようだ。ノーハルとゆっくり話すのを楽しみにしていた俺は少しがっかりした。まあ、すぐに帰…
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