「どうする家康」の武田勝頼のように、城攻めは内部から切り崩して攻略する?
5月28日放送の大河ドラマ「どうする家康」は、岡崎城における内紛が描かれていました。すなわち、岡崎城陥落を目論見る武田勝頼が、同城の城兵を取り込み、内部からの切り崩しを図ります。徳川家から離反させるために密かに動いていたのは、武田家の忍びです。力攻めにするのではなく、徳川家家臣の不満をうまく突いて取り込み、内側を瓦解させて一気に叩く。この方が犠牲も少なく、家康の士気を挫くのにも有効です。忍びと言うと、黒づくめの恰好をした者たちがかなり特殊な術を使うイメージが強いかもしれませんが、情報収集や内部切り崩しを図り、味方に勝利をもたらすのも重要な仕事に数えられます。「どうする家康」が描いた岡崎城攻めは、一種の忍び合戦と見てもよいでしょう。同ドラマでは内部の切り崩しを図りましたが、実際に城に攻め入って敵を攪乱させる...「どうする家康」の武田勝頼のように、城攻めは内部から切り崩して攻略する?
2023/05/30 07:00