下サロベツ原野園地@幌延町 2015年5月 4 ツメナガセキレイ
2015年5月上旬、GW休暇を利用して旅した宗谷地方。サロベツ原野南端に位置する幌延(ほろのべ)町の下サロベツ原野の様子です(こちらの続き)。幌延ビジターセンターから始まる散策路の木道を北へ。長沼と呼ばれる細長い三日月状の沼の畔を進みます。長沼付近の低木で低い鳴き声で囀る黄色い鳥。出会えるといいなと思っていたツメナガセキレイです。各地で亜種に分かれますがツメナガセキレイは北米からユーラシア、アフリカにかけて世界的に広く分布しています。日本には渡りの途中で現れる旅鳥ですが、サロベツ原野などの北海道北部では少数が繁殖しています。鳴き声は地味だった記憶がありますが黄色がとても映える綺麗な鳥です。ツメナガセキレイは草原の中に地面に営巣し、5月から6月にかけて産卵するということです。もしかするとこの付近でつがいのも...下サロベツ原野園地@幌延町2015年5月4ツメナガセキレイ
2012年6月下旬、釧路湿原北東部に位置する塘路(とうろ)湖から釧路川を下るカヌーツアーに参加した時の様子です(こちらの続き)。今回のカヌーツアーのルートを国土地理院の地形図に示したものです。拡大はこちら。緑色の線は出発地点であるツアー会社がある塘路湖畔からアレキナイ川を下り釧路川との合流点までの前回まで紹介したルート。赤色の線が今回の記事で紹介する合流後の釧路川を下るルートです。アレキナイ川と釧路川の合流点。合流点から川幅が少し広くなったような気がしました。実際に地形図からもアレキナイ川より釧路川の方が川幅が少し広いことが分かります。手付かずの自然が残された釧路川流域の湿地帯。川沿いに何か動く気配。野生動物が現れたかと思いきや釣り人の姿でした。湿原内の釧路川では主にアメマス釣りを楽しむ釣り人の姿を頻繁に...釧路湿原のカヌーツアー@標茶町2012年6月4
固有種の高山植物が多く生育することで知られる標高1667.7mの夕張岳、2011年6月下旬の登山の様子です(こちらの続き)。蛇紋岩崩壊地を超えて登山道を進みます。夕張岳山頂を眺めつつ傾斜の緩やかな歩きやすい木道が続きます。奥に見えるピークが夕張岳山頂ですが、手前に写る小ピークは釣鐘岩でしょうか。雪渓を挟んだ位置にあるやや平坦な地形は地形図で熊ヶ峰と記載された岩峰のようです。登山道は釣鐘岩と熊ヶ峰の間の雪渓上にあります。望遠レンズで眺めると雪渓を登る登山者の姿が小さく見えました。釣鐘岩に向かう登山道。標高1450m付近を通過するこの辺りはしばらく平坦な地形が続きます。平坦な場所では登山道周辺は湿地帯になっているようです。近付いてきた釣鐘岩と雪渓。雪渓に近付く途中の登山道から振り返って撮影。方向的にはほぼ真北...夕張岳登山2011年6月8
北海道新聞電子版の8月25日の記事に釧路市周辺において野犬の群れがエゾシカを襲撃する事案が相次いでいるという興味深い記事がありました(時間が経過するとリンク切れするかもしれませんが記事はこちら)。野山を散策していても北海道では野犬に遭遇することはまずありませんでしたが(個人的な経験ですが)、一度だけエゾシカを追跡する野犬の群れを目撃したことがあり、とても怖い思いをしたことがありました。2015年2月上旬、釧路湿原国立公園内に位置する達古武(たっこぶ)湖北側の湖畔に設けられた遊歩道を散策した時の様子です。達古武湖の北側に設けられた木道。冬季休業中でも車でやって来ることが出来る湖畔のオートキャンプ場から始まります。2月といえば相当な積雪量となる時期ですが、降雪量の少ない釧路地方ではこの時期でも長靴で散策可能で...達古武湖遊歩道の野犬@釧路町2015年2月
2017年6月中旬、オホーツク海に面した涛沸湖にて怪我をして飛べなくなったオオハクチョウと出会った様子をこちらで紹介しました。それから1ヶ月半が経過した7月下旬に涛沸湖を再訪しました。浦士別川が流入する涛沸湖のほぼ西端となる場所に架かる平和橋。平和橋の欄干にずらりととまったユリカモメの群れ。ユリカモメは日本へは冬にやって来る渡り鳥とされています。冬毛はほぼ全身真白ですが、夏毛になると顔の半分が黒い毛で覆われるようになります。左の2羽は夏毛に変わった状態です。右の1羽は冬毛のユリカモメかなと思うのですが、盛夏の頃なのにまだ冬毛というのは少し変な気もします。もしかすると幼鳥かもしれません。渡りをせずにこの付近で繁殖しているのでしょうか。前回訪れた6月中旬は初夏の頃でしたが、盛夏を迎えた7月下旬の涛沸湖畔は草が...傷病のオオハクチョウ@涛沸湖・その後2017年7月
下サロベツ原野園地と幌延ビジターセンター 2015年5月 3
2015年5月上旬、GW休暇を利用して旅した宗谷地方。サロベツ原野南端に位置する幌延(ほろのべ)町の下サロベツ原野の様子です(こちらの続き)。サロベツ原野の成り立ちや自然環境について学ぶことが出来る幌延ビジターセンターから始まる散策路。木道が整備されていますが、前回紹介した入口看板によると約3km先のパンケ沼まで続いているようです。行けるところまで歩いてみることにしました。木道沿いの湿地で咲き始めていたミズバショウ。三日月湖のように弧を描いた形状をしている長沼。木道は長沼に沿って続いています。ひたすらに何もない下サロベツの原野が水平線まで続いています。薄曇りのためか写真ではとても分かりずらいですが、水平線上にはうっすらと利尻島が望まれました。木道途中に設置されていたヒメシャクナゲの紹介看板。とても可憐なヒ...下サロベツ原野園地と幌延ビジターセンター2015年5月3
最近更新が滞っていました。お盆休みのピークが終わった後に数日休みが取れたので短い期間ですが久々に道内を旅してきました。今夏の北海道は天候不順が続きとても雨の日が多かった印象です。この休みもほぼ雨か曇天という日が続いたのですが、そんな中でも広い北海道のこと、道北方面だけが晴れるという予報を頼りに宗谷地方のサロベツ原野を旅の目的地としました。といっても自分が住む道東地方から単純往復でも700km近い距離がある地域の短期間での旅、時間に余裕のない弾丸ツアーになってしまったことは否めませんが、それでも長距離ドライブを含めてとても楽しい旅となりました。そんな弾丸ツアーでしたが予報通り好天に恵まれました。時間的に余裕がなかったので散策や写真撮影はそれほど出来ずに終わりましたが、写真を撮影した数少ない場所のひとつ、日本...稚内市夕来からの利尻島2022年8月
今年もお盆が終わりました。北海道では9月上頃頃までは断続的に暑い日が訪れますが、総じてお盆を過ぎると急速に秋の気配が強まってきます。秋の気配を感じさせる風物詩は様々ですが、個人的にはその最たるものは原野を黄色一色に染めるオオハンゴンソウの花です。2020年8月中旬、十勝地方の幕別町忠類地区の牧草地付近を通りかかった際に撮影したオオハンゴンソウ。この時期、どこにでも見られる風景なのですが、この場所ではあまりの群生の様子が見事だったので車を停めて撮影しました。オオハンゴンソウは北アメリカ大陸を原産とする植物ですが、日本へは観賞用として持ち込まれ、少なくとも1950年代には野生化して今日に至っています。日本全土で繁殖しているとのことなので、もしかすると本州ではより迫力ある姿で観察できる地域があるのかもしれません...幕別町忠類のオオハンゴンソウ2020年8月
2012年6月下旬、釧路湿原北東部に位置する塘路(とうろ)湖から釧路川を下るカヌーツアーに参加した時の様子です(こちらの続き)。釧路市から弟子屈町を経て網走市に至る国道391号が走る塘路橋の下を通過するカヌー。塘路湖から流出するアレキナイ川です。塘路橋を超えてすぐ、この辺りでは国道391号と並走するJR釧網線の線路下も通過。この日は風が弱くとても穏やかな川面を進みます。アレキナイ川の川幅は10m前後でしょうか。進むにつれて河畔の様子は徐々にワイルドさを増してきます。川幅も狭さを増してきます。アレキナイ川が釧路川に合流する地点。小さく人が写っていますが、カヌーツアー会社のスタッフさんが所々に先回りして写真を撮ってくれていました。この陸地には釧網線の線路が走っていますが、蛇行する川の流れで浸食されなうようにシ...釧路湿原のカヌーツアー@標茶町2012年6月3
固有種の高山植物が多く生育することで知られる標高1667.7mの夕張岳、2011年6月下旬の登山の様子です(こちらの続き)。標高1400m前後の前岳湿原以降、傾斜が緩やかになる登山道を進んで行きます。左側に写っているのは男岩の次に現れる奇岩、がま岩。がま岩は登山口から5.2km、山頂まであと1.9kmに位置します。標高は前岳湿原入口とあまり変わらない1400m程度かと思います。通過後に振り返って撮影したがま岩。がま岩通過後もしばらくは緩やかな傾斜の登山道が続きます。徐々に山頂が近付いてきました。前岳湿原に入ってからもしばらくは、あれが山頂かな?と思いつつも確信が持てずにいましたが、がま岩を超えた頃からようやく山頂に立つ人の姿が見えるようになってきました。文字がかすれてしまって読みにくいですが、看板には「<...夕張岳登山2011年6月7
島牧村を経て向かった檜山地方北部のせたな町。瀬棚区を見渡すことが出来る立象山展望台からの様子、2011年5月下旬の撮影です(こちらの続き)。海岸沿いから撮影した写真がないので紹介できませんが、遠くから見ると象が立ったような姿をしているため立象山と名付けられたということです。展望台から北側の様子。平坦な芝生はキャンプ場でしょうか。北方向に見える山並みは1520.2mの狩場山を主峰とする狩場山地。公園内にはバンガローも整備されています。現在、キャンプ場の他に公園としての機能も持つせたな青少年旅行村となっています。展望台から南方向の様子。遠くに見えるのは標高1277mの遊楽部(ゆうらっぷ)岳を主峰とする山並みかと思います。渡島半島には1520,2mの狩場山以上の標高の山はありませんが、内陸は低標高ながらも山岳地...立象山展望台@せたな町2011年5月3
今月上旬に訪れた十勝地方とオホーツク地方の境界となる池北(ちほく)峠。峠付近には釧北(せんぽく)牧場という公共牧場が広がっていました(こちらの続き)。公共牧場とは、夏季に飼い主から乳牛を預かって広大な牧草地で放牧、飼育することを目的とした施設です。北海道では自治体が運営していることがほとんどのようです。国道242号が超える池北峠ですが、地図を見ると釧北牧場は国道の両側に広がっています。訪れたのは国道の東側に位置する牧草地帯ですが、こちら側には乳牛の姿は見られませんでした。青々と繁った牧草。とても栄養価が高そうです。撮影できませんでしたが、多数のエゾシカの群れが現れてこの美味しそうな牧草を食べていました。釧北牧場は国道242号の両側に広がっていますが、国道から西側に位置する牧草地も遠くに見えました。遠方の丘...釧北牧場のキタキツネ@陸別町2022年8月
下サロベツ原野園地と幌延ビジターセンター 2015年5月 2
2015年5月上旬、GW休暇を利用して旅した宗谷地方。サロベツ原野南端に位置する幌延(ほろのべ)町の下サロベツ原野の様子です(こちらの続き)。幌延ビジターセンター付近に建つ展望台から撮影した下サロベツ原野。整備された木道が見えます。下サロベツ原野の奥に見えたパンケ沼。かなり距離がありそうですが、遥か遠くにも展望台らしき塔が建っているのが小さく見えました。地形図を見ると幌延ビジターセンターから整備された遊歩道はかなり遠方まで伸びている様子。もしかするとこの展望台まで歩いて行けるのかもしれません。展望台から降りて下サロベツ原野の遊歩道へ。行けるところまで歩いてみることにしました。案内看板には長沼に沿って整備された遊歩道が描かれていますが、これから目指そうとしているその先の様子はよく分かりません…看板の拡大はこ...下サロベツ原野園地と幌延ビジターセンター2015年5月2
2017年6月中旬に訪れたオホーツク海に面した涛沸湖。湖の東端、浦士別川が流入する付近で1羽のオオハクチョウに出会いました(こちらの続き)。ラムサール条約に登録される自然度の高い涛沸湖。渡りの季節にはハクチョウを始めとして多くの野鳥が訪れますが、夏の湖面はとても静かです。そんな中、たった1羽で行動しているオオハクチョウがいました。水中に頭を潜らせて水草を食べています。ここだけ見ると普通そうでしたが…湖面を泳ぐ様子にとても違和感を感じたので観察していると、首の付根辺りに何か異常を抱えていました。骨が変形しているのでしょうか。真っ直ぐに伸ばすことが出来ない状態です。この様子だと恐らく飛ぶことも出来なかったのではと思います。渡りの途中に涛沸湖を訪れ、ここで不慮の事故に遭い怪我をしてしまったのでしょうか。参考まで...涛沸湖の傷病オオハクチョウ@網走市2017年6月2
先日、十勝地方とオホーツク地方の境界となる池北(ちほく)峠を通りかかった際に撮影した写真です。標高約400mの池北峠。道路は帯広市とサロマ湖西岸の町、湧別町を経て網走市までを結ぶ国道242号です。池北の「池」は十勝ワインで有名な池田町から取られています。かつて、根室本線の池田駅から分岐して北見市まで結んだ池北線(後のふるさと銀河線)も国道とほぼ並行してこの峠を越えていました。池北峠の十勝側は陸別町になります。峠には広い路側帯がありますが、停車して写真を撮影したのは陸別町のカントリーサインが新しいデザインに変更されているのに気付いたからでした。以前こちらの記事で紹介した旧バージョンの陸別町カントリーサイン。2000年(平成12年)に撮影したものです。「日本一寒い町」としてPRする陸別町。カントリーサインもそ...池北峠と釧北牧場@陸別町2022年8月
2012年6月下旬、釧路湿原北東部に位置する塘路(とうろ)湖から釧路川を下るカヌーツアーに参加した時の様子です(こちらの続き)。東西に細長い塘路湖の西端付近にあるガイドセンターを出発したカヌー。湖畔近くを西に向かって進みます。湖畔にはハンノキなど湿地帯に生育する広葉樹が森林を形成しています。塘路湖の湖面にはびっしりと水草が繁っています。ヒシと呼ばれる植物で、その実にはでん粉が豊富に含まれているためかつてアイヌの人たちは食糧として利用していました。国内には北海道から四国・九州まで分布するそうですが、道東の湖沼でもとても多く見られる植物です。西に進んでいくカヌー。出発から10分ほどで湖からの出口となる塘路橋が見えてきました。塘路橋上には釧路市から弟子屈町を経て網走市に至る国道391号が走っています。塘路湖はこ...釧路湿原のカヌーツアー@標茶町2012年6月2
固有種の高山植物が多く生育することで知られる標高1667.7mの夕張岳、2011年6月下旬の登山の様子です(こちらの続き)。標高1400m付近の前岳湿原。まだ所々に雪が残る登山道を進んで行きます。鋭く突き出た岩峰の傍らを通過。岩峰は男岩と名付けられた奇岩でした。男岩の麓は登山口から4.7km、山頂まであと2.4kmの地点です。まだ残雪の多い前岳湿原ですが、雪解けが進んでいる場所には水芭蕉が咲いていました。水芭蕉と同じ場所に咲いていたエゾノリュウキンカ。平地では水芭蕉が咲き終わった後の花ですが、高山では水芭蕉と同時に咲いているのが印象的でした。登山道の途中から振り返って見えた男岩。前岳湿原以降は傾斜はかなり緩やかとなります。高原を散策するような気分で登山できます。(夕張市2011年6月)夕張岳登山2011年6月6
島牧村を経て向かった檜山地方北部のせたな町、2011年5月下旬の様子です。海岸線からやや内陸に入った丘陵地の牧草地帯に続く道を南下し、漁港があるせたな町瀬棚地区を見渡すことが出来る立象山展望台までやって来ました(こちらの続き)。展望台に登ってみました。付近に遮るものがない地形なのでとても見晴らしの良い展望台です。ただ、一定方向に雨水が溜まっています。建築物の知識は持ち合わせていませんが、これは建物が傾いているのでしょうか…立象山展望台から瀬棚港の様子。2005年(平成17年)の合併でせたな町瀬棚区となりましたが、それまでは旧・瀬棚町の中心だった地域です。渡島半島の日本海側は険しい地形が続き奇岩が多く見られます。左端の漁港内に写っているのは蠟燭岩、また、瀬棚区のシンボル的な三本杉岩も見えています。2000年...立象山展望台@せたな町2011年5月2
傷病で北帰行出来なくなったオオハクチョウがウトナイ湖でつがいとなり子育てしていた2006年の様子をこちらで紹介しましたが、繁殖はしていなかったものの同じように傷病で渡りが出来なくなったと思われるオオハクチョウにオホーツク地方の涛沸(とうふつ)湖で出会ったことを思い出しました。2017年6月中旬の様子です。オホーツク海に面した網走市と小清水町の境界ともなっている涛沸湖。約7kmにもなる細長い砂州によってオホーツク海と隔てられた汽水湖です。涛沸湖のほぼ東端となる場所に平和橋と名付けられた橋が架かっています。浦士別川はこの付近で湖に注いでいます。平和橋の東側。かなり広めの歩道が設けられた橋です。付近には広い駐車スペースも用意されていますが、渡りの時期には万単位のガン、カモ類が訪れる湖のためバードウォッチングに適...涛沸湖の傷病オオハクチョウ@網走市2017年6月
2015年5月上旬、GW休暇を利用して旅した宗谷地方。前回まではサロベツ原野の北側に位置する豊富町の上サロベツ原野を紹介しましたが、今回からはサロベツ原野の南端付近に位置する幌延(ほろのべ)町の下サロベツ原野の様子を紹介していきます(こちらの続き)。下サロベツの玄関口となる幌延ビジターセンター。国立公園に指定されているサロベツ原野とそこに生息する多様な動植物を学ぶことが出来る環境省の施設です。ビジターセンターから徒歩ですぐの場所にある展望台。地上高は約30mほどあるそうです。まずは展望台に登ってみることにしました。展望台上から眺めた幌延ビジターセンター。背後に下サロベツ原野が広がっています。下サロベツ原野のさらに背後には日本海に浮かぶ利尻島が微かに見えていました。この辺りはサロベツ原野の南端に位置している...下サロベツ原野園地と幌延ビジターセンター2015年5月
8月に入りましたが今年の夏は全国で猛暑が続いています。一昨日、仕事で釧路市を訪れていましたが、釧路にしては随分と暑い日だと思っていたところ、1910年(明治43年)の観測開始以来で最も高い33.5℃を記録していたということです。北国の北海道とはいえ33℃台という気温は内陸部ではそれほど珍しくはありませんが、これまで110年以上も33.5℃以上に気温が上がらなかった釧路地方がいかに涼しい地域なのかを改めて感じました。仕事の移動時間途中で久々に通り過ぎた釧路湿原にて川を下るカヌーを遠くに見かけました。盛夏でも爽やかな風が吹く釧路湿原、一昨日に限っては熱風が吹いていたのかもしれませんが、湿原を滔々と流れる釧路川を下っていくカヌーの乗り手はとても気持ち良さそうでした。2012年6月下旬、釧路湿原北東部に位置する塘...釧路湿原のカヌーツアー@標茶町2012年6月
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