かつては石炭で栄えた空知地方の夕張市には国内で唯一の財政破綻した自治体というマイナスイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。寒暖差を活かした栽培で誕生した高級品の夕張メロンというブランドは全国区かと思いますが(夕張メロンとヒグマを掛け合わせたメロン熊というキャラクターも存在しますが(こちら))、自治体としての再建はまだ道半ばといったところです。そんな夕張市ですが、街の名を冠した標高1667.7mの夕張岳は固有種の高山植物が多く生育する登山愛好家にはとても人気のある山です。2011年6月下旬、山開きから間もなくの時期に登った夕張岳の様子を紹介していきます。夕張市街地から三笠市を経て旭川を結ぶ国道452号の途中から約14kmほど林道を走って到着する夕張岳の登山口。到着したのは午前7時でしたが既に多くの登山客の車...夕張岳登山2011年6月
2006年6月中旬に訪れたウトナイ湖で出会ったオオハクチョウ。傷病で北帰行出が来なくなったオオハクチョウがつがいとなり、ウトナイ湖畔で子育てしていた頃の様子です(こちらの続き)。勇払川がウトナイ湖に流入する付近で昼寝していた雛たちと親鳥。熟睡していたように見えたのもほんの数分ほど、間もなく目を覚まして毛繕いを始めていました。4羽いた雛たち。いったん全羽が目覚めたように見えましたがまだ睡眠が足りていないようでした。ただ、1羽は元気に付近の草を頬張っています。他の雛たちがまだ眠っているなか、草を頬張っていた雛だけが単独で行動を始めました。人間もそうですが、小さい頃から生まれつき備わっている個性というものが動物全般にあるようです。単独行動を始めた雛。親鳥にとっては幸いなことでしたが、遠くに行くことなく、少し離れた場所...ウトナイ湖生まれのオオハクチョウ2006年6月3
2015年5月上旬、GW休暇を利用して旅した宗谷地方。豊富町の上サロベツ原野に位置する湿原センターを訪れた時の様子です(こちらの続き)。サロベツ湿原センターの周辺に整備された木道を散策してみました。センター起点として1kmほどで周回できる散策路です。木道に2つ整備された展望デッキのひとつ。この辺りはサロベツ原生花園と名付けられています。4月下旬はまだ茶褐色の世界ですが、初夏を迎える頃から多くの高山植物が咲く草原となります。ポツポツと見える白いものはミズバショウです。肌寒い日でしたが木道を散策する観光客の姿がそれなりにありました。サロベツ原野上空を北上していく渡り鳥の群れ。逆光気味だったのではっきり判別できませんがマガンの群れのように見えました。(豊富町2015年5月)サロベツ湿原センター@豊富町2015年5月2
総面積約1700ヘクタール、東京ドーム358個分という日本一広い公共牧場の上士幌町ナイタイ高原牧場を2019年4月下旬に訪れた時の様子、最終回です(こちらの続き)。完成したばかりのナイタイテラスの駐車場。大型車両が駐車できるスペースは砂利の状態でしたが、現在は舗装されたのでしょうか。テラスから外に出るとベンチとテーブルが置かれた休憩スペースとなっています。テラス周辺の草原は自由に散策できるようになっています。はしゃぎ回って遠くまで駆けて行ってしまった子供たち。草原はそれなりに斜度のありそうな登り坂です。戻って来る歳はかなり疲れたのではないでしょうか。(上士幌町2019年4月)ナイタイ高原牧場@上士幌町2019年4月7
後志地方の黒松内町にあるカタクリ群生地を2010年5月上旬に訪れた時の様子、最終回です(こちらの続き)。北海道ではGWが終わると山野の緑が日に日に濃くなっていきます。カタクリの花も早春の頃だけに姿を現すスプリング・エフェメラルと呼ばれる動植物のひとつですが、もうそろそろ姿を消して来年まで見納めとなります。(黒松内町2010年5月)黒松内町のカタクリ群落2010年5月5
2006年6月中旬に訪れたウトナイ湖で出会ったオオハクチョウの親子の様子です(こちらの続き)。この頃、傷病で北帰行が叶わなくなったオオハクチョウが留まり、つがいとなってウトナイ湖で繁殖していました。ウトナイ湖の西側に流れ込む勇払川のほとりに佇んでいたオオハクチョウの親子。4羽いた雛たちはもうかなり大きく成長していました。見かけた時間帯はちょうど昼寝の時間だったようで雛たちは繁みの中でウトウトし始めていました。毛繕いしながら眠りにつく雛たち。気が付くと親鳥も眠り始めていました。やがて目覚めた雛の1羽。ぐっすりと眠りについていたように見えましたが、その時間は僅か10分程度かと思います。徐々に目を覚まして活動を再開し出すオオハクチョウたち。天敵の多い鳥類は短時間の睡眠で熟睡出来るような体になっているのかもしれません。...ウトナイ湖生まれのオオハクチョウ2006年6月2
最長10連休という人も多かったという今年の5月の大型連休も終わり、今日からいつもの日常が再開した方も多かったのではないでしょうか。僕は長期の旅は出来ませんでしたが、連休の前半にほんの短い時間でしたが道央圏の実家に帰省していました。その帰路、久しぶりに苫小牧市のウトナイ湖を訪れました。天気が悪く特に撮影はしませんでしたが、豊かな自然に囲まれた環境がとても気に入って頻繁に訪れていた2000年代中盤のウトナイ湖が勝かしく思い出されました。少し古い写真ですが、懐かしく思い出された頃の2006年6月中旬のウトナイ湖の様子を紹介します。ウトナイ湖の北西に位置する湖畔に2009年秋に道の駅がオープンしてから湖畔の様子がかなり変わったという記事を何かで読んだことがあります。それ以前は小さなレストハウスがあるだけの静かな湖畔だっ...ウトナイ湖生まれのオオハクチョウ2006年6月
2015年5月上旬、GW休暇を利用して旅した宗谷地方。前回紹介した豊富町豊徳地区の高台から見えた上サロベツ原野に位置する湿原センターを訪れました(こちらの続き)。北海道の最北端に近い幌延町と豊富町にまたがる日本海に沿った海岸線に広がる湿原がサロベツ原野です。大型の観光バスも立ち寄るサロベツ湿原センター。サロベツ原野玄関口のビジターセンターとして2011年にオープンした施設です。センターには後ほど立ち寄ることにして、まずは木道が整備されたサロベツ原野を歩いてみることに。湿原センターから始まる木道の入口。木道は約1.0km歩いて一周できるようになっています。拡大はこちら。歩き始めて間もなく、木道沿いに咲いていたエゾノリュウキンカ。小さな林を抜けると広大なサロベツ原野が広がっていました。(豊富町2015年5月)サロベツ湿原センター@豊富町2015年5月
総面積約1700ヘクタール、東京ドーム358個分という日本一広い公共牧場の上士幌町ナイタイ高原牧場を2019年4月下旬に訪れた時の様子(こちらの続き)。2015年秋の強風で全壊する被害をうけた先代のレストハウス。現在は2019年4月下旬にオープンしたナイタイテラスが2代目として営業しています。ナイタイ高原を訪れたのはこの時が初めてだったので先代レストハウスの様子を知りませんが、この場所は展望台だったのでしょうか。先代レストハウスの背後の様子。モニュメントがあるもう少し高い場所まで登ることが出来ます。このモニュメントは家畜感謝の碑と名付けられて昭和45年(1970年)に建立されたものです。モニュメントの後ろに見えた笹に覆われたピーク。地形図にも名称は記載されていませんが1121mのピークと思われます。標高約800...ナイタイ高原牧場@上士幌町2019年4月6
後志地方の黒松内町にあるカタクリ群生地を2010年5月上旬に訪れた時の様子(こちらの続き)。焦点距離15mmという対角魚眼レンズを使ってカタクリを撮影してみました。レンズ前面から対象物までほんの数センチまで近寄って撮影可能なので独特の雰囲気を表現できますが、高さ数センチしかないカタクリのような植物を撮影する場合は地面に腹ばいになって撮影する必要があります。(黒松内町2010年5月)黒松内町のカタクリ群落2010年5月4
夕張メロンとメロン熊@夕張市農協銘産センター 2022年5月
ゴールデンウィークも既に後半。北海道ではやや肌寒い日が続いていますが、全体的に概ね好天で推移している印象です。連休の前半、用事があって道央圏の実家へ帰省してきました。道東から道央に向かう場合は道東自動車道を使いますが、大型連休中は高速道路の方が混み合うため、下道の国道274号を走って道央へ向かいました。今回は国道274号を走っていて思わず目が留まったオブジェを紹介します。道東自動車道の夕張ICから国道274号を札幌方面へ約7kmの場所にある夕張市農協銘産センター。左端に写っている道路が国道274号、札幌方向です。通り過ぎようとしたところで奇妙なものが目に入ったので急遽立ち寄ることに。そういえば道東道の開通以前から明るい時間帯に国道274号を走行するのはかなり久しぶりです。この建物とメロン熊が誕生したのはいつ頃な...夕張メロンとメロン熊@夕張市農協銘産センター2022年5月
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