参参参(三十二)自由か平等か
特に意図した訳ではないが、古本サイトでまとめ買いをするときに政治関係の新書を三冊入れた。いずれも2年前の発刊。当然状況は違うが、もうひと波乱起こしそうな(起こしてほしい?)人物ではある。『日本を前に進める』(河野太郎PHP新書)どこのクラスにもこんな奴いたな、というイメージを持ってしまう。集団でまかり通っている「常識」「空気」に目を向けてはいても、自分は違うと言い放つ。まあそれでも協力はするか…と何かしらの役割を担う。けれど他者からの見方はあまり変わらない。若き頃を書いた第一章、父との関わりの第二章が「読み物」として圧倒的に面白かった。『枝野ビジョン支え合う日本』(枝野幸男文春新書)正直、枝野さんにはシンパシーを持つ。政治的信条と方向性について理解が及ばない面はあるにしても、大震災以降に彼が歩いてきた道を...参参参(三十二)自由か平等か
2023/09/29 17:14