不自由な顔で腑に落ちる
吉田拓郎の「知識」という曲がある。『今はまだ人生を語らず』というアルバムに入っている。その発売は1974年だ。引退もあってか昨年末に復刻されていた。その歌詞に「自由を語るな、不自由な顔で」という一節がある。今どき「自由とは…」と声高に言う者は多くないだろうし、やはり昭和だなあと感じてしまう。「自由」は時代が変わっても頻出する語だ。そもそも明治期に翻訳されたことは有名であり(当然、古典文学にはない語だ)、それが脈々と活躍していることは下衆にいえば見栄えがいいし使い勝手が良い、組織の名づけ等にはぴったりだろう。それゆえ「自由とは何か」と青臭い質問は、今でも十分に通用しそうだ。大谷君、ありがとう。貴方の活躍で地元のビールがこんなに安く手に入りました。髪を伸ばしていた頃(笑)は、ただ漠然と「自由になりたい」と思っ...不自由な顔で腑に落ちる
2023/03/31 18:18