ハハコグサ 庭の草が元気を出し始めると、必ずと言っていいほど生えてくるのが、ハハコグサです。露地の石垣の隙間からハハコグサが伸びだしてきました。 綿毛に包まれた小さな黄色い花と出合うと、「春が来たなあ。」と、しみじみと春の暖かさを噛みしめたりするのです。 何でハハコグサという名前がついたのか調べてみると、 歌にもでてきていました。 母子草 やさしき名なり つぼみもち―山口青邨 ハハコグサは、キク科ハハコグサ属の越年草で、アジアに広く自生しているようです。 葉も茎も花も、白い毛で覆われていて、いかにも柔らかい雰囲気があります。 俳人・山口青邨の句にあるように..