僧侶が持ってはいけない物

僧侶が持ってはいけない物

こういうタイトルにすると、たいがいは、「坊主は私有財産を持ってはならない」とか、「妻帯してはならない」とか、色々と思い浮かべられることと思う。そこで、この「持ってはならない物(八不浄物⇒なお、この不浄というのは修行の妨げになるという程度の意味)」について、ちょっと気になることが説かれた経典を見付けてしまったので、それを読みながら、拙僧なりに考えてみたい。若しくは仏弟子の、比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷、能く是の如く等の経を受持すること有りて、勤行精進すべし。復た八不浄物を受畜し、妻・息・金銀・琉璃・頗梨・田宅・奴婢・僕使を畜養すると雖も、我れ法の為の故に、亦た当に守護して諸悪鬼を遮り嬈近せしめざるべし。『大方等大集経』巻24「護法品第九」八不浄物とは、「妻や子供、金、銀、瑠璃、玻璃、田宅、奴隷、小間使い」な...僧侶が持ってはいけない物

2025/01/03 06:10