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今日3月8日は、「国際女性デー」とのことである。起源としては、1904年3月8日にアメリカ・ニューヨークで、女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こしたことだったそうだ。なお、後にドイツの社会主義者・クララ・ツェトキンが国際社会主義者会議で「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日とするよう提唱し、この日が設けられたという。女性に対して、政治的な権利を与えないというのは、かつては常態化しており、その改善への欲求は、人権思想の伸張とともに、当然の如くに興ったのである。ところで、良く、仏教は平等の教えを持っている、等といわれるのだが、既に諸研究者によって明らかにされた通りで、女性問題については、決して平等であったとはいえない。むしろ、女性差別的だったのが仏教であり、しかも、その淵源は、釈尊にまで帰せられて...「国際女性デー」に因む「仏教と女性」の記事