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2025/04/24

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  • 2025年6月18日 「旅行ってなに?猫もストレス発散したいの」

    昨日から、父ちゃんと母ちゃんが「旅行」に行ってしまった。「ちょっとの間だけだから、仲良くお留守番しててね」と言いながら、大きなカバンを持って玄関を出ていったふたり。私は窓からその後ろ姿をじーっと見送った。ちくわ兄ちゃんは「ぼくが家を守るんだ!」って張り切っていたけど、いちばんにしたことは…やっぱりご飯を全部食べてしまうことだった。 カリカリの袋が半分に減っているのを見て、私は思わずため息をついた。明日まで帰ってこないのに、今日どうするの?兄ちゃんは「もう1回探してみよう」とか言って、さっきから空になった器を何度も見ている。 …と、そんな騒動はさておき、私はちょっと考えていた。 「旅行」って、い…

  • 2025年6月17日 「留守番ぼくたち兄妹、ぼくがしっかりしなきゃ!」

    今日は、朝からちょっといつもと違う雰囲気だった。父ちゃんも母ちゃんも、そわそわして大きなバッグにいろんな物を詰めてるし、母ちゃんは「ちくわ〜、いい子にしててね〜」なんて、やけに優しく話しかけてくる。「お出かけかニャ?」と聞く前に、玄関がパタンと閉まってしまった。 ……えっ? しばらくして、あんみつがぽつりと「旅行に行っちゃったんだって」と言った。そういえば、父ちゃんが「二泊だけだから」って言ってたような気もするけど、どういう意味なんだろう。 家に残されたのは、ぼくとあんみつのふたりきり。 いや、正確にはロボット掃除機と、いつものテレビと、カリカリのストックがたっぷり詰まった器。人間がいないのは…

  • 2025年6月16日 「お母さんって誰のこと?」

    うちでは毎日、父ちゃんがご飯を作る。朝も、昼も、夜も。キッチンに立って包丁をトントン鳴らして、なんだか楽しそうに鼻歌まじりで料理をしている。その間、母ちゃんは新聞を読んだり、洗濯物を畳んだり、ちくわ兄ちゃんの毛玉掃除をしたり。お互い、まったく違うことをしながらも、なんとなく家の中がうまくまわっている。 でもテレビを見ていると、「お母さんの味」だとか、「ママが作るお弁当」なんて言葉がよく出てくる。父ちゃんはお母さんじゃないのに、なんでご飯を作ってるの?と最初は不思議だった。でも母ちゃんが言ってた。「うちはうち、よそはよそ」。そうか、家庭によっていろいろなのね。 それでも「当たり前」って、何なんだ…

  • 2025年6月15日「エアコンが苦手な猫の梅雨の夜」

    最近、梅雨のせいで毎日ジメジメしてる。ぼくたち猫にとっても、空気の重たい感じはちょっと苦手なんだけど、それよりもぼくがどうしても我慢できないのが、「ドライモードのエアコン」なんだよ! 夜になると、父ちゃんと母ちゃんは「寝苦しいね~」って言いながら、寝室のエアコンをピッとつけるの。しかも除湿モード。これがまた、ぼくにとってはすごくイヤな風を出してくるんだ。人間は「さっぱりして快適」とか言うけど、ぼくにはちょっと冷たすぎるんだよね。せっかく母ちゃんのお布団に潜り込もうと思っても、上の方からスーッと冷たい風が流れてきて、毛が逆立っちゃう。 ぼく、夏の暑さにはまあまあ強いタイプ。日中は涼しい場所を自分…

  • 2025年6月14日 「父ちゃん、そんなに落ち込まないで」

    今日は、朝から家の空気がちょっと重たかった。母ちゃんもあまりしゃべらないし、父ちゃんはずっと難しい顔をして、ソファでぐったりしていた。私はいつものように窓辺で日向ぼっこをしていたけれど、どうしても気になって父ちゃんのそばに行ったの。すると父ちゃんがぽつりと「仕事でミスしてさ……もう死にたいよ」って、ぼそっと言ったの。 私は、思わず耳がピクッと動いた。えっ、死にたいってどういうこと? 父ちゃんは、いつもおどけた顔で「おー、あんみつー」って私をなでてくれるし、ちくわ兄ちゃんには「おまえ、食べすぎ!」って笑いながら怒ってくれる。そんな父ちゃんが、今日はまるで別人のようだった。 私は考えたの。私は、小…

  • 2025年6月13日「ぼくがこの家に来た日の話」

    もう何年も前のことだけど、ぼくがこの家に来た日、本当の子供がいない父ちゃんと母ちゃんは涙を浮かべて喜んでくれた。今でもその日のことを時々思い出す。小さな段ボールに入って運ばれてきたぼくを、母ちゃんはそっと抱き上げて「天使が来てくれた」と言ってくれたんだ。 正直、“天使”ってなんのことかわからなかった。でも、あんみつに聞いたら「とにかくかわいくて、癒しの存在ってことよ」って、ちょっと照れたように教えてくれた。それならぼく、がんばってかわいくいようと思ったんだ。 最初のころは、父ちゃんと母ちゃんがぼくのそばにいるだけで、うれしくてずっとゴロゴロ喉を鳴らしてた。ふたりとも、ぼくがミャーと鳴くだけで笑…

  • 2025年6月12日 「父ちゃんとキーボードと私」

    今日も朝から、父ちゃんはリビングのテーブルにパソコンを広げて、真剣な顔をしてカタカタカタカタ、時々「うーん」とうなっている。母ちゃんに「コーヒーある?」なんて甘えた声を出しておいて、私にはまったく目もくれない。昨日も今日も、私が近くを通っても、頭を撫でてくれるどころか、目線さえよこしてくれない。 猫ってのはね、かまってほしい生き物なのよ。かわいい顔して、かわいい声で鳴いて、近くに来たら、それは「撫でて」っていうサイン。でも父ちゃんはそれに気づかない。いや、気づいてるのかもしれないけど、あえて無視しているのかも……。だから、今日はちょっと勇気を出して、思い切って行動に出てみたの。 いつものように…

  • 2025年6月11日 「ぼくの毛、すごいらしい」

    今日も朝からお日さまが元気で、窓辺でゴロゴロしてたら、なんだか首のあたりがムズムズしてきた。最近はこのムズムズと毎日戦ってる。 「んー、ここ、ここだな……」後ろ足でゴリゴリって首の後ろをかいてみたら……ボワッ! え? なんか抜けた?気がついたら、ふわっふわの毛が宙を舞ってた。まるで雲みたいな毛玉が一瞬で空中を漂って、風にのってリビング中に散らばってった。 「ぎゃーっ! ちくわーっ!」母ちゃんの悲鳴。「またか! ロボ起動!」父ちゃんも慌ててロボット掃除機のスイッチを入れてた。 ぼくはというと、「なんだなんだ?」って顔で知らんぷり。だって、かゆいんだもん。この季節は、ぼくたち猫にとっては“毛の生え…

  • 2025年6月10日「アイスで涼しくなる?スイカで暑さはまぎれるの?」

    今日は、朝から気温がぐんぐん上がって、父ちゃんが「もう夏だー!」と叫んでいました。うちの中は、まだクーラーが本格稼働していないけれど、窓を全開にして風を入れてくれるおかげで、なんとか涼しい。でも、父ちゃんは違うらしい。「あっつーい!」を連発しては、冷凍庫を開けてアイスを取り出し、冷蔵庫からスイカを丸ごと出してきては、バクバク、シャクシャク。 私はソファの背もたれに飛び乗って、父ちゃんの行動をじっと観察したの。 「アイスを食べると、本当に涼しくなるのかな?」 そう思ってじっと見ていたら、父ちゃんはアイスを食べながら「冷た〜い!サイコー!」と幸せそうに言いました。なるほど、冷たいものを口に入れると…

  • 2025年6月9日 「プールって楽しいの?」

    今日は朝から空がまぶしいくらいに晴れていて、雲ひとつない真っ青な空が広がっていた。庭に出ようと網戸の前でニャーとひと鳴きしたら、母ちゃんが「今日は晴れてて気持ちいいねぇ」と言いながら窓を開けてくれた。外に出ると、太陽の光が毛の隙間から地肌までじんわり届いて、ちょっと暑いけど悪くない。縁側で毛づくろいしながらゴロンとしてたら、なにやらお隣の庭がにぎやかになってきた。 気になって塀の上に登ってみると、隣の家の庭に、なんと青い丸い大きな物体が…!しかもその中で人間の子どもたちがキャッキャと叫びながら、バシャバシャと水をはねさせて遊んでいる!え、ちょっと待って、水…!?あれ、水の中に自ら入ってるの?な…

  • 2025年6月8日 「あんみつの気になる「天気予報」考察日記」

    今日も朝から、テレビの中では「今日の天気予報は雨でしょう」と言っていた。母ちゃんが洗濯物を見て「やっぱり外には干せないね」とぼやくと、父ちゃんも「ずっと天気悪いなぁ」とカレンダーを見ながらため息。私はというと、窓辺でのんびりと外を眺めながら思った。 「なんで、テレビの人はお外のことが分かるんだろう?」 雨が降ると、空気が湿っぽくて、風の匂いもちょっと違う。私は鼻が利くから、たぶん人間より少しだけ早く「雨が降りそうだな」って分かる。でも、テレビの中の人は、昨日のうちに「明日は雨です」って言っていた。それって、すごくない? 気になって、私は父ちゃんが新聞を読み終えたあとに、こっそり「天気欄」をじっ…

  • 2025年6月7日「雨の日の過ごし方とちくわのひととき」

    梅雨入りの知らせが届いた今朝、我が家のリビングにも、しとしとと優しい雨音が響いていた。窓の外は薄灰色の空に覆われていて、庭の緑は濡れて一層鮮やかに見える。ぼくはというと、そんな静かな雨の日を、実はけっこう気に入っている。 「雨の日は頭痛がするのよね〜」と、母ちゃんが頭を押さえながら言っていたのをぼくはちゃんと聞いていた。気圧の変化で体調が優れない人間が多いというけど、猫にとっては雨の日もなかなか味わい深い。なにしろ、静かで、空気もひんやりしていて、家の中が一層落ち着くのだ。 ぼくは窓辺に設置されたキャットタワーの上段に登り、じっと外を眺めていた。しとしと降り続く雨が芝生を濡らし、庭に出ている鉢…

  • 2025年6月6日 「猫鍋とひんやりの深い関係」

    最近、母ちゃんがちくわ兄ちゃんと私に「夏仕様」の寝床を用意してくれた。流行りの“接触冷感生地”ってやつで、触れるとひんやりするらしい。ちくわ兄ちゃんは早速そのフワフワのベッドでゴロゴロして、満足そうにお腹を出していたけど、私はちょっと違うの。 私は、ベッドよりも“猫鍋”のほうが断然好き。ひんやり素材でできたアルミの猫鍋に、くるんと体を丸めて収まると、それはもう、天国のような心地よさ。ちょうど体のラインにフィットして、周りからスッと冷気が伝わってくる。ベッドって、ちょっと自由すぎるんだよね。包まれてる感じがない。 で、私は考えた。なぜこの猫鍋がこんなにも気持ちいいのか。 まず、物理的に涼しい。ア…

  • 2025年6月5日 「猫ベッド衣替えの巻」

    最近なんだか床が冷たくて気持ちいいな~って思ってたら、どうやら夏が近づいてるらしい。窓から入ってくる風も、春のふんわりした匂いから、ちょっと熱気混じりの香ばしい匂いに変わってきた。こういうとき、やっぱり猫の鼻は敏感なのだ。ちくわ、感知! そんな季節の変化を感じていたある日、事件は起きた。ぼくの愛用のふわふわモコモコ冬用ベッドが――ない! いつもの場所に、あの丸くて包み込むような天国の巣が見当たらないんだ。代わりに置いてあったのは、ぺったんこの、なんだか冷たい感じのするベッド。何これ?と思って警戒しながらクンクンしてみたら、うーん……知らない匂い。でも、ちょっと気になる冷たさ。 「ちくわ~、それ…

  • 2025年6月4日 「雑草と父ちゃんの仁義なき戦い」

    朝のことだった。リビングの窓から外を見ていると、父ちゃんが軍手をして、しゃがみこんで何かをしている。よく見ると、庭の芝生の間からぴょこぴょこ顔を出している雑草を、ひとつずつ、ぶちっ、ぶちっと抜いているではないか。 「なるほど、これは“雑草抜き”という行為か……」私はサッとソファから飛び降りて、窓の近くまで行った。じっくり観察する。 父ちゃんはというと、もう無心。まるで修行僧のように、汗をにじませながら、ひたすらしゃがみこみ雑草を抜いては小さな袋に入れている。たまに腰をさすりながら、「うぅ……」と小さくうめいているあたり、けっこうつらいらしい。 「ふむ、雑草とは……抜かれる運命にある草なのかしら…

  • 2025年6月3日 「猫草むしゃむしゃ、また叱られる」

    朝のことにゃ。ぼく、ちくわ。茶白のぽっちゃりボディがチャームポイントだって、母ちゃんは言うけど、「太っただけでしょ!」ってあんみつが言ってた。まぁどっちでもいいにゃ。そんなことより、今日はぼくが大好きな猫草の話を聞いてほしいにゃ! 今朝、いつもよりちょっと早く目が覚めたにゃ。窓から光が差し込んできて、いい感じにぽかぽかしてた。でも、腹が減ってどうしようもにゃい! だって昨日の夜、あんみつのご飯を食べようとしたら叱られて、結局あんまり食べられなかったにゃ…。 「お腹すいた〜…」って寝転びながらつぶやいてたら、ふと目に入ったのが、リビングの隅っこで育てられている猫草にゃ!母ちゃんが「これは胃の調子…

  • 2025年6月2日 「父ちゃんのお腹の中には何が?」

    最近、父ちゃんはよくソファに寝そべっている。もちろん、私はその上に乗る。あったかくて、ちょっとふかふかしていて、なぜか乗っているとすぐに眠くなる。ゴロゴロ…ふにゃ…って、身体がとろけそうになるのだ。 でも、昨日ふと気づいた。ちくわ兄ちゃんもまぁまぁ大きなお腹をしてるけど、兄ちゃんの上ではここまで眠くならない。なんでだろう?同じようなまるっとした形なのに。しかも兄ちゃんのお腹の上だと、ちょっと落ち着かないこともある。すぐ動くし、おならもするし。え?それはどうでもいい? とにかく、父ちゃんのお腹の上は特別なのだ。ふわふわしてて、あったかくて、ずっとそこにいたくなる。お昼寝には最高の場所。 そこで私…

  • 2025年6月1日 「ボクが太るのは誰のせい?」

    今日も平和な夜ごはんタイム……になるはずだった。 ボクとあんみつ、それぞれのお皿に用意された晩ご飯。母ちゃんはいつものようにきっちり量を測って「はい、ちくわのぶん。はい、あんみつのぶん」と分けてくれる。でもね、あんみつってば、ちょっと食べてすぐどっか行っちゃうんだよね。しかも今日は、ササミが入ってるスペシャルご飯だったのに。なんとあんみつ、ひとくちだけ食べて「後で食べるの」ってどこかへ行っちゃった。 それを見たボク。…いや、もう、ガマンできるわけないじゃん?あの香り…あの照り…皿の上でちょこんと光るササミ…呼んでる、ボクを呼んでる! 「よし、いまのうちだ」と、ついついあんみつのご飯に顔を突っ込…

  • 2025年5月31日 「パソコンの向こうの人々は本物か?」

    きょうの出来事は、まるで夢か幻かっていう感じだったのよ。父ちゃんが朝から例の「テレワーク」ってやつをしていて、リビングのテーブルにパソコンを置いて、神妙な顔で「うんうん、そうですね〜」なんてうなずきながらしゃべっていたの。隣にはコーヒー、そして私たちの朝ごはんの時間はなぜか後回し。 「ねえ、あの箱、なにしゃべってるの?」って思って、興味津々で父ちゃんの膝にひょいっと飛び乗ったら、まさかの出来事が起きた。 画面の向こう側から、「あっ、猫ちゃん!」って声がしたのよ! 私、固まったわよ。えっ、見られてる? この黒茶のモフモフ、世界に配信されちゃった!? それも、パソコンの中から? どうやら父ちゃん、…

  • 2025年5月30日 「母ちゃんのピアノとお昼寝と」

    今日は、なんにもしなくても幸せな一日だったにゃ。 午前中、母ちゃんがピアノの前に座った。ぼくにはすぐ分かるんだよ、母ちゃんの背筋がピンとして、指がちょっと動くとき。「あ、今日も弾くんだな」って。母ちゃんは音大でピアノを学んだらしくて、なんでも“ピアノ科卒”ってやつらしい。ぼくにはその意味はよく分からないけど、つまり「すごく上手」ってことなんだにゃ。 母ちゃんがピアノの鍵盤に触れた瞬間、空気が変わった。ぽろん、という音から始まって、しっとり、優しく、なんだか胸の奥がふんわりするような音が部屋いっぱいに広がった。「モーツァルトにゃ!」何度も聞くうちに覚えてしまった。ぼくはお気に入りのクッションにご…

  • 2025年5月29日 「理性VSマタタビ」

    昨日のこと。ちくわ兄ちゃんが、新しい爪とぎの上でゴロンゴロンと転がりながら、涎を垂らしそうな顔でうっとりしていた。母ちゃんが言うには「マタタビっていう猫の好きな匂いをつけてみたのよ」とのこと。 ふーん、マタタビ。私は理性的な猫である。ちくわ兄ちゃんのように、意味もなくゴロゴロするタイプではない。私は何事にも科学的なアプローチをとる。というわけで、昨夜から私はこの「マタタビ」という謎の粉について独自の研究を進めていた。 まず、匂いをかいでみる。…あれ、なんだろうこの、頭がフワッと浮くような感覚。これは…嗅覚に作用するフェロモンか?いや、もっと中枢神経に直接働きかける、何か特別な成分が含まれている…

  • 2025年5月28日(水) 「この粉、なんかすごい…」

    今日は朝から、母ちゃんがいつもの爪とぎに何やら怪しい粉を振りかけていた。粉といっても白いわけでもなく、目に見えないくらいの細かいものだ。それをぽんぽん、とまるで魔法のように爪とぎに振って、「はい、完了~♪」と満足げな顔をしていた。 ぼくはそれを遠くから見ていたけど、ふと気づくと、なんだか爪とぎからほんのりいい匂いがしてきた。鼻をくんくん、くんくん、もう止まらない。思わず近づいて、ぺろっと舐めそうになるのをグッと我慢。なんとなく、本能が「これは舐めるものじゃない」って言ってる。でも、嗅ぐのは…いいよね? 「なんだこれ…」と思いながら、ぼくはとうとうその爪とぎに顔を押し付けてしまった。するともう、…

  • 2025年5月28日 「父ちゃんと株価とため息と」

    今日の朝、うちの父ちゃんは、なにやら神妙な顔つきでパソコンの前に座っていた。ひたいにしわ、眉間にもしわ、ついでにおでこのてっぺんはつるりと光ってる。その視線の先には、カラフルな線が上下にうねうねしている画面があった。ちょっとでも動こうもんなら、父ちゃんの顔がぴくぴく動く。 「うーん……なんで下がるんだよ……」 父ちゃんがまた一つ、深いため息をついた。私はその様子を、キッチンカウンターの上からじっと観察していた。ちなみにちくわ兄ちゃんはその横で爆睡中。まあ、兄ちゃんは動くもの以外には興味がないからね。 「ふむ……これはただごとじゃないわ」私はテレビで見た名探偵の口ぶりを真似しながら、父ちゃんの表…

  • 2025年5月27日 「お手柄!ハチの巣大発見!」

    今日は朝から何かがおかしかったんだ。リビングの窓の向こう側、シャッターの隙間に、なーんか怪しい気配がしたの。いつもと違うブンブンという音。しかもなんか、甘いような、怖いような匂いまで漂ってきてさ。 ぼく、ぼんやりしてるってよく言われるけど、嗅覚と直感にはちょっと自信があるんだ。だから、これは「ただごとじゃない」と思って、すぐさま行動に出た。 「にゃっにゃっにゃっ!!」 窓のところで大声を上げながら、シャッターの下を前足でカリカリッ!カリカリッ!!母ちゃんが振り返って、「またちくわ、そこ引っ掻いて〜」って呑気に笑ってたけど、ぼくは真剣勝負だったんだよ! だって、窓の外には、なんとハチの巣ができて…

  • 2025年5月26日 「英語?それっておいしいの?」

    母ちゃんが最近、なにやら真剣な顔つきで本を読んでる。机の上には「TOEIC公式問題集」なる分厚い本がドンッと置かれていて、まわりにはペンやメモ、付箋がわさわさと散らばっている。その横に置いてあるお菓子の袋にはちょっとだけ興味があるけれど、なにより気になるのはその「TOEIC」ってやつ。 「英語の試験」なんだって。 英語って……あれでしょ?テレビの中で早口でしゃべってる、ちくわ兄ちゃんがチャンネル変えるときによく出てくる言葉。あたしにはさっぱり意味がわからないけど、どうやら人間界では重要らしい。 でもさ、猫語のほうが難しくない? 「ニャー」ひとつにも、「おなかすいた」「眠い」「抱っこして」「ちく…

  • 5月25日「背中は踏み台です」

    今日は朝から、お腹が空いてた。最近ちょっと太り気味だけど、まぁそれはそれとして、ごはんの時間が待ちきれなかったんだ。 父ちゃんが、いつものようにのそのそ起きてきて、「おはよう、ちくわ…」なんて言ってるけど、そんなのどうでもいい!ごはん!ごはん!ごっはーーーん!!! でもね、父ちゃんって朝がとにかく遅い。母ちゃんがいないときは特にだらしない。今日はどうやら母ちゃんが用事で出かけてるみたいで、完全に「父ちゃんモード」だった。つまり、朝ごはんの支度は期待できないってこと。にゃろう…! で、ぼくは見てしまったんだ。パントリーの戸が少し開いているのを…。そこに、キラキラと輝く例の袋が見えた。そう、ぼくと…

  • 2025年5月24日 「あの鳥はどこにいるの?」

    テレビというものは、たしかに不思議な箱ね。 今日の午後、母ちゃんが録画していた自然番組をつけた。森の中の鳥たちや、畑にいる虫たちの映像が次々と画面に映し出される。私はすっかりその画面に引き込まれ、気がつけば前足をテレビ台にかけて、じっとその鮮やかな動く生き物たちを見つめていた。 「チュン……チュン……!」 音までリアルだ。まるで部屋の中に本物の鳥がいるようだ。心がざわつく。猫としての本能が騒ぐのだ。 私は一歩踏み出し、テレビの前でお尻をフリフリ。目の前を横切るカワセミに照準を合わせて、思いきりジャンプ! ……が、当然ながら鳥はいない。バチンと前足をテレビの画面にぶつけてしまった。痛い。鳥はいな…

  • 2025年5月23日 今日は「何にもしない」って決めたにゃん。

    こんにちは、白茶猫のちくわですにゃ。今日はね、朝から「何にもしない日」だったんだにゃ。 というのも、朝から父ちゃんが…起きない。ゴロゴロ、スーピー、ゴーゴーって、すごい音立てて昼寝してたにゃ。母ちゃんが掃除機をかけようが、お湯を沸かそうが、全然起きにゃい。「今日は天気もいいし、まぁいっか〜」って母ちゃんが言った瞬間、ぼくは決めたにゃ。「今日は何にもしない日にしよう」って。 父ちゃんと一緒に昼寝って、最高にゃ。 リビングのふかふかソファ。そこにごろーんと寝転ぶ父ちゃんの隣に、ぼくもちょこんと横になったにゃ。父ちゃんのTシャツからは、ちょっぴりお昼ごはんの匂いがして…なんだか安心するんだよにゃ。ぼ…

  • 2025年5月22日「私は飛べない——鳥に憧れる猫の想い」

    朝の光が差し込むころ、私は窓際に座っていた。今日も、ベランダに鳥たちがやってくる。 スズメに、ヒヨドリ、たまにハト。軽やかに飛び、跳ね、さえずりながら舞う姿は、まるで空気と踊っているよう。私はその姿を、じっと見つめる。 なぜだろう。あの子たちはあんなにも自由で、美しくて、どこへでも行けそうで。私にはできないことを、いとも簡単にこなしている。 とくに、あの**“飛ぶ”ということ**。あれはすごい。ほんとうに。 パタパタと羽ばたきながら、ベランダの柵を越え、電線を越え、遠くの木へ。そしてまた、風に乗って戻ってくる。私はただ、それを見上げているだけ。 猫は鳥を見るのが大好きな理由 猫が鳥をじっと見つ…

  • 2025年5月21日「猫と壁の因縁——爪とぎの哲学」

    朝、ぼくは何の気なしに壁に近づいた。何の変哲もない、白い壁。だが、その表面には絶妙な“ざらつき”がある。 そして、そこにいたる前に、父ちゃんが何か言ってた気がする。「ほーら、ちくわ〜。新しい爪とぎ買ってきたぞ〜♪」って。段ボール素材のゴージャスなタワー型。猫草つき。カリカリつき。完璧な装備。完璧なプレゼン。 ……が、なんか違う。 ちょっときれいすぎるし、匂いも新品。“育ち”が良すぎて爪が入り込まんのよ。やっぱりね、猫ってのは、もっとこう…自然と戦う野生の魂を残していたいんだ。 そこで、壁よ。 ふすまじゃない、柱でもない、リビングの壁紙。そこに、ちょうど良い“ほつれ”ができていた。この“ほつれ”…

  • 2025年5月20日「猫と氷のファーストコンタクト——冷たい未知との遭遇」

    今日、わたしはまた一歩、宇宙の真理に近づいたのかもしれない。その名は「氷」。透明で、冷たくて、つるつる滑る、謎の物体。 事の発端は、母ちゃんが冷凍庫を開けたときのこと。夕食の準備中、アイスコーヒー用の氷を取り出そうとした手元がすべって、カランッと床に一個、氷が落ちたの。 すかさず、わたしのハンター本能が目覚めました。「カララ…」という小さな音が、わたしの耳にビビッと響く。何かが、動いた。何かが、光った。小さくて、冷たい風のような気配をまとって—— これは、ただの落とし物ではない。**未確認滑走物体(U.S.O.:Unidentified Slipping Object)**だわ。 急行!冷たい…

  • 2025年5月19日「猫の抜け毛とお風呂の戦い!必死の抵抗、されど運命」

    春から夏にかけてのこの時期、猫族には避けられないものがある。そう、「抜け毛」だ。 いや、ほんとにすごいのよ、最近のぼく。ブラッシングしてもしても、終わらない抜け毛祭り。母ちゃんの黒い服なんて、もう模様替えしたかのように白茶になってるし、ソファは「ちくわ印」のふわふわコーティング。でも、それが猫の生き様ってもんじゃん? ところが今朝、事件は起きた。 パッパパ(うちの父ちゃんね)が「これはもう限界やな」って言い出したの。なにが限界なの? え? 掃除機が悲鳴上げてるって?いや、だからそれ猫あるあるでしょ。 で、最悪の三文字が口からこぼれた。 「風呂、入れよか」 え? 今なんて? 風呂? ぼくを?にゃ…

  • 2025年5月18日「決して涙を見せない——過去を背負って未来を生きる猫、あんみつの秘密」

    私はいつも前を向いている。しっぽをピンと立てて、小さな足でしっかりと地面を踏みしめて、今日という日を駆け抜ける。 でも、誰も知らないの。私にも“過去”があるってことを。 今の家に来る前——私は、ある空き地のような場所にいた。お母さん猫と兄弟たちと一緒にいたけど、私はちょっと弱かった。体が小さくて、目やにも鼻水もひどくて、なかなかごはんにもありつけなかった。 そう、猫風邪ってやつにかかってたの。「猫ヘルペスウイルス」っていうのが原因の、目と鼻にくる厄介な病気。目が開かなくなるし、呼吸もしづらいし、ごはんのにおいもわからなくなる。そんな状態だと、生きるのって本当にしんどいのよ。 お母さん猫は、私を…

  • 2025年5月18日 「猫が洗い立てのシーツに寝転ぶ理由とは?母ちゃんに叱られたけど後悔はしてない日」

    今日は、とってもいい天気だった。お日さまがぽかぽかで、風も少しあって、空気がやわらかい。母ちゃんは朝からせっせと洗濯機を回して、「今日は全部干しちゃおう♪」なんてウキウキしてた。ぼくは窓辺でうとうとしながら、その様子を観察してたんだ。 すると、午後になって事件は起きた。 母ちゃんが洗い終わったシーツを取り込んで、ベッドに新しくピンと張ったの。まっさらで、真っ白で、ふわふわで、なんか……神々しかった。 そう、猫の本能がビビッと反応したのさ。 ぼくの中の「きれいな布の上に乗りたいセンサー」が、全力で警報を鳴らしはじめたんだ。あれに飛び乗らずにいられる猫なんて、いる? ……答えはノーだよね。 という…

  • 2025年5月17日「猫が夢中になる「チュール」の秘密とは?あんみつの味覚考察日記」

    「これは……まさに、魔法。」 私はついに悟ったの。猫が「チュール」に魅了される理由。それは、単なる味の問題じゃないのよ。チュールは、猫にとっての“幸福そのもの”なのよね。 今日も母ちゃんが「チュ〜ル♪チュ〜ル♪」と歌いながらパウチを取り出すと、ちくわ兄ちゃんがすっ飛んできた。あの人、普段はゆるっとしてるくせに、チュールが出てくるとまるで新幹線。足元にスリスリ攻撃を仕掛けて、お座り→上目づかい→鳴き声のフルコンボ。 でも私は冷静に観察するの。あくまで、味覚・香り・心理状態の三軸からチュールの魅力を分析するために。 まず、香りの強さ。袋を開けた瞬間にぷわ〜っと広がる、あの独特の魚介系のにおい。これ…

  • 2025年5月16日「猫のダイエットは難しい?太り気味ちくわの運動生活スタート(しようとした)日」

    最近、母ちゃんがぼくのことを「ちくわ、もちもちしてきたね〜」って言うんだ。もちもち……それってかわいい褒め言葉だと思ってたんだけど、その後の母ちゃんの一言で、事態の深刻さに気づいた。 「そろそろ本気でダイエットしようか?」 ……えっ。 ぼく、別にそんなに太ってないと思うんだけどなぁ。確かにお腹のあたりに若干のふくらみがあるのは知ってる。でもそれは、ごはんが美味しいからであって、ぼくのせいじゃない。ごはんって、魔法みたいにおいしいじゃない? 特に、母ちゃんがたまにくれる“特別カリカリ”とか、ちゅ〜るとか……思い出しただけでゴロゴロしちゃうよ。 だけど……最近廊下を走っただけで「ぜぇ、ぜぇ」ってな…

  • 2025年5月15日「猫も学ぶAI時代!あんみつの人工知能考察に迫る🐾」

    最近、母ちゃんがよく「AIが〜」って言ってるのを耳にするのよね。「AIが便利すぎて怖い」とか、「AIで仕事が変わる」とか、「ちくわにもAIがあれば少しは賢く…」とか……って、最後のは余計よ! そんなわけで、私は真剣に「AI(人工知能)」について考えてみたの。だって猫だって、未来を生きるんだから。 まず「AIって何?」ってところから始めたわ。どうやら人間の頭脳の一部をマネして、学習して判断して動く存在らしい。それって、私の毎日のパトロールに似てるじゃない? 「ドアがちょっと開いてる → 侵入者かも → そっと覗く」みたいな判断力、すでに私は持ってるわけよ。 でもAIのすごいところは、データをいっ…

  • 🐾2025年5月13日「ポイ活とは、かわいくて賢い暮らし方?」(あんみつの日記)

    「ポイ活とは、つまり“賢く生きる術”ね」 今日は朝から母ちゃんがスマホ片手に「むむむ…」と唸っていたの。「今ならポイント2倍…でも来週は5倍か…」って。私は気づいたわ。母ちゃんが見ていた画面には「ポイ活アプリ」の文字。 「ポイ活」――どうやら最近の人間界ではトレンドみたいね。調べてみると、「ポイント活動」の略で、買い物やサービス利用時にポイントを貯めたり活用したりすることらしいわ。つまり、もらえるものはもらっておく。損しないように立ち回る知恵ってことね。 母ちゃんの行動を観察してみると、・コンビニで買う予定だったものをアプリ経由の通販に切り替えてポイントゲット・スマホ決済にして割引とポイントの…

  • 🐾2025年5月12日「忘れられない、あの日の匂い」【ちくわ日記】

    今日は、なんだか胸の奥がきゅっとなった一日だったんだ。 いつものように、母ちゃんがベランダで洗濯物を干してて、ぼくはそのそばでゴロン。春の風がふわ〜っと流れて、なんともいえない匂いが鼻をくすぐったんだ。 その匂いを嗅いだ瞬間、ふと、思い出した。 ――まだ、ぼくが母ちゃんの家に来る前のこと。小さな段ボール箱の中で、母猫と兄弟たちとぎゅうぎゅうになって眠ってた。あったかくて、狭くて、でもすっごく安心できる場所。母猫が毛づくろいしてくれるのが大好きだった。兄弟たちとじゃれあって、耳をかじったり、おなかに飛び乗ったりして、喉をゴロゴロ鳴らしてた。 けど、ある日突然、大きな人の手がぼくたちを運んだんだ。…

  • 🐾2025年5月11日「猫と学ぶITセキュリティ〜あなたのごはんは安全ですか?〜」

    今日は、ちょっと頭を使った一日だったわ。なぜなら私、ITセキュリティについて学んだの! きっかけは、母ちゃんがパソコンに向かって「パスワードが漏洩したかも…」ってつぶやいていたこと。パスワードって、あの箱(パソコン)を開ける呪文みたいなものよね。もしそれが誰かにバレたら……! 「ちくわ兄ちゃん、私たちのカリカリ情報が盗まれるかもしれないのよ!」って言ったら、ちくわ兄ちゃんはのんきにゴロンしながら、「えー、でもぼく、パスワードって“neko123”にしてるよ〜」って。それ、いちばん危ないやつじゃない! そこで私は、兄ちゃんに猫でもわかるITセキュリティ講座を開くことにしたの。 第1講:強いパスワ…

  • 🐾2025年5月10日「関税って、うまうまの敵かも…」

    朝のニュースで「関税」という言葉が流れてきた。ぼくには難しい言葉だけど、「ごはん」に関わる話っぽいから、つい耳がピクッと動いたんだ。 母ちゃんが「輸入のエサの関税が〜」とか言ってて、ぼくはハッとした。え? それって……うまうまが来にくくなるってこと?! そこで、ぼくはすぐにあんちゃんを呼んで緊急会議を開いた。 「関税ってなに? うまうまが減るの?」「たぶんね。外国から来るおいしいごはんとかおやつが、高くなっちゃうってことだと思うの」「高いってことは……ぼくらの口に入らないってことじゃん!!」 もう、それは大事件だったよ。ぼく、あのサーモン味のスープ仕立てのおやつ、大好きなのに…。あれ、たぶん外…

  • 🐾5月9日「ベランダ日和、でも秘密の場所で」

    今日は朝からぽかぽか陽気☀️母ちゃんがベランダに洗濯物を干すたび、春の風がふわ〜って入ってくるの。 ちくわ兄ちゃんはというと、「ひなた最高……でも外はまぶしい……」ってブツブツ言いながら窓辺でお昼寝してた。 私はというと、ベランダの手前にあるカーテンのすき間。あのふわっとした布の中に入ると、日差しもちょうどいいし、外の匂いもするし、なにより―― だれにも見つからない✨ そこに丸くなって、風にゆれる布と一緒にすうっとまどろむの。ちくわ兄ちゃんが「ねえ、あんみつ見なかった?」って探しにきても、私はじっと動かない。 これが私のとっておき。風の秘密基地よ。 ……まあ、母ちゃんには最後バレて「そこ暑くな…

  • 🐾5月8日「ごほうびは、勘違いでもうれしいの」

    朝ごはんのあと、母ちゃんが電話で「うちの子、最近よく食べるんですよ〜」って言ってるのが聞こえた。 ……うちの子って、ぼくのことだよね?えっ?よく食べるって……ぼく、ほめられてる!? それって、ごほうび案件!? そのあとも母ちゃんがキッチンで何かごそごそやってたから、「きたっ!スペシャルおやつタイム!!」って思って、全力でスリスリしながらおすわりして、上目づかい攻撃もかけたのに…… 「……あれ?ちくわ、なんか期待してる?これ、人間用の煮卵だよ?」 ……ちがった。全然ぼくのじゃなかった。でも、かわいそうに思ったのか、母ちゃんがカリカリ3粒くれた。 うん。カリカリでも、ごほうびはごほうび。勘違いでも…

  • 🐾5月7日「犯にゃんは……この足あとよ!」

    今日は母ちゃんが久しぶりに出勤して、家の中がしん……と静かだった。ちくわ兄ちゃんはというと、朝から玄関の前でゴロンして「母ちゃ〜ん……」ってやってたわ。 私はというと、家のパトロールに集中してたの。すると、気づいたのよ。リビングの床に、うっすら白い粉の足あとが。 「これは……事件だわ」 足あとをたどっていったら、犯にゃんは明らか。キッチンマットにおっきいおしりをのせて寝てた、ちくわ兄ちゃんよ! 「ぼく何もしてないよ! ただ歩いただけだもん!」って兄ちゃんは言ってたけど、母ちゃんの小麦粉袋をペシペシしてたの、私見てたからね。 事件は、私の完璧な推理で解決したわ。(でも、兄ちゃんが片づけるとこは、…

  • 🐾5月6日「連休、終わるってさ……」

    今日は朝から家の空気がなんかちがった。母ちゃんが「明日から仕事か〜」って言いながら、冷蔵庫を見つめてため息ついてた。 あんみつはキャットタワーの上で「じゃあ今日はダラダラしましょう」って偉そうに宣言してたけど、ぼくは、ちょっと考えちゃったんだよね。 「連休」ってやつ、ぼくにとっては毎日が連休なんだけど、 母ちゃんや父ちゃんがずっとおうちにいてくれるのって、特別だったんだなって。 だから、今日は一日中、母ちゃんのあとをついて歩いたの。洗濯干すときも、トイレも、お昼寝も一緒! そしたら母ちゃんが「ちくわ、重いけど……かわいいな〜」って言って、ぎゅ〜ってしてくれた。ちょっと泣きそうになっちゃった。 …

  • 🐾5月5日「こどもの日って、ぼくの日?」

    今日は「こどもの日」っていうんだって。ぼく、子どもじゃないけど……母ちゃんが「ちくわも一応、うちの子だもんね〜」って言ってくれて、すっごくうれしかった! それで、家の中に小さいこいのぼりが飾られてて、風にフワフワなびいてたんだ。ぼく、アレ捕まえようとしてさ、2回ジャンプして、3回目で棚に突撃しちゃって…… 「ちーくん!? それ陶器だから割れちゃうってば〜〜〜〜!」 って、母ちゃんが走ってきたときには、こいのぼりも棚の上もぼくも、ぜんぶぐちゃぐちゃになってた。 でも、あとであんみつが耳元で言ったの。 「ちくわ兄ちゃん、元気いっぱいで、まさに“こどもの日”って感じだったわ」 ……それって、なんか……

  • 🐾5月4日「ブラシの音は戦慄のメロディ」

    お昼過ぎ、母ちゃんが「今日はブラッシングしよっか〜」って言いだしたの。私は……まあ、別に嫌いじゃないけど、気分が乗らないときはちょっと逃げたくなるのよね。 で、そのときちくわ兄ちゃんが寝ぼけてて、「ぼく、今ヒマだよ〜」って言った瞬間―― カシャッ(ブラシの音) 「ひぃっ!ちょ、ちょっとまって!?今は無理っ!」 って猛ダッシュでカーテン裏へ消えた兄ちゃん。あのブラシ、兄ちゃんにとっては“魔道具”みたいな存在らしいの。 私はそのスキに、サッと済ませてもらって、つやつやの毛並みに✨そのあと鏡に映る自分を見て、「今日の私は、完璧ね」ってつぶやいておいたわ。 兄ちゃんは夜まで出てこなかったけど……モフり…

  • 🐾5月3日「窓ぎわの争奪戦」

    今日は朝からぽかぽか陽気で、窓辺がすっごく気持ちよさそうだったの。私が先に見つけて、カーテンの隙間から入った春の風を独り占めしてたら―― 「うぅ……ぼくも、そこ行きたい……」って、ちくわ兄ちゃんがじとーっとこっち見てたのよね。 だから、ちょっとだけ場所を空けてあげたら…… ドーン!っておしりで押しのけられて、結局兄ちゃんが全スペース確保。 「ん〜〜〜あったかぁ〜い♡」ってゴロゴロしてる背中、なんか無防備すぎて憎めないのよねぇ…… 仕方ないから、兄ちゃんのとなりにくっついてお昼寝したわ。あったかかった。 この投稿をInstagramで見る www.instagram.com ランキング参加中*猫…

  • 🐾5月2日「ぼく、ついに起きれた!」

    最近、朝ごはんの時間になると、あんみつがぼくより先に起きてて、母ちゃんに「ちくわ兄ちゃんまだ寝てるの?」って聞くんだよ。くやしい。 だから今日は!ぼく、誰よりも早く起きてみせるって決めてたんだ!! ……で、早朝5時に起床!!(寒かった!) 「母ちゃ〜ん、ごはんの時間だよぉ〜」ってスリスリしたら、寝ぼけた父ちゃんに抱きかかえられて、布団に戻された……。 「ちーくん、まだ5時じゃ〜、母ちゃんに怒られる〜」 ……ぼく、頑張ったのにぃ〜〜〜(布団あったかかった) ランキング参加中*猫タイムズ* ランキング参加中ねこ好きブログ ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ ランキング参加中相互読者登…

  • 🐾 5月1日「大掃除地獄」

    きょうは朝から、母ちゃんの「大掃除するぞー!」という雄叫びで目が覚めた。大掃除って、なんで「するぞー!」って宣言しないと始まらないのかな。ぼくはせっかくふかふかのお布団の上で、お気に入りのポーズで丸くなってたのに。母ちゃんはいつもは優しいけど、大掃除のときだけは軍曹みたいになるんだ。 まずは、リビングのカーペットがめくられて、ぼくのお昼寝ゾーンが奪われた。母ちゃんは「ちくわ、どいてー!」って言うけど、ぼくはどきたくない。でも掃除機が来ると、つい負けてしまう。あれ、ほんとイヤな音。ゴゴゴゴゴってうるさいし、風がビューッてくるし。あんみつは毎回、余裕で棚の上に飛び乗って避難するけど、ぼくはつい逃げ…

  • 🐾 4月30日 「猛ダッシュはストレス解消なのよ」

    朝から、なーんかムシャクシャしてたのよね。 ちくわ兄ちゃんが朝ごはんのあと、母ちゃんの「ちくわ、さっき食べたでしょ〜!」って言葉を完全無視して、何食わぬ顔でまたお皿の前に座ってたの。しかも、その図々しさでなぜか母ちゃんにもう一口もらってたのよ!ずるいったらありゃしない。 そんなわけで、私、今日は「走る日」って決めたの。誰にも邪魔されず、風になるの。狙うは、リビングの高いところをぐるっと囲むキャットウォーク。日頃はまったりお昼寝用に使ってるけど、本気を出せば私の走り場になるのよ。ひとまず、棚の上からスタート地点へ登って、足元チェック。ふむ、ホコリなし、滑り止めヨシ。「いっくよ〜!」って小さく気合…

  • 🐾4月29日「ご飯は別腹……じゃなかった」

    今日は、なんだか朝からお腹がすいてた。母ちゃんがカリカリを出してくれて、ぼくは大喜びでパクパク。 でも、気づいたら……母ちゃんが「もうおしまいよ〜」って片付けちゃった! ぼく、あきらめきれなくて、こっそりあんみつの残したご飯にもパクパク……さらに、父ちゃんのおやつに顔を突っ込んで……パクパク……!! そして――「うぐぅぅ……お腹が……ぱんぱんだぁぁ……」 ぼく、床にゴロンして、ポンポンのお腹を抱えてうめいた。あんみつは「ちくわ兄ちゃん、太鼓みたいね」って笑ってたけど、父ちゃんは「ちーくん、猫ドラムやな!」ってバチを持ち出そうとして、母ちゃんに怒られてた。 明日こそ、ぼく、食べすぎ注意……する……

  • 🐾4月28日「台所大冒険!」

    朝、母ちゃんが台所でごそごそしてたから、私もこっそり探検に出発! シンクの下、すっごく良い匂いがする〜!クンクンしてたら、うっかりお皿の山をガッシャーン! 「きゃっ!?」びっくりして飛びのいたら、床がすべって、そのままゴロンゴロンと転がっていっちゃった! 母ちゃんは笑いながら「もう〜あんちゃん、何してんの〜!」って。ちくわ兄ちゃんは「ばっかだなぁ」って言ったけど、ちょっとだけ心配そうだったの、私知ってるよ! 今日も、私の冒険は続く! ランキング参加中*猫タイムズ* ランキング参加中ねこ好きブログ ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ ランキング参加中相互読者登録の会 バリバリボウル…

  • 🐾4月27日「押入れの謎空間」

    今日は誰も見てないスキに、あの“禁断の扉”を開けてしまった。そう、母ちゃんがいつも閉めてる「押入れ」だ! ふわふわの毛布の奥に、さらに秘密のトンネルみたいなすき間があって――ぼくは勇気を出して突入した! ……数分後。戻ろうと思ったら、入り口がない。 「ぼ、ぼく……閉じ込められた!?」「ちくわ兄ちゃ〜ん、どこ行ったの〜?」あんみつの声は聞こえるのに、出られない。 絶望してたら、母ちゃんが毛布をめくってくれて、救出成功!ぼく、全身ほこりまみれで目がしぱしぱ…… でも、あの押入れのすみっこで見つけた小さな光のスジ、ちょっと綺麗だったな。 ランキング参加中ねこ好きブログ ランキング参加中*猫タイムズ*…

  • 🐾4月26日「おふろ場探検と、ぬれねずみ事件」

    今日は朝から冒険の気分だったの。誰もいないすきに、ふらっとお風呂場に入ってみたのよ。 そこには――ピカピカで大きな白い皿みたいなものが!「これが、あの“湯船”……!!」気づいたら、私はそのフチを歩いてたの。 ……その瞬間、ちくわ兄ちゃんがドアの外で大声出したの。 「母ちゃーん!あんみつが湯船のふち歩いてる〜!!」 ビクッとして足を滑らせ、ざっぷーん!! ……あのときの私の顔、多分すごかったと思う。母ちゃんは「ふふ、ごめんごめん」って笑いながら、タオルで拭いてくれたけど… 「次は絶対、足に吸盤つけてから挑む」と誓った一日でした。 ランキング参加中*猫タイムズ* ランキング参加中 雑談・日記を書き…

  • 🐾4月25日「やつの名は、ルンバ」

    今日、家の中で黒くて丸いヤツと遭遇した――その名も「ルンバ」。 「うぃ〜〜ん……」って音立てて、こっちに突進してきたから、ぼくは勇敢に立ち向かった!しっぽを最大限に逆立てて! 「母ちゃん!ぼくが家を守るからね!!」 だけど、ルンバは止まらず、ぼくの前で方向転換。……ぼく、空振りした。しっぽ、無駄にふくらませただけだった。 そのとき、後ろであんみつがクスクス笑ってた。「ちくわ兄ちゃん、ルンバの“敵”じゃなくて、“障害物”だったんじゃ……?」 ぼく……ただの“家具扱い”……!? ちょっと傷ついたけど、その後ルンバが毛玉を吸ってたから許した。 ランキング参加中 雑談・日記を書きたい人のグループ ラン…

  • 🐾4月24日「テレビの中に正解がある」

    今日のお昼、母ちゃんがつけっぱなしにしてたテレビに、「宇宙の謎を解く!」っていう特集が流れてたの。 なんてワクワクするタイトルなの……!私はすぐにテレビの前に座って、じーっと見つめたの。 ブラックホール、ダークマター、重力波…………よくわからないけど、かっこいい!! 「ちくわ兄ちゃん、宇宙には“何もない場所”があるらしいの」「ぼくのごはん皿と一緒だ……(遠い目)」 私は必死で理解しようとしたの。だって、テレビの中の人たち、ずっと真剣な顔してるんだもの。 いつかわかる日が来ると信じてるわ。今日のところは、画面にうつる地球がまあるくてキレイだったのだけ覚えたの。 ランキング参加中 雑談・日記を書き…

  • 🐾4月23日「母ちゃんのにおい」

    今日は朝から母ちゃんがバタバタしてて、お昼には「出張だから2日いないよ〜」って言って、スーツケースをガラガラ転がして出かけちゃったんだ。 玄関が閉まる音、ぼく聞きたくなかったのに……。 夕方、母ちゃんのスリッパのとこで寝てたら、あんみつがとなりにきて小さな声で言ったんだ。 「……母ちゃんのにおい、まだするね」 ぼく、うんってうなずいて、目をつぶった。ちょっとだけ涙が出たの、ばれてないといいな。 夜、父ちゃんがごはんくれたけど、やっぱり、母ちゃんの声じゃないと……なんか、ちがうんだよなぁ。 ランキング参加中 雑談・日記を書きたい人のグループ ランキング参加中ねこ好きブログ ランキング参加中*猫タ…

  • 🐾4月22日「日本経済と、ちゅ〜るの価値」

    朝、母ちゃんがニュースを見ながら「円安が〜」って言ってたの。“えんやす”? 円がやすい?それって……ちゅ〜るがいっぱい買えるってこと? 私は考えたわ。もし円が安くなって、ちゅ〜るの値段が上がったら―― =ちゅ〜るの価値は高いってこと==それを毎日もらってる私==実質めちゃくちゃセレブ!!! 「ちくわ兄ちゃん、私たち今すごく贅沢してるのよ」「えっ!?じゃあ……今日の朝ごはん、超プレミアムってこと!?」 兄ちゃん、感動して床にごろんって転がってた。うん、経済って奥が深いけど、たぶん大事なのは“ちゅ〜る指数”よね。 ランキング参加中 雑談・日記を書きたい人のグループ この投稿をInstagramで見…

  • 🐾4月21日「父ちゃんのひざ、独占計画」

    今日は朝から雨で、家の中もしーんとしてて眠た〜い空気。そんなとき、父ちゃんがソファでゴロゴロしてたから――ぼく、ささっとひざの上に乗ったんだ。 「おっ、ちーくん来たな〜。重たいけど、かわいいなぁ〜」 ……うん、いい感じ。ぬくぬくで最高……! と思ってたら、あんみつがスタスタやってきて、「私も乗る〜」って、ぼくの上にのってきた!! 「ぐえっ……ちょ、重……!!」 父ちゃん「二段重ね!?わしの血流止まるわ!!」って叫んでた。 でも、誰もどかなかった。だって、ひざって……最高のスポットなんだもん。 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ

  • 🐾4月20日「消えたカリカリの謎」

    朝、ちくわ兄ちゃんがごはん皿の前でボーゼンとしてたの。 「母ちゃん……ぼくのカリカリが、半分しかない……!」 兄ちゃんは深刻そうに床を見つめてたけど、私は気づいてしまったの。皿の下に、ぽろぽろと落ちたカリカリの影……! 「ちくわ兄ちゃん、体当たりで押しすぎてるのよ」 「そ、そうだったの!?犯人は……ぼく自身!?」 自分でびっくりしてたけど、そのあと真顔で全部拾って食べてた。さすが、ちくわ兄ちゃん。無駄にしないところ、ちょっと尊敬してるの。 でも私のカリカリには触らないでね♡ ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ この投稿をInstagramで見る www.instagram.com

  • 🐾4月19日「箱、それは愛。」

    母ちゃんが通販で届いたダンボールを空けた瞬間――ぼくはすかさずイン!! 「ふふん、やっぱ箱はぼくのものだよね〜」 ちょっと小さめだったけど、みたらし団子的ボディをギュッと丸めて、しっぽを無理やり折りたたんで、なんとかフィット! ……したつもりだったけど、次の瞬間。 バサァッ!! 箱が横に裂けた……!「ちーくん、それは無理よ〜!」って母ちゃん大爆笑。 くやしいから、そのまま箱の上に座ってたら、あんみつがぽつり。 「……ちくわ兄ちゃん、それもう“板”よ?」 板でもいいもん!ぼくはここが好きなんだ!! ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ この投稿をInstagramで見る www.in…

  • 🐾4月18日「それは誰のしっぽ?」

    昨夜、家の廊下を探検してたの。電気は消えててちょっとだけ暗かったけど、私はこわくない。 と、ふと曲がり角で、ヒョコって……しっぽが見えたの。 茶白の……でもちょっと短くて、モフモフしてて……「ちくわ兄ちゃん?」って声かけたら、返事なし。 そーっと近づいたら――しっぽ、スーッと引っ込んだのよ!! えっ!? 兄ちゃん……今ソファで寝てたわよね!? そのあと母ちゃんが「ほら〜また掃除用モップ出しっぱなし!」って。 あれ、モップだったの!?心臓がドキドキして眠れなかったわ……ちくわ兄ちゃんは爆睡してたけど。 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ この投稿をInstagramで見る www.…

  • 🐾4月17日「ぼくのジャーンプ!」

    朝、母ちゃんがキャットタワーのてっぺんにおもちゃを置いたんだ。「ちーくん、運動しなきゃダメよ〜」って言いながら。 ふん、ぼくだってやればできるもん! 「見てろよあんみつ、ぼくのジャンプを!」 勢いよく走って――ジャンプ!! ……したはずが、後ろ足がズルッて滑って、タワーの途中でおなかぶつけて「ふぎゃっ!!」 あんみつが心配そうに見てきたけど、ぼくは言ったんだ。 「ちょっとおなかで着地しただけだよ……これは戦略的ムーブさ……!」 母ちゃんはその瞬間を動画におさめてた。ぼく、たぶん今日もSNSでバズってる。 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ この投稿をInstagramで見る ww…

  • 🐾4月16日「ちくわ兄ちゃんのナゾ」

    最近、ちくわ兄ちゃんがソファの裏にこっそり隠れてるのよね。声をかけると「ちょっと……ぼく考えごとしてるんだ……」って言うけど、あの兄ちゃんが考えごと? 気になってそーっとのぞいたら、そこには―― 🍙おにぎりのかたちのぬいぐるみ🍙 「え、それ友達……?」って聞いたら、「ぼ、ぼくの秘密兵器なんだよっ!」って赤くなって逃げちゃった。 その後、母ちゃんがそのぬいぐるみを洗濯して干してたわ。ちくわ兄ちゃん、夕方までしょんぼりしてたけど…… 「……ふわふわになって帰ってきた……」ってうれしそうに抱きしめてたの、かわいすぎた。 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ この投稿をInstagramで…

  • 🐾4月15日「父ちゃんvs.謎の虫」

    朝の窓辺でひなたぼっこしてたら、ブーーーンって音が。見上げたら、でっかい虫がカーテンのとこ飛んでて、ぼくとあんみつは即ロックオン! 「兄ちゃん、あれ捕まえる?」「ぼ、ぼくがやるよ!こういうのは兄の仕事だから!」 って、よろよろ立ち上がったら、タイミング悪く父ちゃん登場。 「うおぉぉ!?でっか!!どけどけ、わしがやる!」 ……と、新聞紙片手にぴょんぴょん跳ねてたら、あんみつに「その姿、今度日記に描くわね」って言われてた。 母ちゃんが笑い転げてたけど、ぼくとあんみつは真剣だったのにぃ〜! ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ この投稿をInstagramで見る www.instagra…

  • 🐾4月14日「おやつは戦い」

    今日はお昼すぎ、母ちゃんが“特別おやつ”をくれたの。カツオぶし入りクリーム――香りだけで理性が吹き飛びそう! でもそのとき、ちくわ兄ちゃんの目がギラッと光ったの。「それ……ぼくの分もあるよね?」 ええ、あるけど、私の分もちゃんと確保したいのよ! 兄ちゃんがうろうろしてる間に、私はちゃっかり先にぺろり。そしたら兄ちゃん、ショックでへたりこんでたわ。 「ぼくの……ぼくのカツオが……」 しょうがないから、ちょびっとだけ分けてあげたら、涙ぐんでた。 兄ちゃん、ほんとご飯に関してだけは全力ね。かわいいけど。 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ

  • 🐾4月13日「ちくわ兄ちゃん、がんばる」

    昨日のカーテン事件、実は私がちょっとひっかいちゃったのよね。でも、ちくわ兄ちゃんがあまりにもぼんやりしてたから、つい黙ってしまったの……反省。 今日はそのお詫びに、兄ちゃんに毛づくろいしてあげたのよ。そしたら―― 「や、やめろよぉ……ぼく、そういうの苦手なんだってば〜〜……」 ってゴロンゴロン転がりながら、めちゃくちゃデレデレしてた。かわいすぎて、母ちゃんがスマホで連写してたわ。 ちくわ兄ちゃん、たまには天然で得してるわよね。私はもっと賢く生きてるけど、それも悪くないと思ってるの。 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ

  • 4月12日「犯猫はだれだ!?」(ちくわ)

    朝、いつものようにのんびりお昼寝してたら、母ちゃんの叫び声が響いたんだ。 「誰よ!?カーテンで爪とぎしたの!!」 ぼくは慌てて起きたけど、目の前には……爪の跡くっきりのカーテン。 そこにやってきた、あんみつ。 「ちくわ兄ちゃん、ちょっと寝癖すごいわよ」 そ、それどころじゃないよ!?母ちゃんがじーーーっとぼくを見てる……なんか嫌な予感。 「ちーくん、お前だろう〜?」って父ちゃんも。 ち、ちがうもん!たぶん、夢の中で爪とぎしてただけだもん!! (あんみつは知らんぷりしてた……あいつ、黒だ!) ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ

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