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プロが診る!戦う!相場戦略。 https://note.com/r_honda

本田隆一郎|暁投資顧問アドバイザー(RIA)/認定テクニカルアナリスト(CMTA)/ 証券外務員資格保有 OPライトコース、株式投資コース担当。先物オプション手口分析も。一緒にマーケットの深層を掘っていきましょう。

暁投資顧問の本田隆一郎
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2025/04/01

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  • 知識ゼロから分かる!空売り比率入門

    たまに聞く「空売り比率」って何? まず、空売りというのは、株を持っていないけど「借りて」売りから入る取引で、当日の売り注文全体の売買代金に占める空売り(信用取引を含む)の売買代金の割合のことを言います。例えば、1日の売り注文全体の(決済含む)売買代金が1000億円。その中で、空売りが400億円ありましたとなると、空売り比率は40%となります。 わかりやすくケーキで例えてみると・・・ ホールケーキを「売り注文の合計」としたら、ショートケーキ部分が空売りしている割合。ショートケーキの割合が多いほど(=比率が高いほど)あとで買い戻す人が増えるイメージです。 空売りの規制ありとな

  • 【決算深掘り】8035東京エレクトロン

    国内・半導体製造装置の大巨人・東京エレクトロン。不調だった2024年3月期からの復活。個別企業としての変化に加えて、揺れる半導体業界全体とリンクさせながら読んでいきたいと思います。 ●26年期見通しは良好 ⇒売上高 2兆6,000億円 +6.9% ⇒営業利益 7,270億円 +4.3% ⇒経常利益 7,360億円 +4.0% ⇒純利益 5,660億円 +4.0% ⇒回復を牽引するのはAI向け、先端ロジックの投資需要。 ⇒成長に過度な期待はせず、あくまで回復のフェーズと位置付けている点が堅実的だなという感想。 ●半導体製造装置市況の総括と好調なキャッシュフロー ⇒PC・スマホの回

  • オプション&先物手口最新分析|主要プレーヤーの本音を読む

    4月25日までの手口が公表されましたので、注目している機関と、目立っていた機関の分析を記載しています。市場が上昇一辺倒ではなくなってきた今、「誰がどこで仕掛け、どこで守ろうとしているのか」を読む目は欠かせません。 ●主要プレーヤーの読み解き データ出典:JPX ■ゴールドマン・サックス 日経225先物売り越し増加、TOPIX売り越し縮小 コール35500〜36000を弱めに買い越し、プット売り越し(リスクヘッジ型) ■野村證券 日経225買い越し維持(やや減少)、TOPIX売り越し縮小 オプションではコール・プットとも売り越し(プレミアム取り)

  • 【決算深掘り】6594ニデック 過去最高益更新の裏で進む、静かな革命

    なぜ、ニデックは過去最高益を更新しながら、売上成長を追わなくなったのか?なぜ、米国関税リスクを織り込んでも増益見通しを出せるのか? 答えは「本物の地力を作りにいったから」。 この記事では、いまニデックに起きている変化をみていきたいと思います。 2025年3月期決算まとめ 2025年3月期決算は、売上・利益ともに過去最高を更新。 ⇒売上高は、前期比11.1%増の2兆6,071億円 ⇒営業利益は、前期比48.2%増の2,402億円 ⇒親会社帰属当期利益は、前期比34.7%増の1,676億円 ⇒為替(円安)の押し上げ効果は売上高+1,007億円相当 ⇒セグメントの稼ぎ頭は「精密小型モータ

  • 今年のコナン映画(隻眼の残像)に学ぶ、投資家の真理

    今年のコナン映画は、見えるものと見えないもの「残像」がテーマのひとつ。見たものを信じて動く者、裏で仕掛ける者…、まさにマーケットの世界でも通用する部分はありますね。笑 この記事では、今年のコナン映画を題材に、投資家視点で市場を読むヒントを掘り出していきたいと思います。 まず、ひとこと感想・・・ わたしは毎年のように名探偵コナンの映画を観ておりまして、今年も公開されすぐに鑑賞してきました。 年々増していくCG技術、クライマックスでの無茶苦茶ぶり等は今年も圧巻。ネタバレになるような事は一切書きませんが、小五郎のおっちゃんが久しぶりに輝く、格好いい場面もあり、コナンファンもそうでない方も

  • 三尊天井、政治不安、円買い筋。ドル円相場崩壊の構図が出揃った

    足元でドル円相場は円高傾向となっており、そのスピードは増してきています。トランプの関税政策、FRBの迷い、日銀のタカ派化、テクニカル、需給分析をもとに、「ドル円はなぜ崩れ始めたのか?」「これからどうなるのか?」を中期視点でみていてきたいと思います。 3月〜4月の相場変動を振り返り ⇒3月中旬:円が一時146円台まで急伸(米長期金利低下+日銀利上げ観測) ⇒3月下旬:関税軽減観測報道→ドル買い戻し(150円台回帰へ) ⇒4月上旬:関税発動&米国政治リスク(トランプ主導)で再びドル安・円高(一時145円台) この間の為替動向は金利差だけでなく、米国の「政治リスク」と「関税政策」が主導し

  • 先物とオプション手口から読み解く、市場の裏側

    今回は、先物手口2024年4月4日~4月18日の推移と、先週末までのオプションの手口変化を元に、注目している機関投資家をメインに分析しています。 あくまでオプションは開示されているストライクプライスのみ。 ゴールドマン・サックスは、先物売りポジ縮小+コール買い強め=先週の戻りを試す動きに合致 ⇒日経225は28,478枚売り越し → 16,777枚まで縮小(※強いカバー)⇒TOPIXは売り越しを維持しながら微減 ⇒オプションはコール【34500, 34750, 35000】→段階的に買い越し増 ⇒【34500, 35000】→買い越し(ヘッジも兼ねたロング?) ⇒「戻り上値を段階的

  • 株式投資を守るという選択肢。「株×オプション併用」入門

    なぜ「ヘッジ」が必要なのか? 株式投資において、よく聞くお悩みが、 「保有株が上がっても、どこで売るか迷ってしまう」 「全体相場の下落に巻き込まれると、もっと早く対処しておけばと後悔ばかり」 こういった内容のお声を聞きます。そんなときに活用できるもののひとつに、「株とオプションの併用」=コラーヘッジ(カラーヘッジ)戦略があります。 コラーヘッジとは? 「Collar=首輪」戦略と呼ばれるこの手法は、 保有株に対して上値も下値も限定するディフェンシブな戦い方です。 本来であれば米国でポピュラーな個別株オプションを用いた方が良いのですが、日本ではサービス未発達のため、日経225オプ

  • 信用買い残が一気に減少。個人のロスカット一巡と次の展開

    3月末からの急落局面で、個人投資家の信用買い残は大きく減少。4月第二週になって漸くという感覚もあります。 含み損を抱えたポジションの多くが整理され、売らされる側のロスカットは一巡したと見られる一方で、売り残は依然低水準で、ショートカバーやスクイーズのような動きは期待薄。 ただ、信用買い残が大きく減少し、信用需給の地ならしが進んだ今こそ見えてくる相場の裏側を見ていきたいと思います。 信用買い残は激減、個人のロスカット一巡 データ出典:JPX ■60秒で読み解くチェックポイント 買い残の急減 ⇒先週は-339万株の大幅減。明らかに個人投資家のロスカットや手仕舞いが進行中。 ⇒

  • 意外と知られていない。日経VIはオプション市場の裏ガイド

    ■日経VIとはなにか? 日経VI(Nikkei Stock Average Volatility Index)とは、日経225オプションの価格から導き出される「期待ボラティリティ指数」です。 具体的には、今後30日間の相場の変動幅(年率換算)を市場参加者がどう見ているかを示しています。 指数値が高ければ⇒投資家は「大きく動くかも」と考えている(=不安・リスクが高い) 指数値が低ければ⇒「穏やかで安定している」と考えている(=安心・または過信の傾向も) オプショントレーダーとVIの関係性を表した図で見ると、分かりやすいかもしれません。 ■ 日経VIが「裏ガイド」である理由

  • 外資は売り、野村は買い。交錯する手口から見える次の一手

    2025年4月4日と11日時点での先物手口の変化は、個人投資家にとっては警戒すべきものもありましたので、独自の読み方とともに紹介します。 データ出典:JPXデータ出典:JPX 注目すべき証券会社の評価 ■野村證券 ⇒日経225先物を「+41,132枚買い越し → +48,354枚買い越し」に拡大 ⇒TOPIX先物は「+1,200枚買い越し → -478枚売り越し」に転換 ⇒全体としては「日経225強気継続、TOPIXを利確 or 弱気評価」 ■ゴールドマン証券 ⇒225の売り越しをこっそり削減、とはいえ売り越し継続。TOPIXは売り続行 ⇒利確後の中立的な立ち位置。相場を

  • 先物に現れる相場地図。外資と国内の構図を手口で読む

    外資 vs 国内勢。日経225先物手口から見えた攻防戦 2025年4月4日時点の日経225先物手口データから、外資系と国内系の投資家が「どのような姿勢で相場に挑んでいるか」を読んでみました。 注目したのは4社 ▶ ゴールドマン証券 225ラージ売り: 24,825枚 / TOPIX売り: 33,420枚 ⇒本気売り ハイボリュームな数量で、225とTOPIXを売り。普段はアービトラージしていることもあるが、6月限は一貫して下落で利益をとる形。 ▶ ABNアムロ 225ラージ買い: 4,950枚 / TOPIX買い:1,991枚 枚数はまずまずだが

  • 外資系が仕掛けた“34000円の罠”!日経225オプションの建玉から読む本音

    2025年4月限の日経225オプション建玉(証券会社別・4月4日迄の権利行使価格部分公開)を分析した結果、今回は特にモルガンMUFGなどの動きから、相場の裏にある本音が見えてきました。 データ出典:JPX 最も盛り上がっていたのは"34000円ライン" 今回の建玉データを見ると、34000円付近にプット、コールが集中。 モルガンMUFG証券 プット売り 1536枚 コール買い 912枚 この手口に注目してみました。 これはBull Risk Reversal (ブル・リスクリバーサル)と呼ばれる戦略で、「下はない。上はある」と読む動き。 ブル・リスクリバーサル⇒同権利行

  • トランプ関税時代でも買える自動車株はこれです。

    不安の正体と、見える道筋 トランプ大統領が4月2日に打ち出した24%という高関税のインパクトは、投資家にとっても衝撃的だったと思います。 特に、これまで相互無関税であった自動車株にも関税がかけられ、買おうか迷っていた人にとっては、「やめた方がいいのか」と、悲観するような内容だったのではないでしょうか。 でも、ちょっと待ってください。 関税が掛けられたとしても、自動車株“全部ダメ”ではありません。米国への依存度の違いを見れば、「むしろ買い時かもしれない銘柄」も見えてきました。 米国依存度で見えるリスク 自動車各社の「米国依存度」には大きな差があります。 データ出典:アニュアル

  • 暴落は本当に「偶然」?セリクラはいつ?米国にとって不都合な金利の関係

    【仮説】トランプ大統領が金利を下げたい訳 トランプ政権は、就任前からFRBに対し執拗に利下げを求めており、年々膨れている利払い負担を減らすために金利を下げたいのでしょう。しかし、FRBがすぐに動くわけもなく、株価や景気にダメージを与えるような関税強化を行い、FRBに利下げを促している。 足元の暴落について、もちろんコレだけが理由ではないと思いますが、ひとつの仮説を基に掘り下げていこうと思います。 関税と債券と市場のポイント 金利と利払いの関係 アメリカ政府の債務は莫大で、金利が高ければその利払い負担も膨らみます。 金利が下がれば、政府の借金の利払い負担も減るので、

  • 株を守り、戦略的に稼ぐ——“225オプションの出番”がついに来た

    相場が荒れる時、マーケットのプロたちが静かに動かし始めるのが「オプション」。 しかし、まだ経験のない投資家にとっては、「なんだか複雑そう」「危なそう」というイメージが先行しているかもしれません。 ですが実のところ、オプションは「リスクを限定できる数少ない金融商品」のひとつだと思います。 とりわけ、今のように先行きが読みにくい局面では、むしろ初心者こそが使うべき武器と言っても過言ではないでしょう。 持ち株を守るための「知的な盾」としてのオプション 例えば、あなたが保有している個別株。最近ちょっと天井感が出てきた…けれど、まだ売りたくない。このまま持っていたいけど、下落が来たらどう

  • 【速報】トランプ関税ショックの読み解き方

    ●60秒でトランプ関税ショックをチェック ⇒政策の骨子米国が一律10%+国別追加関税(相互関税)を導入 ⇒日本は24%課税で実質“経済的制裁”レベル ⇒専門家の見解「日本は敗者」「同盟関係に亀裂も」 ⇒トランプの狙いは交渉圧力?本気の経済デカップリング?見極めが必要 ⇒日本の対応は静観も、今後報復措置の可能性。従来戦略の見直しも視野 ⇒市場の動き一時リスクオフ→中長期で円売り圧力強まる構造? ⇒今後の焦点は米国の交渉姿勢・日本の対応・他国の連携・日米信頼関係の行方など ●米国、実質的な経済制裁!一律関税+相互関税の衝撃 すべての輸入品に対し一律10%の関税を課すと発表。さらに各

  • AI、半導体、クラウド・・覇権を握るのは?GDPから読み解く

    Goldman Sachs予測で読むGDPトレンド 今から少し前2024年に、Goldman Sachs Researchは「2075年までの世界各国のGDP予測」を発表しました。その内容をただの統計資料として見過ごすのはもったいないと思い、深掘りしてみることにしました。 2075年までのGDP見通し ※ゴールドマンサックス資料 【長期見通し】GDP予測からみる世界の構図 2075年、GDPトップに立つのは、中国、インド、米国の3大圏。特にインドの成長曲線は震撼的で、2040年以降には強い縦曲線を描き、最終的には米国をも超える見積もりとなっているようです。 一方、日本やユ

  • トランプ関税ショックで崩れる市場。それでも逆張り買い好機を待つ!

    ●3.31暴落を60秒でチェック ⇒トランプ大統領の関税政策懸念 ⇒米国スタグフレーション懸念 ⇒円高進行加速 ⇒権利落ち後に需給悪化 ⇒信用買いの投げ売り ⇒半導体・AI関連株、輸出株やインデックスに売り集中 ⇒一定の下げ止まりは見せるも、買い意欲は消極的 ●トランプ関税政策が引き起こす大転換期? 3月26日、トランプ大統領が輸入自動車への25%関税に関する大統領令に署名。そして4月2日には「相互関税」の発表も予定しています。 こうした関税政策は、トランプ氏が得意とする「ディール」の一環として、交渉材料として繰り出している側面もありますが、最近の動きは牽制を超えて実行フェーズに

  • Noteをはじめます(所信表明)

    はじめるからには、まずは所信表明をしたいと思います。 わたしは暁投資顧問でアドバイザー(RIA)をしている本田隆一郎と申します。「オプションライトコース」「短期中期株式投資コース」を主に担当し、国内外の株式、先物・オプションなどのデリバティブを中心に情報発信しています。 このNOTEでは、 日経225など各国指数や個別銘柄のテクニカル分析 先物・オプション市場における手口・需給分析 経済イベントやニュースの深掘り解説 など、日々行っている投資分析をできるだけ分かりやすく、体系的にお伝えしていき、皆様の金融リテラシー向上に少しでも役立てれば良いなあと思っていま

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