重心バランス整体を確立し、3冊の本を出版。健康雑誌掲載でブレイクした「耳穴ひねりなどセルフケアの考案でも知られる治療家が、うんちく話やエピソードを語ります。
安土桃山から江戸期にかけて 御薗意斎・夢分斎により考案された 腹部への刺さない針 【夢分流打鍼術】の真似事をしていると、 面白いことに気づきました。 胸骨の剣状突起の下、みぞおちにある〔鳩尾〕というツボと 臍下丹田にある〔関元〕というツボは、真逆の様相を呈します。 息を吸ってお腹を膨らませた時、お腹全体は膨らんで緊張するのに、 みぞおちのあたりは緩んで凹んでいるのです。 つまり、いわゆる「上実下虚」のバランスは、 鳩尾を息を吸った時に叩いてゆるめ、 関元を息を吸った時に叩いて力をつけるのです。 note.com 鳩尾は、横隔膜の胸骨部にあたるツボで、 期門は、横隔膜の肋骨部にあたるツボです。 …
ストレスで調子がくるい 上半身の症状が次々と襲う! 当院の60代中頃の患者さんが、最近ストレスで苦しまれている。 ご主人を2年前に亡くされて、先祖代々の土地やアパートなどの 資産の管理をするようになるとともに、 高齢の母の介護、病院の通院介助をするようになる。 人間ドッグの胸の写真に影が見つかったり、 眼瞼下垂の手術後に、顎関節症や耳鳴りの症状や 胃もたれや頭痛、肩こりが生じ、気鬱となり不眠となる。 当院の施術を受けると、心身ともに軽くなると 2~3日に一回のペースで来院。 調子が良くなっても、土地やアパートのの賃貸のトラブルや ご近所からの苦情、母親のわがままによるストレスにより 突然の悪化…
NHK大河ドラマ「へらぼう」で、小芝風花さん演じる花魁五代目瀬川を千四百両にて身請けをしたのが、市原隼人さん演じる鳥山検校。これは、史実と言われ、「鳥山瀬川事件」として世を騒がせたという。 盲目の鳥山検校がそのような財を築いたのには、「当道座(当銅座)」といわれる視覚障碍者に優遇して生業を与える組織があったことが関与している。 当道座は、検校をトップに、別当、勾当、座頭の位に分けられ、三味線などの音楽、鍼灸や按摩、さらには金貸しである「官金」などの独占事業の権利が与えられた。 鳥山検校は、高利貸しで荒稼ぎをして、吉原で豪遊していたのだが、五代目瀬川を見請け下3年後、不正を咎められ財産没収の上江…
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