映画『マスカレード・ホテル』をようやく観たんだけど、これが思ったよりずっと面白かった。 なぜ見るのをためらっていたかというと、キムタクはどのドラマや映画を見てもやはりキムタクで、キャラのバリエーションがあまりなくて、ちょっと敬遠していました。 でも、アニメ映画の『ハウルの動く城』でのちょっと情けないキャラクターや、ドラマ『教場』での感情の起伏の少ない冷静沈着な演技で、ちょっと違うキムタクを見てから考えが変わりました。 しかも原作が東野圭吾なら、まずハズレはないだろうということで(笑) この映画、キムタクと長澤まさみがW主演ってことで、公開当時もけっこう話題になってましたよね。 やはりめっちゃち…
「すずめの戸締まり」感想:新海誠の新たな扉 新海誠監督の「すずめの戸締まり」は、まさに“扉”をめぐる物語だが、単なるファンタジーではない。震災の記憶、日本の風景、そして人と人とのつながりが巧みに織り込まれた作品だ。今回のレビューでは、映画の魅力を深掘りしながら語っていこうと思う。 1. 旅する少女と椅子の彼氏!? まず、この映画の一番の特徴は「椅子の彼氏」ではないだろうか。主人公・すずめの前に突然現れるイケメンの青年・草太。しかし、彼は呪いを受けて“椅子”になってしまう。そう、椅子。まさかの三本足のボロ椅子。 新海誠作品はこれまで数々の美しい恋愛を描いてきたが、「片方が椅子」というのはさすがに…
『野生の島のロズ』感想 |ロボットなのに“めちゃくちゃいいヤツ”。思わず応援したくなる癒し映画! アニメ映画『野生の島のロズ』、観ました〜! 正直、「ロボットが島でサバイバル?動物と仲良くなる?」みたいな設定で、どんな感じなんだろう?と思ってたんだけど、これが…すごくよかった! 観てる間じゅう、ずっとロズのこと応援してた。「がんばれロズ〜!」っていう気持ちでずっと見てた気がする(笑) まさかのロボット×子育て!?この設定、ズルい。 物語は、無人島に1体のロボット(ロズ)が流れ着くところから始まります。最初はカチコチの機械なんだけど、島の動物たちと出会って、ちょっとずつ変わっていくのがいい! 特…
映画『6人の嘘つきな大学生』 はっきり言うと、久々にハズレ映画を引いてしまった、、、。 正直「うーん…」って感じだった。つまらなくはない。でも面白かったかって言われたら、うなずけない。なんというか、全部が中途半端で、観ててモヤっとする映画だった。 まず、タイトルがすごく魅力的だったんよね。「6人の嘘つきな大学生」って言われたら、誰がどんな嘘ついてんの!?って気になる。で、就活の最終選考に残った6人が、密室で暴露大会みたいな展開になるんよ。 タイトルだけ見ると正直めちゃ惹かれた。 出演俳優さんも主役級が揃っていてそれだけで面白そう。面白そうだけど、実際はその期待を超えてこない。嘘の内容がどれもこ…
究極の脱力系ドラマ?勇者ヨシヒコ、マジで腹筋崩壊する件について いや〜、正直に言います。『勇者ヨシヒコ』、ナメてました。「どうせチープなパロディドラマでしょ?」くらいの気持ちで見始めたら、まんまとドハマり。気づいたら深夜に一人でゲラゲラ笑っていました。 あんなに安っぽい見た目なのに(褒めてる)、中身はめちゃくちゃ中毒性の高い笑いの宝庫。RPGゲームとバカをこよなく愛する人間には刺さりまくる神ドラマでした。 まず一言で言うと、「低予算 × 高クオリティのギャグセンス=最強」。 この計算式、誰が思いついたんだ。テレビ東京さん、攻めすぎです。そして、監督の福田雄一ワールド全開。今や福田作品といえば人…
最近観た医療ドラマの中で一番心に残ってるのが『アンメット ある脳外科医の日記』。 これはもうね、マジで良かった。ジャンルとしては医療ドラマなんだけど、それだけじゃない。人間ドラマとしてもめちゃくちゃ深くて、泣けるし、考えさせられるし、なにより温かい。 最初は「記憶障害の脳外科医?ちょっと重そう…」って思ったけど、観てみたら全然違った。むしろその設定があるからこそ、毎話ぐっとくる展開になってて、目が離せな。くなるんだよね。 主人公のミヤビ(杉咲花)がとにかくすごい。彼女、事故で脳に障害を負って、過去2年分の記憶が飛んでしまっていて、しかも新しい記憶も寝たらリセットされてしまいます。でも、それでも…
「ブログリーダー」を活用して、yamatoさんをフォローしませんか?