トランプ氏が矢継ぎ早に驚くべき政策を出しています。トランプ政権2期目がスタート!1ヶ月の主要政策一覧その根底にあるのは、「アメリカンファースト」と「偉大なアメリカを取り戻す」だとか。それは中国、ロシアのみと仲良くする大国優先主義とも云えるスタンスではないだろうか。その自己中心的主義な振る舞いは、かつて中国で言われ続けた『愛国無罪(反日無罪)』を彷彿させ、開いた口がふさがらない。トランプ氏はプーチン氏と「トルデシリャス条約」にも似た条約を結ぼうとしているのではないか。偉大なアメリカとはロシアとともに、大航海時代のスペインやポルトガルを目指したものなのだろうか。彼にとって「関税」は、ポルトガルやスペインが手にした「羅針盤」と考えているのかもしれません。大航海時代
磯田道史氏の『大田垣蓮月』を読みました。以前読んだ『無私の日本人』に納められているもので、これで全部「穀田屋十三郎」「中根東里」「大田垣蓮月」を読み終えました。内容は・・・江戸時代後期歌人・陶芸家であった大田垣蓮月の波乱に富んだ人生を記したものです。江戸末期の京都に於いて富岡鉄斎を育てたことで、西郷隆盛とも繋がりがあったと記されています。特に印象に残ったところは、晩年「自他平等の修行」という悟りを得たこと。秀でた容姿や才能とは裏腹に、身に注いだ不幸の数々がそう悟らせたのだと思えました。私は、この本で初めて蓮月の存在を知りました。俗に云う有名偉人を知ることも大切ですが、歴史に埋もれた先人の生き方に触れることが、知ってそうで知らない日本人の理解につながる・・・とても感動しました。大田垣蓮月
最近、歳の所為か涙腺が緩くなってきたようです。つば九郎の担当スタッフが死去…デビューから31年、ヤクルト「功績に感謝と敬意」『つば九郎』・・・つばくろは天に羽ばたいたようです。つば九郎の中の人はヤクルト職員の方だったとか。多くのマスコットの中で、印象に残っているのはくまモンとふなっしーとつば九郎。1人の方が行っていたとは知りませんでした。その職員の方のマスコットに取り組む姿勢は半端なく、一つのことに真摯に取り組むことの大事さを示してくれたその行為には敬意を感じてやみません。ヤクルトファンというわけでもないのに、不覚にも目頭が熱くなってしまいました。「空中くるりんぱ」を成功させてやりたかった。否、今は失敗し続けたことにこそ意味があるのかもしれないと思っています。つば九郎
こんなニュースを見ました。旧安倍派会計責任者、出席方向で調整と自民以前にも政治倫理審査会に裏金議員が出席するしないで似たようなことがありました。「出席するか否か」は、事実の解明が目的ではなかったか。「出席しない」から「出席する」に変わる時間はなんだったのでしょう。それは「説得」に要したのではなく、「口裏合わせ」に要したように思えてしまうのですが・・・。旧安倍派会計責任者の行動
磯田道史氏の『中根東里』を読みました。以前読んだ『無私の日本人』に納められているものです。内容は・・・徳川時代に存在した学者で、清貧に生きたその人生を数少ない資料からまとめたものです。幼い姪に『出る月を待つべし散る花を追うことなかれ』という言葉を残しました。特に印象に残ったところは、『無益の文字を追いかけ、読み難きをよみ、解し難きを解せんとして、精神を費やし、あたら光陰を失ってはいけない。わたしも、あやうく、指をもって月とするところであった。四書五経は指にすぎない。大切なのはその彼方にある月だ。』…月を見るものは、指を忘れて可なり。私たちは、手段を目的とはき違えてしまうことが間々あります。気をつけたいものです。政治家の皆さん、選挙に勝つことは手段であって目的では無いですよ・・・。中根東里
リッター180円のガソリンを入れてみた。走りは変わらないようだ。180円
会期末が迫り予算審議は大詰めを迎えつつあるようです。自民党が「予算案で絶対に変更できない項目」と捉えているところは何処なのか。長期政権だった自民党の発案だからこそ「そこ」から見直すべきと考えます。何故なら、長期間同じスタンスで予算案を組んでいるだろうから・・・予算を組むにあたって、保険財政を見直す時なぜ医療費から考えるのだろうか?全体を通して見るべきだろう。やはり「そこ」に手を付けるべきだと思います。先日の報道番組では、『命に関わる部分から削るのはおかしい』といってました。3日間で作り上げたとか。「高額療養費制度」長期治療患者の自己負担額は据え置く修正案示す「長期療養を続ける方々の思いに最大限寄り添う」福岡厚労大臣やはり修正の方向に向かわざるを得ないでしょう。この変わり身の早さは、フットワークが良いとみる...高額医療制度の行方
吉田敏浩氏新原昭治氏末浪靖司氏の『検証・法治国家崩壊』を読みました。これは、現在の司法の立ち位置を決めた『砂川裁判』について追求した本です。その研究の元になった資料は、アメリカの情報自由法(30年を経た政府文書は原則開示)にもとづく「解禁秘密文書」内で発見されたものです。それは2008年に発見されました。(この本の初版は2014年7月です)内容は・・・はじめに(吉田敏浩)PART1マッカーサー大使と田中最高裁長官(吉田敏浩)1959年3月31日から12月16日までPART2秘密文書の発見砂川裁判干渉の秘密工作の背後にあった米軍の世界的な戦略(新原昭治)アメリカと田中最高裁長官の深い関係、そしてアメリカが生み出した「九条解釈」(末浪靖司)PART3検証・法治国家崩壊(吉田敏浩)付録核密約と有識者委員会(新原...法治国家崩壊
工藤勇一氏鴻上尚史氏の『学校ってなんだ!』を読みました。リタイアしたとは云え、それなりに関心がある学校教育なので読んでみたくなりました。内容は・・・はじめに(鴻上尚史)第一章学校が抱える問題第二章自立をさせない日本の学校第三章同質性への違和感第四章対話する技術おわりに(工藤勇一)不覚にも工藤勇一氏を存じ上げなかったのですが、千代田区立麹町中学校で校長をされている時に、宿題廃止、定期テスト廃止、固定担任制廃止などを打ち出し話題になった方と知りました。(鴻上尚史氏はNHKのcoolJapanで知っていましたが、劇団を主催されていた演出家とは知りませんでした)本文は対話形式で、読みやすいものでした。「タトリング」と「テリング」や「第一次資料」と「第二次資料」、「シンパシー」と「エンパシー」など、私にとってために...学校ってなんだ!
最近の国会のニュースで思いました。高校無償化、3党協議は平行線維新、自公に不満伝達自民・公明と維新社会保険料の負担軽減めぐり引き続き協議自公、社会保険料改革の協議継続で維新と合意少数与党ということで、自公は今までになく野党との話合いを行っていてイイなと思ってました。でも、このところのニュースでは、与党自公と維新との話合いだけが盛んに伝えられています。衆議院議員全465議席の内訳は、自民191、立民148、維新38、公明24、共産8、国民28、れいわ9、社民1、参政3、政治団体の日本保守党3、無所属12です。過半数は233。それに対し、与党は自民191+公明24=215です。その差18を埋めるために比較的政策が近い維新38とだけ話をしているのでしょう。せっかく少数与党で「話し合わなければ進まない」状況になっ...少数与党の振る舞い
何気なくTVを見ていたところ、ロート製薬のCMが目にとまりました。アクトビジョンという商品のCMでしたが、畳の部屋で説明する女の子は靴を履いていました。とても気になってしまいました。これも歳をとった所為でしょうか?CM
お騒がせ大統領の本領発揮か・・・トランプ大統領がネタニヤフ首相と会談“米国がガザ地区所有”の考え示す「アメリカがガザを所有する」「住民全員の移住」考え示すトランプ大統領の“狙い”は?ビジネス上の駆け引きに似たものとも思われ、どこまで真に受けて良いのか解らないが、額面通り受け止めればアメリカ入植時のやり方に近い気がする。イギリスからの移住白人達が北アメリカ大陸で行った「開拓」という名の搾取。先住民との領土問題が起こり、そこで居留区を設ける一方的な条約。しかし、増え続ける入植者の前に白人側は、圧倒的な武力をもって原住民部族に土地の割譲を迫り、原住民部族はわずかな年金と引き換えに条約を結ばざるを得なかったとのことです。今回は、イスラエルに町を破壊させ、あたかも再建に協力するように見せて介入する。先住者の居留区は...ガザ地区住民の行方
ちょっと前のニュースですが、繰り返される言い訳に腹立たしさを感じています。小田急線車内で隣席の高2女子生徒に痴漢疑い、運輸安全委職員の男逮捕「酔って覚えていない」容疑否認1/20(月)カナコロ神奈川新聞私たちの周りでは、比較的酔っ払いに寛容な気がします。「酔っていて記憶がない」などと言い訳する奴は、酔っていたのだから仕方がないという世間の寛容を逆手にとって、罪を逃れようとしているだけで厳罰に処すべきでしょう。一度でも呑んで記憶がなくなる経験をしていたとすれば、それに伴って起こったトラブルは「過失」というより「故意」に近い気がする。ましてや、泥酔時に行ってしまったことを、反省の意を込めるわけでもなく、あたかも武勇伝のごとく語っている者の気が知れない。酔っ払っていて記憶がない・・・と言い訳する犯罪者には、刑事...酔っ払い
孫崎享氏の『日本外交現場からの証言』を読みました。5年前に読んだ創元社刊同名の著書の元になった本です。同じ内容ですが、平成5年の中公新書版を読んでみたくて探しました。内容は・・・はじめに第一章外交の第一歩は価値観の違いの認識第二章親善が外交の中心でいいか第三章情報収集・分析第四章新しい外交政策の模索第五章政策決定過程第六章外交交渉30年前の本ということで、書店にはなく古本屋でも見つかりませんでした。図書館でも見つからなかったのでネットで調べたところ、「通販での古本通販」があることを知り、検索してみたところ、やっとヒットしました。山口県の書店でした。特に印象に残ったのは、ロシア人と日本人の心情の比較で、「日本人の人間関係は60点くらいから始まり、決して100点にはならないし、0点にもならない。それに対し、ロ...日本外交
1月が終わりました。今月は10本、家族の一員を失った影響でしょうか。こんな私でも映画鑑賞は儘なりませんでした。犬神家の一族劇場版おいしい給食FinalBattleゴジラ-1.0秋刀魚の味続・拝啓天皇陛下様はじまりのうたマンデラ自由への長い道ミステリと言う勿れ夕日のガンマンリトル・プリンセス自宅のブルーレイディスクレコーダーが壊れて、録画した映画を上手く再生できなかったことも、大きく影響しました。家電も私同様歳をとるようで、これからもトラブルと上手くつきあっていかなくてはと思いました。1月が終わりました
テレビで、八潮市の道路陥没について見ていたところ、『#9910』というものを知りました。緊急ダイヤル・・・110番や119番は知っていましたが、他にも沢山あるんですね。知っておきたい緊急時の電話番号一覧道路の陥没は、アスファルトのひび割れという前兆があるんだそうです。道路管理は、国土交通省の管轄でしょうが、道路状況を一番細部まで解るのは、日常使っている我々住民の目だと思います。こんな番号を知っておくと、大切な情報を役所に届けることができると思いました。ちなみに、私は自宅近くの川に粗大ゴミを投棄された時、役所に通報(mail)して回収して貰ったことがあります。迅速な対応に、役所もなかなかやるな~と思いました。道路陥没
世間を騒がせている「フジテレビ」、遅ればせながら記者会見について考えました。フジテレビ、社長・会長が辞任の一方、日枝相談役は留任企業風土つくった「遠因ある」と第三者委でも調査へ東京新聞週刊文春側が一部報道の訂正を行いました。12月26日発売号掲載記事で事件当日の会食について「X子さんはフジの編成幹部A氏に誘われ」としていた部分について「その後の取材により『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の〝延長〟と認識していた』ということがわかりました」このことから清水新社長は、週刊文春に対し訴訟の可能性を匂わせたとか。確かに訂正のタイミングが遅かったり、文春電子版での訂正だったりと、訂正報道としては伝え方が雑だったかも知れません。「間違いは素早く謝罪し訂正する」・・・社会への影響の大きさを考えれ...文春誤報
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