新農林水産大臣に小泉進次郎氏が着任しました。「コメ担当」小泉農相に与党は局面打開の期待感、野党は「成果を挙げて全国行脚されたら…」自分の中に2つの疑問が湧いてきました。1つめは、小泉氏が農政にどれだけ通じているのか。氏の経歴を見ると、環境大臣、内閣府特命担当大臣(原子力防災)、気候変動担当大臣、内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官、衆議院安全保障委員長、自由民主党選挙対策委員長、同青年局長、同農林部会長、同筆頭副幹事長、同厚生労働部会長、同国会対策副委員長と華々しいものです。選挙対策の農林部会長というポストで何をしたのかは存じ上げませんが。ただ、「小石河連合」という人間関係だけで選ばれたのだとすると、この難局を乗り越えられるのか不安が残ります。2つめは、就任時のコメントに「来週に予定していた入札をいったん中止...新農林水産大臣
江藤大臣が辞任するそうです。江藤農相更迭へ…小泉進次郎氏が後任有力、農協改革に携わった経験米価高騰の最中、都合が悪くなる(思い通りにいかない)と辞める。・・・安易な判断を下さなくてはならなくなりました。トランプ氏、ロシアとウクライナの停戦交渉の仲介から手を引く可能性に言及何処にもあることのようです。その程度のことだったのでしょうか。仕事を投げ出すこと
江藤農水大臣の発言が話題になっています。江藤農水大臣の「コメ買ったことない」発言が大炎上世良公則「不謹慎」蓮舫氏「こりゃ、ないわ」江藤農相「コメは買ったことない」発言を撤回撤回すれば済むと云うことだろうか?それとも撤回するだけ某国大統領よりましと云うことか?この発言よりも、農政自体に問題があるとしか云いようがない。令和の米騒動は米が足らないかけだという安易な考えで、入札によるバラマキをしたのだろう。流通の問題は棚上げして、より簡単な入札に走る。問題を突き詰めようとしないから、1年で米価が二倍になったことに対する対策も、その発想すらないのが現実ではないのだろうか。その点については、以下の記事を見つけました。【江藤農水相発言・詳報】「米買ったことがない」「支援者が下さる米が売るほどある」「4回目の備蓄米には優...農水大臣が重視していること
ドジャースの大谷選手大活躍です。2打席連発・大谷を空振り三振野手登板ペレダが恐怖を告白「1球ごとに後ずさりして空振りを願って…」記念球は早速ケースで保管こういう大谷選手も大好きです。大谷選手三振
お隣の国からのニュースです。韓国大統領選挙きょうから公式の選挙運動始まるユン・ソンニョル前大統領の罷免への経緯は、以前ニュースで見ていました。憲法守った韓国市民の勝利、これから新たな始まりだ【社説】尹錫悦大統領罷免に伴う韓国大統領選6月3日に決定最大野党の李在明代表出馬に向けあすにも代表辞任へ他国のごたごたに干渉するつもりはないのですが、2回目の大統領罷免とは恐れ入りました。パク・クネ大統領の時のことはよく解りませんでしたが、今回のユン大統領はやりすぎだったかな・・・なんて思ってます。それにしても韓国憲法裁判所は、司法の独立を守っているのだと思います。「統治行為論」などと云う考えを楯に、政治の暴走を止められないどこぞの裁判所に、爪の垢を送ってあげたいと思ってしまいました。韓国大統領選挙
中央アジアでも全面戦争かと心配でしたが、どうやら停戦のようです。インドとパキスタン、即時の完全停戦で合意米などが仲介ところで、「停戦」は喜ばしいことなのでしょうか?本当は、武力による紛争が起きない方が100万倍よろしい。なぜ、インドはパキスタンに攻撃を仕掛けたのか。4月にカシミール地方のインド側で発生した観光客襲撃事件の報復なのだろうが、何故ミサイル攻撃などと過激な報復に至ったのだろうか?紛争を始める理屈には、「へ」が付くか付かないかは兎も角、いくらでもあるようです。でも、最期に引き金を引くには、それなりの環境があったのでしょう。その一つに、ロシアのウクライナ侵略やイスラエルのガザ侵攻が、「武力行使の後押し」をしたと考えられないだろうか?軍事大国ロシアや盟友イスラエルの横暴には、強国側の肩を持つようなアメ...停戦とは
とても残念なニュースを見ました。《ブラジル》「日本は安全」と投稿した翌日=千葉県で殺されたブラジル人研究者ブラジル日報私の好きな番組に、バナナマンのふたりがMCをつとめる「YOUは何しにニッポンへ」というのがあります。この番組では「憧れられる日本」を見つけることが出来ます。知り合いのイギリス人が、「イギリスの中に居たのでは、イギリスを知ることができない」ということを大学の教授から教わったと云ってました。視聴者を意識した日本贔屓の番組なのですが、楽しく見ることができるだけでなく、異文化の人たちから見た日本の評価は、改めて母国を知る良い機会になっていると思います。それなのに、異文化で育ちながら日本を愛してくれていたブラジル人を襲った悲しい事件。容疑者はスリランカ人だそうですが、とても残念な事件で心が痛みました...日本は憧れの地を背負えるか
報道1930を見ました。会計検査院前委員長田中弥生氏の補正予算に対する指摘にとても刺激を受けました。政党は、狼煙は上げるが政策(予算執行)の結果について検証が充分になされず、私たち国民に見えてこない…ということは常日頃感じていることだったからです。「検証をしない」。前回考えたこと(歴史は繰り返す)にも繋がる気がします。それにしても、ゲストの政治家達は「他人の発言を遮って話し出す」「質問に対し枝葉を茂らせ本質を見えなくする(結論に触れない)」ことが多すぎ、発言を十分吟味したい見る側にとって、雑然とした雰囲気だけが残り不快でした。「責任を他者に転嫁する」発言が多く、「我党はやっている(やろうとしている)」感を出そうとしている気がします。立法府の一員なのだから、やりたいなら法律を作ればいいし、それをやらないのは...報道1930
とても重い記事が削除されました。「ベトちゃんドクちゃん」弟ドクさん、手術繰り返し「もう長くないかも」…兄のため「平和訴えることが使命」しかし、たった数日間で記事が削除されました。違和感があります。枯れ葉剤の散布は戦争犯罪ではないでしょうか。戦争に勝ちたいがために、非戦闘員に対し非人道的な行為を正当化する。米国のベトナム戦争に対する評価はどのようなものなのでしょうか。北爆のきっかけとなった「トンキン湾事件」に対しどう語っているのか、勉強不足の私には解りません。そんな私は、戦争犯罪ではなく「戦争という犯罪」について、改めて考えなければと思っています。そして、果たして日本は太平洋戦争について、どう結論づけているのか。大東亜共栄圏と云う名の正義とそこでとった行動は、日本の外からどう見えたのか。『歴史は繰り返す』と...記事削除
佐藤愛子氏の『九十歳。何がめでたい』を読みました。映画を観たことで原作に興味がありました。2017年の年間ベストセラー総合第1位とのこと。この本の内容は、「女性セブン」誌に載せたエッセイをまとめたものです。一々納得で、遅読の私でも一気に読むことができました。特に印象に残ったのは、『若者は夢と未来に向かって前進する。老人の前進は死に向かう。』人生の最期を我が事として感じられる年齢になったからこそ、余計に響いたのかもしれません。「グチャグチャ飯」では不覚にも泣いてしまいました。私の「佐藤愛子作品デビュー」。映画を観てから原作を読むと、そのイメージのずれから一寸ガッカリすることも多いのですが、この本はとても楽しめました。九十歳。何がめでたい
4月が終わりました。今月は9本。アンリミテッドエルビス君がいた夏九十歳。何がめでたい教皇選挙ちょんまげぷりんトキワ荘の青春プリシラブルー・ダイヤモンド前月同様、映画鑑賞の数は少なかったです。有閑ジジイも、それなりに忙しかったのだと、喜ぶべきことなのかもしれません。今話題の「コンクラーベ」を劇場で鑑賞ができたことも良かったです。4月が終わりました
『トランプ関税』が話題の中心になっています。素人の私には、「需要に合わない商品を関税を使って売り付け」るとともに、「口から出任せ発言で株価を乱高下させる」ことにより、誰かにボーナスを与えている・・・なんて思えてしまいます。それよりも、トランプ関税のドサクサで「日本の食料防衛の綻び」に蓋をしてしまうのではないかという方が心配です。まさか食管法が復活し、「米穀通帳をマイナンバーカードに紐付けする」なんて言い出さないだろうな!話題のトランプ関税
気になる記事を見ました。万博無料招待、大阪の学校7割が希望「不参加」の選択肢ない調査手法に批判も今時、催し物に動員があるとは思いませんでした。吉村知事の「7割以上が希望している」の発言は、政治に関して不信感を増長する気がします。そして、それにも増して「行政の教育内容に対する干渉」が気になります。アンケートの回答欄には「希望する」と「未定・検討中」しかなかったとか。参加を前向きに検討することを前提とした内容だからです。教育機関への行政の干渉。・・・海の向こうでも問題になってますね。トランプ政権“ハーバード大への助成金一部凍結”圧力強めるアメリカのこととはちょっと違う気もするけど、「教育現場は未来のためのもの。いかなる機関からも干渉を受けてはいけない」と思っている自分です。守られるべき教育現場
琉球新報社・地位協定取材班の『検証〔地位協定〕日米不平等の源流』を読みました。「他策ナカリシヲ・・・」とは違って、腹立たしいことが多く平常心で読むことができないことで、ことのほか時間を使いやっと読み終わりました。この本の内容は、はじめにⅠ米軍ヘリ墜落事故「主権なき国家」の実態Ⅱ日米地位協定とは何かⅢ米軍優位の「増補版」1検証日米地位協定の矛盾2解説「日米地位協定の考え方・増補版」のポイントⅣ検証日米不平等の源流1機密2実態Ⅴ識者が読み、語る機密文書と地位協定1識者が分析する機密文書2焦点インタビュー=地位協定を問うⅥ緊急フォーラム「日米地位協定を考える」日米地位協定関連略年表あとがき特に腹立たしかったのは、「Ⅳー2実態」。機密文書「日米地位協定の考え方」に沿って諸問題の解決にあたっているというのですが、そ...検証「地位協定」
プーチン大統領が一方的に停戦を提案したようです。プーチン氏、復活祭に合わせた一時停戦を一方的に宣言…トランプ政権との対話継続意思示す狙いもところが、それは掛け声だけだったようです。復活祭停戦延長されず、ウクライナとロシアが攻撃継続と互いに非難方や、自分ペースで朝令暮改のトランプ大統領。トランプ関税の朝令暮改に振り回される市場、米国売りの動きで政権に警告かDonaldTrumpとВладимирПутинとても似ている気がします。T&Π
「gooblogからのお知らせ」を見ました。<ブログがなくなる>・・・!?早速引っ越しの準備をしたいのですが、不安が先行して頭が混乱しています。あと7ヶ月あります。色々な人の力を借りつつ、コツコツ準備したいと思います。・・・大丈夫だろうか?gooブログ終了?
令和の米騒動で思いました。一体誰がトクをするのか。米の出し渋りから高値が続き、一部仲買業者が利益を得る・・・と、短期的には考えられます。でも長期的にはどうでしょう。今、高値の米からパンなどに主食を移す人も増えているようです。・・・米離れです。パンや麺類の材料となる小麦は、その9割が輸入で、アメリカ・カナダ・オーストラリアからのようです。(2018~2022年度で国内産小麦88万トン、外国産小麦470万トン)<資料>小麦の自給率つまり、長期的にはアメリカなどの輸出国がトクをする構図でしょうか。戦後、食糧難の時代、自国の自給率を上げることより輸入によりまかなうことを選択しました(させられました)アメリカの生産過剰の小麦の消費国にするためだとか。<資料>そういえば、マクドナルドのハッピーセットは、若年層の胃袋を...令和の米騒動
先日、NHKクローズアップ現代を見ました。自宅で暮らせなくなるかも…広がる“訪問介護危機”4/14訪問介護についての記事も見つけました。【2024年度】訪問介護の基本報酬の引き下げ理由は?影響や対策を解説記事によると改定の理由は『訪問介護事業所の経営状況が良好であるため』『介護職員等処遇改善加算の加算率が他のサービスより大きいため』『介護職員以外の処遇改善も行うため』とありました。にもかかわらず、番組では『事業所の倒産・休廃業が去年過去最多に』とあります。記事によると、その理由として挙げられていたのは、『調査への回答事業所に偏りがある可能性』・・・余裕のある事業所以外は調査に回答できないということか。『訪問介護事業者は強力な事業者団体がないため、回答を促進したり記入方法のアドバイスを行うなどの支援が行われ...訪問介護危機
トランプ関税には例外があるようです。米の相互関税、スマホを対象外にiPhone価格急騰の反発回避どこぞの国との貿易収支に関する話合いから出た結論であれば、理不尽なことであっても納得せざるを得ないのですが、この判断、どのように導き出されたのでしょう。もしかしたら、Appleは守る対象であり、Teslaはそうではなかったのか?それは、Appleは支持者に必要なアイテムで、Teslaはそうではないだけなのかもしれません。トランプ氏が本当にやりたいことは、一体何なのでしょう。軍事力とは違った「関税」という武器を手にし、目指している方向は何処なのか。まさか、本気でノーベル平和賞を欲しがっていたりして。彼が取り戻したいアメリカは、「平和」ではない気がする。「弱者救済」でもない。ましてや「人権」や「平等」ではないだろう...トランプ方程式その2
今回は経済について全く知識のないジジイの戯れ言です。「トランプ関税」で新たな展開があったようです。トランプ大統領「相互関税」上乗せ分は90日間停止中国には125%関税私は株に興味(お金?)がありませんが、投資している人たちは内心穏やかではないことでしょう。不動産業で名を馳せたトランプ氏が株価の動向を読み違えるとは思えません。世界中の混乱は想定内と云うことでしょう。ところで、これだけ株価が乱高下すると、泣く人ばかりではなく、中にはほくそ笑んでいる輩もいるのでは・・・。<インサイダー取引(内部者取引)>を調べてみました。内部者取引Wikipediaそこには、『内部のものが未公開情報を使って情報を持たない外部に対して有利な取引を行うこと。』とありました。トランプ氏の関税政策→株価の乱高下トランプ氏の発言を事前に...トランプ関税一次停止の不思議
5日のTBS報道7daysで、アメリカが打ち出したトランプ関税についての報道がありました。それによると、<日本はアメリカに46%の関税をかけている>ので、日本への相互関税はその半分の24%にしたのだとか。彼曰く「寛容なる関税で半分にする」なのだそうです。「46」という数字はどこから出たのか。以下の方法で算出したとアメリカメディアが伝えているようです。{(日本との貿易赤字額685億ドル)÷(日本からの輸入額1482億ドル)}×100≒46これが「トランプ方程式」ということか。貿易赤字額は(輸出額)-(輸入額)と考えれば、小学校で習った算数を駆使すると、{(輸出額)÷(輸入額)}-{(輸入額)÷(輸入額)}×100=46貿易赤字額から輸出額を算出して(1482-685=797)代入すると、(797÷1482)...トランプ方程式
NHKメルトダウン取材班の『福島第一原発事故の「真実」ドキュメント編』を読みました。3月11日に合わせて読み切ろうと思ったのですが、「他策ナカリシヲ・・・」でことのほか時間を使い、遅れて読み終わりました。この本の内容は、プロローグ第1章想定外の全電源喪失第2章運命のイソコン第3章決死隊のベント第4章ノーマークの水素爆発第5章3号機水素爆発の恐怖第6章加速する連鎖2号機の危機第7章使用済み核燃料の恐怖第8章決死への報奨解説執筆者一覧内容は、福島第一原発事故での東電や官邸の対応、現場での仕事ぶりを時系列に事実を挙げたものでした。印象に残った部分は『・・・原発事故の際に、国や県が病院の避難を支援する仕組みはなく、県の防災計画では「避難先や搬送方法、連絡手段などは、病院が自ら確保すること」とされていた。・・・』『...福島第一原発事故の「真実」
トランプ大統領が口角泡を飛ばして話していた相互関税とは何なのか調べてみました。<相互関税:ネットから>相互関税とは、ある国が自国の製品に高い関税を掛けている場合、同じ品目に対して相手国と同水準の関税を掛けることを目的とした制度です。ところがトランプ氏が挙げた諸外国の関税率はどうやら根拠が曖昧な「デタラメな数字」もあったようです。政策のベースとなる数字が曖昧なものだとすると、政策そのものもデタラメに陥ってしまうのではないか。しかし、米国大統領はバカでは無いと思うので、深意を素人(経済学の知識は全く無い)なりに考えてみた。そこで思いついたのは、①米労働者のために政策を打ったという事実が欲しい②輸入量を減らして国内商品の購買率を上げたい③国内製品の売上を向上させ雇用を増やしたい④関税による税収で国を潤させたい⑤...相互関税
三宅香帆氏の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読みました。先日池上彰さんのTV(いま話を聞きたい30人)に著者が出演していて、この本を知りました。番組の中で『一生かかっても図書館の本全部を読めない・・・』という発言が刺さりました。私が高二の時、一心不乱に本を読みました。結果は1年間でおよそ100冊。その時、通っていた街の小さな本屋さんで「自分は一生かかっても、この小さな本屋さんの本すら読みきれない」とショックを受けた経験があったからです。番組では、自分の気持ちを言語化できないモヤモヤが、本を読むことで語彙を得て表現できるようになるとも仰ってました。この本の内容は、まえがき本を読めなかったから、会社をやめました序章労働と読書は両立しない?第一章労働を煽る自己啓発書の誕生-明治時代第二章「教養」が隔て...なぜ働いていると本が読めなくなるのか
3月が終わりました。今月の映画鑑賞は6本。孤独のグルメ死に損なった男正体ノー・アザー・ランド博士と彼女のセオリー甦る大地前月同様、映画鑑賞の数は少なかったのですが、4本も劇場での鑑賞ができたこと、明治座の『屋根の上のバイオリン弾き』を観たことなどで、それなりに満足しています。ついでですが、「屋根の上のバイオリン弾き」で主演されていた市村正親さんと鳳蘭さん。2人併せてなんと155歳。素晴らしい!・・・「役者に年なし」とは良く云ったものです。3月が終わりました
若泉敬氏の『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』を読みました。ハードカバー1.1㎏で、上下二段630頁もある厚手の本でした。図書館で借りたのですが、読むのに1ヶ月かかってしまいました。(先日も記した通り、読書に対する体力が低下し、読み始めるとすぐ睡魔に襲われてしまう私です)トランプ氏が影響を受けたと云われるニクソン大統領との交渉が中心となっていて、その窓口となったキッシンジャー補佐官とのやりとりが事細かに記されています。内容は、鎮魂献詞宣誓謝辞第一章”孤独なる闘い”第二章「沖縄が還るまで戦後は終わらない」第三章隠密のホワイトハウス訪問第四章一九六七年日米首脳会談第五章幕間の一九六八年第六章ニクソン政権への移行期第七章総理の”核抜き”裁断第八章佐藤総理・岸元首相とニクソン大統領第九章”政治的ホットライン”の開設第十...他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス
完全に無職となって丸二年が経ちました。さらに仕事量を減らしてからも数年経ちましたが、改めて完全無職となり気がついたことが幾つかありました。第一に、時間ができて初めて自分から遠いと思われることに関心を持てたことです。現役時代は目の前の仕事に集中して、周りの景色に関心を持つ余裕がなかったことは事実です。一つ例を挙げれば、全く畑違いの分野に興味が湧き、本を読む時間が持てたことです。(本を読む時間が無いのは本を読む気が無いことと同じだと誰かが言ってましたが・・・)本を読むことから、徐々に世界を見る目が変わっていったのかもしれません。本来なら、社会の中心となる現役労働者時代にそのような感覚が持てれば良かったのですが、今からでも考えてみたいと思います。全く興味のなかった政治の世界に矛盾を感じ始めました。付随して権力に...無職の自分を振り返ってみて
献血センターより、『検査結果のお知らせ』という通知が来ました。献血は3月10日に免許更新のついでに行いました。そして通知は3月21日に届きました。内容は『C型肝炎関連検査結果陽性』でした。ネットでは『C型肝炎ウイルスは主に感染している人の血液を介して感染します。例えば、以下のようなことがあった場合には感染する危険性があります。・他人と注射器を共用して覚せい剤、麻薬等を注射した場合・C型肝炎ウイルス陽性者が使った注射器・注射針を適切な消毒などをしないでくり返して使用した場合・C型肝炎ウイルス陽性者からの輸血、臓器移植等を受けた場合』とありました。前回の献血は、去年6月4日です。その後の生活の中で、C型肝炎ウィルスに罹患する機会はなかったと思うのですが驚きです。書類中の『なお、今回献血していただきました血液は...献血終了
暴走大統領米軍、イエメンのフーシ派空爆を継続拿捕の自動車運搬船も標的か毎日新聞米政権、ベネズエラ犯罪組織200人超送還地裁判断無視か最近のトランプ氏はバックトゥーザフューチャーⅡの「ビフ・タネン」と重なって見えます。大金持ちになった男の暴走・・・ネットでもこんな写真が多くありました。大型トラックが暴走しているような光景です。大型トラックの暴走と云えばスピルバーグ監督の「Duel(激突)」。映画では、善良なアメリカ人セールスマン(デニス・ウィーバー)の車と共に崖の下に落ちていきました。アメリカの今後を占っていないことを祈ります。暴走大統領
先日、友人と備蓄米入札が話題になりました。彼の考えが私のそれと一致していたので、「やっぱりそうだよな」と思った次第です。備蓄米の放出は、米の流通量が少ないこととそれによる価格高騰を受けてのことなのに、入札ってどういうこと?米価は高止まりしてしまうのではないだろうか?やはり、備蓄米は昨年の市場価格で放出し、その業者は抽選で決める。その後の価格についての調査を実施し、悪徳業者の横行を防止する・・・。こんなところが良いのではないかと思いました。備蓄米14万トン落札価格の改善に期待道内では早ければ3月下旬にも店頭に並ぶか北海道今回の米価高騰は何が原因だったのでしょうか?こんな記事がありました。備蓄米放出で「5キロ2100円」に半減するはずなのに…「コメの値段」を本気で下げようとしない農水省の罪深さ「農協」について...備蓄米放出
気になる記事を見つけました。「黒人の命は大切」米ワシントン・「人種差別解消」訴えるシンボルが廃止に地面に描かれた巨大スローガンの撤去開始|TBSNEWSDIG以前から都合の悪いことは消し去る傾向にあることは感じていました。(日本も他人のことは云えないのだが・・・)「えひめ丸事故」で水深600mで発見された船体を、調査後わざわざ水深1800mの沖合に移動したり・・・。スローガンの撤去は、アメリカが「交付金」で過去を消し去ろうとしているように見えます。ジョージ・フロイトの事件は、今のアメリカでは「消し去りたい過去」なのでしょう。アメリカが日本国憲法で日本人に基本的人権(第11条,第97条)を示したのが1946年。それから遅れること18年、黒人の人権を守る公民権法ができました。理想に対して実態が遅ればせながらも...おかしいぞアメリカ
アメリカは「関税」という大鉈を振り回し始めました。トランプ米政権、鉄鋼・アルミ25%関税発動全ての国が対象毎日新聞関税発動の理由は「貿易不均衡」にあるのだとか。貿易収支(米国)以前、自動車の輸出入で不均衡があった時、日本に「閉鎖的だ」とイチャモンを付けてました。でも、ヨーロッパ産の車は多く売れています。排気量をはじめとする大きさ、ハンドルの位置など、日本の道に合わせてくれなくて「買え」と云われても無理な話です。(ハーレーは大型免許を取得しやすくしたお陰で売れたようですが・・・)アメリカの製品が売れないのは、品質が日本に向いていない(顧客に合わせての工夫が足りない)からなのではないかと思ってしまうのですが・・・。関税乱発
先日LINEで小学校の同級生に3月10日は東京大空襲だと知らされました。そういえば、3月11日は東日本大震災があり、そちらに目が向きがちです。昭和20年3月10日は東京大空襲があった日です。戦時中とはいえ、その行為は原爆投下と共に忘れてはいけないものでしょう。非戦闘員への焼夷弾による無差別攻撃。(今は使用禁止といわれているようですが)単独の空襲による犠牲者数は世界史上最大だったようです。Wikipediaそのほとんどが非戦闘員で有ることを考えると、「戦争犯罪」・・・そんなものは本当に有るのか考えさせられます。戦時国際法って今も破られ続けている気がします。同級生には、『東京大空襲・戦災資料センター』のことも教えて貰いました。そこは、行政が建てたものではなく、早乙女勝元氏の尽力によるものだということも。戦争の...東京大空襲
ある記事を読んで思いました。トイレの扉破壊行為や試合運営の妨害...サッカーJ1浦和が“なりすましサポ”の違反行為に処分発表各カテゴリーの無期限入場禁止へ浦和レッズ側の対応は記事になっているので納得できました。それに対し、会場の盛り上がりで何か勘違いをしてトイレ破壊に及んだ当事者に対し、レモンガズスタジアム平塚側の対応について記載がなかったので気になりました。施設の破壊行為に対するペナルティーはなかったのでしょうか。その記述があれば、今後現れてくるかもしれない勘違い者への抑止になるかもしれません。海外サッカーの興奮ぶりを見ていて、ちょっと心配になりました。(日本のサッカー文化は違うのかもしれませんが)ちなみに、私はサッカーに詳しくないのですが、レッズがすきです。それは、ギドのプレーが好きだったからです。サポーターを装った蛮行
予算案が衆議院を通過しました。新年度予算案衆院本会議で可決国会での修正は29年ぶり予算が通ったから終わり・・・ではないのですが一段落でしょうか。今後の国会で注視したい私の関心事は「企業団体献金」と「選択的夫婦別姓」です。昨年経団連から異例の提言が出されました。経団連が「選択的夫婦別姓」導入を求める提言経団連として初野党の意見は一致し、自民党内でも選択的夫婦別姓に前向きな意見があるのに、なぜ結論が出ないのでしょうか。自民党が反対続ける「選択的夫婦別姓」30年間議論が進まない背景にある“事情”とは?【報道特集】私なりに夫婦別姓反対派が主張しているであろう意見を考えてみると、①伝統的な家制度に対する執着②各議員の支持層の意見③家族の絆が弱まるという懸念(杞憂?・・・だって嫁になった娘と絆が弱くなったとは思えませ...予算案衆議院通過
ゼレンスキー大統領とトランプ大統領の会談がうまくいかなかったようです。西側諸国が一斉にウクライナ支持を表明、米ウ首脳会談の決裂受けトランプ流ディール外交がゼレンスキー大統領に通用しなかったと云うことでしょうか?単身相手の本丸に乗り込んでの丁々発止に、ロシアと地続きで侵略を受けた国の大統領の覚悟が見て取れました。そんな相手に、軍事援助の見返りにレアアース採掘権をよこせとは、厚顔無恥もはなはだしい。武器を渡す時は「民主主義を守るため」と言いつつ、その後レアアースをよこせ・・・。単なる商売人にしか映らない。これが米国民気質なのでしょうか?「米国人が入り込めばロシアは攻め込まない」などというのは詭弁に聞こえてしまいます。第一民間人を楯にするなど言語道断ではないか。「関税ということばは美しい」と言い切る大統領は、た...交渉決裂
ちょっと遅れましたが2月が終わりました。今月は7本。元来本を読むスピードが遅い私にもかかわらず、図書館で借りた本が上下二段で617頁の厚いもので、返却期限に間に合わせようと読書に時間を割いた結果でした。明日の記憶ショーシャンクの空にダウントン・アビー日々是好日拝啓総理大臣様バック・トゥー・ザ・フューチャーⅢビフォア・サンセット暖かくなったら劇場にも足を運ぼうと楽しみにしている今日この頃です。2月が終わりました
トランプ氏が矢継ぎ早に驚くべき政策を出しています。トランプ政権2期目がスタート!1ヶ月の主要政策一覧その根底にあるのは、「アメリカンファースト」と「偉大なアメリカを取り戻す」だとか。それは中国、ロシアのみと仲良くする大国優先主義とも云えるスタンスではないだろうか。その自己中心的主義な振る舞いは、かつて中国で言われ続けた『愛国無罪(反日無罪)』を彷彿させ、開いた口がふさがらない。トランプ氏はプーチン氏と「トルデシリャス条約」にも似た条約を結ぼうとしているのではないか。偉大なアメリカとはロシアとともに、大航海時代のスペインやポルトガルを目指したものなのだろうか。彼にとって「関税」は、ポルトガルやスペインが手にした「羅針盤」と考えているのかもしれません。大航海時代
磯田道史氏の『大田垣蓮月』を読みました。以前読んだ『無私の日本人』に納められているもので、これで全部「穀田屋十三郎」「中根東里」「大田垣蓮月」を読み終えました。内容は・・・江戸時代後期歌人・陶芸家であった大田垣蓮月の波乱に富んだ人生を記したものです。江戸末期の京都に於いて富岡鉄斎を育てたことで、西郷隆盛とも繋がりがあったと記されています。特に印象に残ったところは、晩年「自他平等の修行」という悟りを得たこと。秀でた容姿や才能とは裏腹に、身に注いだ不幸の数々がそう悟らせたのだと思えました。私は、この本で初めて蓮月の存在を知りました。俗に云う有名偉人を知ることも大切ですが、歴史に埋もれた先人の生き方に触れることが、知ってそうで知らない日本人の理解につながる・・・とても感動しました。大田垣蓮月
最近、歳の所為か涙腺が緩くなってきたようです。つば九郎の担当スタッフが死去…デビューから31年、ヤクルト「功績に感謝と敬意」『つば九郎』・・・つばくろは天に羽ばたいたようです。つば九郎の中の人はヤクルト職員の方だったとか。多くのマスコットの中で、印象に残っているのはくまモンとふなっしーとつば九郎。1人の方が行っていたとは知りませんでした。その職員の方のマスコットに取り組む姿勢は半端なく、一つのことに真摯に取り組むことの大事さを示してくれたその行為には敬意を感じてやみません。ヤクルトファンというわけでもないのに、不覚にも目頭が熱くなってしまいました。「空中くるりんぱ」を成功させてやりたかった。否、今は失敗し続けたことにこそ意味があるのかもしれないと思っています。つば九郎
こんなニュースを見ました。旧安倍派会計責任者、出席方向で調整と自民以前にも政治倫理審査会に裏金議員が出席するしないで似たようなことがありました。「出席するか否か」は、事実の解明が目的ではなかったか。「出席しない」から「出席する」に変わる時間はなんだったのでしょう。それは「説得」に要したのではなく、「口裏合わせ」に要したように思えてしまうのですが・・・。旧安倍派会計責任者の行動
磯田道史氏の『中根東里』を読みました。以前読んだ『無私の日本人』に納められているものです。内容は・・・徳川時代に存在した学者で、清貧に生きたその人生を数少ない資料からまとめたものです。幼い姪に『出る月を待つべし散る花を追うことなかれ』という言葉を残しました。特に印象に残ったところは、『無益の文字を追いかけ、読み難きをよみ、解し難きを解せんとして、精神を費やし、あたら光陰を失ってはいけない。わたしも、あやうく、指をもって月とするところであった。四書五経は指にすぎない。大切なのはその彼方にある月だ。』…月を見るものは、指を忘れて可なり。私たちは、手段を目的とはき違えてしまうことが間々あります。気をつけたいものです。政治家の皆さん、選挙に勝つことは手段であって目的では無いですよ・・・。中根東里
リッター180円のガソリンを入れてみた。走りは変わらないようだ。180円
会期末が迫り予算審議は大詰めを迎えつつあるようです。自民党が「予算案で絶対に変更できない項目」と捉えているところは何処なのか。長期政権だった自民党の発案だからこそ「そこ」から見直すべきと考えます。何故なら、長期間同じスタンスで予算案を組んでいるだろうから・・・予算を組むにあたって、保険財政を見直す時なぜ医療費から考えるのだろうか?全体を通して見るべきだろう。やはり「そこ」に手を付けるべきだと思います。先日の報道番組では、『命に関わる部分から削るのはおかしい』といってました。3日間で作り上げたとか。「高額療養費制度」長期治療患者の自己負担額は据え置く修正案示す「長期療養を続ける方々の思いに最大限寄り添う」福岡厚労大臣やはり修正の方向に向かわざるを得ないでしょう。この変わり身の早さは、フットワークが良いとみる...高額医療制度の行方
吉田敏浩氏新原昭治氏末浪靖司氏の『検証・法治国家崩壊』を読みました。これは、現在の司法の立ち位置を決めた『砂川裁判』について追求した本です。その研究の元になった資料は、アメリカの情報自由法(30年を経た政府文書は原則開示)にもとづく「解禁秘密文書」内で発見されたものです。それは2008年に発見されました。(この本の初版は2014年7月です)内容は・・・はじめに(吉田敏浩)PART1マッカーサー大使と田中最高裁長官(吉田敏浩)1959年3月31日から12月16日までPART2秘密文書の発見砂川裁判干渉の秘密工作の背後にあった米軍の世界的な戦略(新原昭治)アメリカと田中最高裁長官の深い関係、そしてアメリカが生み出した「九条解釈」(末浪靖司)PART3検証・法治国家崩壊(吉田敏浩)付録核密約と有識者委員会(新原...法治国家崩壊
工藤勇一氏鴻上尚史氏の『学校ってなんだ!』を読みました。リタイアしたとは云え、それなりに関心がある学校教育なので読んでみたくなりました。内容は・・・はじめに(鴻上尚史)第一章学校が抱える問題第二章自立をさせない日本の学校第三章同質性への違和感第四章対話する技術おわりに(工藤勇一)不覚にも工藤勇一氏を存じ上げなかったのですが、千代田区立麹町中学校で校長をされている時に、宿題廃止、定期テスト廃止、固定担任制廃止などを打ち出し話題になった方と知りました。(鴻上尚史氏はNHKのcoolJapanで知っていましたが、劇団を主催されていた演出家とは知りませんでした)本文は対話形式で、読みやすいものでした。「タトリング」と「テリング」や「第一次資料」と「第二次資料」、「シンパシー」と「エンパシー」など、私にとってために...学校ってなんだ!
最近の国会のニュースで思いました。高校無償化、3党協議は平行線維新、自公に不満伝達自民・公明と維新社会保険料の負担軽減めぐり引き続き協議自公、社会保険料改革の協議継続で維新と合意少数与党ということで、自公は今までになく野党との話合いを行っていてイイなと思ってました。でも、このところのニュースでは、与党自公と維新との話合いだけが盛んに伝えられています。衆議院議員全465議席の内訳は、自民191、立民148、維新38、公明24、共産8、国民28、れいわ9、社民1、参政3、政治団体の日本保守党3、無所属12です。過半数は233。それに対し、与党は自民191+公明24=215です。その差18を埋めるために比較的政策が近い維新38とだけ話をしているのでしょう。せっかく少数与党で「話し合わなければ進まない」状況になっ...少数与党の振る舞い
何気なくTVを見ていたところ、ロート製薬のCMが目にとまりました。アクトビジョンという商品のCMでしたが、畳の部屋で説明する女の子は靴を履いていました。とても気になってしまいました。これも歳をとった所為でしょうか?CM
お騒がせ大統領の本領発揮か・・・トランプ大統領がネタニヤフ首相と会談“米国がガザ地区所有”の考え示す「アメリカがガザを所有する」「住民全員の移住」考え示すトランプ大統領の“狙い”は?ビジネス上の駆け引きに似たものとも思われ、どこまで真に受けて良いのか解らないが、額面通り受け止めればアメリカ入植時のやり方に近い気がする。イギリスからの移住白人達が北アメリカ大陸で行った「開拓」という名の搾取。先住民との領土問題が起こり、そこで居留区を設ける一方的な条約。しかし、増え続ける入植者の前に白人側は、圧倒的な武力をもって原住民部族に土地の割譲を迫り、原住民部族はわずかな年金と引き換えに条約を結ばざるを得なかったとのことです。今回は、イスラエルに町を破壊させ、あたかも再建に協力するように見せて介入する。先住者の居留区は...ガザ地区住民の行方
ちょっと前のニュースですが、繰り返される言い訳に腹立たしさを感じています。小田急線車内で隣席の高2女子生徒に痴漢疑い、運輸安全委職員の男逮捕「酔って覚えていない」容疑否認1/20(月)カナコロ神奈川新聞私たちの周りでは、比較的酔っ払いに寛容な気がします。「酔っていて記憶がない」などと言い訳する奴は、酔っていたのだから仕方がないという世間の寛容を逆手にとって、罪を逃れようとしているだけで厳罰に処すべきでしょう。一度でも呑んで記憶がなくなる経験をしていたとすれば、それに伴って起こったトラブルは「過失」というより「故意」に近い気がする。ましてや、泥酔時に行ってしまったことを、反省の意を込めるわけでもなく、あたかも武勇伝のごとく語っている者の気が知れない。酔っ払っていて記憶がない・・・と言い訳する犯罪者には、刑事...酔っ払い
孫崎享氏の『日本外交現場からの証言』を読みました。5年前に読んだ創元社刊同名の著書の元になった本です。同じ内容ですが、平成5年の中公新書版を読んでみたくて探しました。内容は・・・はじめに第一章外交の第一歩は価値観の違いの認識第二章親善が外交の中心でいいか第三章情報収集・分析第四章新しい外交政策の模索第五章政策決定過程第六章外交交渉30年前の本ということで、書店にはなく古本屋でも見つかりませんでした。図書館でも見つからなかったのでネットで調べたところ、「通販での古本通販」があることを知り、検索してみたところ、やっとヒットしました。山口県の書店でした。特に印象に残ったのは、ロシア人と日本人の心情の比較で、「日本人の人間関係は60点くらいから始まり、決して100点にはならないし、0点にもならない。それに対し、ロ...日本外交
1月が終わりました。今月は10本、家族の一員を失った影響でしょうか。こんな私でも映画鑑賞は儘なりませんでした。犬神家の一族劇場版おいしい給食FinalBattleゴジラ-1.0秋刀魚の味続・拝啓天皇陛下様はじまりのうたマンデラ自由への長い道ミステリと言う勿れ夕日のガンマンリトル・プリンセス自宅のブルーレイディスクレコーダーが壊れて、録画した映画を上手く再生できなかったことも、大きく影響しました。家電も私同様歳をとるようで、これからもトラブルと上手くつきあっていかなくてはと思いました。1月が終わりました
テレビで、八潮市の道路陥没について見ていたところ、『#9910』というものを知りました。緊急ダイヤル・・・110番や119番は知っていましたが、他にも沢山あるんですね。知っておきたい緊急時の電話番号一覧道路の陥没は、アスファルトのひび割れという前兆があるんだそうです。道路管理は、国土交通省の管轄でしょうが、道路状況を一番細部まで解るのは、日常使っている我々住民の目だと思います。こんな番号を知っておくと、大切な情報を役所に届けることができると思いました。ちなみに、私は自宅近くの川に粗大ゴミを投棄された時、役所に通報(mail)して回収して貰ったことがあります。迅速な対応に、役所もなかなかやるな~と思いました。道路陥没
世間を騒がせている「フジテレビ」、遅ればせながら記者会見について考えました。フジテレビ、社長・会長が辞任の一方、日枝相談役は留任企業風土つくった「遠因ある」と第三者委でも調査へ東京新聞週刊文春側が一部報道の訂正を行いました。12月26日発売号掲載記事で事件当日の会食について「X子さんはフジの編成幹部A氏に誘われ」としていた部分について「その後の取材により『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の〝延長〟と認識していた』ということがわかりました」このことから清水新社長は、週刊文春に対し訴訟の可能性を匂わせたとか。確かに訂正のタイミングが遅かったり、文春電子版での訂正だったりと、訂正報道としては伝え方が雑だったかも知れません。「間違いは素早く謝罪し訂正する」・・・社会への影響の大きさを考えれ...文春誤報
気になるニュースがあります。【速報】法廷内で拍手!森友公文書改ざん妻・赤木雅子さんの訴え認める文書不開示めぐる訴訟で大阪高裁が逆転判決「不開示とした国の決定を取り消し命令」2025.1.30真相を知りたいという遺族の思いを、「とにかく隠し通す」という行政のスタンスはいかがなものか。「認諾」などという見栄も外聞もない手段を使ってでも隠し続ける・・・。嫌悪感を覚えます。遺族の無念さは如何許りか。それでも真実を知ろうと、遺族は財務省が任意で検察に提出した文書の開示を求めた裁判で、大阪地裁は”不開示決定”は妥当だとする判決を言い渡しました。どうも、未だに都合の悪いことは隠蔽する体質が改善されていないようです。こんな記事もありました。「飯塚事件」検察の証拠リスト裁判官のみで行う審理で提示へいつになったら、歴史(過去...隠蔽する体質
フジテレビのやり直し記者会見があったようです。あまり興味がなかったので放送は見ていないのですが、ネットのニュースで気になるところがありました。10時間もの時間を要したこと。真相解明より、会長・社長の辞任と新社長のお披露目をする会見のように感じたこと。質問者の前振りや意見が飛び交い、回答時間より質問に要する時間が膨らんでいったこと。これって、国会における質問に似ていると感じました。質問の内容よりも、質問者が目立つことに主眼が置かれている気がするのです。政治の劣化と同様に、マスコミの劣化が顕在化した会見だったようです。勿論、フジテレビだけではなく質問した報道記者込みです。民主主義の屋台骨であるマスコミには頑張ってほしいものです。「疑惑追及してきた弊社がカメラから逃げた」「女性本人に会い直接おわびしたい」…フジ...質問者の質
1月4日、掛け替えのない家族だった愛犬が逝きました。プロフィールにあるシーズーです。やっと、ぽっかり空いた時間と空間を振り返られるようになりました。『ペットロス』という言葉は知っていました。でも、それは知識だけで何も知らなかったのかもしれません。私のペットロスは、淋しいとか、想い出に浸るとかではなく、唯々茫然として時間が流れるそのことだけでした。今はやっと、「楽しかったよ、有難う。」と言えるようになりました。ペットロス
孫崎享氏の『戦後史の正体1945-2012』を読みました。以前読んだのですが、どうしても読み返してみたいと思った本です。やはり、読み返すと新しい発見が多くありました。忘れたくないところに貼る付箋も、ずいぶん違う場所に貼り替えたりしました。内容は・・・はじめに序章なぜ「高校生でも読める」戦後史の本を書くのか第一章「終戦」から占領へ第二章冷戦の始まり第三章講和条約と日米安保条約第四章保守合同と安保改定第五章自民党と経済成長の時代第六章冷戦終結と米国の変容第七章9.11とイラク戦争後の世界あとがき資料①ポツダム宣言資料②降伏文書資料③年表ベストセラーになっただけの充実した内容の本です。戦後の日米関係を、米国の圧力を軸に「高校生にも読める本」を意識し記されたものです。ネットのレビューに『高校の教科書にすべき』など...戦後史の正体
クローズアップ現代を見ました。『「選択的夫婦別姓制度」の議論が高まっている。経団連は夫婦が同じ姓を名乗らなければならない現行制度がビジネス上のリスクになると、政府に「選択的夫婦別姓制度」の早期実現を求めた。一方、家族の絆がゆらぐなどとして制度導入に慎重な意見もある。国はパスポートや国家資格などで旧姓の通称使用ができるよう対応を拡充している。30年にわたって続く議論の現在地を多角的にとらえ、令和の時代の夫婦の名字について考える。』選択的夫婦別姓(あくまでも選択的)に反対する人の考えが理解できません。「選択的夫婦別姓」は、本人たちが選択するもので、そこに大きな意味がある。個人の人権を守る意味でも、男女ともに社会で活躍する現在の社会環境に対応する意味でも、「個人の価値観による判断」に任せる時が来ているのではない...選択的夫婦別姓
何とも情けないニュースがありました。江田島の山火事自衛隊射撃演習場の爆破訓練の火が燃え移ったか山林を焼き延焼中鎮火の見込みたたず爆破訓練で山火事を起こす・・・ちょっとあまりにもお粗末ではないだろうか。訓練は、事前に準備できるはずなのに火を制御できなかった。「爆破」を舐めていたとしか思えません。国防の要である自衛隊には頑張ってほしいです。「国防」といえば・・・国民を守ること。爆破訓練も大切でしょうが、自衛隊員総出で能登半島に出向き、道路修復や倒壊建物の撤去などやってくれれば、自衛隊を否定的に考えている人たちも、その存在を理解してくれるのではないかと思います。災害からの復興を手助けするのも、国民の生活を防衛する「国防」じゃないかと思っているのです。ちなみに江田島の山火事は、今日午後鎮火したようです。良かった。山火事
気になる記事がありました。「イチローに入れなかった26人」の理由→「好き嫌い」か、それとも…野球殿堂の権威を揺るがす「投票者非公開」に問われる“プロの記者”の矜持野球殿堂に推薦されるシステムは知らないのですが、記事にもあるように投票の秘匿性が必要なのか疑問が残る。スポーツ情報番組の企画「プロ野球100人分の1位」では、誰が、誰に投票したか明確に分かるように表示されているとか。プロがプロを評価する時に、その投票者を非公開にする必要があるのだろうか?自分の判断に対し説明ができないレベルでの投票なら何とも情けない事態です。どうも責任の所在を明確にしたくないことと個人のプライバシーを守ることを、ご都合主義で使い分けている気がしてなりません。記事内のフジテレビの件では、こんな記事もありました。フジテレビ、中居正広さ...非公開の是非
イスラエルとハマスがガザ地区の停戦で合意19日に発効というニュースが報じられています。中東の事情は複雑で、遠い日本のましてや素人の私には知らないことが多すぎます。それでも、もっと早い段階で停戦できたのではないかと思ってしまう。そして、イスラエル人とパレスチナ人の犠牲者の比率があまりにも違いすぎる(およそ1:33)ことを考えると、イスラエルがやり過ぎたという感じを受けます。何万人もの非戦闘員のパレスチナ人が何のために命を奪われなくてはならなかったのか全くわからない。アメリカもイスラエルも〔ハマス=パレスチナ人〕と考えているのだろうか?確かに2004年のパレスチナ地方議会選挙や2006年のパレスチナ評議会選挙で、ハマスが指示された事実はあるのだけれど・・・。どちらも相手憎しだろうが、実力行使を長引かせたのは好...停戦合意
大相撲一月場所が盛り上がってます。横綱の休場は残念ですが、世代交代の時期なのかもしれません。贔屓の大栄翔関も調子が良さそうなので、テレビ桟敷が楽しいです。大の里の大銀杏が新鮮です。今日、驚いたのが、元貴景勝関の湊川親方の解説がとても解りやすかったことです。引退したばかりで、まだ断髪式も終えていない新米親方とは思えない素晴らしいものでした。相撲中継の楽しみが、また一つ増えた感じがしました。素晴らしい!湊川親方
次期米国大統領トランプ氏の発言が物議を醸しています。トランプ氏のグリーンランドめぐる発言欧州各国も批判的な声メキシコ大統領“メキシコのアメリカ”提案トランプ氏発言でカナダ閣僚が相次ぎ反発トランプ氏「51番目の州に」トランプ氏がパナマ運河の管理主張、軍事・経済圧力の可能性も排除せず…メキシコ湾の「アメリカ湾」改称もトランプ氏特有の「敵か味方かの踏み絵」ともとれるこれらの発言ですが、この場面にどう対処すれば良いのでしょうか。トランプ氏発言の持つ意味を私なりに考えてみました。まず、『アメリカ人の本音を解りやすく世界に発信した』と云えるのではないでしょうか。メディア慣れしている芸人が、大風呂敷を広げ笑いを取るそれに似ている気がします。ジョークと本音の境目をぼかすことで、後で繕いやすくしているような気もします。(現...トランプ氏発言
矢部宏治氏の『知ってはいけない隠された日本支配の構造』を読みました。日米間で取り交わされている条約の裏側にある「密約」について、詳しく書かれているものです。内容は・・・いつもは目次を列挙していますが、今回は著者が商業目的以外での使用・拡散を許可されている四コマ漫画で載せたいと思います。はじめにあとがき追記なぜ「9条3項・加憲案」はダメなのか特に印象に残ったのは、朝鮮戦争時に海上保安庁の掃海艇が米軍指揮下の上陸作戦に参加し死者1名負傷者18名を出していたこと(1950年10月)でしょうか。毎回勉強になることが多い氏の著作です。次回は「砂川裁判」についての本を読みたいと思います。知ってはいけない・・・
磯田道史氏の『無私の日本人の中の「穀田屋十三郎」』を読みました。12月に観た『殿、利息でござる!』の元になった話しです。「穀田屋十三郎」は『国恩記』という史料をもとにしているとか。『国恩記』とは、江戸時代後期に仙台藩吉岡宿(現:宮城県黒川郡大和町吉岡)で行われた救済事業に関わる諸資料をまとめたもので、著者は龍泉院栄洲瑞芝(りゅうせんいんえいしゅうずいし)和尚とありました。当時の吉岡宿は、「但木氏」の領地内であり仙台藩自体の直轄領ではなかった為に、仙台藩から助成金が給付されず、さらには傳馬(幕府の公用をこなすために宿駅で乗り継ぐ馬のこと)使役で疲弊していた。そこで造り酒屋穀田屋十三郎が茶師菅原屋篤平治と組んで、仙台藩に1000両という金を貸し付け、その利子で宿場を救済しようと企て、奔走したということです。物...無私の日本人
天木直人氏の『さらば外務省!-私は小泉首相と売国官僚を許さない-』という本を読みました。内容は、まえがき第一章無視された意見具申第二章私はけっして小泉純一郎を許さない第三章外務官僚と政治家たちの恥ずべき行状第四章封印された外務省の犯罪第五章恐るべき外務官僚の世界第六章こんな外務省はいらない第七章さらば外務省あとがきそこには、多くのエピソードが記されているものの、その一つひとつが短くまとめられ読みやすいものでした。外務省を去らざるを得なかった著者の遺恨を差し引いても、驚かされる内容の数々でした。また、2003年に書かれた『対イラク攻撃に対する我が国の立場』という具申書に、国際法違反ともとれる米国のイラク攻撃に対する意見だけにとどまらず、イスラエル政府が行っているパレスチナ人殺害に対して言及し、ともに和平の道...さらば外務省
あけましておめでとうございます12月・・・というか令和6年が終わりました。12月は21本、1年では192本の映画を鑑賞することができました。劇場での鑑賞は3本(室井慎次前後編とはたらく細胞)、年間では予定より少なく9本の鑑賞でした。あぶない刑事リターンズあぶない刑事フォーエヴァーさらばあぶない刑事またまたあぶない刑事まだまだあぶない刑事オータム・イン・ニューヨーク学校恐怖のメロディーキング・オブ・コメディ現代やくざ与太者の掟七人の侍戦うパンチョ・ビラ小さな巨人椿三十郎殿、利息でござる!飛べ!フェニックスはたらく細胞マイレージ・マイライフ室井慎次敗れざる者室井慎次生き続ける者用心棒年末にTVで黒澤映画を観て、名作を繰り返し見ることも楽しいものだと再認識しました。今年はどんな映画と出逢えるか楽しみです。あけましておめでとうございます
TVで「七人の侍」を観て、今第九を聴いています。一年間お世話になりました。皆さん、どうか良いお年をお迎え下さい。来年は世界が平和に向かいますように。大晦日
有吉佐和子氏の『青い壺』という本を読みました。陶芸家が生み出した青磁の壺が人の手から人の手へと移りゆく中で様々なドラマを伴い、再び作者の目の前に現れる・・・。そんな全13話でした。最近、日米安保条約にまつわる私にとっては「腹立たしい」内容の本ばかり読んでいたので、読みやすい本を読みたいと探していたところ、妻に勧められて手に取りました。文章はとても読みやすく、初有吉佐和子の私としては、良い選択だったと思いました。そのうち、『複合汚染』も読んでみたいと思いました。青い壺
矢部宏治氏の『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』という本を読みました。氏の著作は「知ってはいけない日本支配の構造」「戦争をしない国明仁天皇メッセージ」「本土の人は知らないが沖縄の人はみんな知っていること」「日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか」に続く5冊目となりました。内容は、はじめにPERT1沖縄の謎ー基地と憲法PERT2福島の謎ー日本はなぜ、原発を止められないのかPERT3安保村の謎①ー昭和天皇と日本国憲法PERT4安保村の謎②ー国連憲章と第二次世界大戦後の世界PERT5最後の謎ー自発的隷従とその歴史的起源あとがき著者自身による解説ー五年前の私への報告前回読んだ「日本はなぜ戦争ができる国になったのか」と同様、地位協定に代表される「日米間の不平等な関係」について、アメリカ国立公文書...日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか
政治家は、時として『プライバシーを配慮して』という言い訳を楯にします。しかし、私は『行政において国民に公開できないものがあってはならない』と思います。外交や防衛関係の一部は除外するとしても、他は主権者である国民が知るべきと思う。献金についても名前を出してほしくないなどと云うことは、プライバシー保護とは違うでしょう。後ろめたさや都合の悪いことがないのなら堂々と名告れば良いし、それができないのであれば献金という手段は使ってはいけないと思います。5万円の壁は、献金する側の都合ではなく、受ける側の都合なのではないだろうか。献金は議員活動の幅を広げる大切なものでもあるが、議員活動の足かせになる場合も有る気がします。(自分から望んで縛られたい議員も居るかもしれませんが)外交関係にしたって、30年もすれば後悔しても何ら...プライバシー
訳のわからない言葉が飛び交い、そして消えていきました。「公開方法工夫支出」・・・て何?すぐ取り下げるって、本気で考えて問題解決をしようとしない現れではないか。世間との感覚のずれを大きく感じました。こういうのを『行き当たりばったり』とか『お茶を濁す』というのでしょう。そんな中、旧安倍派27人、裏金問題ようやく弁明へ半年スルーの参院政倫審に出席意向衆院選の結果見て心変わり?政倫審に参加すると言い出したのは、「言い訳の台本(打合せ)が完成したから出ます」ってことだと思ってしまいます。「政倫審」とは何?衆議院では過去9回開催ここでも『お茶を濁す』弾炸裂か。政倫審・・・国会議員の倫理観を問うことを国会議員同士で話し合っても無理でしょう。裁判で検察・弁護人・裁判官を被疑者にさせているようなものです。本気で問題解決を望...公開方法工夫支出
パーティー券は外国人は買えない・・・?政治資金規正法等の一部を改正する法律案が衆議院を通過するそうです。「政治資金パーティー」は裏金作りの温床だと云うことしか知らず、詳しい実態は解りません。過去にはこんなこともありました。パーティー券過少記載、自民5派閥は訂正後も経緯説明せず…野党追及「裏金疑惑がある」自民安倍派・塩谷座長、パーティー収入キックバック「あったと思う」…5時間後に撤回し「精査する」とはいえ、一部改正と云っても何なのか解らないのです。そこで、素人なりにネットで検索してみました。【政治資金規正法第八条の二】政治資金パーティー(対価を徴収して行われる催物で、当該催物の対価に係る収入の金額から当該催物に要する経費の金額を差し引いた残額を当該催物を開催した者又はその者以外の者の政治活動(選挙運動を含む...パーティー券考
気になる記事を見つけました。自公国のガソリン税「暫定税率廃止」合意に歓喜の嵐!次に狙うは「自動車安全特別会計」6000億円“借パク問題”「トリガー条項」「自動車安全特別会計」借りた金は返すのが社会の常識。約束は守るのが常識。霞が関では常識が通用しないのか?呆れて開いた口がふさがらない。選挙の時にマスコミがもっと扱えば、このような寸借詐欺のようなまねは防げるのではないだろうか。飼い慣らされた猫ではいけない。民主主義を支えているマスコミには、権力を恐れずその実態を国民に晒してほしいものです。財務省の闇?
自民党・公明党・国民民主党の3党による幹事長会談が行われました。【速報】自公国103万円の壁は「178万円目指し来年から引き上げ」で合意ガソリン税の暫定税率廃止も明記し幹事長が署名ニュースでは、これで補正予算案は通ると伝えています。国会では、予算案通過の前提で「心のこもらない儀式のような」話合いが進のでしょうか。こんなシステムが、国民に解りづらい(国民を置き去りにした)国会を形成しているのではないのだろうか。国会開催前のこの話合いは、良くドラマに出てくる「料亭での会合」に似ているように思えました。国民に見えづらい
矢部宏治氏の『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』という本を読みました。氏の著作は「知ってはいけない日本支配の構造」「戦争をしない国明仁天皇メッセージ」「本土の人は知らないが沖縄の人はみんな知っていること」に続く4冊目となりました。内容は、はじめに序章六本木ヘリポートから闇の世界へPERT1ふたつの密約PERT2ふたつの戦後世界PERT3最後の秘密・日本はなぜ、戦争を止められないのかあとがき独立のモデル地位協定に代表される「日米間の不平等な関係」について、アメリカ国立公文書館の資料を基に、調査したものです。(アメリカ合衆国(米国)の外交文書は、記録作成から30年以内に機密指定を解除されて国務省から米国国立公文書館に移管・公開されますが、特に外交政策の決定や重要な外交活動に関するものについては、『ア...戦争ができる国
毎朝、自宅の梅の木や桜の木から落ちる葉を掃いています。今年は暖冬なのか、12月になってやっと終わりそうです。私の家の小さな花壇には、高さ2m程の梅の木と桜の木があります。在職中、受験を控えた3年生のために教卓の上に置いた紅白の梅と桜の小鉢。彼等の卒業後に自宅の小さな小さな庭に地植えしたら根付いてくれました。掃き集めた葉は、袋に入れれ捨てるのが面倒なので庭に蒔いてしまいます。『落ち葉は、アスファルトの上ではゴミだが、地面の上なら肥料』横着者の私の言い訳です。落ち葉掃き
私は、毎朝お米を1合だけ炊いています。二人住まいですが、妻はほとんど朝食を摂らないので1合で済んでます。必然、朝食の支度は私の担当です。お米は新潟の友人が毎秋贈ってくれる新米です。(感謝)ふと、お米を研ぐ時に思いました。「お米」と「刀剣」では、同じ「研ぐ」でも全く違うものだと云うこと。「研ぐ」と「磨ぐ」と「砥ぐ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈「研ぐ」は主に、刃物の切れ味を良くしたり米を洗ったりすることを指すときに使われます。刀は砥石によって砥がれていきます。・・・刀は砥がれる立場。お米はお互いが擦り合ってお互いを研いでいく。元教員の私としては、「研ぐ」は学校現場に似ている気がしてなりません。「砥ぐ」から「研ぐ」へ・・・私が意識していたものに他ならない気がするからです。本当に美味しい炊きたての御飯...お米をとぐと云うこと
ちょっと前のニュースで気になるものがありました党員不適切登録の自民・田畑裕明衆院議員、社員が架空党員にされたか尋ねた社長に「党費はあなたが払ったことにして」一政党内でのやりとりですが、これって民主主義の根幹である「政治に参加する権利(参政権?)」を侵害されていないではないだろうか。もっと大騒ぎになっても良いと思うのですが・・・。そしてその結末は・・・自民田畑衆院議員国対副委員長を辞任党員登録の問題でこんな大きな問題にもかかわらず、不祥事があっても何らかの役職を辞任することで済まそうとする体質は変わっていないようです。これは、事件の内容と議員という職種を考えると「どこぞの議員が不倫した」などの問題とは次元が違うことだと思う。国民(党員)の権利は、政策実行の為の道具でしかないのか。こんなことを見ると企業団体献...気になったニュース
11月が終わりました。先月は21本鑑賞できました。劇場での鑑賞も1本(侍タイムスリッパー)あり、更にステージ2本(ビリー諸川さん、市民交響楽団)も鑑賞できて良かったです。ア・フュー・グッドメン天城越え愛しのサブリナ交渉人真下正義木枯らし紋次郎ゴジラ対ビオランテ(500)日のサマー殺人の追憶侍タイムスリッパーJ・エドガースピードときめきに死すナイル殺人事件泣くな赤鬼パトリオット・ゲーム陽の当たる教室武士の一分マリーゴールド・ホテル幸せへの第二章乱れる野生の証明レジェンド・オブ・フォール今月は、忘年会(一人呑み会は除く)が5本も入っているので、どれだけ映画を観ることが出来るか解りません。でも、映画友達に「侍タイムスリッパー良かった」と伝えたところ、更に何本か勧められたので、無理してでも観に行こうかと思っていま...11月が終わりました
企業団体献金の是非が問題になっているようです。政活費“廃止”はあっさり承諾も…なぜ企業・団体献金禁止はNO?自民党元議員が解説会社は利益を追求する集団でしょう。会社の「目的」とは何か・・・について調べてみました。「会社」とは、事業を行うための組織を指します。会社法では、株式会社や持ち株会社といった責任の持ち方によって分類された会社の種類があります、いずれにしても、事業をするために出資した人の集まりである民間法人は、「事業を行い、利益を出していくこと」を目的としています。会社は、自らの存続と企業を取り巻く環境へ貢献するために利益を追求すると云ってます。具体的には次のような行為で貢献します。1.株主へ配当を行う出資者である株主に対して、「配当」という形で利益を還元して貢献します。配当を行うことは、会社が成長し...企業団体献金
年の瀬が近づいてきました。12月に行われる毎年恒例の清水寺漢字一文字を予想してみました。令和に入って、「令」「密」「金」「戦」「税」と続きました。今年は「壁」でしょうか。所得の壁、東西の壁、貧富の壁、年代の壁、男女の壁、国論の分断の壁・・・社会が二極化している気がします。コミュニケーションツールが発達したにもかかわらず、なぜか意思疎通が苦手になってきているようです。国会議員にして話し合いができない現実に、異見に対する壁が厚くなっている気がしてなりません。以前こんな記事も目にしました。「禁止仮処分」出てもクルド人へのヘイトデモ続く別団体が…区域外で…埼玉の街、騒然とした状況続く記事から読み取るに、「ヘイト」は自国民を守るというより、自国民に対する自信の無さによるものではないかと思ってしまいます。これは異見と...今年の漢字
兵庫県知事選の結果分析が進んでいます。Xなどによる、あまり表面化しなかった部分に注目が集まっています。一方的な噂や中傷が飛び交い、凍結させることを目的とした書き込みが横行したとか。公選法による公共報道機関に対する縛りが、ソーシャルメディアとの格差を生み、その影響力を増大させている気がします。方や言いたい放題の嘘八百もあり、此方まともな政策批判すらできない必要以上の縛り。課題はソーシャルメディアの行きすぎた内容への対策だけでなく、選挙期間における公共報道機関統制にもあるのではないだろうか。斉藤知事再選のニュースを見て思ってしまいました。兵庫県知事選に思う
ニュースを見ました。きょう午後総合経済対策を閣議決定、「103万円の壁」対策も明記…補正予算案13・9兆円ニュースでは、盛んに「閣議決定した」と伝えています。閣議決定は、あくまで行政府の意思決定のはずなのに、報道で繰り返されることにより「国が決定した」と誤解してしまいます。報道機関による世論操作ではないと思いますが・・・。話し合うことができなかった自公独裁の時には、それも正解だったかもしれません。そんなことの繰り返しが、自分の受け止め方に繋がっていると思うと、自分の中に民主主義が後退している気がして情けなくなります。「閣議決定」=「国の決定」という図式は、閣議による独裁の構図に見えて、不安になります。閣議決定
伊達秋雄氏の『司法と人権感覚』という本を読みました。伊達秋雄氏は、砂川事件一審において、日米安全保障条約によるアメリカ軍の駐留は日本国憲法違反とする判断を示した裁判官です。内容は、はしがき刑事裁判と裁判官論司法反動刑法改正旧法の回顧労働基本権プライバシー保護裁判時評大正期のヒューマニズムと昭和初期の社会科学によって洗礼を受けた一人の裁判官の所感と云うべきものです。(・・・と、何かに書かれていました)昭和61年11月初版の本で、少し読み慣れない文章ではありましたが、とても勉強になりました。(私がどこまで理解しているかは解りませんが・・・)特に印象に残った部分は、『人権は常に国家の治安の前に譲歩を迫られる危険がある故、厳しい警戒を怠ってはならない段階にある。』『憲法九条の趣旨は、本来明白なものであった。それは...司法と人権感覚
こんな記事がありました。「あの時代にあり得ない」『海に眠る』“神回”でうっかりミスか、問題シーンをTBSがしれっと差し替え先日、近くでバイクを転がしていると、おびただしい警備員風の人が中学校の周りにいました。何か事件でもあったのかとその一人に尋ねると、映画の撮影だとか。よく見ると、グランドでやたら大きな銀色の板(布?)を広げている人と、カメラらしきものの前に役者さんらしき人が、そして50m程離れたところに見物人の群れを見ることができました。私も野次馬になろうかと思いましたが、早く立ち去って欲しい感を出す警備風の若者の視線に気づき、その場を離れることにしました。セットでの収録ではないロケでは、苦労が多いのだろうなと思ってしまいます。そういえば、うちの妻はドラマを見る時「そんなことない」「ここおかしい」といっ...ユニークなTV視聴
退職して他人との接触が少なくなると、人と会った時の話題に困る時があります。映画を観たり本を読んだりしているのですが、会話の相手が持ちネタにマッチするとは限りません。そんな時「自虐ネタ」は、外れない(スベらない)話題だと思います。老いを認知するために行っているのが『週2のドジの記録』です。エクセルファイルに、今までではあり得ない小さな出来事を記録するのです。これが自分で見返しても笑える。会話を楽しむための貴重なデータ収集となっています。幾つか例を挙げると、「風呂に入ったことを忘れて2回入ってしまった」(これはちょっとショックでした)「便座を上げて座ろうとしてしまった」「外出時自分で準備した弁当を忘れた」等々。今のところ、料理中に火を消し忘れるなどはありません。(おでこの眼鏡を探すことも)自分の「ドジレベル」...ドジをしてしまう自分
首相指名選挙が国会で行われました。衆議院の議員数は以下の通りです。自民197立憲149維新38国民28公明24れ新9共産8有志4参政3保守3無所属2計465第1回の投票結果石破221野田151馬場38玉木28山本9田村8吉良4神谷3河村3<3位以下合計93>決選投票の結果石破221野田160無効84<参考>ここからは、数字だけを見て予想したことです。第1回選挙では、各党の代表に投票したようです。(公明党は石破さんに、無所属2名は野田さんでしょうか?)決選投票では、れいわ新撰組が野田さんに入れて、その他野党票は無効票になったようです。そういえば玉木さんは、決選投票でも「玉木」と書かせると宣言してました。決選投票では、自民党と立憲民主党以外の議員さんには「一押し」が居ないのだから、自分の意思で投票先を決めてし...首相指名選挙
あるニュースが目にとまりましました。「もうかかわらないで」DeNA、バウアー再獲得に熱望もファンが忘れぬ事故犠牲者遺族への「感情逆なで」失言バウアー投手は横浜守備陣のランダンプレーのミスで激怒したことのある癖あり選手です。そんな記事の中で、気になるところがありました。それは、「交通事故で日本人2人を死亡させた米国軍人」が、日本の法律では裁けずにあまりにも軽い処分で釈放されたことです。リッジ・アルコニス・・・知りませんでした。なぜ日本人2人を殺した米軍人は「英雄」として釈放されたのか…米国人を日本の法律で裁けない「在日米軍」の闇米軍基地問題は、沖縄だけの問題ではない。基地を抱える各地で直面している日本の問題なのです。理不尽な「地位協定」によるものなのでしょうが、その根底には、日米安保条約の裏に隠された「密約...リッジ・アルコニス
末浪靖司氏の『「日米指揮権密約」の研究』という本を読みました。内容ははじめに序章富士山で訓練する米軍と自衛隊第1章指揮権密約の起源1949~1950年第2章指揮権密約の成立1951~1952年第3章安保改定でどう変わったか1953~1960年第4章密約の実行をめぐる攻防1961~1996年第5章米軍は自衛隊を地球的規模で指揮する1997年~現在あとがき驚いたのは、戦後すぐに日本を統治するために定められた『行政協定』が、内容をほとんど変えずに『地位協定』として現存していること。いざという時には、『日米指揮権密約』により、自衛隊は米軍の指揮下に入ること。また、返還された米軍基地は、その後自衛隊が管理しているところでは、いつでも米軍が自由に使えること。米軍はその家族も含めて、米軍基地を出入り口としてフリーパスで...日米指揮権密約
北朝鮮がウクライナ戦争に部隊を派遣したようです。ウクライナ戦争への派兵でルビコン川渡った北朝鮮、中国との間に深い溝北朝鮮はロシアと『包括的戦略パートナーシップ条約』を結んでいて、そのための派兵のようです。条約は双方に得るものもあるのでしょうが、他国の紛争に自国の軍隊を送り込むことに葛藤はなかったのでしょうか。包括的戦略パートナーシップと日米安保条約。北朝鮮のロシアとの関係は、日本のアメリカとの関係と似てはいないだろうか。2015年、安倍政権の元で可決された安保関連法により、自衛隊の海外派兵の可能性が生まれました。自衛隊は米軍の指揮下で活動する密約もあるようです。ウクライナ戦争は北朝鮮にとって何の関係もない紛争ではなかったのか。世界の紛争に常にかかわっているアメリカと強固な同盟関係を謳う日本は、資本主義の正...北朝鮮の参戦が意味するところ
おめでとうベイスターズ。おめでとう横浜。おめでとう番長。【\横浜優勝/】横浜DeNAベイスターズ、「下剋上」で26年ぶり日本一三浦大輔監督「最高にうれしいです」私はベイスターズファンではないのですが、何故か三浦番長が好きでした。理由は解らないのですが、リーゼントと相反するような笑顔、報道で垣間見られる人柄からかもしれません。【DeNA】ドラ1度会隆輝をCS以降招集せず…日本一・三浦監督が見せた「独自性」と「鬼番長ぶり」ベイスターズも他球団でお払い箱になった選手が再生されている点が「野村再生工場」を思わせて、好きです。セ・リーグ3位のベイスターズが日本シリーズを制したことで、また雑音が出てきているようです。「流石に違和感半端ない」横浜DeNA日本一もリーグ3位の下剋上に疑問符…故・野村克也氏の遺言「CS廃止...おめでとう番長
10月が終わりました。先月は映画館での鑑賞はできませんでした。もう一つの趣味であるソフトボールの監督の方が忙しい月だったので。アリス・イン・ワンダーランドアルゴ江戸川乱歩の陰獣恋人たち地上より永遠に砂の器特攻大作戦ベートーベン本陣殺人事件まあだだよミニミニ大作戦ナマのステージがご無沙汰だったので、ビリー諸川さんのステージも観て来ました。ステージと客席の垣根がなく(物理的だけではなく)とても楽しかったです。10月が終わりました
ワールドシリーズは4勝1敗でドジャースの優勝で終わりました。ベッツを怒らせたヤ軍ファンが即刻退席処分ボール奪い取る「ファンの妨害行為だ…」米実況席も衝撃この人の行為だけで「アメリカ人」を評価するのはおかしいけれど、「個」を大切にするあまり、「他」を蔑ろにしがちなのではないかと懸念を感じた。アメリカ人の道徳は宗教から来るものが大きいと思っているが、宗教の限界なのだろうか。戦争という手段を肯定し続けるアメリカの価値観も、こんな所から来ているのかもしれない。第4戦の初回、右飛を捕球するもヤ軍ファンが妨害こんな紳士ムーキー・ベッツもアメリカ人です。WS決着直後に「泣ける」光景中継には映らない両軍指揮官の振る舞いに「品格がある」X感激観客の前でのパフォーマンスはなく、球場の関係者通路でのこの行為。感動します。やはり...アメリカ人
松重豊さんの『それぞれの孤独のグルメ第4話埼玉県川口市の目玉焼きハンバーグと雲丹クリームコロッケ』を見ました。お馴染みの雑貨輸入商井之頭五郎が一人飯を楽しむ、ただ食べるだけの番組です。一度だけ、番組で取り上げたうどん屋さんに出向いたことがありますが、大変混んでいました。マスコミの力は恐ろしいものです。今放送しているのはSeason11で、今までのとは異なり物語がオムニバス形式で展開され、それぞれ違ったゲストが一人食事をするドラマです。今回はユースケ・サンタマリアさんが行司木村正基を演じ、ハンバーグを堪能していました。日々の仕事に悩みを抱えていた木村正基は、気分転換にちゃんこではない外食を選びます。ハンバーグはさておき、番組内で部屋付きの行事さんの仕事を幾つか紹介していました。国技大相撲・・・にもかかわらず...雲丹クリームコロッケ
明日、26日「プロ野球日本シリーズ」が始まります。パリーグ王者のソフトバンクと、セリーグ下克上を成し遂げたDeNAの対戦は、該当チームのファンでなくても好試合を期待したい興味あるカードです。巨人対横浜の最終戦は、「巨人大鵬卵焼」の私としては残念でしたが、ハマの番長は大好きなので三浦監督の涙を観たかった。「地上波ばっさり終わったな」DeNAが下剋上日テレ地上波中継も勝利監督インタビューなく大谷Vの緊急放送にSNS憤り「失礼」「これは良くない」日テレの立ち位置は読売側でも良いのですが、今回の行為は報道機関としての責任を果たしていない、レベルの低いものと云わざるを得ません。贔屓筋の具合の悪い状況からは目を背ける・・・その姿勢は、政界の不祥事に対して曖昧な説明を繰り返す政治家に食い込んでいかない報道機関の姿勢を象...テレビ局のレベル
残念なニュースです。元大関旭国が死去、77歳=「ピラニア」「相撲博士」小兵ながら、上半身を折り曲げて前褌を取ると、しぶとく食らいついて大柄力士を寄り切る。階級制のない格闘技で、これぞプロという技を見せつけてくれる力士でした。相手は誰だか忘れましたが、下がりを取って勝った相撲を思い出します。ご冥福をお祈りいたします。ピラニア逝く
山本周五郎氏の『日日平安』という短篇を読み返しました。不覚にも風邪を引いて床に伏せっていたので、気楽に読めるものとして選びました。今年の1月に読んだ本ですが、読み返してみると1月には気がつかなかった景色が見えます。良書(自分にとって)は何度も読み返すことが良いのだと実感しました。無性に『椿三十郎』を見たくなりました。(勿論、織田裕二ではなく三船敏郎のです)日日平安
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