気になるニュースがあります。【速報】法廷内で拍手!森友公文書改ざん妻・赤木雅子さんの訴え認める文書不開示めぐる訴訟で大阪高裁が逆転判決「不開示とした国の決定を取り消し命令」2025.1.30真相を知りたいという遺族の思いを、「とにかく隠し通す」という行政のスタンスはいかがなものか。「認諾」などという見栄も外聞もない手段を使ってでも隠し続ける・・・。嫌悪感を覚えます。遺族の無念さは如何許りか。それでも真実を知ろうと、遺族は財務省が任意で検察に提出した文書の開示を求めた裁判で、大阪地裁は”不開示決定”は妥当だとする判決を言い渡しました。どうも、未だに都合の悪いことは隠蔽する体質が改善されていないようです。こんな記事もありました。「飯塚事件」検察の証拠リスト裁判官のみで行う審理で提示へいつになったら、歴史(過去...隠蔽する体質
フジテレビのやり直し記者会見があったようです。あまり興味がなかったので放送は見ていないのですが、ネットのニュースで気になるところがありました。10時間もの時間を要したこと。真相解明より、会長・社長の辞任と新社長のお披露目をする会見のように感じたこと。質問者の前振りや意見が飛び交い、回答時間より質問に要する時間が膨らんでいったこと。これって、国会における質問に似ていると感じました。質問の内容よりも、質問者が目立つことに主眼が置かれている気がするのです。政治の劣化と同様に、マスコミの劣化が顕在化した会見だったようです。勿論、フジテレビだけではなく質問した報道記者込みです。民主主義の屋台骨であるマスコミには頑張ってほしいものです。「疑惑追及してきた弊社がカメラから逃げた」「女性本人に会い直接おわびしたい」…フジ...質問者の質
1月4日、掛け替えのない家族だった愛犬が逝きました。プロフィールにあるシーズーです。やっと、ぽっかり空いた時間と空間を振り返られるようになりました。『ペットロス』という言葉は知っていました。でも、それは知識だけで何も知らなかったのかもしれません。私のペットロスは、淋しいとか、想い出に浸るとかではなく、唯々茫然として時間が流れるそのことだけでした。今はやっと、「楽しかったよ、有難う。」と言えるようになりました。ペットロス
孫崎享氏の『戦後史の正体1945-2012』を読みました。以前読んだのですが、どうしても読み返してみたいと思った本です。やはり、読み返すと新しい発見が多くありました。忘れたくないところに貼る付箋も、ずいぶん違う場所に貼り替えたりしました。内容は・・・はじめに序章なぜ「高校生でも読める」戦後史の本を書くのか第一章「終戦」から占領へ第二章冷戦の始まり第三章講和条約と日米安保条約第四章保守合同と安保改定第五章自民党と経済成長の時代第六章冷戦終結と米国の変容第七章9.11とイラク戦争後の世界あとがき資料①ポツダム宣言資料②降伏文書資料③年表ベストセラーになっただけの充実した内容の本です。戦後の日米関係を、米国の圧力を軸に「高校生にも読める本」を意識し記されたものです。ネットのレビューに『高校の教科書にすべき』など...戦後史の正体
クローズアップ現代を見ました。『「選択的夫婦別姓制度」の議論が高まっている。経団連は夫婦が同じ姓を名乗らなければならない現行制度がビジネス上のリスクになると、政府に「選択的夫婦別姓制度」の早期実現を求めた。一方、家族の絆がゆらぐなどとして制度導入に慎重な意見もある。国はパスポートや国家資格などで旧姓の通称使用ができるよう対応を拡充している。30年にわたって続く議論の現在地を多角的にとらえ、令和の時代の夫婦の名字について考える。』選択的夫婦別姓(あくまでも選択的)に反対する人の考えが理解できません。「選択的夫婦別姓」は、本人たちが選択するもので、そこに大きな意味がある。個人の人権を守る意味でも、男女ともに社会で活躍する現在の社会環境に対応する意味でも、「個人の価値観による判断」に任せる時が来ているのではない...選択的夫婦別姓
何とも情けないニュースがありました。江田島の山火事自衛隊射撃演習場の爆破訓練の火が燃え移ったか山林を焼き延焼中鎮火の見込みたたず爆破訓練で山火事を起こす・・・ちょっとあまりにもお粗末ではないだろうか。訓練は、事前に準備できるはずなのに火を制御できなかった。「爆破」を舐めていたとしか思えません。国防の要である自衛隊には頑張ってほしいです。「国防」といえば・・・国民を守ること。爆破訓練も大切でしょうが、自衛隊員総出で能登半島に出向き、道路修復や倒壊建物の撤去などやってくれれば、自衛隊を否定的に考えている人たちも、その存在を理解してくれるのではないかと思います。災害からの復興を手助けするのも、国民の生活を防衛する「国防」じゃないかと思っているのです。ちなみに江田島の山火事は、今日午後鎮火したようです。良かった。山火事
気になる記事がありました。「イチローに入れなかった26人」の理由→「好き嫌い」か、それとも…野球殿堂の権威を揺るがす「投票者非公開」に問われる“プロの記者”の矜持野球殿堂に推薦されるシステムは知らないのですが、記事にもあるように投票の秘匿性が必要なのか疑問が残る。スポーツ情報番組の企画「プロ野球100人分の1位」では、誰が、誰に投票したか明確に分かるように表示されているとか。プロがプロを評価する時に、その投票者を非公開にする必要があるのだろうか?自分の判断に対し説明ができないレベルでの投票なら何とも情けない事態です。どうも責任の所在を明確にしたくないことと個人のプライバシーを守ることを、ご都合主義で使い分けている気がしてなりません。記事内のフジテレビの件では、こんな記事もありました。フジテレビ、中居正広さ...非公開の是非
イスラエルとハマスがガザ地区の停戦で合意19日に発効というニュースが報じられています。中東の事情は複雑で、遠い日本のましてや素人の私には知らないことが多すぎます。それでも、もっと早い段階で停戦できたのではないかと思ってしまう。そして、イスラエル人とパレスチナ人の犠牲者の比率があまりにも違いすぎる(およそ1:33)ことを考えると、イスラエルがやり過ぎたという感じを受けます。何万人もの非戦闘員のパレスチナ人が何のために命を奪われなくてはならなかったのか全くわからない。アメリカもイスラエルも〔ハマス=パレスチナ人〕と考えているのだろうか?確かに2004年のパレスチナ地方議会選挙や2006年のパレスチナ評議会選挙で、ハマスが指示された事実はあるのだけれど・・・。どちらも相手憎しだろうが、実力行使を長引かせたのは好...停戦合意
大相撲一月場所が盛り上がってます。横綱の休場は残念ですが、世代交代の時期なのかもしれません。贔屓の大栄翔関も調子が良さそうなので、テレビ桟敷が楽しいです。大の里の大銀杏が新鮮です。今日、驚いたのが、元貴景勝関の湊川親方の解説がとても解りやすかったことです。引退したばかりで、まだ断髪式も終えていない新米親方とは思えない素晴らしいものでした。相撲中継の楽しみが、また一つ増えた感じがしました。素晴らしい!湊川親方
次期米国大統領トランプ氏の発言が物議を醸しています。トランプ氏のグリーンランドめぐる発言欧州各国も批判的な声メキシコ大統領“メキシコのアメリカ”提案トランプ氏発言でカナダ閣僚が相次ぎ反発トランプ氏「51番目の州に」トランプ氏がパナマ運河の管理主張、軍事・経済圧力の可能性も排除せず…メキシコ湾の「アメリカ湾」改称もトランプ氏特有の「敵か味方かの踏み絵」ともとれるこれらの発言ですが、この場面にどう対処すれば良いのでしょうか。トランプ氏発言の持つ意味を私なりに考えてみました。まず、『アメリカ人の本音を解りやすく世界に発信した』と云えるのではないでしょうか。メディア慣れしている芸人が、大風呂敷を広げ笑いを取るそれに似ている気がします。ジョークと本音の境目をぼかすことで、後で繕いやすくしているような気もします。(現...トランプ氏発言
矢部宏治氏の『知ってはいけない隠された日本支配の構造』を読みました。日米間で取り交わされている条約の裏側にある「密約」について、詳しく書かれているものです。内容は・・・いつもは目次を列挙していますが、今回は著者が商業目的以外での使用・拡散を許可されている四コマ漫画で載せたいと思います。はじめにあとがき追記なぜ「9条3項・加憲案」はダメなのか特に印象に残ったのは、朝鮮戦争時に海上保安庁の掃海艇が米軍指揮下の上陸作戦に参加し死者1名負傷者18名を出していたこと(1950年10月)でしょうか。毎回勉強になることが多い氏の著作です。次回は「砂川裁判」についての本を読みたいと思います。知ってはいけない・・・
磯田道史氏の『無私の日本人の中の「穀田屋十三郎」』を読みました。12月に観た『殿、利息でござる!』の元になった話しです。「穀田屋十三郎」は『国恩記』という史料をもとにしているとか。『国恩記』とは、江戸時代後期に仙台藩吉岡宿(現:宮城県黒川郡大和町吉岡)で行われた救済事業に関わる諸資料をまとめたもので、著者は龍泉院栄洲瑞芝(りゅうせんいんえいしゅうずいし)和尚とありました。当時の吉岡宿は、「但木氏」の領地内であり仙台藩自体の直轄領ではなかった為に、仙台藩から助成金が給付されず、さらには傳馬(幕府の公用をこなすために宿駅で乗り継ぐ馬のこと)使役で疲弊していた。そこで造り酒屋穀田屋十三郎が茶師菅原屋篤平治と組んで、仙台藩に1000両という金を貸し付け、その利子で宿場を救済しようと企て、奔走したということです。物...無私の日本人
天木直人氏の『さらば外務省!-私は小泉首相と売国官僚を許さない-』という本を読みました。内容は、まえがき第一章無視された意見具申第二章私はけっして小泉純一郎を許さない第三章外務官僚と政治家たちの恥ずべき行状第四章封印された外務省の犯罪第五章恐るべき外務官僚の世界第六章こんな外務省はいらない第七章さらば外務省あとがきそこには、多くのエピソードが記されているものの、その一つひとつが短くまとめられ読みやすいものでした。外務省を去らざるを得なかった著者の遺恨を差し引いても、驚かされる内容の数々でした。また、2003年に書かれた『対イラク攻撃に対する我が国の立場』という具申書に、国際法違反ともとれる米国のイラク攻撃に対する意見だけにとどまらず、イスラエル政府が行っているパレスチナ人殺害に対して言及し、ともに和平の道...さらば外務省
あけましておめでとうございます12月・・・というか令和6年が終わりました。12月は21本、1年では192本の映画を鑑賞することができました。劇場での鑑賞は3本(室井慎次前後編とはたらく細胞)、年間では予定より少なく9本の鑑賞でした。あぶない刑事リターンズあぶない刑事フォーエヴァーさらばあぶない刑事またまたあぶない刑事まだまだあぶない刑事オータム・イン・ニューヨーク学校恐怖のメロディーキング・オブ・コメディ現代やくざ与太者の掟七人の侍戦うパンチョ・ビラ小さな巨人椿三十郎殿、利息でござる!飛べ!フェニックスはたらく細胞マイレージ・マイライフ室井慎次敗れざる者室井慎次生き続ける者用心棒年末にTVで黒澤映画を観て、名作を繰り返し見ることも楽しいものだと再認識しました。今年はどんな映画と出逢えるか楽しみです。あけましておめでとうございます
「ブログリーダー」を活用して、退職オヤジさんをフォローしませんか?